タイトル | わんぱく機関車 |
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英語版タイトル | Tramway Engines |
作者 | ウィルバート・オードリー |
挿絵 | ガンバー&ピーター・エドワーズ |
翻訳 | 桑原三郎、清水周裕 |
発行 | 1972年10月(英国) 1981年2月(日本) 2010年12月(日本:ミニ新装版) 2020年12月(日本:新・汽車のえほん) |
登場キャラクターA | トーマス、パーシー、トビー、デイジー、メイビス |
登場キャラクターB | アニーとクララベル、無蓋トラクター |
登場キャラクターC | 有蓋トラクター |
登場人物A | 太っちょの局長、パーシーの機関士、トビーの機関士、農夫のサム、ファークァー採石場の支配人 |
登場人物A | 太っちょの局長、パーシーの機関士、トビーの機関士、農夫のサム、ファークァー採石場の支配人 |
登場人物B | メイビスの機関士、エルスブリッジの子供達 |
収録話 | ゆうれい列車(Ghost Train) ・パーシーは機関士に聞かされた幽霊列車の話をするが、それはテレビの話で、トーマスから臆病と馬鹿にされてしまう。夜中に石灰を積んだ荷車にぶつかり、真っ白になったパーシーは幽霊のふりをしてトーマスを脅かす。 け虫/毛虫(Woolly Bear) ・パーシーは前回の事でトーマスを臆病とからかうがトーマスからまるで赤い線の入った芋虫と言われる。 ディーゼル機関車メイビス(Mavis) ・若いディーゼル機関車メイビスは生意気で自分勝手でトビーの言う事を聞かない。仕方無くトビーは一度、メイビスのやり方に任せてみようとする。 トビーのつなわたり(Toby's Tightrope) ・メイビスは支配人に説教され落ち込んでいた。そんなある日、メイビスは貨車を嗾けて、トビーの支線へ入り込もうとする。だが、トビーがその貨車を運んで行ってしまったため…。 |
説明 | ・ウィルバート・オードリーが担当した最後の巻*1。ただし内容的に特に終わりらしいエピソードでもなく、新キャラのメイビスが出てくるなどいつも通り。 ・また、エドワーズ夫妻が挿絵を担当した最後の巻でもある。 ・この巻以降『The Railway series』は1983年まで約10年間続編が発行されなかった。 ・前書きによると「トーマスが自分の支線の事を書いてくれと、せがむので書いてやった。」とあるのだが、よく読むと彼がメインのエピソードは殆ど無い*2と言う皮肉な内容になっている。 ・トーマスの支線を中心に、トビーとメイビスの師弟関係を描いたエピソードが収録されている。 ・原題を直訳すると「路面軌道の機関車たち」(トビーとメイビスの事)となり、邦題は大幅に意訳されている。 ・『Woolly Bear』は第11巻についてオードリー牧師が画家のレジナルド・ダルビーに発言した出来事*3が元に執筆された。 ・旧版の絵本は各巻第1ページ目にその巻で活躍する機関車をデフォルメしたようなシルエットが描かれているのだが、この巻のみこれまで一度も出てきた事の無いタンク機関車が描かれている。 ・第2シーズンと第3シーズンでそれぞれ2話ずつに分けて映像化された。 |
前巻 | きえた機関車 |
次巻 | ほんとうにやくにたつ機関車 |
参照画像 | ![]() |