いわゆる「羅刹」である。
FF1に登場するラクシャーサはD&D由来のため獣人になっている。
- 正確に言うとラクシャーサとはインド神話に登場する鬼(悪魔)の一種で、これが仏教に編入されて「羅刹」と呼ばれるようになった。
FF1
浮遊城などで出現するウェアタイガーの色違い。
ファイラやスリプルなど、多彩な魔法を使いこなし、多くの属性・状態変化に耐性を持つ。
概ねホーンドデビルの上位種と思えば間違いはない。
この段階では先手を取られない限り、さほどの脅威ではないか。
時空属性以外の耐性を完備と小型の雑魚モンスターながら耐性が妙に充実しているが、耐性はあっても魔防自体が62と低いので、実はブレイク・コンフュ・ホールド・スロウ・サイレスは低確率ながら効く。
もっとも、当然ながらわざわざ低確率でしか効かないこれらを使わずに普通に攻撃した方が良い…というか、下記の通りプレイするバージョンによってはそんな舐めた真似をしていないで攻撃して速やかに始末しないと危険なので、そのことがゲーム攻略の上で役に立つことは皆無である。
FC版では大量に出てくる上に、
ファイラの連発でパーティ全体のHPをじわじわと削ってくるいやなモンスターだったが、
WSC以降のバージョンではファイアに変更されており大分弱体化した。
- 一応初手で使わなくなっているだけでWSC版以降でもファイラは使用してくる。
もっとも、意図的に攻撃せず放置しない限りは使われる前に倒せてしまうため全く脅威ではなくなっている。
多彩な魔法と多彩な耐性を持つ割に、報酬が妙に乏しい嫌がらせのようなモンスター。マジメに戦うだけ損なので逃げた方がいいかも。
ちなみに敵モンスターながらケアルガを使用する珍しい存在であるのだが(こいつの他に使用するのはダークファイターとラスボスのみ)、意図的に放置しない限り使われる前に倒せてしまうため見る機会は皆無であり、ほぼ意味はない。
- 付け加えておくとケアルガを使用するのはGBA版以降から。
それ以前のFF1では代わりにケアルを使用するだけ。
FF1(ピクセルリマスター版)
魔法のローテーションが削除された結果、初手からファイラを撃ったりケアルガを披露したりするようになった。
FF11
特殊エリア「アビセア=ミザレオ」に出現する、剣虎族のノートリアスモンスター。
詳細はこちら→ラクシャーサ
FF13
ミッション08「土壇場の光明」のターゲット。後衛系妖人の最上位種。
さらに踊る。強化/弱体の効果もそれぞれ3種類に増えている。
お供はなぜかプリン。