魔法用語(Strikers)

Last-modified: 2024-03-02 (土) 00:25:24

魔導師

以下に、本編中に登場した主な魔導師の魔導師ランクおよび魔力光の色を記載します。
魔導師ランク キャラ 魔力光の色 基本使用術式 備考
SS 八神はやて(総合) 白色 古代ベルカ式 10年前はS
S+ 高町なのは(空戦) 桜色 ミッドチルダ式 10年前はAAA
フェイト・T・ハラオウン(空戦) 金色 ミッドチルダ式 10年前はAAA
ゼスト・グランガイツ 山吹色 古代ベルカ式 表示は生前のもの
S ルーテシア・アルピーノ 紫紺色 ベルカ式(独自システム) 表示は相当推定
S- シグナム(空戦) 紫色 古代ベルカ式
AAA+ ヴィータ(空戦) 赤色 古代ベルカ式
AAA シャッハ・ヌエラ(陸戦) 橙色 近代ベルカ式
AA+ シャマル(総合) 青磁色 古代ベルカ式
AA ザフィーラ 藍白色 古代ベルカ式 表示は相当推定
(公にはランク非所有)
クイント・ナカジマ(陸戦) ? 近代ベルカ式
メガーヌ・アルピーノ(陸戦) ? 近代ベルカ式
A+ リインフォースII(総合) 白色 古代ベルカ式
アギト(空戦) 紫色 古代ベルカ式
A ギンガ・ナカジマ(陸戦) 藍紫色 近代ベルカ式
ユーノ・スクライア(総合) 緑色 ミッドチルダ式 10年前からA
B+ ヴァイス・グランセニック 浅葱色 ミッドチルダ式
B スバル・ナカジマ(陸戦) 水色 近代ベルカ式 エピローグ時はAA(陸戦)
ティアナ・ランスター(陸戦) 橙色 ミッドチルダ式 エピローグ時はAA(陸戦)
エリオ・モンディアル(陸戦) 黄色 近代ベルカ式 エピローグ時はAA(陸戦)
C+ キャロ・ル・ルシエ(陸戦) 桃色 ミッドチルダ式 エピローグ時はA+(総合)
不明 クロノ・ハラオウン 水色 ミッドチルダ式 10年前はAAA+
カリム・グラシア 金色 古代ベルカ式
ヴェロッサ・アコース 緑色 古代ベルカ式
聖王ヴィヴィオ 虹色 古代ベルカ式

・魔導師ランク
基本的にはA'sまでと同様。
StrikerSでは、管理局員としてそれぞれの部署でどれほどの任務をこなせるかを示す次元世界で通用する資格のようなものであり、戦闘における強さとは直接の関わりがないこと、ランク昇格にあたり試験があることが明らかにされた。
「単純な魔力や戦闘能力の強さではなく、あくまで「規定の課題行動を達成する能力」の証明」(StrikerS DVD1巻ブックレットより)
また、陸戦、空戦、総合の3種類に分類できることも明らかにされている。

ティアナがなのは達を「オーバーSランク」、ヴィータ、シグナム達を「ニアSランク」と評していたところから、Sランクを境に大きく評価が異なるのではないかと思われる。
一般の武装局員はD~Cランクが最も多く、Bランク昇格試験は多くの魔導師が最初にぶつかる壁として知られている。

・出力リミッター
StrikerS第4話で、なのは達自身にも常に「能力限定」と言われる出力リミッターが掛けられていることが明らかにされた。
これは、本来のなのは達では「部隊毎に保有できる魔力ランクの総計規模」を超えてしまう、という問題に対する「裏技」(シャーリー談)である。
対象になっているのははやて(-4ランクで実質Aランク)、なのは(-2.5ランクで実質AAランク)、フェイト、シグナム、ヴィータ(ランク変動は不明)。
隊長達は大体-2ランクされていると言われている。
※ここでいうランクは、SSS、SS、S、AAA、AA、A……で、それぞれに付く+は0.5ランク扱いの様である。-に関しては詳細不明。
また、リミッター解除にはそれぞれの上司(はやての場合はクロノかカリム、各隊長・副隊長の場合ははやて)の許可が必要で、生半可なことでは許可は降りないらしい。
また、解除できる回数などにも制限があり、解除するには再度承認を取る必要がある模様である。 第11話では、クロノがはやてのリミッターを解除するにあたり、ランク数(このときは3ランク:Aランク→Sランク)と解除時間(このときは120分)を指定している。
この能力限定がかかるのは基本的に出力のみであり、魔法の操作性能等の技術には影響しない。
また、これとは別に、それぞれのデバイスにもリミッターが掛けられている。
機動六課解散後は各人、デバイスのリミッターは解除された。
また、ルーテシアらも出力に自ら出力リミッターをかけて普段は過ごしている。なのは達が受けているリミッターとは別物ではあるが、出力リミッターと同一の効力を持つ為ここに記載する。
これは自身の存在を隠匿する必要がある犯罪者や魔導師がかけているもの。魔力が大きいと、索敵システムに探知され易いことや、エネルギー維持の為に必要な物資の補給が多くなり、自身の活動の邪魔になる為。
必要な時に自分で限定解除し本来の力を行使する。

・騎士
A'sの時からベルカ式の使い手のことを一般的に「騎士」と呼ばれていて、それは古代ベルカ式だけに非ず、近代ベルカ式にも通用する理屈である模様。よって、エリオ・モンディアルは「騎士見習い」と呼ばれている。
ただし、スバル・ナカジマとギンガ・ナカジマは近代ベルカ式を使いながら、「魔導師」として管理局に登録している。
スバルが魔導師を名乗る理由はなのはへの憧れのためである。(StSトレカN11)
尚、古代ベルカ式の使い手ながらミッドチルダ式魔法も操る八神はやては「魔導騎士」と呼ばれる。こう言った存在は特殊なようだ。

魔法陣

・ミッドチルダ式魔法陣
1期・A'sに同じく円形の魔法陣。
詳しい形状としては、二重円と隙間に反転して回転している2つの正方形、更に大円の隅に小さな円と文字が描きこまれている。

・古代ベルカ式魔法陣
A'sにおける「ベルカ式」と同じく三角形の魔法陣。
小さな円を正三角形の隅に配置し、中央には剣十字が回転している。

・近代ベルカ式魔法陣
古代ベルカ式とまったく同じ三角形の魔法陣。
その形状に違いが見当たらないため、魔法陣だけでは古代か近代か区別が付かない。
尚、StrikerSになってから、夜天の魔導書の関係者ではないベルカ式の使い手が使用した魔法陣でやはり剣十字がもちいられていたところから、この紋章は夜天の魔導書由来のものではないと思われる。 剣十字自体が夜天の魔導書というよりはベルカ式を象徴する紋章である可能性はあり。

・召喚魔法陣
A'sまでに登場していたミッドチルダ式ともベルカ式とも違う正方形の魔法陣で、主に召喚物が召喚される地点に現れる。 現在のところ、召喚魔法を用いるのはキャロ・ル・ルシエおよびルーテシアの2人で、この魔法陣を用いるのもこの2人のみである。
この時、術者本人の足下にはその術式にそった魔法陣が展開されているが、足下(もしくは自分の周囲)に召喚する場合に限っては、直接足下に召喚魔法陣が展開される。
詳しい形状は、小さな円を4つ正方形になるように配置し、それを繋いだ形で中央にある魔法陣を囲むように2つの菱形を重ねあわせたという複雑な形。
キャロの召喚魔法で使用された魔法陣では、中央に配置される魔法陣はミッドチルダ式の円形魔法陣で、四角もそれに近い二重円になっている。 一方、ルーテシアの場合は、中心はベルカ式魔法陣で用いられているのと同様の剣十字となっており、四角も単円になっている。
※A's漫画版で召喚魔道師が赤竜を召喚したときは通常のミッド式魔法陣だったが、これは当時はまだ召喚魔法の詳細な設定がなかったためと思われる。

・テンプレート
正確には魔法陣ではないが、分類の都合上ここにも記しておく。
戦闘機人達が先天固有技能を発動させた際に発生する、魔法陣状のエネルギー制御陣形。
主にIS発動時に展開することから「ISテンプレート」とも呼ばれる(DVD5巻ブックレット)。
アニメのオープニングの最後でレリックの周囲を取り巻く幾何学模様と同一のもの。

スキル

以下に、言及されたスキルや資質について記載します。

・魔力変換資質
魔力をごく自然に直接的な物理エネルギーに変換できる能力。
通常は魔法としての制御が必要な変換を自然に行えるため、自身の魔法に変換したエネルギーを付与することが容易となり、意図的に変換を行う際の効率も高くなる。
フェイトとエリオが「電気」、シグナムとアギトが「炎熱」を保有している。
なお、この資質は基本1人につき1種である。
当然のことながら、資質が無いからといって、その系統の魔法を使うことができないということはない。
例えば、リインフォースIIは特別な資質は無いが、氷結系魔法を中心に覚えている。

・稀少技能レアスキル(Rare Skill)
その名の通り、普通の人は持っていない稀少スキル。
古代ベルカ式魔法そのものや召喚魔法も術者の稀少さゆえ、レアスキルに認定されている。
古代ベルカ式魔法を操る術者の中でも、特筆すべき固有スキルを持っている者が幾人かおり、それらはレアスキルの中でも特別扱いとされる。StrikerSの本編中で登場した、特別扱いされる術者とそのスキルとしては、 八神はやて(蒐集行使)、カリム・グラシア(預言者の著書)、ヴェロッサ・アコース(無限の猟犬、思考捜査)の3人のものが確認されている。
StrikerS漫画版Episode-3で、はやては上級キャリア試験を受けた際に稀少技能持ちの特例措置を受けている、と言われている。特例措置の内容についての詳細は不明。
また、はやては「稀少技能保有者とかスタンドアロンで優秀な魔導師は結局便利アイテム扱い」とぼやいてもいる。

・古代ベルカ式魔法

・蒐集行使
八神はやての持つ稀少技能。
蒐集修得したミッド・ベルカ両式の魔法をフルパフォーマンスで使用できる。
闇の書の時代には、ヴォルケンリッターが魔力蒐集を行うことで、その魔力の持ち主の持っていた魔法を記録できる能力を持っていたが、リインフォースIIにその能力があるか、あったとして今も魔法の記録をこの方法で行っているかについては触れられていないため不明。

・預言者の著書プロフェーティン・シュリフテン(Prophetinschriften)
カリム・グラシアの所有する稀少技能。
最短で半年、最長で数年先の未来を、詩文形式で書き出した預言書の作成を行う。
二つの月の魔力がうまく揃わないと発動できないため、ページの作成は年に一度しかできない。
預言の中身は古代ベルカ語で、しかも解釈によって意味が変わることもある難解な文章に加え、世界に起こる事件をランダムに書き出すだけで、解釈ミスも含めれば的中率や実用性は割とよく当たる占い程度、とはカリム本人の弁。
ただし、大規模災害や大きな事件に関しての的中率は高く、管理局や教会からの信頼度は高い。
また、これは未来予知ではなく、世界中に散在する情報を統括・検討し、予想される事実を導き出すデータ管理・調査系の魔法技能である。
教会や管理局に関わる「事件」の預言が多く現れるため、各世界の管理局のデータベースや教会からデータ収集を行っているのではという見解もある。
聖王教会や次元航行部隊のトップも有識者の予想情報の1つとして預言内容は目に通すが、地上部隊は事実上のトップ、レジアス・ゲイズ中将の性格柄、あまり好意的に見ていない。

・無限の猟犬ウンエントリヒ・ヤークト(Unendlichjagd)
ヴェロッサ・アコースの所有する稀少技能。
魔力で生み出した猟犬を放つことで、その場にいながら探査・捜索を行うことが可能。
目視や魔力探査にかかりづらいステルス性能を持ち、目や耳で確認した情報をヴェロッサに送信・あるいは記憶しておくことができる。
精製時に込められた魔力が尽きるまで自立行動を行い続けることができ、その活動はヴェロッサの魔力に依存しないため、運用距離の制限はない。
陸・海・空を移動でき、セキュリティ・障害物を越えての建造物への侵入、コンピュータにアクセスしての情報収集を行う。
猟犬の名の通り、単体での戦闘活動も可能であり、またその防御力も高いため並のセキュリティでは破壊されない。
行使する時はベルカ式魔法陣が現れる。
第19話でスカリエッティのラボのセキュリティのセンサーに引っかかって破壊されたが、それによりここがスカリエッティのアジトであるという確証を得た。

・思考捜査
ヴェロッサ・アコースの所有する稀少技能の一つ。
対象の脳内の「記憶」を捜査し、読み取ることができる。
ヴェロッサが査察官という職を選んだきっかけとなった技能でもある。
作中ではウーノに使用され、ナンバーズの配備状況などを読み取った。

・召喚行使
キャロ・ル・ルシエやルーテシア・アルピーノの所有する稀少技能。
また、A's漫画版「The Prologue of ACES」でシグナムと交戦した魔導師が赤竜を召喚していた。
その際の「蒐集」の影響により闇の書の意志(初代リインフォース)も使用しており(A's第10話)、その遺産を受け継いでいるはやても使えないことはないと思われるが、はやての竜召喚と竜使役のスキルに関して語られたことがないため、詳細については不明。

・竜使役
キャロ・ル・ルシエの持つ技能。
竜使役は竜族と心を通わせ、従えることのできる能力。
たとえ心を通わせた竜であっても、術者が正しく制御できないと暴れ回るだけとなってしまう。
従えた竜は竜召喚の魔法によって呼び出すことが可能。

・先天固有技能
インヒューレントスキル(Inherent Skill)、略してISと呼ばれる。主に戦闘機人が用いる特殊能力。
戦闘機人以外ではヴィヴィオ(古代ベルカ王族)が用いる「聖王の鎧」が該当する。
魔力ではない別のエネルギーを使用しているため、厳密には魔法関連のスキルではない。

・振動破砕
スバル・ナカジマの所有する先天固有技能。
四肢末端部からの振動エネルギーを発生させ、放出あるいは接触することで対象に振動エネルギーを流し込み、共振現象を発生させて粉砕する破壊技術。
振動は外装・装甲のみならず、内部で護られている骨格・機械部品といった脆く固い部位にも瞬時に到達し、共振によって破砕する。
その威力は絶大だが、使用者や装備品へのダメージも甚大。
第17話で暴走状態に陥ったときチンクに対して使用。
接触兵器ということもあり近接戦でしか使用できないものの、対人対物に関わらず当たれば間違いなく一撃必殺の技。

・聖王の鎧
ヴィヴィオの所有する固有技能。
「先天固有技能」ではないが便宜上ここに分類しておく。
古代ベルカ王族が遺伝子レベルで所有している防衛能力で、五体を武器化するという古代ベルカの戦乱の歴史の中で編み上げられた資質。
優れた兵器であることと生存することが求められた聖王血統保有者に遺伝子調整を尽くして付与された防衛機能。
本人に意志とは無関係に発動し、危険や危機からその身を守る。
「聖王の鎧」という呼称については諸説あり、この能力全般を指すという説、この能力中でも特に優れたものを指す説、レリックウェポン化した際の甲冑や防護服を指すという説 という3つの説が主な説である。

その他関連項目

・物理破壊設定/非殺傷設定
主に魔力弾に用いられる設定。
物理破壊を伴う物理破壊設定と生体にショックのみを与えて傷をつけない非殺傷・スタン設定がある。
しかし非殺傷設定であっても、その生成技能が低かったり、命中箇所が脆かったりすると大怪我をすることがある。

・AMF(Anti Magilink-Field)
主にガジェットドローン(機械兵器)が標準で装備しているフィールド系の上位魔法。
バルディッシュは、ジャマーフィールド(Jammer Field)と言っている。
魔力結合・魔力効果発生を無効にするAAAランク魔法防御。
フィールド内では攻撃魔法はもちろん、飛行や防御、機動や移動に関する魔法も妨害される。
AMF濃度が増すほどに魔力の結合が解除されるまでの時間が短縮される。
その発生濃度はI型が60~80%程度、III型が100%超(120~200%)である。
また、ガジェットドローンの数を増やせば、その威力も増大する模様。第16~17話にて多数のガジェットが地上本部を囲むことでAMF濃度を上げ、中の魔導師(なのはたち含む)が一時的に魔法も通信もできない状態に陥った。
高ランク魔導師になれば、フィールド内での対処法もあるが、なるべく捕まらないようにしている。
また、ゆりかご内部やスカリエッティのラボ内は高濃度AMFで満たされている。

・シューティングアーツ
略して「SA」。ギンガ・ナカジマとスバル・ナカジマが使う格闘技法。
ローラーブーツ型デバイスを使用することが前提であり、前衛型のベルカ式魔法を使うことが基本となっている。
元々スバルとギンガの死んだ母親がやっていたものをギンガが習い、更にスバルはギンガから習った。

・自己ブースト
文字通り、自らに対してかける能力強化。 本来のブースト魔法は魔力の付与による能力強化のため、もともと魔力運用が上手い魔導師ほど自己ブーストは効果が薄くなる。
自己ブーストの利点として、一度行ってしまえば無意識でも強化された能力を維持できる点がある。また、高度な集束技術の保有者やカートリッジデバイスの使用者は、魔力のオーバーロードを無視した自己ブーストをかけることによって(理論上は)術者とデバイス双方の「限界」を突破した力を引き出せる。
しかし、強化した状態で魔法を発動すればその分の魔力消費は乗算となるので、維持時間が極端に減少する。また、単純に引き出せる魔力の負荷が大きいため、並みの魔導師では制御すること自体が困難。オーバーロードが過剰になると、使用者の体と使用デバイスの双方が圧力に耐えられず破損したり、魔力の暴発が起きる。

・ブラックアウトダメージ
術者の魔力が大きな純粋魔力ダメージや使用しすぎによって尽きると、術者は意識を失う「ブラックアウト」と呼ばれる現象がある(1期第11話のフェイトなど)が、更に過負荷を瞬間的にかけた場合などに魔力だけではなく身体的にもダメージが及ぶことがあり、そのダメージをブラックアウトダメージと呼ぶ。
リンカーコアを始めとして全身に及ぶ事もあり、非常に深刻な状態にすらなりうる危険なものである。
StrikerS第17話におけるリインフォースIIがこの状態に陥っている。この時はヴィータとグラーフアイゼンをゼストの攻撃から護る為に防御魔法を展開し、過負荷がかかりこの状態になった。

・糸の檻
ジェイル・スカリエッティが第22話・24話で用いた魔力糸による檻。
また、同様の魔力糸でフェイトのバルディッシュ・ザンバーの刀身を砕いた。
この魔力糸はAMF近似のエネルギーを纏っており、対象の魔力防御や魔力による破断への抵抗力を持つ。
これに抵抗するためには糸のエネルギーを超過する物理打撃や鋭利な斬撃が必要。