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【毒の沼地】

Last-modified: 2019-07-12 (金) 14:31:04




概要 Edit

全シリーズに登場する地形。徒歩移動できるが、一定距離を移動するたびに【HP】が減少する【ダメージ床】の一種。
ただし、テリワン3DとDQ10を除き、いくら歩いても【毒】状態にはならないので、解毒手段は必要ない。
また、【ラスボス】を倒した後は通ってもダメージを受けなくなる。
 
DQではかなりメジャーなHPダメージトラップで、如何にも毒々しい色が特徴。
FC版DQ1からSFC版DQ5までは深緑色だが、SFC版「DQ1・2」から紫に変わり、以降は各作品とも紫になった。
SFC版以降の作品では、フィールドとダンジョンでマップチップが違っていたりする。
DQ7・DQ8、リメイク版DQ4・DQ5では、底からブクブクと泡が立つアニメーションが追加された。
不気味な雰囲気が更に強化されている。
 
基本的にフィールド上やダンジョン内に設置されているが、一部の町・村の中(主に【廃墟】)に広がっていることもある。
なお、DQ5にて空を飛んでいる仲間モンスターだけ(馬車もなし)の状態で足を踏みいれてもダメージを受けるため、
地面の毒素だけではなく沼から立ち昇る瘴気でもダメージを受けているものと思われる。
 
フィールドに有る場合のエンカウント率は草原の1.5倍の場合と1.8倍の2タイプがあり、後者だと森と大して変わらずエンカウント率は高め。これは下記ドラクエ1の元ネタを踏襲しているからなのだろうか?
 
ダメージそのものは【バリアー】などに比べると微々たるものなのでトラップとしての機能はあまり働いておらず、常にHP最大値を保つことにこだわるプレイヤーへの嫌がらせが精々。
どちらかというと危険地帯であることをアピールするための演出が主な役割なのだろう。

DQ1 Edit

FC版では1歩で2ダメージ、SFC版では2歩で1ダメージ、それ以降のリメイクは1歩で1ダメージを受ける。
HP0まで減り続けるため、ここを歩きすぎると死亡する。

【ロトのよろい】を装備することで、ダメージを受けずに通行できる。
 
ラダトーム地方と【リムルダール】を繋ぐ【沼地の洞窟】の北岸の広範囲及び南岸のごく小範囲にこれが広がっており、リムルダール側に渡るためには毒の沼地を突っ切って行くしかないので、鬱陶しく思った人も多いはず。
【メルキド】の南側には横方向約2画面分にも及ぶ広大な沼地があり、以降のシリーズ内でもこの大きさは更新されていない。重要アイテムである【ロトのしるし】をわざわざこんな所に隠すなど、当時のゲームにありがちだったイジワルな点も。
 
リメイク版では【竜王】を倒すと毒の沼地が花畑に変わる(【ドムドーラ】の町にある毒沼は茂みに変わる)。
 
FC版の説明書には「かつて旅人たちの目を楽しませた美しい野原も、毒の沼に姿をかえ、人々のゆく手をはばみます。」と書かれていることから、
DQにおける毒の沼は自然の産物ではなく竜王軍のアレフガルド侵攻により汚染された自然と考えることができる。
【廃墟】に毒沼があったり竜王を倒すと浄化され花畑になるのも納得である。しかし周辺のモンスターをいくら倒しても浄化されず竜王を倒すと一気に全部変わる辺り竜王自身の呪いのような物なのだろうか?
ちなみに、アニメ・勇者アベル伝説では、この設定に類似した「死せる水」によって海や湖が汚染されていくという演出がある。

DQ2 Edit

FC版では1歩で2ダメージ、SFC版では2歩で1ダメージ、それ以降のリメイクは1歩で1ダメージを受ける。
HP0まで減り続けるため、ここを歩きすぎると死亡する。
【みずのはごろも】とロトの鎧でダメージを回避できる。【トラマナ】の呪文はFC版等では沼地に対しては無効だが、リメイク版では有効になっている。
今回も重要アイテム【ラーのかがみ】が沼地に落ちており、【ロンダルキアへの洞窟】の入口も沼地にあるが、沼そのものは小さい。

DQ3 Edit

FC版では1歩ごとに2ダメージ、リメイク版では1歩ごとに1ダメージを受ける。
FC版ではHP0まで減り続ける。
本作より沼地もトラマナでノーダメージ通行が可能になった。
沼地の中に重要アイテムがあるケースは無くなったが、【サマンオサ南の洞窟】など沼地に囲まれた洞窟やほこらが存在する。

DQ4 Edit

本作のFC版で1歩1ダメージとそれまでの半分に減らされた。
フィールド上の沼地は大幅に減少。メインのマップでは【女神像の洞窟】の周辺にあるのみだが、別マップの【ゴットサイド地方】【闇の世界】では結構目立つ存在。
【気球】はこの上には降りられない。
一方、【闇の洞窟】【デスキャッスル】などダンジョン内の沼地が増加した。
【ギガデーモン】のいる【結界のほこら】(FC・PS版)では、沼地の中に魔族のものと思しき墓が林立している。
 
ダメージがたった1になった上、大体のキャラはHPが前作に相当するキャラより増えたので、闇の世界のやたら広い沼地もダメージ的にはゼンゼン気にならなかっただろうがここを歩く時の「ボコッボコッ」という音がウザくて、それを消すために【トラマナ】を使った人は多い。

DQ5 Edit

1歩ごとに1ダメージを受ける。
残りHP1で下げ止まるため、毒沼を移動するだけで死亡することはなくなった。
また、【まほうのじゅうたん】などで離着陸できない地形の1つとなっている。
フィールド上での沼地は前作よりも増えたが、通らなければならない沼地は【チゾットへの山道】の手前ぐらい。
【毒のぬまち キケン!入るな!】【立て札】が有名。
 
リメイク版では【エビルマウンテン】のトゲ床が、またPS2版のみ【デモンズタワー】のバリアーが毒の沼地に変わっている。
なおPS2版では、エンカウントするとトラマナの効果が切れてしまう(【溶岩】でも同様)。他にも船から直接毒の沼地に降り立ち、その降りた地点の毒の沼地から再び船に乗り込むと、船を進めるごとにダメージを喰らい続けるというバグがある。

DQ6 Edit

1歩ごとに1ダメージを受ける。
毒沼含むダメージ地形に乗っても画面エフェクトのみで効果音が鳴らなくなり、処理落ちもしなくなったため、歩く際のストレスが軽減された。
【ダーマ神殿】周辺や【クリアベール】西の階段周辺などでは、【現実の世界】【夢の世界】で大きさこそ違うものの、共通して沼地が存在する。
【地底魔城】周辺や【欲望の町】手前など、通らなければならない沼地は増えている。
ちなみに【絶望の町】には街中にまで毒沼が広がり、その悲壮な雰囲気を強調している。ちなみにダメージ地形でHPが0にならない仕様を利用して【HP1、MP0】状態時には真正面から毒沼に飛び込んでいくという狂気の沙汰とも言える行為も可能である

DQ7 Edit

一定距離ごとに1ダメージを受ける。
【ダーマ地方】では通り抜ける必要があり、特に過去ではフィールド上と【西の洞窟】の沼地を、呪文が封印されて使えない状況下で通らなければならない。
 
PS版では沼地で戦闘になると、【はなす】で特殊な会話が聞ける。

DQ8 Edit

公式ガイドブック世界編では「毒の水たまり」と表記されている。
トラマナが削除された為に、ダメージを回避することは出来なくなってしまった。
もっとも存在する場所も少なく、HPがかなりインフレしているので、気にする必要はほぼ無いだろう。
だが、【スカウトモンスター】(別に身を犠牲にしてまでスカウトするような奴らではないが)の出現ポイントや【宝箱】が沼地の中にあったりする場合もあるので、嫌でもダメージを受けなければいけない状況もなくはない。
フィールドでは【女盗賊のアジト】付近の2カ所と【隔絶された台地】西部にあり、ダンジョンでは【旧修道院跡地】【剣士像の洞窟】【暗黒魔城都市】のループ部分に存在。

3DS版 Edit

追加ダンジョン【奈落の祭壇】では不可避かつ広大な毒沼が存在。
この沼地は赤色の特別製で、沼の中を通ると一歩ごとに5ずつダメージを受ける。
大量の宝箱や強力なモンスターが徘徊していることからトラマナが欲しかったという声も多いが、追加されていないので適宜回復しながら抜けていくしかない。

DQ9 Edit

トラマナの復活と同時に、前作と比べてフィールド上で見かける頻度が増えた。
【ほろびの森】【カズチィチィ山】などは毒沼の占有面積が多く、宝の地図の洞窟の入り口が毒沼のド真ん中にあることもある。
【エルシオン地下校舎】など、特に後半のダンジョン内にも多く存在する。
だが、専らプレイヤーの印象に残ったのは、HPを瀕死状態まで減らさなくてはならないクエストのために、モンスターを避けながら延々毒沼を歩き続けた事だろう。

DQ10 Edit

他作品と違い、毒状態になる。
【ドルボード】という反重力マシンに乗るか、【トラマナミスト】というアイテムを使えばフィールド上の沼地は毒を回避出来るが、一部ダンジョンには必ず通らなければならない所に毒の沼地がある。
なお、ドルボードに乗っていてトラマナミストを使っていない状態で戦闘になった場合は、強制的にドルボードから降りるため毒状態になる。
 
Ver.3からは他作品のようにダメージを受ける地形が登場し(トラマナミストもそれにより追加されたもの)、ドラゴンクエスト誕生30周年記念イベント【竜王城の決戦】で再現された竜王の城では毒ではなくダメージを受ける毒の沼地が登場した。
 
詳しくはこちらを参照。

DQ11 Edit

大幅に数が減り、【ロトゼタシア】の世界には【バンデルフォン王国跡】にしか存在しない。
 
3DS版では冒険の書の世界【ドムドーラ】【天馬の塔】【ロンダルキアへの洞窟】にもある。

DQM・DQM2・DQMCH Edit

中盤辺りから登場。基本的には同じだが、DQM1では毒の沼のド真ん中に穴があったりする。
ジョーカー1、2では削除された。

テリワン3D Edit

仕様が変更されて久々に復活。
 
沼地に入っている間ダメージを受けるのではなく、状態異常の毒になってしまう。
中盤以降は、毒沼以外にも、麻痺(黄色)や眠り(桃色)、混乱(緑)の沼も登場する。
これらの沼は、入った瞬間全員が状態異常になるのではなく、沼地を歩いていると一定間隔で判定が起こり、
この判定に引っかかった者が状態異常になる。
また、状態異常の発生率はメンバーの耐性に依存し、その状態異常が無効ならいくら歩いても平気だが、
逆に弱点だと少し沼に入っただけでも引っかかりやすくなる。
軽減~激減の者は発生確率が下がるが、それでも長い間入っているとそのうち受けてしまうので過信は禁物。
もっとも、沼に入るときにいちいち耐性を意識することはほとんどないとは思われるが…。
なお、状態異常はパーティメンバーにのみ発生するため、スタンバイは無害である。
 
状態異常の他には、攻撃・守備・素早さ・賢さのうちランダムで1つが上昇または低下する灰色の沼地もある。
これは戦闘が始まってみないと効果が分からず、画面下のモンスターアイコンに触れても不明と表示される。
有利にも不利にも働く珍しいトラップと言える。発動するとテリーの頭上に煙のエフェクトが出る。
 
原作通り、沼のド真ん中に井戸やアイテム、宝箱が置かれていることも。特に毒沼に落ちている肉は絶対腐っているはずだが…。
そのほか、フィールドによっては既存のマップにあった水たまり・池・川がこれらの沼に置き換わっている所もあり、
天空エリアなどではこういった沼を突っ切らないと進めないケースもあり得る。
沼の効果は【トラマナ草】で回避できるが、このアイテムはハマりのバグを抱えているので注意が必要。
本作ではキアリーの他にキアリクやキアラルも移動中に使えるので、
【エコロジー】などで3種の状態異常回復呪文を備えたメンバーを連れ歩くのがいいだろう。
また、沼による状態異常やパラメータ変化は戦闘をしなくても次の階層に移動すれば全て治る。
全員行動不能で回復呪文も持っていないといった窮地に陥った時は、素直に敵から全力で逃げ、井戸へ向かおう。
 
敵モンスターや他国マスターも沼地をうろついていると状態異常・パラメータ変化が発生する。
前者になるとそのモンスター、マスターの上部に悲しい顔をした吹き出し、後者は?マークの吹き出しが出る。
多少こちらが有利になるが相手が状態異常になるのを待つのも考えものである。
とりあえず罹ったらラッキー程度に留めておこう。

イルルカ Edit

本編同様、歩いているとHPが減少していく仕様で登場。
減る量は最大HPの5%と、案外侮れない。
【トラマナ草】で回避できる他、アクションのジャンプで浮いている間は進んでもダメージを受けない為、どうしても通らなければならない場所ではジャンプを連発しながら進めば被害を減らすことができる。
また、【マンモデウスの中】の黄色の胃液と思しきゾーンも毒沼と同様のダメージを受ける。
また、このゾーンでは特定のモンスターが消化されて煙と共に別のモンスターに変わると言うギミックが追加された。
胃液に侵入することで変化しているように見えるが、実際にはシンボルが発生してから一定時間経過すると変化する仕様になっている。
変化するモンスターのシンボルはかなり不規則な挙動で早歩きしており、人によっては暫くのたうち回ってから変化しているように見えてグロく感じられる。

DQMJ3、DQMJ3P Edit

【歓楽の霊道】に存在。【公式ガイドブック】では「毒の泥地(でいち)」という名称になっている。ライドモンスターが毒無効だとダメージを受けずに済む。
一部の毒の沼には潜ることができる。その場合ずっとダメージを受けることになるので、水中ライド役は毒耐性を上げておくと便利。
イルルカ同様、特定のモンスターが毒の沼地に侵入すると別のモンスターに変わるギミックが存在する。今作では、きちんと「毒の沼地に侵入することで変化する仕様」になっており、侵入するとすぐに変化するようになった。
シンボルの挙動は怖くなくなった一方、変化する時のエフェクトはコミカルな煙のエフェクトから死亡エフェクトに変わっている。
ところで潜水してしまうとメガボディ以上の【レジマリン】【ゴールドマリン】以外の何にライドしていようが主人公が直接毒水に触れることになるが大丈夫なのだろうか。

DQB Edit

入ると1ダメージ受け、その後時間経過でダメージを受けていく。また移動速度が少し遅くなる。
沼の中に土ブロックを置くと、【毒沼の土】に変わる。
ダメージを受けたくないからとジャンプ移動を試みてはいけない。ジャンプするたびに、「沼に入った瞬間の1ダメージ」を毎回受けてしまうので、かえって被害が大きくなる。ただし、充分なHPとHP回復アイテムがあるならば、移動時間を短くするためのジャンプ移動は効果的。
【ひかりのよろい】を装備していればダメージ・移動速度低下共に無効化される。
あらゆる病が蔓延する【リムルダール】はほとんどが毒の沼地に覆われている。
 
なお、毒の沼は水ブロックと扱いが同じなため土などで完全に埋め立てることで消滅させることができる。【水わく青石】も併用すれば水に置き換えてしまうことも出来るため、リムルダールを囲う毒沼をかつての湖に戻すことも労力さえかければ十分可能である。

DQB2 Edit

【ムーンブルク島】【ヤミヤミ島】などに存在する。
もっとも、前作のリムルダールのように一面が毒の沼地に覆われているということもなく、【かわきのつぼ】で回収出来ることもあって前作ほどのネガティブなイメージはない。
最速の入手機会は【モンゾーラ島】であり、朽ち果てた【恵みの大樹】の周りの小島の一つより入手可能。
 
ヤミヤミ島では【オリハルコン】の鉱脈が毒の沼地の中に配置されてはいるが、この時点だと毒のダメージを無効化できるひかりのよろいを入手出来ていると思われるため、それ程脅威でもないだろう。
むしろ不透明なために目視で沼の中を探れずオリハルコンを見つけにくいことの方が厄介である。
ただし、今作の液体は【ガラスまど】などのガラスを通してみると表示されない特性があり、毒沼の中の様子も見ることができるため、これを利用するとよい。
一時はガラスまど系統では透過されなくなっていたが、2019/3/28のアップデート以降は設定で「ガラスごしの水表示」のするかしないかを選択可能なので、透過されないというプレイヤーは設定かアップデートの状況を疑おう。
【かいたく島】にもヤミヤミ島モデルがあり、そこでは一切敵が出ず、【ドロルメイジ】【デスフラッター】などに邪魔をされることは無くなるため、集めるならばかいたく島を利用すると楽。

DQH2 Edit

【ゴルダ砂漠】【ローザス森林地帯】【魔族の森】【ラオ荒野】(いずれも【闇の世界】を含む)に存在する。
入ると毒に冒され徐々にHPが減っていく。毒ダメージを減らす【破毒のリング】でダメージを抑えたい。
【モンスターコイン】【バブルスライム】があれば毒無効効果により一定時間であるがノーダメージで通行することが可能。





余談 Edit

ちなみに毒の沼は現実に存在し、主に暑い地方で沼地が腐敗性を高め、毒性を持って瘴気を放つことがあるようだ。
「三国志演義」でも、南蛮の武将が蜀の軍を毒の沼を使って苦しめている。
そうした明確な毒性が無くとも、深めの沼地を強引に歩行すれば衛生面の問題は避けられず、病虫獣害や破傷風などに見舞われる恐れも高い。
「沼地を歩いたせいで毒に冒される」のは決してファンタジーではないのである(上述の三国志演義はほぼファンタジーだが)。
 
2014年に、公式グッズとして『ドラゴンクエスト フロアマット 「毒の沼地」』が発売されている。
その名の通り毒の沼地のドット絵を再現したデザインの、一辺約50cmのフロアマットである。
ちなみに【階段】【旅の扉】【すべる床】のフロアマットも同時発売されている。
 
2017年5月26日発売の『ドラゴンクエストふくびき所スペシャル~家じゅうまるごとドラゴンクエスト!編~』では、リビングで賞B『フロアマット全4種』(旅の扉のかわりに【しかばね】がラインナップ)のひとつであった。こちらは一辺約30cm。