アームドデバイス(Strikers)

Last-modified: 2024-05-11 (土) 00:13:26

リボルバーナックル―右手用―(Revolver Knuckle―Right Hand―)

使用者:スバル・ナカジマ
スバルが右手に装着している「非人格式・拳装着型アームドデバイス」(公式ページ)。 リボルバー式カートリッジシステム付き。 装弾数は6発(StrikerS漫画版Episode-6)で、全弾撃ち終わると弾倉ごと排莢してリロードする。
なお、使い終わった弾倉は「訓練時:終了後に拾って壊れてなければ再利用」「休憩中など余裕があるとき:排莢される瞬間に手で回収」「実戦:遺棄(新品シリンダーが支給される)」と扱われている。
マッハキャリバー側にリボルバーナックルとのシンクロ機能が搭載された。 それまでは、使用しない時は、スバルは自作ローラーと一緒に運んでいた(第4話)。
また、リボルバーナックルのカートリッジロードをマッハキャリバーが制御している場面もある(第11話)
StrikerS漫画版Episode-6によると、スバルの母親の形見で、元々は両手用で1対2個だった。 母の死後、スバルは右手用を使用している。
スバルの右手用は黒に水色といった色合いだが、クイントが生前使用していた際は両手共に薄紫と紫という色合いをしていた。
なお、手首部分にある、高速回転する歯車状のパーツはナックルスピナーと言い、魔力を加速、回転の力を加えて撃ち出す、あるいは打撃の威力強化を行う機構を持っている。
初登場:StrikerS漫画版Episode-4/StrikerS第1話

リボルバーナックル―左手用―(Revolver Knuckle―Left Hand―)

使用者:ギンガ・ナカジマ
ギンガが左手に装着している「非人格式・拳装着型アームドデバイス」(公式ページ)。
左手用リボルバーナックルを持ち歩いている様子は無く、明言されていないがブリッツキャリバーもマッハキャリバーと同様にリボルバーナックルとのシンクロ機能がある模様。
母の死後、ギンガが左手用を使用している。ギンガの左手用は白に紫という風に色合いが違っている。(第11話)
第25話でギンガからスバルへと託され、第26話ではなのは達の閉じ込められた「玉座の間」の隔壁を左右の連撃によって粉砕した。また、その際外見がスバルの右手用ナックルと同じ色に変化する描写がある。
これはリボルバーナックルが持つオートパーソナライズ機能によるもので、使用者の身体に合わせたサイズに変化すると同時に、色彩も使用者が設定した色合いに変化する。
おそらく右手のナックルも同様の機能があると考えられる。
初登場:StrikerS第11話

ストラーダ(Strada)

CV:柿原徹也
使用者:エリオ・モンディアル
槍型デバイス。型式番号"XS-02"(StrikerS第9話オープニングより)
副隊長陣のデバイス2機を参考に開発されている。そのためか、レヴァンティンやグラーフアイゼンと似たタイプのカートリッジシステムが搭載されている模様(第3話)。
エリオがStrikerS本編初登場時から所持している。
所有する3つの形態全てが『突撃・一撃離脱』を基本戦術として想定されている。これは、機動に優れ防御が薄いという(育ての親のフェイトとよく似た)資質をエリオが所持しているからであり、ストラーダはそんなエリオの為だけに生み出された(クロニクル)。
AIの性格は真面目で実直ではあるが、同時に製作された他のフォワードメンバーのデバイスのなかで一番良く喋り、意思や感情を率直に表す事が多い。また、マスターであるエリオの感情に同調する傾向も見られる。
第14話では、この時点では映像として登場していないセカンドモードに対する表現があったが、「複雑」(ティアナ)や「過激」(スバル)など、かなりのパワーアップが行われている。
名前の由来は、イタリア語で「道」の意味。 または、三菱自動車(日本の自動車メーカー)のピックアップトラック「ストラーダ」か、Panasonic製カーナビゲーションシステムと思われる。 いずれも語源は同じ。
初登場:StrikerS第2話

待機フォルム
腕時計状。右手首に付けている。
通常の時計としての機能のほか、この状態でもソニックムーブを使用することが可能(第2話)。 また、予定表の閲覧や通信など、携帯電話のような便利機能もあるようだ。

スピーアフォルム(Speerform)
槍の形状をしている。
グラーフアイゼンのラケーテンフォルムのように、魔力をロケットのように噴射して加速する機能がある。
その推力で空中に飛び上がることも可能だが、真っ直ぐにしか進めないのが難点。
初登場は第3話の訓練時。
第21話のガリュー戦で使用した際は、廃棄ビル壁面を蹴って急激な方向転換を行い、弱点を補っていた。

デューゼンフォルム(Düsenform)
「フォルムツヴァイ(Form Zwei)」(第二形態)と呼ばれる。
グラーフアイゼンのラケーテンフォルムを参考に生み出された。
スピーアフォルムでは後方2機だけだった噴射口が槍の側面部にも4機表出し、後方噴射口も形状が変更。推進ノズル(Düse)を用いて空を飛ぶことのできる形態。槍後方の噴射口も変化している。
このノズルは全てが独立稼動が可能で、スピーアフォルムでの余剰魔力排出口の部分に出る四つを「サイドブースター」、スピーアでもブースターがある部分の二つを「ヘッドブースター」、石突部分のブースターを「リアブースター」と呼称する。
推進加速を使用した斬撃・刺突の強化だけにとどまらず、推進方向を制御することで、限定的な空戦すら可能。といってもブースターの推進力で強引に飛んでいるため、立ち回りという点ではスバルのウイングロードに劣る(StrikerS SS02)。
映像での初登場は第17話。それ以前から話題には出ていた。第14.5話であるStrikerS SS02内でもフォルム名称は出てないものの使用しており、地上から上空のフリードリヒのところまで飛翔、着地を決めている。

ウンヴェッターフォルム(Unwetterform)
「フォルムドライ(Form Drei)」(第三形態)と呼ばれる。「Unwetter」は嵐を意味する。
スピーアフォルムの噴射口と石突から金色の突起物が出た形状をしている。
エリオの電気変換資質を最大限に強化するための形態。
フォワード4名の中では貴重な範囲攻撃を獲得・強化することを目的とする。
初登場は第17話。

グラーフアイゼン(Graf Eisen)

CV:柿原徹也
使用者:ヴィータ
A'sから引き続き登場。StrikerSでは第2話から登場。
性格は忠実にして苛烈。ヴィータの意志を尊重し、最大限の助力を行う。
第25話で「聖王のゆりかご」の駆動炉を破壊する際、リミットブレイクとヴィータの気迫によって限界を超えた出力を発揮し、駆動炉の強固な守りを突破するのと引き換えに大破したが、ヴィータ自身がはやての手で回復した際にデバイスも復元されたらしく、第26話でゆりかごに突入した局員を援護する際には普通に振るっていた。
初出:A's第1話

待機フォルム
A'sと同様、ミニチュアのハンマーの形状。柄のところから鎖を繋いで、首から提げている。

ハンマーフォルム(Hammerform)
A'sと同様。
「魔導師どもみてーにゴチャゴチャやんねーでも、ストレートにブッ叩くだけでブチ抜けんだよ!」とはヴィータの談(漫画版Episode-2)。

ラケーテンフォルム(Raketenform)
A'sと同様。
「フォルムツヴァイ(Form Zwei)」(第二形態)という呼称が、StrikerSから登場した。
StrikerSでは、第9話から使用。
柄が二倍くらい長くなる改造がなされたようだ。

ギガントフォルム(Gigantform)
A'sと同様。グラーフアイゼンのフルドライブフォルム。
StrikerSでは、第12話から使用。この時は屋内戦に対応するためか、あるいは能力限定による出力制限か、ハンマーヘッドが極めてコンパクトになっており、カートリッジロードも行わなかった。

ツェアシュテールングスフォルム(Zerstörungsform)
「フォルムフィーア(Form Vier)」(第四形態)。リミットブレイク状態で稼動。直訳すると破壊(Zerstörung)形態。
巨大ハンマーにドリルとブーストが付いた巨大な鉄槌で、ギガントフォルムとラケーテンフォルムの長所を併せ持つ。
ヴィータ自身が選択した性能をマリエルが完成させたもので、主に大型対象の破壊を目的とし、特に建造物破砕に優れる。
第25話でゆりかごの駆動炉及びその防衛システムを破壊するために使用した。
メガミマガジン2008年2月号付録都築真紀原案イラスト集では「ツェアシュテーレンフォルム」と書かれているが、他の資料では「ツェアシュテールングスフォルム」に統一されているので誤字と思われる。

レヴァンティン(Laevatein)

CV:柿原徹也
使用者:シグナム
A'sから引き続き登場。StrikerSでは第7話から登場。
A's漫画版Epilogueによれば、中身は新式に改良してある模様。
性格は忠実にして陽気。アギトとも意気投合した。 JS事件では使われてこそいないものの、フルドライブのボーゲンフォルム(遠距離狙撃弓形態)は健在(クロニクル)。
初出:A's第2話

待機フォルム
A'sと同様、ミニチュアの剣の形状。

シュベルトフォルム(Schwertform)
A'sと同様。

シュランゲフォルム(Schlangeform)
A'sと同様。
StrikerS漫画版Episode-2で披露している。本編初登場は第22話。
第26話では多数のガジェットの射撃攻撃をこの形態で防御して見せた。

ボーゲンフォルム(Bogenform)
レヴァンティンの遠距離狙撃形態。
本編での使用はなく、クロニクルやオフィシャルファンブックで設定のみ挙げられている。

クラールヴィント(Klarwind)

CV:Alexandra Haefelin
使用者:シャマル
A'sから引き続き登場。 StrikerSでは第2話から登場。
初出:A's第2話

待機フォルム
A'sと同様。

リンゲフォルム(Ringeform)
A'sと同様。 この状態でセンサーを働かせることができる。
第7話のホテル・アグスタ戦では、シャマルはバリアジャケットを着る前からクラールヴィントをこの状態で装備していた。これは、ホテルで配置についた当初から索敵を行なっていたためと思われる。

ペンダルフォルム(Pendelform)
A'sと同様。第17話から登場。
第23話では、紐の部分で相手を拘束した。

ヴィンデルシャフト(Windenschaft)

使用者:シャッハ・ヌエラ
シスター・シャッハの使用するカートリッジシステムを搭載した、二本一組の双剣型デバイス。剣とは言うものの、形状はトンファーに近く、また刃もついていない。
使用法もトンファー同様の攻防一体のもので、持ち手で回転させ刀身の位置を変えることで防御・斬撃・打撃を瞬時に切り替え、使い分けることが可能。
その形状から当初はカートリッジシステムが無いものと思われたが、第19話にて柄の内部にカートリッジを装填し、ロードをしていた。
使用後の廃熱処理は先端部に複数ある孔から行う。
なお、AIシステムは搭載されていない。
日本語訳:風を起こす者
初登場:StrikerS第12話

待機フォルム
1つのリングに通した2枚のプレートの形状。

デバイスフォルム(Deviceform)
トンファーのような形状の双剣。
トンファーとして使用する他にも、普通に双剣としての使用も可能。

ゼストの槍

(CV:Alexandra Haefelin)
使用者:ゼスト・グランガイツ
ゼストが生前から使用し続けてきた非人格式アームドデバイス(クロニクル)。但ししゃべる(単なる機械的な応答と思われる)ことはある。
シンプルな構造とすることで威力やパワー、頑強さを獲得している。
正式な名称は存在しない(ただ「槍」と呼ばれる)が、第17話のエンディングクレジットでは「ゼストの槍」と表記された。
石突の部分にカートリッジシステムが組み込まれている。(第22話)
第25話、シグナムとの最期の決闘で破壊された。 その後、収められたデータとともに、シグナムに渡された。
初登場:StrikerS第16話

待機フォルム
指輪状で、普段は右手中指にはめている。(設定資料集SideA)

通常フォルム
所謂ポールウェポンの形状で、「槍」とは言うものの、刃の形状は青龍偃月刀に酷似している。

フルドライブ(Grenzpunkt)
特に形状変化は見られないので、フォルム名称は無いと思われる。
ゼストは「特殊な身体状況」であるため、使用には寿命を縮める危険性を伴う。現在の彼にとっては「フルドライブ」とは言うものの事実上はリミットブレイクと同じであると考えられる。
第17話ではこれによりグラーフアイゼンのギガントフォルムを修復不能レベルではないものの破壊した。