The Movie 2nd

Last-modified: 2025-11-06 (木) 06:54:15

概要

基本情報

名称:魔法少女リリカルなのは The Movie 2nd A's
公開日:2012年7月14日

スタッフ

企画・製作:NANOHA The MOVIE 2nd A's PROJECT
原作・脚本:都築真紀
監督:草川啓造
キャラクターデザイン・総作画監督:奥田泰弘
デバイスデザイン:宮澤努
クリーチャーデザイン:小田裕康
グラフィックデザイン:伊藤康行
美術監督:片平真司
色彩設定:田崎智子
撮影監督:北岡正
編集:関一彦
音響監督:明田川仁
主題歌・挿入歌:水樹奈々(キングレコード)
エンディングテーマ:田村ゆかり(キングレコード)
音楽:中條美沙
アニメーション制作:セブン・アークス
配給:アニプレックス

内容

2005年に放送されたテレビアニメ「魔法少女リリカルなのは A's」をリメイクしたもの。
TV版A'sのストーリーがベースとなるが、一部の展開が劇場版オリジナルになる。
TV版A'sに登場したギル・グレアム、リーゼアリア、リーゼロッテは登場しない。クロノの恩師などの設定はそのままだが、暗躍はせず、闇の書との因縁はクロノとリンディの話に純粋化される。(『娘TYPE』2012年1月号より)

前売り特別鑑賞券

コミックマーケット81(2011年12月29日~31日)で販売。
ドラマCD付き劇場版特別鑑賞券 Side-T:3,000
ドラマCD付き劇場版特別鑑賞券 Side-Y:3,000
ブックマーク付き劇場版特別鑑賞券:2,000

このドラマCDで初めてCVがつくキャラクターは以下の通り。

・コロナ・ティミル
CV:福圓美里
・リオ・ウェズリー
CV:喜多村英梨
・ミウラ・リナルディ
CV:伊藤かな恵

登場人物

・高町なのは
年齢:9歳
利き腕:左
出身:第97管理外世界 極東地区(現地惑星名称「地球」)陸上国家「日本」関東地区海鳴市藤見町
所属:私立聖祥大付属小学校3年A組
魔法術式:ミッドチルダ
魔導師ランク:非保有(魔力量クラスAAA)

本作の主人公。TV版とは異なり、フェイトとは事件発生前に再会している。
アリサ、すずかに魔導師としての姿を見られる展開はカットされた。
しかし、事件後二人に魔法のことを伝える決心したのは同じで、エンディングではレイジングハートの浮遊を披露している。

・フェイト・テスタロッサ
年齢:9歳
利き腕:右
出身:第1世界ミッドチルダ 南部森林地帯 アルトセイム山岳近隣
所属:私立聖祥大付属小学校3年A組
魔法術式:ミッドチルダ
魔導師ランク:AAAランク

本作品のもうひとりの主人公。本作では、事件発生前に引っ越し・転入が完了している。
初戦では、アルフの散歩中にヴィータの結界発見し介入するも、シグナムに敗れ、リンカーコアを蒐集された。
闇の書による夢の中から脱出する際、アリシアのことを「お姉ちゃん」と呼んだ。
2年後のエピローグでは、リンディたちとともにクライドの墓参りに訪れている。

・八神はやて
年齢:9歳
利き腕:右
出身:第97管理外世界 極東地区(現地惑星名称「地球」)陸上国家「日本」関東地区海鳴市藤見町
所属:なし
魔法術式:古代ベルカ
魔導師ランク:非保有(魔力量クラスAAA)

闇の書起動以前はどのように生活していたか、長らく不明だったが、通いのヘルパーサービスを利用していたことが判明した。

本好きな性格。本作冒頭では、隣町の図書館からの帰宅途中、トラックに轢かれそうになる。
闇の書が封印が解除され、初めてヴォルケンリッターに声をかけられた際、驚きのあまり気絶してしまう。
その夢の中で闇の書の意思と出会うが、闇の書の改変の影響で、目覚めた時には夢のことは忘れてしまっていた。
ただし、闇の書の意思にリインフォースの名を与える際に「ずっと考えてた名前や」と完全に忘れていたわけではないと思わせる発言もしている。
2年後のエピローグ時点で既に足は完治したようである。

・シグナム
「闇の書」の守護者・ヴォルケンリッターの将で、「剣の騎士」の呼び名を持つ。真面目で一途な性格。
高速軌道で斬りかかる戦闘を主とする。使用デバイスはレヴァンティン。

・ヴィータ
「闇の書」の守護者・ヴォルケンリッターの一員で、「鉄槌の騎士」の呼び名を持つ。
状況に応じて変形するハンマーヘッドでの打撃を主とする。使用デバイスはグラーフアイゼン。

・シャマル
「闇の書」の守護者・ヴォルケンリッターの参謀格で、「湖の騎士」の呼び名を持つ。
優しくほんのりした性格だがややうっかり屋の一面を持つ。
救護・治癒・通信・運搬を得意とする後衛型。使用デバイスはクラールヴィント。
TV版で視聴者に強い印象を与えた「リンカーコア抜き」のシーンはカットされた(しかし、このシーンは劇場で販売されたTシャツのデザインとして再現されている)。
なのは、フェイト、アルフのリンカーコアを蒐集した後、治療をほどこしたのは彼女だと思われる。
代名詞とも言える「リンカーコア抜き」のシーンが消滅した代わりにグッズのTシャツにされている。

・ザフィーラ
「闇の書」の守護者・ヴォルケンリッターの一員で、「盾の守護獣」の呼び名を持つ。
狼ベースの獣人で寡黙な性格。
結界や防御だけでなく格闘戦でも能力を発揮する。

・闇の書の意志
夜天の書の管制人格。夜天の書が完成した当初から存在していた。
本作ではリーゼ姉妹による策略がないため、純粋にはやてを守るためになのは達と対決することになる。

夜天の書の主として選ばれたはやての夢に現れて以降ページ蒐集が完了するまで姿を見せなかったが、はやてのことは覚醒前から夜天の書を通してずっと見ていた様子。
以後も姿は見せないものの夜天の書自体ではやての頭を撫で、シグナムも夜天の書越しに彼女に語りかける場面があるなど、物言わぬ夜天の書の姿ではやてや騎士たちと関わっていたようである。

戦闘においては格闘・魔法戦を得意とし、剣、弓、槍など多様な武器を使うことができる。
また、グラーフアイゼンやレヴァンティンを扱うこともできる。その際デバイスは黒紫色に変わる。

・ユーノ・スクライア
冒頭時点ですでに無限書庫司書として働いている。新技「ケージングサークル」を披露。

・アルフ
本作では闇の書にリンカーコアを蒐集されている。

・クロノ・ハラオウン
TV版のリンディの役割である捜査指揮を担当する。
TV版やPSP版と違って闇の書の因縁について自身が深く言及することはなく、リンディの語りによって心中が暗示される演出になっている。

・リンディ・ハラオウン
時空管理局本局に所属する提督。元調査官で結界魔導師。
自身もリンカーコアを持っているため、ヴォルケンリッターに狙われる描写がある。
本作ではハラオウン家の闇の書の因縁の中心を担う。
制作段階では回想シーンの11年前のリンディにも台詞(叫び声)があったのだが、お蔵入りとなった。
担当声優の久川綾によると、「若く、かわいくやった」とのこと(ラジオStrikerS 2nd 第9回)。

・エイミィ・リミエッタ

・レティ・ロウラン
声がCV:大原さやかに変更された。
時空管理局の提督であり、リンディとは同郷であり友人同士。
クロノに、後に「闇の書事件」となる違法渡航者による略奪事件の捜査を依頼した。
闇の書事件終了後ははやてとヴォルケンリッターの管理責任者となり、彼らを指導している。

・マリエル・アテンザ
時空管理局本局の運用部直属技術官。TV版では16歳だったが、本作では15歳である。
珍しい士官学校出の技術屋であり、クロノやエイミィの後輩である。実は、元々は執務官を志望していた。
しかし、執務官になるのは難しいと判断した彼女は途中で技術士官コースに進路変更した。学校を出たあとは、レティ提督の下で装備部の仕事についた。
デバイスマイスターでもあるため、ヴォルケンリッター戦で破損したレイジングハートとバルディッシュの修理を一任されていた。その際にデバイスからの依頼を受け、両名に近代ベルカ式カートリッジシステム「CVK-792」を組み込む改良を突貫作業で完了させた。
この改良がきっかけで後にはやてやヴォルケンリッターの装備調整を担当する他、管制融合騎・リインフォースIIの誕生にも関わっている。

・アリサ・バニングス

・月村すずか

・アレックス

・ランディ

・石田医師
海鳴大学病院に勤める医師。神経内科が専門で、はやての主治医。
はやてがヴォルケンリッターを連れてきた当初は彼女らを信用しておらず、興信所を使って素情を調査していた。
しかし、近所の人たちとうまくやっていたこと、はやての笑顔が増えたことなどから、最終的に彼女らを信用した。
事件後もはやてとは良好な関係を築いており、エピローグでは彼女の訪問を受けている。

・プレシア・テスタロッサ

・リニス

・アリシア・テスタロッサ

・ナハトヴァール
夜天の書とその融合騎を守る事を究極の命題としている防衛システム。別名を「闇の書の闇」。
ナハトヴァールは、「主」を個体認識する機能がなく、守護騎士システムと同様、魔力や能力を使い切った後には「交換」すればいい部品としての認識しかない。
その反面、覚醒前の主と魔導書本体への保護機能は極めて手厚く、両者をいかなる状況下にあっても生き残らせるよう、
自らの蓄積魔力や主の魔力を自動的に駆使して保護しようとする。
はやてがトラックとの衝突事故を回避できたのも、ナハトヴァールの働きである。
(この事故の際にナハトヴァールがはやての魔力を使用し「主として覚醒可能」という判断を下したものと推測されている)

・リインフォースII
リインフォース消滅から1年数ヶ月後、名を継いで生まれた管制融合騎。開発はマリエルによって行われた。
後期型融合騎のシステムが採用されており、30cm程度の小型フレームとなっているのはそのため。
はやてのリンカーコアを分け与える形で基礎コアが生成されている。
独立した人格と単独での魔法運用能力を持っているが、初代とは別人であり人格や才能等は全く違う。
初代との面識は当然ないが、はやて達から闇の書事件や初代の最期については聞いており、初代に大して深い敬意を抱いており、その名を引き継いだことに誇りを持つと同時に、その名に恥じないよう日々研鑽を積んでいる。
はやてのことは敬称では「マイスターはやて」と呼ぶが普段は「はやてちゃん」と呼んでおり、はやてからは「リイン」と呼ばれている。
ちなみに八神家では、はやての学習机の脇にあるドールハウスのような場所がリインの部屋となっている模様。

デバイス

レイジングハート・エクセリオン(Raising Heart Exelion)

レイジングハートからの要請を受け、マリエルがカートリッジシステム「CVK-792A」を組み込んで改良したインテリジェントデバイス。
改良により待機モード以外の全モードでヘッド下部にカートリッジユニットが搭載され、強大な魔力を扱うことが可能となった。
魔力運用は改良前と同じくユーザークロスリンク方式(術者の魔力をデバイスとの間で循環させることで安定した維持・運用を行う)だが、フルドライブ以外ではなのはへ過度の負担をかけないよう、上限出力60%を超えた魔力はレイジイングハート内部のワンウェイドライブ(デバイスに入力された魔力を術者へ戻さず直接変換する方式)で運用する。

待機モード
改良前と似ているが、宝石部が4つの突起部で保持されるようなデザインとなっている。
宝石部は取り外し可能。

アクセルモード
改良前のデバイスモードに相当する、レイジングハート・エクセリオンの基本形態。
魔力使用の優先順位を「飛翔補助」「防御」「弾道制御」に割り振っており、強固なシールドや高誘導のアクセルシューター等を運用する際に用いられる。
デバイスモードとの違いは少ないが、カートリッジシステムを組み込んだ関係で機関部が大型化。機関部には着脱式の箱型弾倉が装着されている。

バスターカノンモード
改良前のカノンモード、TV版のバスターモードに相当する、レイジングハート・エクセリオンの砲撃形態。
大魔力を一瞬で撃ち出す事にシステムを振り分けており、最大射程と狙撃精度はフルドライブであるエクセリオンモード以上。
なのはの「主砲」であるディバインバスター・エクステンションはこの形態で用いられる。 カノンモードと比較すると射撃姿勢安定用のサブグリップやトリガーユニットはそのままだが、コア部分の装甲が強化されており耐久性が向上している。
原案ではデザインが大きく異なり、大型のライフルのような形をしていた。

エクセリオンモード
新たに設けられた、レイジングハート・エクセリオンのフルドライブ形態。
ユーザークロスリンクのリミッターを解除し100%で運用を行うことで、循環魔力を「術者の能力強化」に使用。
大幅に戦闘力が向上する反面、安全措置を限界までカットしているためデバイスや術者への負担も大きく、戦闘可能時間は長くない。

・マガジン
レイジングハート・エクセリオンのカートリッジ装填に使われる、着脱式の箱型弾倉。
装弾数はパンフレットでは8発となっている。
が、劇中でなのはが残弾を確認した際の台詞に「マガジン残り3つ、カートリッジ18発」という台詞があるため、TV版と同じ6発である可能性もある。

バルディッシュ・アサルト(Bardiche Assault)

バルディッシュからの要請を受け、マリエルがカートリッジシステム「CVK-792R」を組み込んで改良したインテリジェントデバイス。
改良により待機モード以外の全モードでユニット部分に回転弾倉式のカートリッジユニットが搭載され、強大な魔力を扱うことが可能となった。
装弾数は「CVK-792A」と同じ6発。稼働部分が少ないことから衝撃に強く、ユニット部分を装甲でカバーできることから耐久性にも優れており、デバイスによる直接打撃を用いることが多いフェイトに合わせた選択となっている。シリンダーの回転方向は後方から見て左回りのS&W式。
魔力運用は従来と同じダイレクトブースト方式(術者の魔力を、デバイスで直接強化・加速して出力)だが、カートリッジで得た魔力を必要に応じてフェイトに回すことが出来るフィードバック機能も搭載された。

待機フォーム
改良前と比較すると、三角部分の頂点に飾りがついた。

ブローヴァフォーム
改良前のアックスフォーム、TV版のアサルトフォームに相当する、バルディッシュ・アサルトの基本形態。
対騎士戦に対応するために機体強度が大幅に強化されている。
改良前と比較すると実体刃の形状が変化しており、ヘッド下部はカートリッジユニットが組み込まれた関係で大型化した。

クレッセントフォーム
改良前のサイズフォーム、TV版のハーケンフォームに相当する形態。
鎌型の魔力刃を扱うのは同じだが、魔力刃を保持する物理フレームが延長され、打撃戦における強度が大幅に増加している。
改良前と比較すると、上記のように物理フレームが延長された関係で、魔力光無しでも鎌のように見える。

ザンバーフォーム
新たに設けられた、バルディッシュ・アサルトのフルドライブ形態。
半実体化する長大な魔力刃を形成し、斬撃や放出等に使用する。
その破壊力は圧倒的であり、リニスが願った「すべてを断ち切る閃光の刃」を具現化したような形態となっている。

・スピードローダー
バルディッシュ・アサルトの回転式弾倉にカートリッジを再装填する際に用いられる、6発のカートリッジをひとまとめにした装填器具。
TV版にも登場はしているものの使用シーンはなかったが、劇場版では変身時にバルディッシュへカートリッジを装填するシーンがある他、闇の書戦において戦闘機動を行いながら回転式弾倉への排莢・装填を行うシーンがある。

レヴァンティン(Laevatein)

シグナムが使用するアームドデバイス。
装弾数3発なのはグラーフアイゼンと同じだが、給弾が1発ずつの手込めしか行えない古い設計となっている。 その分構造が単純なため、堅牢で信頼性は高い。

待機フォルム
小さな剣の形状。普段は鎖に繋いで首飾りのように下げている。
TV版とは違い、シュベルトフォルムをディフォルメしたような形状となっている。

シュベルトフォルム
レヴァンティンの基本となる近接戦用の剣形態で、片刃剣と鞘のセット。
シグナムは主にこの形態を用いて戦う。
剣による斬撃が基本となるが、防御用途に用いる鞘に剣を収めることで、居合のような運用も行う。
TV版と比較すると細部が変更されており、刀身と一体化していた鍔が別パーツとなり、カートリッジ排莢口と別に装填口が設けられた。また、持ち手鍔側にカートリッジロード用と思われるトリガーが配置されている。

シュランゲフォルム
シュベルトフォルムの刀身がいくつもの節に別れた連結刃形態。
リーチを活かした中距離制圧に用いられる。

ボーゲンフォルム
刀身を鞘と合体させることで変形する、遠距離射撃用の弓形態。
TV版と比較するとパーツが増え、洋弓を思わせるシルエットになった。

グラーフアイゼン(Graf Eisen)

ヴィータが使用する鉄槌型アームドデバイス。
TV版では3連装回転シリンダー方式のカートリッジシステム搭載となっていたが、装弾数3の固定弾倉式となった。排莢は3発同時に行える模様。

待機フォルム
ハンマーフォルムをディフォルメしたような形状で、普段は鎖に繋いで首飾りのように下げている。

ハンマーフォルム
グラーフアイゼンの基本形態。ハンマー中心部にコア状の部品が追加され、持ち手の一部が太くなっているが、TV版とさほど大きく変わらない。

ラケーテンフォルム
対人用の形態。
ヘッド後部の推進ユニットにより先端を加速することで、ヴィータ自身の飛翔速度の強化を行うだけでなく、推進力と回転の遠心力を加えた打撃により対象を防御ごと破壊する。
片側がスパイク、反対側が推進ユニットに変形するのはTV版と同じだが、全体的に大型化した。また推進ユニットが3基の推力偏向ノズルに変更されており、劇中でも推力の向きを変えることでなのはの空戦機動に追随している。

ギガントフォルム
大型目標や建造物破壊用の形態。
TV版と同じく、ハンマーヘッドはヴィータの魔力によって更に巨大化する。

クラールヴィント(Klarwind)

シャマルが使用する、4つのリングで構成される補助型アームドデバイス。
補助型の通り、通信・治療・結界生成において威力を発揮するデバイスで、特に通信中継性能は異世界間通信も難なくこなせる高性能。

待機フォルム
TV版と待機フォルムの形状はあまり変わらない。

リンゲフォルム
指にはめて使用する基本形態。宝石部のデザインが変更されている。

ペンダルフォルム
指輪からワイヤーで繋がった石が分離した状態。TV版同様の通信に使う以外に、ゲーム版のようにワイヤーを用いた攻撃や、StSで行ったような対象捕獲も行えるとのこと。
劇中でも、ワイヤーを用いてアルフを捕縛している。

闇の書

魔法や魔力を保存する外部ストレージ。正式名称は「夜天の書」で、もともとは各地の偉大な魔導師の技術を収集して研究するために作られた魔導書である。
防衛プログラムである「闇の書の闇」には新たにナハトヴァールという名前がついている。

ナハトヴァール(Nacht Wal)

闇の書の自動防衛運用システム。はやてからは「闇の書の闇」と呼ばれた。多数の蛇が集まった塊のような姿をしている。
ヴォルケンリッターとなのは達との戦闘中、突如として起動。闇の書の完成を最優先と設定し、ヴォルケンリッターからリンカーコアを回収するため、彼女らを強制的に消去した。
管制融合騎による制御下では、槍射砲の形態をとる。
取り付けられた当初は鎖付きの腕輪のような形態で管制融合騎の左手に着けられており、これがナハトヴァールのメインユニットである可能性が高い。管制融合騎が槍射砲として制御下に置くシーンにて、無数のヘビの塊で隠された内側に同型の腕輪が確認できる。

「闇の書」が、旧世代の魔導師達にとって蠱惑的な存在であり、なおかつ制御・破壊不可能な危険物として存在し続けた理由は以下の通り。
(1)4騎の強力な「騎士」を配下に置くことができる
(2)騎士たちによる頁蒐集により、極めて安易に多様な魔法と莫大な魔力を得ることができる
(3)融合事故を起こす確率が極めて低い、完全な管制融合騎を手に入れる事ができる
(4)あらゆる危険から術者を守る絶対防衛システム「ナハトヴァール」によって守られる
(5)術者が死亡しても転生が可能で、無限の時を生きられる
闇の書の主となれば、一国を御することさえ可能。夜天の書が闇の書として認識されはじめた当初には、そんなまことしやかな風聞が流れた事もあった。
そして平凡な魔導書であった「夜天の書」を「忌まわしき闇の書」として作り替えた歴代の主達も、そんな理想を描いて改変を加えたものと推測されている。
しかし、1~3までの機能はともかく、4・5の機能は正常に機能せず、ナハトヴァールは単独で魔力や再生能力を構築して、夜天の書を浸食していった。
5の機能は、主を置き去りに魔導書自身が無限に生き続ける事に費やされている。

騎士杖シュベルトクロイツ(SchwertKreuz?)

夜天の主として覚醒したはやてが用いる、剣十字の杖。
ヴォルケンリッターのアームドデバイスのような変形機構は無く、大魔力を撃ち出す強固な「砲身」として機能する。

S2U

クロノが使用するストレージデバイス。

待機形態
エンディングでリインフォースIIがデバイスに囲まれている一枚絵の中に、S2Uの待機状態と思われる黒いカード型デバイスの存在が確認できる。

起動状態
ヴォルケンリッターによるリンディ襲撃時の救援や、リンディによる闇の書事件への協力申し出を受けている際のクロノが、稼働状態のS2Uを所持している。

デュランダル(Durandal)

本作ではグレアム達が登場しないため、リンディが所持している。(「ACE2012」公開PVより)
リンディの夫でクロノの父、クライド・ハラオウンが生前発注した対遺失危険物用のデバイス。
侵食型の危険物や爆発物を凍結させて無力化させる目的で、凍結魔法強化の機能に特化されている。
そのため、起動状態から術者の周囲を凍てつかせるほどの冷気を纏っている。
侵食能力を持つ闇の書用として適切な装備であったのだが、残念ながら11年前に発生した闇の書事件の時点では未完成であり、完成したのはクライドが殉職した後のことであった。
リンディが遺品として保管していたようだが、11年後に再度発生した闇の書事件の際に護身用としてか持ち歩いており、ヴォルケンリッターとの遭遇戦時に起動させている。この際は杖本体のみの起動で、浮遊ユニットの展開はなかった。
その後はクロノに託されたようで、防衛プログラム戦においてクロノの手で起動。11年前の雪辱を果たすこととなった。
凍結魔法を反射し、効果を高めるリフレクターを備えている。

待機状態
待機状態ではカード型なのはTV版と同じ。

起動状態
稼動状態では本体である杖以外に4機の浮遊ユニットが展開。
エターナルコフィン発動時には目標外周に浮遊ユニットを展開。本体の杖から凍結魔力粒子の放射による反応冷凍を発生、外周に展開した浮遊ユニットにより冷気を閉じ込め、さらに溢れた凍結魔力を反射させることで冷凍効果を倍加させる。

蒼天の書

リインフォースIIのために作られたストレージデバイス。
彼女が取得したデータや魔法を収める大容量ストレージで、習得した多種多様な魔法を記録可能。

使用魔法

主にTV版との差異を記述。

アクセルシューター

使用者:高町なのは
TV版と同様の中距離誘導射撃。12発の同時操作が可能。

アクセルシューター・バニシングシフト

使用者:高町なのは
アクセルシューターのバリエーション。レイジングハート・エクセリオンのロックオン機能を利用した精密射撃。
通常はロックオン対象に向かい中低速で飛翔するが、自身や防御対象(ヴィータ)への迎撃弾としても機能する。
劇中では、ナハトヴァール暴走体に対し16発の同時射撃を行った。

ショートバスター

使用者:高町なのは
バスターと名がついているが、中距離用の射撃魔法。ディバインバスターと比べ威力・射程は劣るが、空中で移動していても使用できる。

クロススマッシャー

使用者:高町なのは
近距離戦闘用の高速攻撃魔法。劇中では、ヴィータの攻撃をシールドで防御しながら放った。

ディバインバスター・エクステンション

使用者:高町なのは
バスターカノンモードで放つ長距離砲撃魔法。

エクセリオンバスターA.C.S

使用者:高町なのは
エクセリオンモードで使用される突撃砲。突撃時にカートリッジを2発、射撃時に3発消費する。
生成されるストライクフレームは桜色を超えて紅色であり、StrikerSのエクシードモードで使用されたものに近い。
なお、A.C.Sの正式名称はAcceleration-Charge-Strikeに変更されている(オフィシャルコンプリートブック)。

スターライトブレイカー

使用者:高町なのは
エクセリオンモードで放つ集束砲。マガジン内のカートリッジを全て消費する。
なのはtypeの表記ではexが無いが、詳細は不明。

エクセリオンシールド

使用者:高町なのは
カートリッジからのダイレクトリンクによって、ハードシェルタイプの魔法盾を生成する魔法。
通常のシールドに複数の防御システムを重ねている。また、受けた攻撃の特性を学習し、防御効率を上げる性質がある。
ラケーテンハンマーやデアボリック・エミッションを防ぎきる防御力を見せた。

クレッセントセイバー

使用者:フェイト・テスタロッサ
クレッセントフォームの魔力刃を飛ばす魔法。TV版A'sのハーケンセイバーに相当する。
カートリッジを2発消費する。

トライデントスマッシャー

使用者:フェイト・テスタロッサ
StrikerSでも使用したフェイトの中近距離向け砲撃魔法。 三叉に別れた砲撃を着弾点で合流させ、大威力を得る。 今回もデバイスではなく、右手に発生させたスフィアより放っている。

スプライトザンバー

使用者:フェイト・テスタロッサ
闇の書の夢から脱出する際に使用される結界破壊魔法。TV版A'sと描写に違いがあるものの、使用されたのはこの魔法である模様。
本来、フェイトのスパーク光は紫色であるが、この魔法使用時は空色(アリシアの魔力光)となっている。

ブレードインパルス

使用者:フェイト・テスタロッサ
ザンバーフォームから放たれる衝撃波。闇の書の闇戦において、その触手を一刀両断した。

ジェットザンバー

使用者:フェイト・テスタロッサ
ザンバーフォームによる斬撃。
激しいプラズマ光を伴った刀身を伸長させ、対象を一刀両断する。
カートリッジ消費は2発。

プラズマザンバー

使用者:フェイト・テスタロッサ
ザンバーフォームによる砲撃魔法。 落雷を刀身に纏わせ、カートリッジ全弾分を含めた自身の魔力を合わせて放出する。 TV版A'sのプラズマザンバーブレイカーと同様の魔法だが、なのはtypeの表記ではブレイカーが無い。

バスターシフト

なのはとフェイトによるコンビネーション技の1つ。
闇の書の意思をレストリクトロックとライトニングバインドで捕縛し、両サイドから同時に砲撃魔法を放った。
しかし闇の書の意思はバインドを破壊し、砲撃は防がれてしまった。
このときの砲撃魔法はディバインバスターとトライデントスマッシャーだと思われる。
また、砲撃の際はお互いの魔法が当たらないように射線を少しずらしている。

ブラストカラミティ

使用者:高町なのは & フェイト・テスタロッサ
漫画版より逆輸入された中距離殲滅コンビネーション魔法。
闇の書の意思からナハトヴァールを分離するために使用された。

紫電一閃

使用者:シグナム
シグナムの得意とする斬撃魔法。カートリッジ消費は1発。
オフィシャルコンプリートブックには「紫の炎をまとわせ」とあるが、劇中で確認される限り炎は赤色である。

シュランゲバイセン

使用者:シグナム
レヴァンティンのシュランゲフォルムより放たれる攻撃。

シュツルムファルケン

使用者:シグナム
シグナムが持つ唯一にして最大の射撃魔法。超高密度の魔力をまとった矢を音速を超えた速さで放つ。
カートリッジ消費はデバイス変形に1発、発動に2発。TV版A'sと異なり、矢にまとった炎が実際に隼の形をとる。

テートリヒ・シュラーク

使用者:ヴィータ
魔力を込めた武器を相手に叩きつける近接攻撃魔法。

ラテーケンハンマー

使用者:ヴィータ
デバイスからの噴射および遠心力によって加速し、相手に突進する近接攻撃魔法。

シュワルベフリーゲン

使用者:ヴィータ
鉄球をグラーフアイゼンで叩き射出する誘導制御型の射撃魔法。鉄球は一度に12発まで設置可能。
TV版A'sと同様に、大き目の鉄球による単発型と、小鉄球による複数型がある模様。
グラーフアイゼンはこの魔法を発動する際「Schwalbenflug(シュヴァルベンフルーク)」と発音した。

シュワルベフリーゲン・クレイモア

使用者:ヴィータ
ソフトボール大の鉄球を射出する射撃魔法。シュワルベフリーゲンのバリエーションと思われる。
着弾後、爆風と熱および爆散した鉄球の破片によって広範囲にダメージを与える。
劇中では、シグナムとリンディの会話に割り込む形で使用された。

コメートフリーゲン

使用者:ヴィータ
ヴィータ自身の二倍以上の大きさを持つ巨大な鉄球を打ち出す射撃魔法。初出はStrikerS。
ヴィータの魔法の中でも最大級の威力を持ち、なのはの防御を押し切って地面に激突させた。
本来はギガントフォルムで使用する魔法であるが、劇中ではハンマーフォルムで放っている。

ギガントシュラーク

使用者:ヴィータ
ギガントフォルムに変形したグラーフアイゼンを相手に叩きつける魔法。
対結界効果が付加されており、ナハトヴァールのバリアの1枚を破壊した。

戒めの糸

使用者:シャマル
クラールヴィントのペンダルフォルムから発生した魔力ワイヤーで対象を拘束するバインド系捕獲魔法。
劇中では、ヴィータの捕獲結界に向かっていたアルフを拘束するのに使用された。

クラールゲホイル

使用者:シャマル
強烈な閃光を発生させる魔法。管理局員の包囲からの脱出時に使用。
TV版でヴィータが使用したアイゼンゲホイルのシャマル版と考えられる。

遠見の水鏡

使用者:シャマル
空間を繋ぐ水鏡を用いた転移魔法。眼前に発生させた水鏡に対象を映し出すことで対象を捕える。

癒しの風

使用者:シャマル
対象の外傷・疲労回復の他、魔力補給や装備復旧も行う治療魔法。
詠唱がTV版A'sと若干異なり、「風よ、癒しの恵みを運んで」となっている。

旅の鏡

使用者:シャマル
クラールヴィントから発生したワイヤーで囲んだ空間に対象を映し出す。映した対象に攻撃や転送を行うことも可能。
今作にはTV版A's第2話にあたるなのはのリンカーコア抜きがないため、この魔法はナハトヴァールのコア摘出にのみ使用された。

鋼の軛(くびき)

使用者:ザフィーラ
魔力によって生成した杭を地面から出現させたり、空中から落下させて対象を貫く捕獲魔法。

滅牙

使用者:ザフィーラ
拳に込めた魔力を打ち込む、バリア破壊を目的とした攻撃支援魔法。ナハトヴァールが生成したバリアを単身で破壊した。

ミストルティン

使用者:八神はやて
魔力槍で貫いた箇所を石化させる遠隔発生魔法。発動プロセスがTV版A'sと少し異なり、
TV版A's:魔法陣の周りに設置した6本の槍を発射後、魔法陣から1本を発射。計7発。
劇場版:魔法陣の周りに槍を8本設置して発射。魔法陣からの射出はなし。
となっている。 また、詠唱はTV版A'sから変わっていないが、リインフォースとの同時詠唱を行っている。

ラグナロク

使用者:八神はやて
魔法陣から3種の砲撃を発射する直射砲撃魔法。3種の砲撃はそれぞれ防御干渉と命中時反応が異なる。
TV版A'sと同様に足元にはミッドチルダ式、発射面にはベルカ式の魔法陣を展開している。

デアボリック・エミッション

使用者:闇の書の意思
発動者自身を中心に、魔力を球形に拡散させる非破壊型の広域空間攻撃魔法。
バリア系魔法の発生を阻害する効果がある。
なのはが防御に使用したのはシールド系魔法だったため直撃は免れた。

黒い砲撃

使用者:闇の書の意思
黒色の魔力を発射する直射砲撃魔法。クレッセントセイバーを弾いた後に使用、フェイトを吹き飛ばした。

フォトンランサー・ジェノサイドシフト

使用者:闇の書の意思
フォトンランサー・ファランクスシフトを広域拡散型に改変した魔法。
まず闇の書の意思の周りに弾丸を円状に設置し、その後自身となのはを無数の弾丸が取り囲む。
TV版A'sと同じく、設置をした段階で場面が変わり、発射シーンは描かれなかった。

黒槍

使用者:闇の書の意思
ドリル状の巨大な槍を発生させ、空中から投げ落とす魔法。旧ベルカ時代には対艦兵器として使用されていた。
劇中ではなのはに対して使用されたが、命中直前でフェイトによって両断された。

チェーンバインド

使用者:闇の書の意思、アルフ
魔力の鎖で対象を拘束する魔法。闇の書はアルフからこの魔法を蒐集したため、闇の書の意思が使用する時はオレンジ色をしている。
レストリクトロックと異なり空間固定能力はない。劇中では、鎖を引っ張り拘束対象を地面に叩きつけるといった使い方もされた。

エターナルコフィン

使用者:クロノ・ハラオウン
デュランダルにセットされた広域凍結魔法。TV版A'sと比較して詠唱が無いほか、冷凍描写も大きく異なる。
マイナス方向の温度変換は非常に難度が高いが、クロノ自身の実力、凍結魔法に特化したデュランダルの補助を受けてナハトヴァールの凍結に成功した。

ケイジングサークル

使用者:ユーノ・スクライア
対象の周りに魔力の輪を発生させる。対象を直接拘束するのではなく、輪の外に出さないことを目的とする魔法。
外に出ようと輪に触れた物体に対し攻撃力を持つ。劇中では、発動の際にナハトヴァールの触手をいくつか破壊している。
また、かなりの耐久力を持つ。チェーンバインドや鋼の軛がナハトヴァールに突破される中、役目を終えるまで効果を発揮し続けた。

バリアジャケット・騎士甲冑

高町なのは

・セイクリッドモード
ヴィータ戦での敗戦後、レイジングハートが組み上げた形態。
外観の変更点は少ないが、ブレストプレートの追加や防御用積層構造が従来の8層から22層へ向上、物理装甲やプロテクトレイヤーも増加するなど、回避技術が優れているとは言えないなのはのため、「被弾しても耐える」ことを目的に防御力の強化に重点が置かれている。
また、「アクセルフィン」における瞬間加速性能や最高速度も向上している。
反面重量や維持魔力は増加しているが、なのは自身の魔力運用とカートリッジシステムによる供給で補填している。
初期案では浮遊する盾型武装「イージスシールド」が設定されていた。

・エクセリオンモード
レイジングハートのエクセリオンモード使用時に換装される重装ジャケット。
アンダーが白から黒へと色が変わり形状も変化。防御力と瞬間加速性能はより向上するが、より魔力消費が激しくなる。

フェイト・テスタロッサ

・ライトニングフォーム
シグナム戦での敗戦を受け、再構成された新型バリアジャケット。
マントの襟部分がカットオフされているのは視界の確保を優先させるためであり、その他細部の変更も多い。
防御面の強化は胸部・左腕・両足に強化素材を使用することに留められており、 フェイトの長所である速度を殺さないよう工夫されている。
空戦機動においては、加速と旋回性能に重点が置かれている。

・ソニックフォーム
ライトニングフォームからマントや装備の殆どを切り捨てた速度特化形態。
右腕にも左腕と同様の装甲が追加されるが、四肢の装甲以外の防御性能は皆無となる。
反面、防御力と引換に圧倒的な速度を得ることが出来る。
闇の書の意思戦でも使用しており、圧倒的な弾幕を超高速の機動でかわし闇の書の意思に肉薄した。

・ブレイズフォーム
闇の書の夢から脱出したフェイトが纏う決意の形態。
基本的にはライトニングフォームをベースとしているが、マントの色が黒から白へと変化しており、スカート下の部分のデザインも異なる。また、ソニックフォームと同様に右腕部にも装甲が追加されている。
色合い的にも、StrikerSにおけるインパルスフォームを彷彿とさせるバリアジャケット。

魔法技術関連

・融合騎
「一人の人間を究極的に強化する」という思想に基づいた兵器開発の成果として開発された、ベルカ独自の技術。
知性と魔力運用機能を持った擬似生命体(融合騎)を使用者と融合させることで、使用者の魔法行使能力を劇的に向上させることが出来る。
融合騎の開発初期~中期は人間と同サイズで製作されていたが、使用者に合わせた微細な調整を行わなくてはならず、事故やトラブルが多発した。
その問題を解決するため、後期型融合騎は人間サイズではなく30cm程の小型フレームとなっている。
ちなみに夜天の書の管制融合騎はベルカ初期~中期に造られた個体であるが、夜天の書の主に関する情報を収集し、その情報に基づいて数ヶ月~数年かけて融合機能を自動調整するシステムが搭載されているため、融合事故の発生率は低い。また、リインフォースIIは比較的資料の多い後期型融合騎の技術で造られている。

・主と融合騎の融合
主と融合した融合騎は、通常、主の体内で意識を保ち、自身のリンカーコアと蓄積魔力を使用して魔法を行使する。
主の魔法を補助・強化することで威力や精度を高める他、別々の魔法を発動させる事も可能。
また、負傷などの理由で主が意識喪失した場合には、一時的に主を自身の体内に保護し、融合騎自身が戦闘を行う事もできる。
「夜天の書」の管制融合騎は、夜天の書のマスターとして登録された人物の生体パターンや魔力資質といった情報を詳細に解析し、
数ヶ月~数年をかけて管制融合騎が自身の融合機能を自動的に調整するシステムが搭載されており、融合事故の発生率は極めて低く抑えられている。

・自律稼働プログラム「ヴォルケンリッター」
旧ベルカにおいても遺失技術となっていた存在。
人間と変わらない生活機能を持つが、加齢をせず、死亡・消滅しても、本体である夜天の書とその主が存在する限り再生が可能。
乱世の王達が求めてやまなかった「不死身の戦士」であるが、その存在は夜天の書に大きく依存しており、そのシステムの最終解析が為される事はなかった。
なお、夜天の書の終焉により騎士達は魔導書から解放されており、このため無限再生の機能は失われている。

・カートリッジシステム
古代ベルカ式やその亜流、あるいは近代ベルカ式にて使用される圧縮魔力を込めたカートリッジによる魔力増幅システム。
元々戦闘用の大型砲に用いられていた「魔力弾」を小型化して騎士剣に搭載したのが始まりで、その後様々な武器にこのシステムが取り入れられていき、ベルカ伝統の武器となっていった。
瞬時に爆発的な魔力を得ることが出来る反面、扱いを間違うと単なる自爆となる危険性もある。
TV版同様なのはとフェイトのカートリッジは金、シグナムやヴィータのカートリッジは赤の薬莢となっている。

・近代ベルカ式
古代ベルカ式の強力な魔力運用技術を、ミッドチルダのシステムでエミュレートすることで機能再現する魔法技術。
劇中でこの名称は登場しないが、レイジングハートとバルディッシュが搭載したカートリッジシステム「CVK-792A」「CVK-792R」は、近代ベルカ式魔法の研究用に開発された最新式試作ユニットであることがパンフレットに記載されている。
管理局内にもごく少数ながら真正や亜流のベルカ式術者がおり、また近代ベルカ式の使用者も増加していることがパンフレットに記載されていることから、劇中時点でもカートリッジの生産は行われていると思われる。

・旧世界ベルカ
旧暦時代に繁栄していた次元世界。
その歴史は古く、確認されているだけで5000年以上前の記録が存在する。
現在の形に近い魔導文化発祥の地でもあり、かつては超自然現象として扱われていた魔力効果を解析し、
「特異な才能の持ち主が偶発的に使用できるようになる」のみであった力を、体系立てた「魔導技術」として確立した。
魔導技術による文明の進化は著しく、さらにベルカ内部諸国の内乱によって魔力運用技術は劇的な進歩を遂げた。
ベルカの歴史の中期以降は、永遠に続くかのような戦乱の歴史が刻まれている。
およそ300年前にベルカ諸国は様々な要因から滅びの時を迎え、現在は無人世界となっているが、
ベルカ戦乱時代の史跡から数多くの遺失技術(ロストロギア)が発見されている。

・ベルカの騎士
ベルカ式魔法の使用者のうち、特に戦闘魔法技術の優れた術者は「騎士」と呼ばれる。
最大の特徴は、「騎士甲冑」と呼ばれる戦闘用の防護服と、「騎士剣」と呼ばれる戦闘武装。
騎士甲冑は温度変化や弾丸を防ぐ無敵の鎧として機能し、魔力を駆使して振るわれる騎士剣は、城壁をも破壊した。
そして、戦闘用の大型砲に使用されていた「魔力弾」が小型化し、騎士剣に搭載されるようになり、騎士剣はさらなる威力を発揮するようになった。
後に魔力弾を使用する騎士剣のシステムはさまざまな武装に取り入れられ、ベルカ伝統の武器となっていった。

・リンカーコア
魔導師の体内にある、魔力を生成する器官。
空気中の魔力を体内に取り込んで蓄積する機能を持ち、魔力を外部に放出する際にも動作する。
外部機器によってリンカーコアにアクセスすることで、魔力量をはじめとする魔法資質がある程度判別可能。
魔力の過剰放出などによって委縮する事があり、極端な魔力ダメージを受けたり、限界を越えた放出を行うと一時的に機能不全に陥る事があるが、
魔導師が生存する限り失われる事はない。

・ベルカ式とミッドチルダ式
「撃ち出す」事を主眼としたミッドチルダの魔力運用に対してベルカ式魔法の魔力運用は「体内と武器を循環させながら放出する」というもの。
このためベルカの術者は総じて身体強化・武器強化の技能に優れ、近接格闘を得意とする。
それに対してミッドチルダ式は射撃・砲撃といった中~長距離戦闘を得意とする。
現代では次元世界全域でミッドチルダ式が主流であり、真正の古代ベルカ式の術者は稀な存在になりつつある。

・槍射砲
古代ベルカで使用された、近接戦闘用の歩兵装備。炸薬カートリッジを用いて槍を射出する。
小型のものは格闘戦にも利用でき、中には両手両足に装着する人も存在した。

ミニピクチャードラマ

スペシャルディスクに収録。ピクチャードラマはフィクションです。

魔法家族リリカルヴォルケン

医療少女メディカルシャマル

  • 神楽井ゆずこ
    主人公。10歳。
  • 神楽井かなえ
    ゆずこの母。体が弱い。
  • ナノハ
    光の看護天使。
  • フェイト
    光の看護天使。
  • シグナム
    暗黒外科部長。
  • ヴィータ
    粉砕整形科。
  • ザフィーラ
    豪腕整体医。
  • リインフォース
    暗黒医療会院長。