FF9
19歳の自称「美の狩人」。巨大な斧を武器とする。
サラマンダー同様、裏世界の仕事を請け負っている。
ブラネの命を受けて、フォッシル・ルーで一行と対峙する。
マダイン・サリではエーコを人質にとり、
宝珠の奪還を画策するもサラマンダーの妨害により未遂に終わった。
その後はマダイン・サリのモーグリに救われのんびり暮らしている。
貴族のような暮らしを夢見ていた。
狩猟祭に参加しており、泊まった宿にて、隣のモーグリがクポクポうるさいと書き込んでいた。
- 後述の通り紆余曲折を経てその後マダイン・サリのモーグリ達の介抱を受け金に目が眩んでいた頃の毒気がすっかり抜け落ちることを思うとこれも成長の伏線のようなものだったのかもしれない。
アーモデュラハンから逃げ切ると、そのまま戦闘に入る。
HPは5709。
通常攻撃の他、ラ系やウォータなどの魔法と台詞付きのカウンターを使用する。
ペンダントを狙っているせいか、最初はガーネットに攻撃してくるが、
他のメンバーから攻撃を受けると狙いを変更し、3回目の攻撃で再び元に戻る。
ぬすむとグラディウスやさんごの剣が手に入るので、しっかりといただいておこう。
- なんかこちらにライブラを使ってくるけどなにか意味があったのだろうか
- 何気に白魔法と黒魔法を両方使える凄い人。魔法の素質があるのかもしれない。
- 白にも黒にも属さないエアロラだって使えるゾ。
名前に「ラ」が付くだけに、ウォータ以外は全部「ラ」が付くラ系魔法のエキスパート。
まるで女版ラメイジである。
- 白にも黒にも属さないエアロラだって使えるゾ。
サラマンダーに「人質をとるような卑劣なやつとは組まん」と言われて関係を絶ったのかと思いきや、
EDではアレクサンドリア行きを誘われたらしく、同行することになる。
- もっと2人のコンビを見たかった。当時流行ったガングロの姉ちゃんっぽい。
ラニを見て鼻の下を伸ばしたジタンが、ガーネットに怒られる場面が存在する。
自分のことを「美の狩人」とのたまう自意識過剰な姉ちゃん。
しかし戦闘中、誰かが彼女に攻撃をすると、「何するのよ!」とか言ってキレてボロを出す。
- これ以外にもラニは戦闘中に様々な台詞を喋るのだが、
数が多い上に喋る条件が複雑なものもあるため、解析者は条件の特定に苦労したようだ。- マダイン・サリの召喚壁にてエーコを人質にし、サラマンダーによって解放され目覚めた際、エーコにおばさん呼ばわりされている。
- ちなみにやりとり
エーコ「ふぁぁ~あれぇジタン?なぁに?レディの寝顔を…あのオバさんは!?」
ラニ「いまいましいガキねっ!誰がおばさんですって!?」
エーコ「あんたのことよ!」
です。 - ちなみに「美の狩人」とは自分より美しい相手を狩る事を喜びとする醜い女の事らしい。
Disc4になると、マダイン・サリの台所にポツネンと突っ立ってる。
霧の大陸に戻ろうとしたらフォッシル・ルーが通れなくなり、
ブラネ艦隊が全滅して取り残されたらしい。
そうしてフラフラになっていたところを、マダイン・サリのモーグリ達に助けられたという。
友達同然のエーコを危険に晒した人物をこうも容易く受け入れるとは、
マダイン・サリのモーグリ達は随分と心の広い連中ばかりのようだ。
本人も粗方心を入れ替えた模様。
この話を聞くための手順は以下の通り。
- パーティにサラマンダーまたはダガーがいる状態で台所へ行き、逃げる姿を見届ける
- パーティにサラマンダーもダガーもいない状態で再び台所へ行き、話しかける
尚、この時は召喚壁に関するヒントも得られる。
ちなみに話しかけられる状態であれば、台所でカードゲームもできる。
- 性格もだいぶ大人しくなっており、うってかわって落ち着いた口調になっている。
カードゲームを誘ってプレイしない方を選択すると「あなたの自由よ」なんて発言したりする。
ストーリーに絡むのがやや遅めで、そのわりに退場も早く正直影が薄い。
FF9の世界では珍しい褐色肌にグラマラスな体型と、容姿は魅力的なだけに勿体無い。
- 悪役の美女ということでベアトリクスと被るため、運用しづらかったのかもしれない。
大斧を構える時は鎬部分にある柄を右手で握っているが、フォッシル・ルーで担ぎ上げたり叩き付けたりする時は斧は左手で握られている。
召喚壁でいざこざを起こしている時は右手でエーコを掴み上げて、左手で斧を担ぎ上げている&振り回している。
……と、このように利き腕がはっきりしないキャラクター。
また、板鼻利幸氏のTCGの描き下ろしでは左手で鎬部分の柄を持つ、ゲームとは逆のスタイルになっている。
キャラクター像は板鼻氏曰くハワイ神話のキラウエア火山の女神・ペレが元ネタ。
衣装デザインの赤色は火山をイメージしているらしい。
また、名前の元ネタはこれまたハワイの言葉で「天国」とのこと。「ターゲットを天国送りにする」暗殺者のイメージからこのネーミングが取られたとか。
ハワイで制作されたFF9ならではのキャラクターの一人である。
ジタンが見惚れるだけあり、抜群のスタイルを誇る。
ガーネットらと比較しても非常に細いウエストをしており、そして圧倒的なサイズのバストをお持ちである。
バトル以外で容姿をアップで見る機会が無いのが惜しい。
FFRK
FF9のボスとして登場。ノーマルダンジョンのフォッシル・ルーのボス。