アビリティ/【きかい】

Last-modified: 2024-01-25 (木) 18:35:39

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FF6

エドガーの固有コマンド。ゴゴはステータス画面でこのコマンドを追加出来る。
種類は以下の8つ。


オートボウガンやドリルが攻撃面で優秀なのはもちろん、
敵全体に効果がある上に一部のボスキャラにも有効なブラストボイスや、
うまく使えばボス戦で楽ができるウイークメーカーなどがあるので戦闘補助でも活躍できる。
一度入手すればノーコストで何度でも使え、
ターゲット指定が可能でランダム性や溜め時間がないのもポイントが高い。

  • 機械は99個まで持てるが、消耗品ではないので1個持っていれば十分。
    1個の機械をエドガーとゴゴで同時に使いまわすことも可能。

オートボウガンやドリルなど、相手にダメージを与える機械の攻撃力は
装備武器とは別に設定されているので、たとえ素手であっても大きなダメージを与えることができる。
同時期に入手できる通常の武器と比べて攻撃力が格段に高いのも優秀。
そのため、エドガーは攻撃面で武器に頼る必要がほとんどない。
ダメージ量はバイオブラストとサンビームのみ魔力に、それ以外は力に依存する。

  • 依存する能力値の上昇する装備品(サークレット等)、或いは物理攻撃や魔法攻撃の威力を補正する装備品(ブレイブリング等)を装備させて使わせれば
    更に強力になる。
  • きかいでたたかうを代用する前提なら武器攻撃力を考慮する必要も一切ないため、装備する武器も崩壊前なら彼にはお下がりだけで賄い資金を節約、崩壊後ならエンハンスソードのようなステータス上昇効能だけを考慮して選ぶことが出来る。
    ラグナロクライトブリンガーのようなMP消費武器は使いにくいという考える人にも全く気にせずこれらの高いステータス上昇を享受できる(せっかくのカンスト攻撃力と追加魔法効果は無駄になるが)。

説明書で「たたかう」とコマンド位置を交換する図が載っている事から、その便利さが伺える。


ゴゴもこれを付けることで高火力を出せるようになる。
必殺技とペアにしておくと本当に強力。
「たたかう」なんてほとんど要らなさそう。


中盤~後半にかけて主力となりうるロックに対し
エドガーはこのコマンドのお陰で序盤から不動のスタメンになることが多い。
初心者ならずとも、オートボウガンなしでは序盤戦が苦しくなるのは必至だろう。

  • 序盤はブラストボイスを多用してひたすらロックに盗ませる…という使い方もある。セルピアスなどは盗みを働いている間に自滅してしまって盗み損ねることも。

ダメージを与える機械の多くが無属性かつ防御力・回避率ともに無視するのも特徴。
防御力無視ということでダメージ自体に高い上方修正がかかるのはもちろん、
魔導工場ゾゾ山に出現する敵やサボテンダーなどといった
「一部の攻撃手段に弱いが、防御力や回避率が非常に高い」というタイプのモンスターを
そのコンセプトを無視して一方的に叩き潰すようなことも可能であり、
入手の手軽さも含め非常な汎用性を誇る。
正直なところバランスとしては少なからず凶悪なのだが、
アルテマライトブリンガーなどを始めとした後半の隠し要素の印象がプレイヤーに強いせいか、
こちらはバランス崩壊要因としてみられることは相対的に多くない。

  • 敵も厄介な攻撃を多数しかけてくるため、
    この程度ではバランスが崩れないのがFF6というゲームである。
    GBA版なら尚の事。
  • 乱れうちなどのような超火力がないことが、バランス崩壊要因とは見られにくい原因だろう。しかしウイークメーカーというオンリーワンの技能もあり、終盤まで安定して使っていける性能である。
  • 対敵性能としてよりも、他のキャラが戦闘での存在価値を希薄にされているという意味でのバランスブレイクが大きい。
    エドガーがいるから(機械があるから)わざわざそれより使い辛いこのキャラを投入しなくてもいいや、となりがち。
    ノーコスト、確実な全体攻撃に防御無視攻撃、溜め時間無し、と機械だけで他の大半のオリジナルコマンドを喰ってしまっている。
    • ただ、エドガー自身のパラメータは仲間の中ではやや低めになっている。
      力はそこそこあるが野性児に劣り、素早さ・魔力・回避率は下から数えた方が早いレベル。
      特に素早さが低いままではブラストボイスやウイークメーカーの使い勝手が悪くなってしまうので、装備品や魔石ボーナスで補いたい。

戦闘だけでなく世界観を形作るのにも一役かっている。
もしエドガーの特殊コマンドが「ジャンプ」だったりしたら、エドガーだけでなくゲーム全体から受けるイメージもかなり変わっていたと思う。

  • FFの世界にも産業革命が起こったという証だと言えよう。
  • 他の特殊コマンドに比べると、リソースも装備枠も時間も運もいらない無駄のなさ、そして敵どころかプレイヤーも問わない汎用性。
    まさしく脱魔術的で近代的な戦いを経験させてくれる。

使用時の演出はいずれも、構えの絵に機械の絵を貼り付けたものとなっている。
エドガーやゴゴなら自然な絵になるが、もし他のキャラクターが使ったら不自然な絵になるかもしれない。 

  • 使用時のエドガーが、物によってはきちんと安全用具を身に着けているのも芸が細かい。ドリル時にはメットをかぶり、サンビーム照射時にはサングラス、バイオブラスト放出時には防毒マスクを着けている。機械城のボス、機械のプロの面目躍如だ。回転のこぎりジェイソンモードでホッケーマスクかぶるのは悪ノリの領域ではあるが…

既に1つでも持っている機械は買えない。
持っていないものであれば、購入時に複数購入はできる。
とはいえ前述の通り消耗品ではないので、
装備品として用いる場合や所持個数に拘るのでも無ければ1つあれば事足りる。

  • 無意味に複数購入できる点や異様なまでの使い勝手の良さから、本来は消耗品の予定だったのでは?と推測されることも多い。

これらの機械装備はフィガロ領内でしか販売されておらず、フィガロ城の見張り兵から「ここで作られた機械仕掛けの武器や道具はサウスフィガロの町に運ばれます」という言葉も聞かれるので、こうした機械武装はフィガロが独自開発した同国だけのオリジナル兵器…だと思われるのだが、なぜか中盤以降ガストラ帝国の機械系モンスターがこれらのフィガロの機械武器を隠し持っていて盗める事がある。

ガストラもこれらの機械武器に着目して密かに複製もしくは入手して研究していたのだろうか? その割には自身の魔導アーマーなどに持たせていながらそれらの機能を盗用しようとした気配は全くないが…
まぁ、これらの多くはサウスフィガロで普通に店売りされているし、サウスフィガロが帝国に占領された折に流出したと考えるのが自然であろうか。

あるいはフィガロの外で手に入る回転のこぎりやエアアンカー、それにフィガロに先んじて帝国側マシンが隠し持っているウイークメーカーは実はフィガロの機械を研究したガストラ側が開発した物か…?

  • フィガロとガストラ帝国はゲーム開始時点では同盟国だったので、貿易でフィガロの「きかい」を輸出していても不思議ではない。ただし戦闘中の武器として十全に扱うにはマシーナリー級の技術が必要なのだろう。
    またバイオブラストとサンビームはゲーム的には魔法攻撃扱いとなっているあたり、帝国の魔導技術が転用されている可能性もある。

関連項目:裏技・バグ/【ドリル装備】(機械装備)

FFRK

ドリル【VI】回転のこぎり【VI】カテゴリ、
カスタムバイオブラスト【VI】サンビーム【VI】カテゴリの武器として登場。
当然エドガーの必殺技習得がついてくる。
とここまでは普通なのだが、これらの武器は全て「たたかう」使用時に固有グラがついている
槍さえ持てればリチャードもキマリもジェイソンマスク!
ビビ、ケフカと並んでエドガーが「演出優遇枠」と呼ばれる理由の一端である。