ユニゾンデバイス(Strikers)

Last-modified: 2024-04-17 (水) 11:25:45

リインフォースIIツヴァイ(Reinforce II)

使用者:八神はやて、ヴィータ、シグナム
管制人格「リインフォースII」、ストレージデバイス「夜天の書」「蒼天の書」、アームドデバイス「シュベルトクロイツ」を含む融合型デバイス。
かつての「夜天の書」が失われた後、はやてが管理局と協力して作り上げた。 その意匠は「夜天の書」を色濃く残している。
なお、現状ではこの融合型デバイスそのものを指す名称が明確にされていないため、「リインフォースII」の名称を使用している。 StrikerS漫画版Episode-1では「ユニゾンデバイス リインフォース」とされている。
ちなみに、ヴォルケンリッターは「夜天の書」一機能として生み出され、闇の書の消滅前にその管制人格・リインフォースによって切り離された存在であり、リインフォースIIと直接は関係していない。
第7話によれば、このデバイスの存在はほぼ特秘事項とされている模様であり、 スバルがデバイス「夜天の書」の存在とその名称を知っているのみであった。
第10話でのリインフォースIIが語ったとおり、はやて以外にもシグナム、ヴィータにユニゾン可能。第16~17話ではヴィータが、第21~22話ではシグナムが、それぞれ実際にリインフォースIIとユニゾンインを行って戦闘している。
また、ヴィータとのユニゾン時はそれぞれに生かしあって協力するが、シグナムとのユニゾン時は徹底的に補助に回る。
これはリインフォースIIが炎熱変換に特別な適性があるわけではないため、シグナムの魔力や炎熱能力を効率よく使用できないという面もあるが、シグナムの剣撃技能と威力を高め、防御をより固くすることこそが最大戦力を生むということを訓練と経験から学んでいるためである。

シュベルトクロイツ(Schwertkreuz)

使用者:八神はやて
A'sから引き続き登場。 別称、騎士杖。 非人格型アームドデバイス。 非融合時にも使用され、その場合はアームドデバイス扱いされる。
はやての大規模魔法に耐え得る頑強さを確保するため、AIもカートリッジシステムも搭載しないシンプルな構造になっている(StrikerSトレカ SP3)。
なのは達のインテリジェントデバイスやシグナム達のアームドデバイスとは異なり、ストレージ機能も無い、ただの魔法発動媒体に過ぎない。(ただし、ストレージデバイスである「夜天の書」があるのでシュベルトクロイツにはストレージ機能は必要無い。)
初出:A's第12話。ただしこのときは、形は同じだが、現在のシュベルトクロイツとは異なる。
現在のシュベルトクロイツとしてはA's漫画版Epilogueが初出。だが、自身の魔力により、使い切れずに何本も壊しては改良を繰り返していた。

夜天の書(Buch der Nachthimmel)

使用者:八神はやて
魔導書型のストレージデバイス。表紙の色は茶色で、剣十字の紋章がついている。
ある事情から、新規に再作成した際に、かつての夜天の書と同じデザインで作られた。
事情は明言されていないが、蒼天の書の説明にあるとおり、データ量増加のためと推測される。
通常活動時は、はやてが夜天の書、リインフォースIIが蒼天の書を使用する。 融合時にどうなるのかは現状不明。
はやてが魔法の記憶野がリインフォースIIほど大きくない。単騎での空戦を基本的には想定していないことや飛行や基本防御などを除けば所有魔法は「大魔法」ばかりということもあって、魔法発動にはここからの読み込みが必要となる。
ただし、ストレージデバイスとしても、魔導書はもの凄く大量のデータを集めているので、魔法データを調べるために時間がかかる。それゆえに、記憶している攻撃と基本防御は瞬時にやれるが、記憶野にない大魔法を放とうとすると発動にタイムラグが生じる。
尚、ドイツ語としての正確な表記は、Buch des Nachthimmels。
初出:旧闇の書の姿としてはA's第1話。現在の夜天の書としてはStrikerS第1話。

蒼天の書(Buch der blauer Himmel)

使用者:管制人格「リインフォースII」
魔導書型のストレージデバイス。形状は夜天の書とまったく同一だが、表紙の色は蒼。
かつては、はやてと共用していたが、データ量が増加したため分割した。 現在はリインフォースII専用のストレージデバイス。
主に儀式系を含む多くの補助魔法が記されており、全容量の半分程度をリインフォースII個人では使用しない融合時用の魔法データが占めている。
自身がデバイスであるリインフォースIIが基本的な魔法を自らに蓄積しているため、あまり使用されることはないが、融合時に術者の詳細なデータを読み込むなど状況に応じて必須となる。
A's第13話やStrikerS第1話でリインフォースIIが手にしていたシーンからは、リインフォースIIサイズの大きさになっているのが判るが、通常のサイズになることが出来るかは不明。
尚、ドイツ語としての正確な表記は、Buch des blauen Himmels。
初出:A's第13話

アギト(AGITO)

使用者:ゼスト・グランガイツ→(第26話)シグナム
古代ベルカより残っている純粋な融合騎。融合型デバイスとしての名称は明らかでないため、便宜上「アギト」とする。
ゼストが使用していたもののこれはアギトの意思によるもので、正式な「ロード」(アギトは使い手のことをそう呼んでいる)に相当する人物がいないため、融合型デバイスとしての能力は未知数。
第16~17話、第21~22話でゼストと融合していたが、ゼストとは相性がよくないため攻撃のタイミングが微妙に合わないと言われている。
第22話でのゼストの分析によると、優れた剣の使い手であり、魔力変換資質「炎熱」を有し、古代ベルカ式の魔法を使う騎士で、魔力光まで適合するシグナムはアギトのロードとしては理想的な存在らしい。
第26話でシグナムとの融合を果たす。その後に管理局入りしてシグナムにくっついて行動しているところから、シグナムを正式なロードとして認めた可能性がある。