ストーリー/【楽器を作るクポ〜!】

Last-modified: 2016-02-18 (木) 18:58:44

FFTA2

ストーリーの中盤に発生するメインクエスト。
優しい曲を奏でながら世界中を旅している吟遊詩人ハーディが出した依頼に応える事になる。
ハーディからの依頼は新しい楽器を作るための材料を探して欲しいという事。
その材料はクエスト受諾後にアイセン平原で発生する戦闘に勝利すれば手に入るが、同時にサンダルサ断崖でもそれとは別の戦闘が発生し、こちらをクリアすれば前述の材料とは異なる材料が手に入る。
こちらの戦闘はフリークエストとして扱われるため挑むのは任意だが、このメインクエストをクリアしてハーディを仲間に加えると二度と挑めなくなるので見逃さないように。
またこの戦闘に勝利しても、同時に発生するアイセン平原での戦闘に挑んで勝利しなければこのメインクエストはクリアできないので注意。


アイセン平原で発生する戦闘は、ゴーレムを使った実験を行おうとする錬金術士を中心とした連中が相手。
ここでの勝利条件はターゲットである錬金術士を倒す事だが、錬金術士は他のメインクエストのボスキャラ(ターゲット)とは異なり固有の名前が定められていない(こちら側の汎用キャラと共通の名前候補からランダムに決定される)ので、画面上に表示される勝利条件も「錬金術士を倒せ!」と表記される。
ただし固有の名前が定められていなくても厳密にはボスキャラに該当するので、倒してもマップから消える事は無くアイテムも落とさない。
もちろんボスキャラご用達のSアビリティ・セーフティもセットしている。
戦闘が始まったらまずお供のゴーレム2体を狙おう。
ゴーレムは剛力で高い攻撃力をさらに上げ、骨砕きや大地斬といった破壊力の有る技を使ってくる強敵。
加えて錬金術士もAアビリティに魔獣使いあやつるをセットしており、自身の行動時にゴーレムを操ってくる事も有る。
風属性が弱点なので、対応する武器やAアビリティで早めに始末してしまおう。
ゴーレム2体を片付けたら錬金術士への集中攻撃を仕掛けよう。
お供のレンジャーラプターがうっとおしいが、後者への攻撃はロウ「女性愛護」に引っ掛かるので慎んだ方が良い。
ラプターに関しては、ロウ違反の対象にならないカウンターなどのRアビリティを駆使すれば、一応ロウを破らずに倒す事も可能ではあるが、時間が掛かり過ぎるのでオススメできない。
なのでラプターは完全に無視して錬金術士に攻撃を集中させた方が懸命である。
この戦闘に勝利すれば、戦利品やロウボーナス以外にストラ樹という材料が手に入る。


サンダルサ断崖で発生する戦闘は、バンシースプライトキャピトゥーンなどといったモンスター達が相手。
ここでの勝利条件は全ての敵を倒す事。
対象を石化状態にする「ハスキーボイス」を使うバンシーや、敵味方問わず全てのユニットを眠り状態にするを使うラミア辺りから優先的に倒したい所。
なおアイテムの使用はロウによって禁止されるので、状態異常の回復は白魔法エスナなどで行いたい。
この戦闘に勝利すれば、戦利品やロウボーナス以外に「音笛草」という材料が手に入る。


これらの材料を手に入れたら、ショップに行って「たのまれた楽器」を生成しよう。
音笛草&ストラ樹との組み合わせで光のリュート、うずをまいたつる&ストラ樹との組み合わせで天陽のテオルボが生成できる。
音笛草とストラ樹がそれぞれ1つずつしか入手できないので、両方の楽器を生成する事は不可能だが、生成できなかった方の楽器はのちに別のサブクエストなどで入手できるので、ご安心を。
生成した「たのまれた楽器」をパブに居るハーディに渡したら、これら一連のメインクエストは完全クリアとなる。
同時にハーディが「たのまれた楽器」を装備した状態で仲間に加わる。


ユニット育成をやり込むユーザーにとっては、このハーディが加入する段階こそが本番。
 
まず補足しておくと、このFFTA2という作品、素早さのステータスが最重要。
素早さが高ければ高いほど単純に多く行動できるようになるためである。
もちろん攻撃力や魔力も重要ではあるが、それを活かすための行動順が回って来なければ宝の持ち腐れ。
戦闘に出しても行動できない、そんなユニットを1軍に入れておく理由は無く、
素早さが低いという理由だけで2軍落ちする事は本作では良くある話である。
 なので、最強ユニット育成を目指すなら、素早さだけは是非とも限界値の149まで育てたいところなのだが、
Lv.99までにカンストを目指すならば、「149-99(=50)+現在のレベル数」の素早さの初期値が必要となる。
素早さの成長レートはレベル毎にランダムで0or1のため、どれだけ頑張ってもレベルアップ回数分だけしか伸びしろが無いというのがその理由である。
 
加入時の最低Lv.が24なハーディの場合、素早さの初期値が74以上でなければ素早さカンストは達成不可能…
…なのだが、困った事にこの74以上という値の出現率、なんとたったの0.1%程度。
そのためこの低確率を引き当てるためには何度も何度もリセットからのハーディ加入イベントを繰り返し、
初期ステータスの吟味作業をとことん行うハメになる。加入段階こそが本番と述べたのはそのためである。
まあAボタン連打でイベントを見るだけで済むため、いちいちダンジョン攻略を行う必要があるFF12のヘネ矛や、
もっと確率の低いザイテンよりはマシかも知れないが、それでも低確率である事には変わりは無い。
なのでこの通称「ハーディ吟味」を行うプレイングは茨の道とされている。

  • こんなに吟味を頑張る必要がある固定ユニットはハーディぐらいである。
    他のユニットは高ステータスの出現率が低いとは言っても、シドが8%、アルシドで3%程度。
    • モンブラン?あいつはそもそも0.000007%とかいう人間に引き当てるのは無理な確率なので例外

 
ちなみにこんな低確率な原因はハーディの初期ジョブ、吟遊詩人
成長率の低いこのジョブで初期値が計算されるハーディは、素早さが高くなる確率も低くなってしまうのだ。
なのでどれだけリセットを繰り返しても素早さの値が60台を抜けず、運良く高くても70程度…という事はザラ。
まあ72~73ぐらいの値ならそれなりに出るので、その辺りで吟味を妥協してしまうのも一つの手ではある。