【毒の沼地】

Last-modified: 2024-03-26 (火) 23:15:47

概要

全シリーズに登場する地形。徒歩移動できるが、一定距離を移動するたびに【HP】が減少する【ダメージ床】の一種。
ただし、テリワン3DとDQ10以外ではいくら歩いても【毒】状態にはならないので、解毒手段は必要ない。
逆に毒に完全耐性を持っているキャラでも関係なくダメージを受ける。
また、【ラスボス】を倒した後は通ってもダメージを受けなくなる。
 
DQではかなりメジャーなHPダメージトラップで、いかにも毒々しい色が特徴。
FC版DQ1からSFC版DQ5までは深緑色だが、SFC版「DQ1・2」から紫に変わり、以降は各作品とも紫になった。
SFC版以降の作品では、フィールドとダンジョンでマップチップが違っていたりする。
DQ7・DQ8、リメイク版DQ4・DQ5では、底からブクブクと泡が立つアニメーションが追加され、不気味な雰囲気が更に強化されている。
 
基本的にフィールド上やダンジョン内に設置されているが、一部の町・村の中(主に【廃墟】)に広がっていることもある。
なお、DQ5にて空を飛んでいる仲間モンスターだけ(馬車もなし)の状態で足を踏みいれてもダメージを受けるため、地面の毒素だけではなく沼から立ち昇る瘴気でもダメージを受けているものと思われる。
 
フィールドにある場合のエンカウント率は草原の1.5倍の場合と1.8倍の2タイプがあり、後者だと森と大して変わらずエンカウント率は高め。これは下記ドラクエ1の元ネタを踏襲しているからなのだろうか?
 
ダメージそのものは【バリアー】などに比べると微々たるもので、HPがインフレした近年の作品は序盤以外ではトラップとしての機能はあまり働いておらず、常にHP最大値を保つことにこだわるプレイヤーへの嫌がらせが精々。
どちらかというと危険地帯であることをアピールするための演出が主な役割なのだろう。
ただし、作品によっては一面がほぼ毒沼という場所もあり、そこを徒歩で抜けるとなるとさすがにそれなりのダメージ量となる。

DQ1

FC版では1歩で2ダメージ、SFC版では2歩で1ダメージ、それ以降のリメイクは1歩で1ダメージを受ける。
HP0まで減り続けるため、ここを歩きすぎると死亡する。
 
【ロトのよろい】を装備することで、ダメージを受けずに通行できる。
 
【マイラ】の森と【リムルダール】島を繋ぐ【沼地の洞窟】の北岸の広範囲及び南岸のごく小範囲にこれが広がっており、リムルダール側に渡るためには毒の沼地を突っ切って行くしかないので、鬱陶しく思った人も多いはず。
しかもラダトームと沼地の洞窟の間にも小さな沼地があるので、ロトのよろいを得るまでは北の橋まで遠回りして行き来した者も少なくないだろう。
【メルキド】の南側には横方向約2画面分にも及ぶ広大な毒の沼地があり、以降のシリーズ内でもこの大きさは更新されていない。重要アイテムである【ロトのしるし】をわざわざこんな所に隠すなど、当時のゲームにありがちだったイジワルな点も。
DQ1に【トラマナ】はないので、この広大な毒の沼地を無傷で歩き回るにはロトのよろいが必要になる。先にそちらを入手してからこちらを探しに来てね、というゲームデザインの設計だったのかもしれない。
順序通りやるとロトの鎧を入手するより先に【おうじょのあい】を手に入れることも多いのだが、肝心のロトのしるしの在処はロトのよろいの在処と同じくメルキドで同時期に得られる情報なので、問題ないだろう。
 
リメイク版では【竜王】を倒すと毒の沼地が花畑に変わる(【ドムドーラ】の町にある毒沼は茂みに変わる)。
 
FC版の説明書には「かつて旅人たちの目を楽しませた美しい野原も、毒の沼に姿をかえ、人々のゆく手をはばみます。」と書かれていることから、DQにおける毒の沼は自然の産物ではなく竜王軍の【アレフガルド】侵攻により汚染された自然と考えることができる。
【廃墟】に毒沼があったり竜王を倒すと浄化され花畑になるのも納得である。しかし周辺のモンスターをいくら倒しても浄化されず、竜王を倒すと一気に全部変わる辺り、竜王自身の呪いのような物なのだろうか?
ちなみに、アニメ・勇者アベル伝説では、この設定に類似した【死せる水】によって海や湖が汚染されていくという演出がある。

DQ2

FC版では1歩で2ダメージ、SFC版では2歩で1ダメージ、それ以降のリメイクは1歩で1ダメージを受ける。
HP0まで減り続けるため、ここを歩きすぎると死亡する。
【みずのはごろも】(ただしスマホ版は不可)とロトの鎧でダメージを回避できる。【トラマナ】の呪文はFC版等では沼地に対しては無効だが、リメイク版では有効になっている。
今回も重要アイテム【ラーのかがみ】が沼地に落ちており、【ロンダルキアへの洞窟】の入口も沼地にあるが、沼そのものは小さい。
また、【ムーンブルク】の城は毒沼に囲まれており、【廃墟】であることが明確になっている。
ここでは序盤のHPが乏しい時期に毒沼を突っ切らないと聞けない重要情報があり、城までの道中の【マンドリル】の群れや城内の強敵たちと合わせて、一気に難度が上がるポイントとなっている。
事前情報があればこの城はまるごとスルーできるが…。
以降は終盤の【ロンダルキアへの洞窟】の入り口および地下1階にもあるが、どちらかというとトラップよりも雰囲気の演出の意味合いが強い。

DQ3

FC版では1歩ごとに2ダメージで、HP0まで減り続ける。
リメイク版では1歩ごとに1ダメージを受け、HP1で下げ止まる。
 
本作より沼地もトラマナでノーダメージ通行が可能になった。
沼地の中に重要アイテムや重要情報があるケースは無くなり、毒沼を通過する必要性がほとんどない。
【サマンオサ南の洞窟】など沼地に囲まれた洞窟やほこらが一部存在するが、ほんの数歩程度の話なので気にするまでもない。

DQ4

本作のFC版で1歩1ダメージとそれまでの半分に減らされた。
【気球】はこの上には降りられないが、そもそもフィールド上の沼地は大幅に減少し、意外にもメインのマップでは【女神像の洞窟】の周辺にあるのみ。
一方、別マップの【ゴットサイド地方】【闇の世界】では結構広く分布するが、踏み入れる必要がない。
 
ダンジョン内でも序盤に通過する必要のある場所には毒沼は設置されておらず、【闇の洞窟】【デスキャッスル】など終盤に集中している。これらは移動距離が長いので【トラマナ】を唱えないと地味にダメージが蓄積する。
【ギガデーモン】のいる【結界のほこら】(FC・PS版)では、沼地の中に魔族のものと思しき墓が林立している。
 
被ダメージがたった1になり、上記の通りキャラのHPが十分に高まった終盤にしか登場しないので、これが致命傷になることはまずない。
しかし、闇の洞窟の途中や闇の世界の中央の沼地は避けようとしても馬車外左右に配置される3、4番目のキャラだけは地味にヒットする嫌がらせ仕様がある。
ここを歩く際のダメージ音が気になるなら、トラマナを唱えてあえて毒沼の中を突っ切った方が良い。下手に平地に出るとトラマナが切れてまたダメージを受ける羽目になる。

DQ5

1歩ごとに1ダメージを受ける。残りHP1で下げ止まるため、毒沼を移動するだけで死亡することは(バグを除いて)なくなった。
また、【まほうのじゅうたん】などで離着陸できない地形の1つとなっている。
フィールド上での沼地は前作よりも増えたが、通らなければならない沼地は【チゾットへの山道】の手前ぐらい。
【毒のぬまち キケン!入るな!】【立て札】が有名。
 
リメイク版では【エビルマウンテン】のトゲ床が、またPS2版のみ【デモンズタワー】のバリアーが毒の沼地に変わっている。
なおPS2版では、エンカウントするとトラマナの効果が切れてしまう(【溶岩】でも同様)。
他にも船から直接毒の沼地に降り立ち(【名産博物館】がある島からすぐ北)、その降りた地点の毒の沼地から再び船に乗り込むと、船を進めるごとにダメージを喰らった時のSEが鳴り続けるというバグがある(HPは減らない)。
上陸するかエンカウントすると解除される。

DQ6

1歩ごとに1ダメージを受ける。
毒沼含むダメージ地形に乗っても画面エフェクトのみで効果音が鳴らなくなり、処理落ちもしなくなったため、歩く際のストレスが軽減された。
【ダーマ神殿】周辺や【クリアベール】西の階段周辺などでは、【現実の世界】【夢の世界】で大きさこそ違うものの、共通して沼地が存在する。
【地底魔城】周辺や【欲望の町】手前など、通らなければならない沼地は増えている。
【絶望の町】には街中にまで毒沼が広がり、その悲壮な雰囲気を強調している。ダメージ地形でHPが0にならない仕様を利用して、【HP1、MP0】状態時には真正面から毒沼に飛び込むという狂気の沙汰とも言える行為も可能である。

DQ7

一定距離ごとに1ダメージを受ける。
【ダーマ地方】では通り抜ける必要があり、特に過去ではフィールド上と【西の洞窟】の沼地を、呪文が封印されて使えない状況下で通らなければならない。
 
PS版では沼地で戦闘になると、【はなす】で特殊な会話が聞ける。

DQ8

公式ガイドブック世界編では「毒の水たまり」と表記されている。
トラマナが削除されたために、ダメージを回避することはできなくなってしまった。
もっとも存在する場所も少なく、HPがかなりインフレしているので、気にする必要はほぼ無いだろう。
だが、【スカウトモンスター】(別に身を犠牲にしてまでスカウトするような奴らではないが)の出現ポイントや【宝箱】が沼地の中にあったりする場合もあるので、嫌でもダメージを受けなければいけない状況もなくはない。
フィールドでは【女盗賊のアジト】付近の2カ所と【隔絶された台地】西部にあり、ダンジョンでは【旧修道院跡地】【剣士像の洞窟】【暗黒魔城都市】のループ部分に存在。

3DS版

追加ダンジョン【奈落の祭壇】では不可避かつ広大な毒沼が存在。
この沼地は赤色の特別製で、沼の中を通ると一歩ごとに5ずつダメージを受ける。
大量の宝箱や強力なモンスターが徘徊していることからトラマナが欲しかったという声も多いが、追加されていないので適宜回復しながら抜けていくしかない。

DQ9

トラマナの復活と同時に、前作と比べてフィールド上で見かける頻度が増えた。
【ほろびの森】【カズチィチィ山】などは毒沼の占有面積が多く、宝の地図の洞窟の入り口が毒沼のド真ん中にあることもある。
【エルシオン地下校舎】など、特に後半のダンジョン内にも多く存在する。
だが、専らプレイヤーの印象に残ったのは、HPを瀕死状態まで減らさなくてはならないクエストのために、モンスターを避けながら延々毒沼を歩き続けたことだろう。

DQ10オフライン

【賢者の隠れ家】【呪われた大地】にある。
DQ10では、毒の沼地に接触するとダメージではなく毒状態になる。
【ドルボード】に乗ることで毒は回避できる。

Ver.2

廃墟となった【エテーネの村】【創生の邪洞】にも登場。これらの場所ではドルボードで避けることができないうえ、後者は通らないとボスまで辿り着けないので、その度に毒を治療する必要がある。

DQ10オンライン

ドルボードの他、【トラマナミスト】というアイテムで毒を回避できる。
Ver.3からは他作品のようにダメージを受ける地形が登場し、【竜王城の決戦】で再現された竜王の城では、歩くとダメージを受ける毒の沼地が登場した。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

大幅に数が減り、【ロトゼタシア】の世界には【バンデルフォン王国跡】にしか存在しない。
PS4版等では一定時間浸かるごとに5ダメージで、【ウマ】【モンスター乗り物】でダメージを防げる。
3DS版3Dモードでは一定距離ごとに1ダメージ、2Dモードでは8マスごとに1ダメージ。こちらはウマではダメージを防げない。
いずれも先頭にいる主人公の位置でダメージ判定が行われる。
 
【冒険の書の世界】では原作同様に【ドムドーラ】【天馬の塔】【ロンダルキアへの洞窟】にもある。

モンスターズシリーズ

DQM1・2、キャラバンハート

中盤辺りから登場。基本的には同じだが、DQM1では毒の沼のド真ん中に穴があったりする。
ジョーカー1・2では削除された。

テリワン3D

仕様が変更されて久々に復活。
 
沼地に入っている間ダメージを受けるのではなく、状態異常の毒になってしまう。
中盤以降は、毒沼以外にも、麻痺(黄色)や眠り(桃色)、混乱(緑)の沼も登場する。
これらの沼は、入った瞬間全員が状態異常になるのではなく、沼地を歩いていると一定間隔で判定が起こり、
この判定に引っかかった者が状態異常になる。
また、状態異常の発生率はメンバーの耐性に依存し、その状態異常が無効ならいくら歩いても平気だが、
逆に弱点だと少し沼に入っただけでも引っかかりやすくなる。
軽減~激減の者は発生確率が下がるが、それでも長い間入っているとそのうち受けてしまうので過信は禁物。
もっとも、沼に入るときにいちいち耐性を意識することはほとんどないとは思われるが…。
なお、状態異常はパーティメンバーにのみ発生するため、スタンバイは無害である。
 
状態異常の他には、攻撃・守備・素早さ・賢さのうちランダムで1つが上昇または低下する灰色の沼地もある。
これは戦闘が始まってみないと効果が分からず、画面下のモンスターアイコンに触れても不明と表示される。
有利にも不利にも働く珍しいトラップと言える。発動するとテリーの頭上に煙のエフェクトが出る。
 
原作通り、沼のド真ん中に井戸やアイテム、宝箱が置かれていることも。特に毒沼に落ちている肉は絶対腐っているはずだが…。
そのほか、フィールドによっては既存のマップにあった水たまり・池・川がこれらの沼に置き換わっている所もあり、
天空エリアなどではこういった沼を突っ切らないと進めないケースもあり得る。
沼の効果は【トラマナ草】で回避できるが、このアイテムはハマりのバグを抱えているので注意が必要。
本作ではキアリーの他にキアリクやキアラルも移動中に使えるので、
【エコロジー】などで3種の状態異常回復呪文を備えたメンバーを連れ歩くのがいいだろう。
また、沼による状態異常やパラメータ変化は戦闘をしなくても次の階層に移動すれば全て治る。
全員行動不能で回復呪文も持っていないといった窮地に陥った時は、素直に敵から全力で逃げ、井戸へ向かおう。
 
敵モンスターや他国マスターも沼地をうろついていると状態異常・パラメータ変化が発生する。
前者になるとそのモンスター、マスターの上部に悲しい顔をした吹き出し、後者は?マークの吹き出しが出る。
多少こちらが有利になるが相手が状態異常になるのを待つのも考えものである。
とりあえず罹ったらラッキー程度に留めておこう。

イルルカ

本編同様、歩いているとHPが減少していく仕様で登場。
減る量は最大HPの5%と、案外侮れない。
【トラマナ草】で回避できる他、アクションのジャンプで浮いている間は進んでもダメージを受けない為、どうしても通らなければならない場所ではジャンプを連発しながら進めば被害を減らすことができる。
また、【マンモデウスの中】の黄色の胃液と思しきゾーンも毒沼と同様のダメージを受ける。
また、このゾーンでは特定のモンスターが消化されて煙と共に別のモンスターに変わると言うギミックが追加された。
胃液に侵入することで変化しているように見えるが、実際にはシンボルが発生してから一定時間経過すると変化する仕様になっている。
変化するモンスターのシンボルはかなり不規則な挙動で早歩きしており、人によっては暫くのたうち回ってから変化しているように見えてグロく感じられる。

ジョーカー3・ジョーカー3プロ

【歓楽の霊道】に存在。【リアクター】で調べた際に表示される名称は「猛毒の泥地(でいち)」になっている(【公式ガイドブック】でも同様の呼称が用いられている)。ライドモンスターが毒無効だとダメージを受けずに済む。
一部の毒の沼には潜ることができる。その場合ずっとダメージを受けることになるので、水中ライド役は毒耐性を上げておくと便利。
イルルカ同様、特定のモンスターが毒の沼地に侵入すると別のモンスターに変わるギミックが存在する。今作では、きちんと「毒の沼地に侵入することで変化する仕様」になっており、侵入するとすぐに変化するようになった。
シンボルの挙動は怖くなくなった一方、変化する時のエフェクトはコミカルな煙のエフェクトから死亡エフェクトに変わっている。
ところで潜水してしまうとメガボディ以上の【レジマリン】【ゴールドマリン】以外の何にライドしていようが主人公が直接毒水に触れることになるが大丈夫なのだろうか。

ビルダーズ1

入ると1ダメージ受け、その後時間経過でダメージを受けていく。また移動速度が少し遅くなる。
沼の中に土ブロックを置くと、【毒沼の土】に変わる。
ダメージを受けたくないからとジャンプ移動を試みてはいけない。ジャンプするたびに、「沼に入った瞬間の1ダメージ」を毎回受けてしまうので、かえって被害が大きくなる。ただし、充分なHPとHP回復アイテムがあるならば、移動時間を短くするためのジャンプ移動は効果的。
【ひかりのよろい】を装備していればダメージ・移動速度低下共に無効化される。
あらゆる病が蔓延する【リムルダール】はほとんどが毒の沼地に覆われている。
 
なお、毒の沼は水ブロックと扱いが同じなため土などで完全に埋め立てることで消滅させることができる。【水わく青石】も併用すれば水に置き換えてしまうこともできるため、リムルダールを囲う毒沼をかつての湖に戻すことも労力さえかければ十分可能である。

ビルダーズ2

主に【ムーンブルク島】【ヤミヤミ島】などに存在する。
入っているとダメージを受け続けるほか、毒沼を土で埋め立てると【毒沼の土】に変化する。
もっとも、前作のリムルダールのように一面が毒の沼地に覆われているということもなく、【かわきのつぼ】で回収できることもあって前作ほどのネガティブなイメージはない。
 
本作では【かわきのつぼ】を用いることで液体「毒沼」として汲み取ることができる。
最速の入手機会は【モンゾーラ島】であり、朽ち果てた【恵みの大樹】の周りの小島の一つより入手可能。
【かいたくレシピ】に「毒沼を増やそう」というものがあるが、これは毒沼の土でも代用可能。
 
ヤミヤミ島では【オリハルコン】の鉱脈が毒の沼地の中に配置されてはいるが、この時点だと毒のダメージを無効化できるひかりのよろいを入手できていると思われるため、それほど脅威でもないだろう。
むしろ不透明なために目視で沼の中を探れずオリハルコンを見つけにくいことの方が厄介である。
ただし、今作の液体は【ガラスまど】などのガラスを通してみると表示されない特性があり、毒沼の中の様子も見ることができるため、これを利用するとよい。
一時はガラスまど系統では透過されなくなっていたが、2019/3/28のアップデート以降は設定で「ガラスごしの水表示」のするかしないかを選択可能なので、透過されないというプレイヤーは設定かアップデートの状況を見直そう。
【かいたく島】にもヤミヤミ島モデルがあり、そこでは一切敵が出ず、【ドロルメイジ】【デスフラッター】などに邪魔をされることは無くなるため、集めるならばかいたく島を利用すると楽。

ヒーローズ2

【ゴルダ砂漠】【ローザス森林地帯】【魔族の森】【ラオ荒野】(いずれも【闇の世界】を含む)に存在する。
入ると毒に冒され徐々にHPが減っていく。毒ダメージを減らす【破毒のリング】でダメージを抑えたい。
【モンスターコイン】【バブルスライム】があれば毒無効効果により一定時間であるがノーダメージで通行することが可能。

ライバルズエース

真2弾カードパック「そして伝説は高らかに」にて「毒の沼」名義で実装。魔剣士専用のレア。

コスト5/耐久値4
敵が受ける毒のダメージ+1
召喚時:縦1列にいる全ての敵ユニットを毒にする&カードを1枚引く
自分のターン開始時、耐久値-1

複数体を毒にしつつ、【どくあおむし】などの他の毒カードも強化可能。
【魔元帥ゼルドラド】などで相手リーダーを毒にしてから使うことでより優位に立てるだろう。

余談

ちなみに毒の沼は現実に存在し、主に暑い地方で沼地が腐敗性を高め、毒性を持って瘴気を放つことがあるようだ。
「三国志演義」でも、南蛮の武将が蜀の軍を毒の沼を使って苦しめている。
そうした明確な毒性が無くとも、深めの沼地を強引に歩行すれば衛生面の問題は避けられず、病虫獣害や破傷風などに見舞われる恐れも高い。
「沼地を歩いたせいで毒に冒される」のは決してファンタジーではないのである(上述の三国志演義はほぼファンタジーだが)。
 
2014年に、公式グッズとしてフロアマットが商品化されている。