アビリティ/【エンカウントなし】

Last-modified: 2023-07-04 (火) 15:34:27

その名の通り、ザコ敵との通常エンカウントが全く発生しなくなるという驚異のアビリティ。
残念ながらというか当然ながら、ボス戦では効果がない。
強制エンカウントやシンボルエンカウントに対しても同様に効果がない。

  • 該当するエリアの敵からまともな経験値&アイテム&金が手に入らなくなったが何度も通らなければならないような場所(それでいて無駄にだだっ広い)では時間節約のため重宝するアビリティ。一部作品ではアイテムとして出てくることもある。

関連項目:アクセサリ/【モルルのお守り】


FF4(DS版)

デカントアビリティとして登場。
LV71以上のステータス上昇値は、素早さ+1。
ネミングウェイイベントを完結させると貰える。
入手できるのは早くても1周目の終盤だろうが、
2周目以降の攻略が非常にスムーズになるため是非入手したい。
3周を通じて1個限定なので、セシル以外に使うのはやめておくべきだろう。

  • ステータス上昇がしょぼいが、敵と遭遇しないためほぼ問題なし。
    • 因みに、このアビリティの特性上レベルアップボーナスを活用するには
      アラームダークマターを使う、ボス戦等のイベントバトルやアサルトドアー等の固定敵や宝箱入りのモンスターを倒す等の方法が必要になる。

ウェイ一族に伝わる宝物らしいが、このアイテムがあるからネミングウェイはあちこち行けるのだろうか。


煙玉」と出番が被る面もあるが、向こうには狩りで目当て以外の戦闘を省いたり、ピンチ時の撤退といった活用法もあるので
寧ろ目的場所への進行用による過剰な出番をフォローしているような印象。

FF8

パーティアビリティとして登場。
G.F.ディアボロスがAP100で修得できる。
月の涙発生後のエスタやエンカウントの高い天国地獄に一番近い島の探索の時等に役に立つ。


ディアボロスはゲーム初期で入手出来るので、
このアビリティもかなり早いうちから覚えることが可能。

  • 戦闘をしないとSeeDランクが下がってしまうという欠点がある。
    しかし、あまり買い物をしないこのゲームでは気にするほどのことではない。

この手のエンカウント回避は「レベルアップが遅れてボス戦が辛くなる」という弊害を持つのがお約束だが、
FF8は一部を除いて敵の戦闘力が味方のレベル準拠なのでその弊害が他の作品に比べて格段に薄い。
RPGの宿命である通常戦闘の面倒くささをバッサリ切り捨てることを可能にしたといえる。

  • 言うまでもないとは思うが、ジャンクションシステムをある程度理解し、
    精製を駆使しなければ、低レベル攻略はかなり辛い。
    • こちらが低レベルなら相手も弱いままなので、ジャンクションが適当でも割と戦える。
      一番まずいのは、ジャンクションを理解しないままレベルだけ上げてしまうこと。
      「エンカウントなし」を使っていると自然とこの最悪の状況が防げるのである。
    • つまり8は通常戦闘の必要性が稼ぎプレイ以外はほぼ皆無というわけね。何がための戦闘なんだろう?
      • 君はドールの実地試験で「無駄な戦闘は避けよ」というのを学ばなかったのか?

味方キャラのレベルが上がらないのはともかく、G.F.も育たなくなるのが困る。
敵をカードに変化させるのと違って、APすら手に入らない。


FF8ではこのアビリティを使えない間でも、乗り物に乗るか道路を歩いていればエンカウントが発生しない。

  • 線路も大丈夫。
  • ↑現実なら(一部ゲームでも)逆に超危険行為だが

例外的にUFO宇宙人に対しては無効なため、
彼らを探して回る際に付けておくと余計なエンカウントをせずに済むので便利。


PSは戦闘前のロードが長いが、これをつけておけば戦闘自体が起きないので当然戦闘前ロードがなくなる。
ロードの遅いPSの特性にマッチした、すばらしいアビリティと思う。


終盤になってくると、多くのプレーヤーは稼ぎで戦うとき以外このアビリティをつけっ放しする。
おかげでFF8は、終盤の強力な敵ほどほとんど戦う機会がなく影が薄い、という妙な作品になっている。


リマスター版では標準機能として搭載されている。AP取得の手間とアビリティ枠が節約できる点で有用。

FF10

防具用のオートアビリティとして登場。
改造は清めの塩30個。
清めの塩はストーカーを倒すまでのグレート=ブリッジでたまに出現する火炎放射機の僧兵や、
ザナルカンド遺跡でよく出てくる霊堂僧兵からレア枠である1/4の確率で盗めるため、
そこでこのアビリティをセットすると、それ以降は通常エンカウントを起こさずに先へ進める。
時間はかかるが、頑張ればナギ平原以降からエンカウントを発生させないようにできる。
当然だが、これを装備していてもシンボルエンカウントやボス戦を含む特定の場所で発生する強制エンカウントは避けられない。


ゴーストレイスジオスゲイノはこれがついた装備を落とすことがある。
ジオスゲイノ以外のドロップ率は低めなので、材料を盗んで改造で作るか直接ドロップを狙うかはお好みで。
また、ジオスゲイノが落とす物は何故か武器にセットされている。

  • ザナルカンド遺跡が終わればすぐジオスゲイノに会いに行けるので、遺跡の僧兵相手に粘るメリットはほとんどない。
  • 1個あれば事足りるのでずっと使っていくことになるが、防具にこれをつけた場合、HP限界突破後は少々勝手が悪いことになる(着脱の都度回復するなり、エンカウントなし防具にもHP限界突破をつけるなりすればいいが、いずれにしろ無駄)。

ある程度味方が育っていれば、材料の清めの塩をアバドンから盗みまくれる(1回につき3個)。

  • 訓練場に挑む頃には不要。
    どうしても欲しければ、ファヴニルを出して99個貰う方が手っ取り早い。

戦闘をする必要が無いサブイベントをこなす時はなるべく装備しよう。
特に、落雷避けサボテンダーのイベントはこれ無しでは基本的にやってられないレベル。


さきがけ付きの武器+とんずらさえあれば、早い時期からほぼエンカウントなしと同様のことができる。
エンカウントなしのアビリティの方が楽だが。

  • 戦闘回数(=召喚獣の成長)が稼げるのでこちらのほうが利点は多い。オーバードライブタイプ「恥辱」の習得も進む。

このアビリティの付いた防具は、キャラによっては「チキン○○」なんていう微妙に不名誉な名前になる。
退魔の○○なんて名前だったら格好よかったのに。

  • 敵との戦いを避ける装備品ということで、元ネタはもちろんあれ
    間違ってもあの人のことではない。

FF10-2

アクセサリ「退魔の腕輪」の装備特典。
聖ベベル廟を除いて、エンカウントが発生しなくなる。

光の4戦士

マルチプレイ時のゲストに付いているアビリティというより制約。
シンボルエンカウント・ボス戦も発生しない。


ただし、エリア移動ができない制限があるので役に立つのはランダムダンジョンで階段や宝箱を探すときくらいか。