登場人物(Vivid)

Last-modified: 2024-03-02 (土) 19:04:35

St.ヒルデ魔法学院生徒

ミッドチルダにある、教会系列の魔法学校。
ヴィヴィオ達が通う初等科とアインハルトが通う中等科は、同じ敷地内にあることが確認できる(Memory;08他)。 StrikerS最終話やSS04などで登場した学校と同じである。

・高町ヴィヴィオ
CV:水橋かおり
本作の主人公。初等科の4年生。
Magic:ベルカ&ミッドハイブリッド
母である高町なのはから、進級のお祝いにデバイス(セイクリッド・ハート。愛称クリス)を贈られるエピソードが、本作の物語の始まり。
使用術式はベルカ主体のミッド混合ハイブリッド。魔法陣は現在のところベルカ式のみ。格闘技流派はストライクアーツ。
母体オリジナルは、最後のゆりかごの聖王、オリヴィエ聖王女(Memory;03)。 このことはリオやコロナ、ルーテシアたちは知っていて(Memory;10)、作中ではあまり説明されていないが、他にも知っている者はいる模様。 Memory;60によれば、以前アインハルトに自分がオリヴィエの複製体クローンだと話している。 過去の記憶はないが体質は受け継いでいる。

普段は母と普通の家庭で暮らす、明るい性格の普通の女の子。

母の教え子達やナカジマ家一同、教会メンバーを初め、年上の知人が多い。
友達一同やノーヴェ、セイン、エリオ、キャロ、ルーテシアなどのことは愛称で呼び、友達口調で話しているが、アインハルトに対してはさんづけし、丁寧語で話している。
なお、以前は嫌がっていたオットー、ディードからの「陛下」と言う呼び方はもう慣れたと言っている。

格闘技をやる理由は、かつて母と交わした(すぐに泣かない、転んでも1人で立てるなどといった意味での)「強い子になる」という約束と、そんな母を「いつか守れるようになりたい」という思いから。(Memory;07)

魔法や格闘訓練の際には愛機クリスの力を借りて「変身」を行う事が多く、その際は十代後半~成人の体格になる。 この形態は主に「おとなモード」と呼んでいる。 Memory;36で変身解除が出来なくなっていた際の描写から、変身はクリスによって制御されている模様であるが、詳細は不明。

シャンテによれば、魔力資質は高速並列運用型で、「聖王の鎧」も無くし、防御も攻撃も高くない為、学者型か中後衛型であり、格闘型に向いてないとのこと。(Memory;19)
本人とノーヴェの談によれば、防御がもろく攻撃もいまいちで、全般的にパワー不足だが、視野が広く反応と動作の速度に優れる「カウンターヒッター」スタイル。(Memory;20)
予選3回戦にてミウラに敗れ、意識不明となってしまう(Memory;35)が、軽い脳震盪だった模様で精密検査の予定(Memory;36、その後の経過は作中では触れられていない)。
SSXと同様に、無限書庫の司書資格を持っている。(Memory;46)

アインハルトとジークによれば、回避主体で防御は繊細で脆く、打撃力にも劣る(Memory;58)。
魔力量は限られているが、魔力運用が上手く、攻撃や防御に集中させる(Memory;59)。
打撃格闘としてのスタイルがキレイであるが、投げや寝技は苦手としていて泥臭いゴリ押しに弱い。(Memory;72)

ジークリンデやヴィクトーリアからは「ヴィヴィ」と呼ばれている。

Memory;79では、速さと巧さは図抜けていて、避け勘と当て勘を持つ稀な才能であり、必要以上の威力に頼らず正確な一撃で意識や行動力を刈り取るのがヴィヴィオの「武」の道であるとアイリン達に評されている。 Memory;80では、レイ・タンドラから、体質の問題を指摘されているが、同時に極限の見切りにして筆誅の一撃を生む「神眼」の領域に半歩踏み込めていると言われている。

Memory;102で5年生になる。

・アインハルト・ストラトス
CV:能登麻美子
St.ヒルデ魔法学院中等科の1年生で、ヴィヴィオの上級生にあたる少女。
Magic:真正古代ベルカ
物静かな性格で、感情を表情に出す事が少ないが、自分の出自や現在に複雑な感情を抱えている。
右目が紺、左目が青で微妙に色が違うのと、髪の右側に付けた大きな赤いリボンが特徴。
碧銀の髪と虹彩異色は覇王の身体資質。ただしカラーページでないと判別は難しい。
「武装形態」の声とともに大人の体型に変化することが多く、「覇王イングヴァルト」を名乗っての活動はこの姿で行っていた。
覇王流が最強である事を証明したいが為に、形振り構わない形で実力のある者達に野試合を挑んでは叩きのめしていたが、「覇王」としてノーヴェと対戦した結果、勝負に勝つも負傷が原因で武装形態を解いた後に昏倒してしまい、持ち歩いていたロッカーの鍵により、制服と学生証から正体が判明することとなった。
真正古流ベルカの格闘武術覇王流カイザーアーツの後継者。
覇王イングヴァルトの直系子孫で、初代覇王の記憶を途切れ途切れではあるが伝承している(詳細はイングヴァルトの項を参照)。
公式魔法戦の舞台で覇王流の強さを証明することを決意した。
クラウスの記憶を受け継いでいるが忘れていることも多い(Memory;52)。
アニメでは、記憶承継のため定期的に通院している。
Memory;100では、アインハルト自身の日々が充実する事により、クラウスの記憶が薄れて消えていっていることに気づいていて、記憶を書き留めている。
Memory;101で、エーデルガルト・バルカスに勝利してDSAA U-15チャンピオンとなる。

真正古代ベルカの端末は作るのが難しいため、デバイスは持っていなかったが、Memory;17で八神はやてらに製作を依頼し、Memory;19で入手する。
自宅はミッドチルダ南地区。(Memory;40) はやてからは、「覇王イングヴァルトの末裔」とも言われている(Memory;45)。

年下のヴィヴィオ相手でも、さん付けに丁寧語で、礼儀正しい。
現在はノーヴェやヴィヴィオたちともだいぶ打ち解けた様子で、一緒に遊んだり練習したりもしているが連載開始以降、いまだ一度も笑顔を見せたことがない。 吹き出しなどでは様々な表情を見せる事もあるが、外面にはほとんど出していない。
勝っても笑わないことは、ジークリンデが指摘し、質問している。 アインハルト本人によれば「私は笑ってはいけないからです」とのこと(Memory;40、41)。 守れなかった人を守り抜くと誓えるほどに強くなることが悲願で、それが叶えられるまでは絶対に笑ってはいけないと考えていた。 また、ヴィヴィオからは「嘘が苦手」と思われている。(Memory;56)
Memory;61でヴィヴィオに敗北してから笑顔を見せるようになる。
大型獣も平気。ベルカ以外のことにあまり興味がなかったため、武術の有名人をあまり知らない(Memory;68)。

Memory;79では、資質はエレミアと並び、伸びしろの量は相当で、古流にありがちな堅さもなく実戦流派であるとアイリン達に評されている。
Memory;83から、15才以下のカテゴリに絞って戦う事にした。
Memory;101でU15の王座を取り、一躍時の人になる。

名前の由来は、おそらくイタリアの自動車メーカー、ランチアがWRC(世界ラリー選手権)出場のためにごく少数製作・市販したスポーツカー・ストラトス。
また、アインハルトは、8~9世紀でドイツに実在しシャルルマーニュ大帝に使えた文学者の名前であり、ドイツの男性名としてしばしば使用される。

INNOCENT(ゲーム)での綴りは、「Einhald Stratos」である。
Memory;63では、イクスに対して「ハイディ・アインハルト・ストラトス・イングヴァルト」と名乗っている。

ハイディ・E・S・イングヴァルト
アインハルトが変身した姿。自身では武装形態と呼ぶ。自称「覇王」。「カイザーアーツ」正統を名乗る。
格闘系の実力者を中心に街頭試合を申し込み、徹底的に叩きのめす行為を繰り返すが、目的など詳細は不明だった。Memory;04で、「強さを知りたい」と言い、また聖王オリヴィエの複製体クローンとイクスヴェリアの所在を求めていた。
Memory;03のラストにてノーヴェと対峙する。その時は、目の周りをバイザーで隠しているが、ノーヴェに求められてMemory;04冒頭で外す。
イングヴァルトは、古代ベルカ・聖王戦争時代の王の名前でもある。
本作品中ではほとんどこの名前では呼ばれていないが、はやては、この名前で呼んだことがある。
ハイディは、ドイツ語圏ではありふれた女性の名前である。「ハイジ」とも書かれる。

・コロナ・ティミル
CV:福圓美里
ヴィヴィオの同級生。礼儀正しく優しい女の子。
Magic:ミッドチルダ
髪型はいわゆるツインテールまたはツーテール(下に付いている)で、キャンディー型のアクセサリーが耳のあたりについている。
ヴィヴィオとは1年生の頃からの親友。成績はオール100点満点と見える描写がある。
格闘技、魔法戦は上手くないが、個性的な魔法を使用する。(Memory;12)

得意系統は創生と操作。主に巨大なゴーレムを作り出した後、それを操作する技術に長ける。
あまり主張をしない控えめな性格で、戦闘の才にも恵まれなかったが、その内では親友達と対等でいたいと真摯に努力を続ける熱い性格。
ノーヴェによると逆境時にも崩れない冷静さがあり、知性と発想力は四人の中で一番優れているという。他の選手たちと異なり、試合前にも目立って緊張している様子はなかった。
アインハルト戦では、独自の戦闘技術「マイストアーツ」を駆使し、痛みに耐えながらもゴーレムマイスターとしての自分の戦いを貫くなど、競技選手らしい強さも見せた。
落ち着いているが普通の家庭出身。(Memory;48)
ゴーレムマイスターで操作系魔法を使いこなすため、リンナたちにタオとの試合相手に選ばれた(Memory;76)。

Memory;79では、武術でも格闘技でもなく、魔法戦競技者として純粋なタイプであるとアイリン達に評されている。

名前の由来は、おそらくトヨタのかつての大衆車、コロナ。

フルネームは、キャラクター紹介で先に出ていて、作中ではMemory;17で初出。 「ティミル」の語源は不明。

・リオ・ウェズリー
CV:喜多村英梨
ヴィヴィオの同級生。明るくてノリのいい性格。
Magic:近代ベルカ
作中、Memory;01から自分専用のインテリ型デバイス・ソル(ソルフェージュ)を持っている。
頭の上にリボンがあり八重歯とショートヘアーが特徴。
ヴィヴィオとコロナと出会ったのは3年生の学期末だったが既に親友となっている。
2年生まではルーフェンで学んでいた(Memory;74)。

格闘魔法戦用に自己流で身体強化魔法の「大人モード」を組んだ。
ストライクアーツとは違うリオの実家に由来する格闘技「春光拳」とストライクアーツを使う。 (Memory;17)
炎と電気の両方の変換資質である、「炎雷変換」持ち。(Memory;11、17)

本領である春光拳は、射砲撃戦や武器戦闘もある「魔道武術」。(Memory;36)
なお、「魔道武術」という名称はシリーズを通してこれが初出。
ヴィヴィオによれば、「魔力と腕力はチームで一番」
その言葉通り、コロナのゴライアスを腕力で転倒させる、リングの床を割り砕いて持ち上げるなど、パワー溢れる動きを見せる。
実家は何代か前から春光拳の道場をしていて刀術も含めた技術書や秘伝書がある。祖父がいる。(Memory;48)
出身はルーフェン。(Memory;66)
ジークリンデはリオのことを「パワー型で魔導寄り」と評している(Memory;71)。
格闘戦のスキルアップが課題だが魔力砲の破壊力がある(Memory;78)。

Memory;79では、近代格闘技と春光拳の技をうまく融合させていて、春光拳の新しい枝派を広げているとリンナ達に評されている。

名前の由来は、おそらく日産の軽自動車、クリッパー・リオ。三菱・タウンボックスのOEMである。
「ウェズリー」の語源は不明だが、英語圏でよくある男性の名前である。

・ユミナ・アンクレイヴ
Memory;64から登場。
アインハルトのクラスのクラス委員。
見る専の格闘技ファン。
整体施術の二級の資格を持っている。 ルーフェンにも同行し、ノーヴェたちに頼まれて引率を務める。
Memory;81では、両親ともに忙しいと言っていて、アインハルト宅を訪問している。 アインハルトからは、優しくて頼りになる友達と言われている。
Memory;82では、クラスメイト2名とともにインターミドル予選決勝を観戦している。
Memory;84からは、アインハルトの目標に向けてマネージャー業をしている。

名前の由来は、おそらくゼネラルモーターズのクロスオーバーSUV、ビュイック・アンクレイブ。アンクレイブは「飛地」の意味。

元「ナンバーズ」とナカジマ家

ナカジマ家の家族構成については、本作では余り詳しく触れられていない。 雑誌付録などでは「中島家」と表記されることもある。

・ノーヴェ・ナカジマ
CV:斎藤千和
ヴィヴィオの友人。
現在はバイトや救助隊での技能訓練を受けつつ、格闘技を続けている。
ストライクアーツの有段者であり、ヴィヴィオのストライクアーツの師。
連載初期では本人は「師匠」であることを否定しており、教え子であるヴィヴィオ達のことは「修行仲間」と呼んでいたが、ヴィヴィオ達がインターミドル参戦を決めた頃からは、正式にコーチ・セコンドとしてチーム4人の指導に当たっている。
姉たちのことは基本的に呼び捨てにしているが、チンクのことは「チンク姉」と呼び、父の呼び方は「おとーさん」。
スバルのことを他人に紹介する時は「姉貴」と言うことが多い。
Memory;16で、ヴィヴィオたちのコーチとセコンドを引き受けると決める。 Memory;18では、トレーニングメニュー作成中に、眼鏡をかけている場面がある。
チームナカジマでは全員の指導をしているが、試合ではヴィヴィオ・コロナのセコンドを担当し、アインハルト・リオのセコンドにはついていない。
ヴィヴィオたちを熱心に指導している(Memory;62)。
レイからは「師範」と呼ばれている(Memory;68)。
出自上、人より強靭な身体を持っているため競技選手になる事は出来ない(Memory;79)。Memory;82では、ジムリーダーとしてミカヤとともに賃貸ジム物件をさがしている。
Mmory;86では、ナカジマジムの会長としてアインハルトから紹介されている。
Memory;102で正式に会長になり事務経営に頑張っている。

・スバル・ナカジマ
CV:斎藤千和
かつてのなのはの教え子、そしてヴィヴィオの友人。
現在は湾岸警備隊特別救助隊の防災士長。
2010年5月号キャラクターファイルでは18才。
セリフ無しではMemory;01から登場しているが、セリフ有りでの初登場はMemory;05である。
勝負のダメージで動けなくなったノーヴェとアインハルトを回収し、自身の家まで運んだ。
ノーヴェ曰く「姉貴の家」とのことで、SSXから引き続き実家を離れて1人暮らしをしている様子。
相変わらず沢山食べるようで、自宅での朝食も山盛りだった。
イクスの「友達」であり、教会本部によくイクスの見舞いに訪れている。
Memory;08からの旅行に参加、基礎訓練ではなのはのハードトレーニングにも余裕でついていけたようで、疲労の様子を見せる他メンバーを尻目に、息も切らせずなのはと談笑していた。
ヴィヴィオに格闘の基礎を教えたのはスバルである(Memory;09)。 ノーヴェの「姉」(Memory;16)。

マリンパークの大火災事故のときにイクスを助けている(Memory;62、詳細はSSX)。

・チンク・ナカジマ
CV:井上麻里奈
ヴィヴィオの知人。
銀髪と眼帯、小柄な体型が特徴。 Memory;01では右目に眼帯をしていたが、Memory;02の食事中には外している。 また食事の際にはナカジマ家の中で唯一、箸を使用していない。しかし、Memory;39のナカジマ家の食事風景では、彼女のトレーに箸が置かれていた。(使用は描写されていない)
Memory;01で管理局の制服姿でギンガと共に食事をしているため、局入りしたと思われる。 Memory;03で覇王を名乗る格闘家襲撃犯のことをカリムに伝えるために教会を訪れたり、Memory;06ではアインハルトに関する報告や相談をノーヴェから受けるなど、真面目に働く姿がよく見られる。 Memory;18では、車を運転してアインハルトとノーヴェをミッドチルダ南部に送っている。

・ギンガ・ナカジマ
CV:早見沙織
陸士108隊所属で、ヴィヴィオの知人。 2010年5月号キャラクターファイルでは20才。
ナカジマ家の中で唯一の左利きであることが、Memory;02の食事シーンで分かる。
スバルと同様に相変わらず沢山食べるようで、Memory;01、02での食事が山盛りだった。

・ディエチ・ナカジマ
CV:升望
ヴィヴィオの知人。
跳ねた髪の後ろをリボンでまとめた髪型と、ちょっとぼんやりした雰囲気の目つきが特徴的。
自身を、ノーヴェ、ウェンディの「おねーちゃん」と言う姿が時々見られる。
インターミドルではアインハルトのセコンドを担当している。 差し入れ担当のサポーターでもある(Memory;63)。

・ウェンディ・ナカジマ
CV:井上麻里奈
ヴィヴィオの友人。
語尾に「~ッス」をつける口調はStrikerS、SSXから相変わらず。
ノーヴェやスバルら姉達のことは概ね呼び捨てだが、チンクとセインに対しては「チンク姉」「セイン姉」と呼んでいる。
Memory;08からの旅行にはバイトの都合で行けず、ノーヴェに駄々をこねていた。 インターミドルではチーム各員のセコンドエリアに顔を出している。

・ゲンヤ・ナカジマ
Memory;02の食事シーンで僅かに登場。 現在本作では、ノーヴェに「おとーさん」と呼ばれているのみで、名前は出ていない。

・クイント・ナカジマ
Memory;16でメガーヌの説明の中に登場するスバル、ノーヴェたちの母。 本作では「クイント」とのみ書かれていて、生死については触れられていない。

元「機動六課」と本局関係者

過去にヴィヴィオが関わった事件(StrikerS)に関係した、かつて存在した機動六課の関係者。 なお本作品では「本局」などの言葉は出てくるが、局関係の用語はあまり詳しく説明されていない。

・高町なのは
CV:田村ゆかり
ヴィヴィオの母親で、ヴィヴィオ曰く「公務員」。
ヴィヴィオとは時々ケンカもする(ただし本編での描写はなく、ヴィヴィオの談のみ)が、とても仲良しの親子。
一巻(Memory;07)までの登場場面の多くはヴィヴィオと一緒に食事をとっている姿であり、優しい母としての側面が強く描かれている。

冒頭のシリーズ回想などでは「戦術の切り札」と呼ばれた魔導師としての姿を見る事ができるが、Memory;01冒頭の紹介文の「今は羽を休めて」「かつての空のエース」や、平和な通勤風景、ヴィヴィオが家にいる時間にはほぼ在宅している、といったように、第1巻では戦闘活動の描写はない。
Memory;exで教導隊勤務の様子や出勤、帰宅時間を概ねヴィヴィオに合わせている事が描写された。 Memory;10で、航空武装隊の戦技教導官として魔法戦に参加していて、アインハルトは驚いていた。 ディードによると、階級は一等空尉。 車を持っている。(五巻)
Memory;81でのヴィヴィオの発言によれば、航空戦技教導隊第5班チーフ。

またおそらく、23歳である。

・フェイト・T・ハラオウン
CV:水樹奈々
なのはの親友でヴィヴィオの元後見人。
ヴィヴィオにとっては「もう一人のママのような存在」であり、ヴィヴィオからは愛称として「フェイトママ」と呼ばれている。
Memory;01で、ヴィヴィオが変身出来る事をなのはから聞いておらず、ヴィヴィオが目の前で大人モードに変身してびっくりしてしまう。
Memory;08からの旅行にも参加、一同が次元港へ移動する際には車の運転を担当していた。 Memory;10では、フェイトは空戦魔導師で執務官であると、ヴィヴィオが解説している。

・ティアナ・ランスター
CV:中原麻衣
Memory;05から登場。スバルの親友の本局執務官。
2010年5月号キャラクターファイルでは19才。
スバルとともにアインハルトを捕捉、回収した。
Memory;08からの旅行にも参加。訓練では、フェイトと並んで特に疲労を見せていた。
これは、Memory;08に若干その描写があるとおり、デスクワークが多いせいかもしれない。
なのはは、ティアナを高く評価している。(Memory;12)

・エリオ・モンディアル
CV:井上麻里奈
辺境自然保護隊隊員。フェイトの家族。
Memory;02の時点で、希少種の観測中であり、フェイトとの定時連絡で登場。 Memory;08からの旅行に参加。
キャロ、ルーテシアと同い年の14才。 StrikerS当時からかなり身長が伸びている。
竜騎士である(Memory;10)。
インターミドルでは、ルーテシアのセコンドをしている。

・キャロ・ル・ルシエ
CV:高橋美佳子
辺境自然保護隊隊員。フェイトの家族。
Memory;02の時点で、希少種の観測中であり、フェイトとの定時連絡で登場。 Memory;08からの旅行に参加。
腰まで伸ばした髪を後ろでまとめている。
身長が1.5cm伸びたと主張しているが、いつからの比較なのかは不明。 なお作中で長さの単位が明確に表記されたのはシリーズを通してこれが始めて。
エリオ、ルーテシアと同い年の14才。 ルーテシアには「ちびっこ」呼ばわりされる事もあり、身長を大分気にしている様子。
竜召喚士(2010年5月号キャラクターファイルの記載。Memory;10では「竜召還士」だったが、単行本収録時に修正されている)。 インターミドルでは、エリオとともに、ルーテシアのセコンドをしている。

・フリードリヒ
キャロが連れている小さな飛竜。 アルザスの飛竜であり、エリオとキャロの二人を乗せて飛行できるサイズになることが可能。 Memory;10で、アインハルトはそれを見て驚いていた描写がある。
Memory;12からの試合では観戦。Memory;16で参戦している。

・シャリオ・フィニーノ
フェイトの関係者で、通信相手として登場。 作品中では「シャーリー」という愛称のみであり、フルネームは出ていない。

・マリエル・アテンザ
セイクリッド・ハートなどの開発者。 本局第四技術部設計室長。
作品中では、なのはなどの台詞の中で「マリーさん」と呼ばれていて、フルネームが出たのは、Memory;20が初めて。

・ノア・アールズ
戦技教導隊通信部。 実況担当。
After Days 「戦技披露会」に登場したセレナ・アールズと同姓だが、関係は不明。

名前の由来は、おそらくヘブライ語の名前「ノア」または、トヨタ自動車のミニバン・ノア。

聖王教会

聖王教会のうちシャンテは、インターミドル出場者の項参照。

・セイン
CV:水橋かおり
ミッドチルダ北部、ベルカ自治領、聖王教会本部にいるシスター。修道騎士見習い。
やや長めのショートヘアが特徴で、シスター服は半袖にカフス。
固有能力は無機物に潜行できる「ディープダイバー」。水中も得意とする。
イクスの世話を担当している様子(Memory;02)で、Memory;03の時点でもイクスの護衛役として名が上がっていた。
Memory;10ラストで、教会からメガーヌのところに差し入れに来る。 温泉で全員に対して正体を隠したままセクハラをするというサプライズを企み、実行。 正体がばれ、その行為が咎められた際に「自慢じゃないが精神的に大人じゃない」と開き直った。
料理が上手で、2食分の料理を提供することを条件に温泉サプライズの件を許された。
イクスのためにと温泉を持ち帰ろうとする優しい一面もある。(Memory;11)
Memory;12からの試合では観戦していた。
インターミドルでは、シスターシャッハと共に、シャンテのセコンドをしている。

・オットー
CV:伊藤静
聖王教会本部の執事。短くギザギザな短髪が特徴。
ヴィヴィオのことを「陛下」と呼び、ヴィヴィオと同席する場ではさりげなくお世話を焼いている。
「陛下の護衛」を自称し、ヴィヴィオとアインハルトとの出逢いの場にも同席していた。
リオやコロナの事も「(名前)お嬢様」と呼んで接している。
StrikerSから相変わらず、作品中の描写では性別が不明。
Memory;20からコロナの特訓コーチとなっており、セコンドとしても試合前・試合中ともにコロナを支えていた。 スペシャルトレーナー(Memory;63)。

・ディード
CV:伊藤静
聖王教会本部のシスター。長いストレートヘアとヘアバンドが特徴。
オットーと同じくヴィヴィオのことを「陛下」と呼び、なにかとお世話を焼いている他、登場時はほとんどオットーとペアで行動している。
Memory;07では、ダウンしたヴィヴィオを介抱している。
Memory;03でウェンディのことを「ウェンディ姉様」と、Memory;19でノーヴェを「わたしの姉」と、それぞれ呼んでいる。
Memory;20からリオの特訓コーチとなる。リオやコロナの事も「(名前)お嬢様」と呼んで接するのはオットーと同じ。 オットーと同じく、スペシャルトレーナー(Memory;63)。
動物好き(Memory;68)。

・カリム・グラシア
CV:高森奈緒
聖王教会関係者。チンクが相談していた相手。 セイン・シャンテの上司。インターミドルで敗北したシャンテを慰めに来るなどの一面も見せる。

・シャッハ・ヌエラ
CV:阪田佳代
聖王教会関係者。本編では「シスターシャッハ」と呼ばれている。 カリムとともにチンクからの相談を受けていた。 Memory;11で、セインが泊まれるようにルーテシアが頼んだ相手。
シャンテの恩師であり、シャンテは彼女を「師匠」と表現している。インターミドルでは、セインと共に、シャンテのセコンドをしている。

アルピーノ家

・ルーテシア・アルピーノ
CV:桑谷夏子
Memory;05でコロナの台詞中に登場。この時点ではフルネームは出ず「ルーちゃん」と呼ばれている。
Memory;08からの旅行編では、母とともに宿泊・トレーニング施設が整っている自宅とロッジにヴィヴィオやなのは達一行を迎え入れる側で登場。
Magic:ミッド&ベルカハイブリッド(Memory;17)。

StrikerS当時は無口で無感情なキャラクターというイメージだったが、現在は元のとてもノリノリかつ明るい性格が表に出てきている(詳細は単行本2巻あとがきを参照)。
自宅の建築デザインや設備設計を楽しんで行っていたりもする。

ヴィヴィオからの愛称は「ルールー」である。
本作でこの呼び方をするのはヴィヴィオ、アギト、はやてなど。(はやては「ルール」と呼んでいるが、おそらく誤字)
ノーヴェからは「お嬢」と、シャンテからは「ルルっち」と呼ばれている。 また、Memory;47やMemory;81では、はやては彼女を「るー子」と呼んでいる。

エリオ、キャロと同じ14才。 身長はエリオとキャロの中間。
コロナと会ったことはあるが、リオとはモニターを通じてだけだったとのこと。

コロナ専用のインテリジェントデバイスを製作していた(Memory;10)。
Memory;16でインターミドルに出場予定という事を表明、Memory;22では地区予選10組でファビアと同組である事が明らかになった。

管理局の嘱託魔導士。(Memory;49)
民間協力者で、自称、八神指令の隠し刀。(Memory;81) 純魔導師型で魔力量が多い。(Memory;50)

ホテルアルピーノにエリオ、キャロ、フェイトがよく行くため、スピードムーブやソニック系が身についた(単行本11巻あとがき)。

Memory;102で、ホテルアルピーノのアスレチック増築工事や、高地トレーニング用の別棟の設計をしている。

・メガーヌ・アルピーノ
CV:中原麻衣
ルーテシアの母。
Memory;12からの試合では観戦。
「繋がれぬ拳」の解説など説明的な台詞が多い。 スバルたちの母親、クイントと学生時代にインターミドルに参加していた(Memory;16)。

・ガリュー
ルーテシアの召喚獣(StrikerSでは「召喚虫」だったが、本作ではこの表記)。
言葉を発する事はないが、ルーテシアに対する忠誠心は深く、宿泊施設では食糧採取などの手伝いも行っている様子。
Memory;12からの試合では観戦し、Memory;16では参戦していた。

八神家

八神家メンバーは見る限りではStrikerS最終回からSSM4の時点とほぼ変わっていない。 SSM4から引き続き、ミッドチルダ南部に居住している(Memory;18)。

・八神はやて
CV:植田佳奈
管理局の魔導騎士。

Memory;01冒頭で、ヴィヴィオのメール相手として僅かに登場していた。 Memory;11時点まででセリフはなく、作中では「八神司令」との記載のみでフルネームは出ていなかった。 「前回の練習会」で八神家とともに活躍した。(Memory;11)

ルーテシアの一番古い親友の保護者であり、ルーテシアがアインハルトを紹介した。 セリフが出たのはこのときが初めて(Memory;16~17)。
アギト、リインとともに、アインハルトのデバイスを製作する(Memory;17~18)。

時空管理局海上司令で、有名人。無限書庫の司書たちにも知られている。 ジークとしゃべり方が似ているとハリーが指摘している。(Memory;45)。

・アギト
CV:亀岡真美
本作ではSSM4と同様に、リインフォースIIとほぼ同じサイズで登場。 上記「ルーテシアの一番古い親友」は作中では明確には説明されていないが、Memory;17の様子ではアギトをさすと考えられる。

・リインフォースII
CV:ゆかな
本作では「リイン」とのみ呼ばれている。 Force、SSM4のサイズと同様に、普通の少女の姿である。

・ヴィータ
CV:真田アサミ
八神家の一員。 特別編では主人公である。

航空戦技教導隊5番隊2班副班長で、階級は二尉。(特別編)
ザフィーラとともにミウラのセコンドをすることが多い。

・シグナム
CV:清水香里
八神家の一員。 階級は、なのはと同じ。(特別編)

・ザフィーラ
CV:一条和矢
八神家の一員。 狼形態と人間形態の両方で登場している。 ミウラに格闘を教えていて、インターミドルではセコンドをしている。SSM4と同様の設定。

・シャマル
CV:柚木涼香
八神家の一員。ミウラからは「シャマル先生」と呼ばれている。

競技選手たち

・ミウラ・リナルディ
CV:伊藤かな恵
12才。区立学校中等科1年生。
Style:ストライクアーツ八神家流
Skill:抜剣(バッケン)
Magic:ミッドチルダ
インターミドル参加履歴:初参加

八神家道場の通い弟子で、流派はストライクアーツ。 一人称は「ボク」。ただ初めて会ったヴィヴィオの前では「わたし」と言っていた。(なのはの場合はボクだった。)
明るい表情の持ち主だが、やや天然気味な雰囲気も持つ。
八神家一同からは「ミウラ」と呼ばれて可愛がられており、ミウラも「はやてさん」「リインさん」等、好感を持って接している。
おそらくは直接の師であるザフィーラの事のみ「師匠」と呼ぶ。
Memory;21でヴィヴィオと初めて遭遇、ミウラはヴィヴィオを「兄弟子」と呼んで、仲良く接していた。
本番では緊張しがちなタイプで、選考試合ではシグナムの教えと思われる「届く距離まで近づいて斬る(蹴る)」を心の中で何度も復唱していた。
インターミドルでは同じストライクアーツ選手同士、ヴィヴィオと激戦を繰り広げた。
ヴィヴィオとはお互いに選手として尊敬し合う関係となっている。(Memory;48、Side-T)
特別編では、八神家を訪れたなのはと出会っている。
Memory;64での試験では、文法や歴史が苦手で文系はヒドく赤点回避ぎりぎりだが理数は高得点で、総合では平均ラインの成績。
インファイターとの試合経験が少なく、接近戦での細かい間合い作りが苦手。 師匠であるヴィータ、ザフィーラたちも基礎を教えて特技を伸ばすのを第一にしていた(Memory;72)。
実家は、両親がやっている山の中の小さなレストランで、力仕事をよくやっていた。

Memory;79では、しなやかで強靭な素晴らしい身体資質を持ち、打撃の威力と突進力は一流の域で、格闘技歴の短さのため技術的な拙さはあるが、経験を積めば巧く、強くなっていくだろうとアイリン達に評されている。 Memory;81では、八神道場は子供向きで選手指導が難しくなってくるため、ノーヴェのところへ移る話が出ている。 Memory;82では、ミカヤに身体能力はヴィヴィオより圧倒的に上と評されている。
Memory;83では、インターミドル都市本選2回戦でジークリンデに善戦したが、3ラウンドKO負けしている。
Memory;102で正式にナカジマジムメンバーの仲間入りする。 当面の目標は、U15のナショナルチャンプの座。

名前の由来は、おそらくイタリアのランボルギーニ・ミウラ。 スペインの闘牛牧場ミウラに由来する。
「ミウラ」の発音はイタリア語風の発音であり、「ミ」にアクセントがつく(2nd A'sドラマCD付き鑑賞券side-T、アニメ)。

リナルディは、イタリア系の一般的な姓である。

・シャンテ・アピニオン
CV:阿澄佳奈
14才。
Style:双剣術
Skill:すんごい迅さ
Magic:ミッドチルダ
IM参加履歴:初参加

聖王教会本部所属、シャッハの愛弟子で、セインと同期。 セインに似たシスター服(頭部にベールがあり、十字の飾りが多い)を着ている。 デバイスは、StrikerSでシャッハが使用していたヴィンデルシャフトと同タイプのアームドデバイス「ファンタズマ」。
Memory;30によれば、シスターシャッハによって聖王教会に誘われた経緯から、シャッハのことを「師匠」と呼んでいる。
また、以前からヴィヴィオと格闘の練習をしていて、ヴィヴィオに対しては「陛下」と呼んでいる。

Memory;19では、ヴィヴィオに見えない速度で攻撃を繰り出している。~ヴィクトーリア戦で自身が明かした戦闘スタイルは「幻術使い」。
幻術で自身の分身を作り出し、分身による攻撃や複数同時攻撃を駆使して戦う。
技名の多くに音楽用語が使われている。

イクスが目覚めてからはイクスのお世話をしていることが多く、ルーフェンにイクスと同行する。

Memory;83によれば、ヴィヴィオに教えている事もあるようだ。
Memory;102で、聖王教会でイクスの警備をしている。イクスもヴィヴィオもシャンテにとっては守ってやりたい可愛い子ちゃん。

名前の由来は、おそらくマツダの軽自動車・シャンテ。
なお、「シャンテ」にはフランス語で「歌う」という意味もある。
名字の「アピニオン」もフランス系の名称で、スカシユリの一種にもアピニオンという種類がある。

・ハリー・トライベッカ
CV:内山夕実
15才。
Style:我流魔導戦
Skill:近接射砲撃
Magic:ミッドチルダ
IM参加履歴:3回  最高戦績:都市本戦 5位入賞

ミッドチルダ南部(※)エルセアの私立学校高等科2年。
※エルセアはStrikerS時点での設定ではミッドチルダ西部だった。
一人称は「オレ」。 不良風の姿をしたリンダ、ルカ、ミア(いずれもコンプエース2010年12月号の付録ポスターより)からは「リーダー」と呼ばれている。 去年は都市本戦で敗退していて、敗北の記憶を思い起こして泣いてしまう面もある。 無流派ノンスタイルの近接射砲撃型インファイトシューターで、そこから「砲撃番長バスターヘッド」とのあだなが付いた。
Memory;18でリオとコロナに出会っていて、サインにイラストを描いている。
Memory;21では、前年の敗戦はヴィクトーリアによってつけられたものである事が判明。その試合内容が「グダグダの泥試合」だったと発言しており、今度は完全決着を望んでいる。
ヴィクトーリアを「ヘンテコお嬢様」と呼んでいるが、ヴィクトーリアの心情を察した上で再戦と決着を望むなど、普通のライバル関係にある様子。 素直すぎる性格が仇となってバインドをくらい過ぎ(Memory;36)、魔力を防御に回さないので被クラッシュの率も高すぎる(Memory;37)。利き腕は左(Memory;38)。
可愛いものが好きな描写がよくある。他人のことを「○○っ子」と呼ぶことがある。(Memory;65他)
局員志望で希望部署は警邏隊。インターミドル予選決勝後のロッカールームでは、リオやジークの頭を撫でている。(Memory;82)
Memory;102で、ミッドチルダ中央17区図書館で、警邏隊試験に向けて勉強している。

INNOCENT(ゲーム)では、「Hallie」という綴りになっている。

名前の由来は、おそらくスバル・トライベッカ。

・ミア
CV:?睫酲稟?
ハリーのクラスメイトで、妹分の一人。
長髪長身の少女で、3人の中では普通の格好をしており、学年でもトップクラスの成績を持つという。(3巻あとがき)
便宜上ここに分類。

・リンダ
CV:高橋李依
ハリーのクラスメイトで、妹分の一人。
顔には風邪用マスクをつけている。(3巻あとがき)
便宜上ここに分類。

・ルカ
CV:和氣あず未
ハリーのクラスメイトで、妹分の一人。
3人の中では一番背が小さく、目にはサングラスをつけている。(3巻あとがき)
便宜上ここに分類。

・ヴィクトーリア・ダールグリュン
CV:遠藤綾
17才。
Style:雷帝式
Skill:神雷
Magic:ダールグリュン
IM参加履歴:5回 最高戦績:都市本戦準決勝(3位入賞)

洋館に住み、お嬢様然とした姿をしているが、自室でお茶をしながら筋トレをするなど、やや変わった面も見せる。
旧ベルカの王家・「雷帝」ダールグリュンの血を(ほんの少しだけ)引いており、聖王・覇王について語る場面がある。はやてによれば「雷帝ダールグリュンの血統」(Memory;45)。
前年度のインターミドルではハリーと対決してたようで、ハリーの事を「ポンコツ不良娘」と呼んで再戦に燃えている。また、ジークリンデの事を「ジーク」と呼んでおり、心配する様子を見せる(Memory;21~22)試合前に迎えにくる(Memory;40)など親交がある様子。ジークリンデやミカヤからは「ヴィクター」と呼ばれ、過去のことに詳しい模様。(Memory;42)
古代ベルカ語にも堪能(Memory;48)。
修士課程を終えている(Memory;64)。

アニメにおいては、一部魔法を使用する際に髪の毛が青く発光するエフェクトが追加されている。 その詳細は不明である。

名前の由来は、おそらく瑞典産の貨物自動車。
「ヴィクトーリア」「ダールグリュン(Dahlgrün)」ともにドイツ語圏の一般的な名前。

INNOCENT(ゲーム)では、「Victor」という綴りになっている。

・エドガー
CV:武内駿輔
ヴィクトーリアの執事。おにぎりやおでんも作れる。
ジーク、イクス、シャンテとルーフェンに同行する。
クレアという妹がいる。(Memory;78他)
クレアの姓がラグレイトであることを考えると彼のフルネームもエドガー・ラグレイトであると思われるが、フルネームは作中に出ていない。
便宜上ここに分類。

・ジークリンデ・エレミア
CV:中津真莉
16才。
Style:総合魔導戦技
Skill:鉄腕
Magic:エレミアン・クラッツ
IM参加履歴:3回 最高戦績:世界代表戦 優勝

Memory;17の時点ではトレーニングウェアで荒野を走っている場面があるだけでセリフはなく、顔もフードに隠れていてはっきりせず、暗色系の髪色の持ち主である事だけがわかっていた。
Memory;22でフードをとった姿が初登場。独特の訛りがあるしゃべり方をする。
一人称は「私」にフリガナで「ウチ」(「わたし」となっていることもあるがおそらく誤字)。「~なんよ」という語尾など、独特の口調をよく使う。
目立つのが嫌いでどこか遠慮がちに恥ずかしげにしていたり、お菓子をヴィクトーリアに(栄養面の指導という意味で)取り上げられた時には言い訳をしつつ「かえしてー」と訴えたりなど、日常ではおとなしく受け身気味な性格が目立つ。

出場辞退以外で負けたことは無い「生粋のエリートファイター」。 ヴィクトーリア(ジークリンデは彼女のことをヴィクターと呼んでいる)からは「あなたは私の目標」などと敬意を表されている。 去年は途中欠場していて、その事をヴィクトーリアに心配されている。
また、過去のインターミドルでエミュレートを通してミカヤの手を粉砕してしまったことがあり、合わせる顔がない、ともつぶやいている。

ミッドチルダ西部山林地帯にテントを張っている様子がある。エルスによれば「優しいけど人見知り」。試合においては、射砲撃戦、格闘打撃戦、密着状態ゼロレンジでの掴み技グラップルなど全てに優れる総合選手。(Memory;40)

その技の源流は、古流ベルカ「黒のエレミア」(Memory;41)。かつてのエレミアたちの戦闘経験を受け継いでいる記憶継承者(Memory;42)。 命の危険を感じると反射行動として「エレミアの神髄」状態が発生する。 それによって生じるジークの悩みについてはコロナが若干触れている(Memory;76)。

はやてによれば「『黒のエレミア』の継承者」(Memory;45)。
家族や友だちには「ジーク」と呼ばれている(Memory;48)。 仲が良い人のことを本名でなく「ハルにゃん」「ヴィヴィちゃん」といった愛称で呼ぶ傾向がある(10巻あとがき)。 ヴィクターと一緒に義務教育を終えている。(Memory;64)
無限書庫にも同行している。

ルーフェンの伝統武術の研究のため、華凰拳の道場を訪問する。(Memory;71)
Memory;79では、その資質は底が見えないとアイリン達に評されている。
ルーフェン滞在中にアイリンと友情が芽生えている。(Memory;80)
Memory;102では、ダールグリュン邸で鍛錬している。

「ジークリンデ」はドイツ系の一般的な女性名であり、「ニーベルングの指環」にも同名の人物が登場している。 「エレミア」は旧約聖書の三大預言書のひとつ、エレミヤ書に登場する古代ユダヤの預言者の名前である。 ただしどちらも名前の由来になっているかは不明。
INNOCENT(ゲーム)での綴りは、「Sieglinde Eremiah」、または「Sieg」。

・ミカヤ・シェベル
CV:浅川悠
18才。
Style:抜刀居合
Magic:近代ベルカ
IM参加歴:7回 最高戦績:都市本戦3位入賞。
Memory;20で初登場の、抜刀術天瞳流師範代。
ミッドチルダ南部の抜刀術天瞳流第4道場で、アインハルトとスパーをする。Memory;22によればチームナカジマ全員とスパーしており「凄い子達」と評価している。
ノーヴェの事を「ナカジマちゃん」と呼んでいる一方で、ノーヴェからは「ミカヤちゃん」と呼ばれている。 他の選手をちゃん付けで呼ぶことが多い。たとえばミウラのことを「ミウちゃん」と呼ぶ(Memory;67)。
インターミドル選手からは慕われ尊敬されている。(キャラクターファイル011)
刀で自動車を切断する「廃車斬り」は天瞳流では目録試しの一項目。(Memory;23)
インターミドルで敗退後は客席で観戦していたり、アインハルトの練習相手をつとめている。
学生であり、修士。(Memory;64) Memory;102で、ナカジマジムの顧問取締役になっている。

名前の由来は、おそらく、ゼネラルモーターズ社のシボレー・シェベル。

・エルス・タスミン
CV:新井里美
16才
Style:結界魔導師
Magic:ミッドチルダ
Skill:違反封縛ルールマスター
IM参加歴:4回 最高戦績:都市本戦8位入賞。
Memory;21で初登場、昨年度ベスト10選手として、第1会場で激励の挨拶をした。
黒髪でおでこを出し、眼鏡姿の女の子。
真面目な性格らしく、喧嘩になりかけたハリーとヴィクトーリアを止めるなどの行動を見せるが、リング外での魔法使用をしてしまうなどうっかりな性質も持つ。 ハリーからはアホと呼ばれているが、良きライバルの一人でもある様子。 今年は新兵器があるとの事であったが、ハリーに敗れる。
その後はジークリンデのセコンドを務めている。(Memory;40) 飛行魔法や検索魔法を習得済み。(Memory;47,48)
局員志望で希望部署は警邏隊。(Memory;82)
Memory;102で、ミッドチルダ中央17区図書館で、ハリーの警邏隊試験に向けての勉強に付き合っている。

名前の由来はおそらくTVR社のクーペ、TVR・タスミン。

・ファビア・クロゼルグ
CV:瀬戸麻沙美
13才
Style:正統派魔女トゥルーウィッチ
Skill:「悪魔使役デビルテイマー&呪術付与エンチャントカース」
Device:魔女箒ウィッチブルーム「ヘルゲイザー」
IM参加歴:初出場
Memory;22で初登場。魔導師ではなく魔女で、ルーテシアによると「珍しい」存在。
使用する技術や戦法には謎が多い。
ヴィヴィオたちに対して窃視・盗聴魔法を使用している。(Memory:45~47) アインハルトたちの前に立ちはだかり、ヴィヴィオ、アインハルト、ジークを拉致し、エレミアの手記を手に入れようとする(Memory;48)。 その目的はクロゼルグの血脈に課せられた使命を果たすこと。(Memory;49)
記憶伝承のタイプはアインハルトに近く、過去のことをちゃんと覚えている。(Memory;56)
アインハルトたちからは「クロ」という愛称で呼ばれるようになる(Memory;62)。 インターミドルでは、予選10組準決勝でのルーテシアとの対戦前に出場辞退した(Memory;67)。 その後、Memory;81では、局の民間協力者となって、資格取得などを目指している。 このとき、ヴィヴィオのことは「ヴィヴィ」と言っている。
Memory;102で、ホテルアルピーノのところに来ている。本人によれば魔女の森に似ていて、デビルズも居心地がいい。アインハルトには時々会うくらいが一番いい。

名前の由来はおそらくチェコ、シュコダ社の小型自動車、ファビア(Škoda Fabia)。

・1084
CV:新田ひより
インターミドル予選での、ヴィヴィオの対戦相手。
名前は不明だが、アニメでは「1084」とキャスト表記されている。

・リリーナ・サガリス
Memory;25での、シャンテの予選6組二回戦での対戦相手。

名前の由来はおそらくTVR社のクーペ、TVR・サガリス。

・エルザ・エディックス
CV:?睫酲稟?
Memory;25での、ルーテシアの予選10組二回戦での対戦相手。
ルーテシアの反射魔法弾攻撃を受けて敗退した。
アニメでは巨大なモーニングスター型メイスのようなデバイスを装備していた。

名前の由来はおそらくトールワゴン、ホンダ・エディックス。

・ユナ・プラッツ
CV:高橋李依
インターミドル予選での、ファビアの対戦相手。
ファビアの幻影攻撃に翻弄されて戦意喪失してしまった。
漫画では名前が無かったが、アニメで名前が明らかになった。
アニメでは本戦出場選手になっており、くノ一に似た格好でクナイ型の武器を持つキャラクターとして描かれている。

名前の由来はおそらく小型セダン、トヨタ・プラッツ。

・エリー・スタウト
Memory;67での、ミウラの予選4組準決勝での対戦相手。
IM参加歴4回、都市本選出場経験を持つ、実力派のアウトレンジシューターで、「魔弾」の二つ名を持つ。
射撃を鍛え続けた生粋のシューターで、インファイター封じなど技術に優れる。

名前の由来はおそらくトヨペット、トヨタ自動車のボンネット型トラック、トヨタ・スタウト。

・ニーナ
Memory;82でのインターミドル予選4組決勝での、ミウラの対戦相手。 フルラウンドを戦い、協議判定の結果、ミウラに敗れる。

・エーデルガルト・バルカス
Memory;84で登場。 14歳。 USW・WGCのデイジー級二団体世界王者。
U15の現役世界チャンピオンで、DSAAのタイトルも狙っている。 登場時点ではインターミドルには出場していない。

辺境・アルマナック地方のバルカス集落出身。 この集落は、主要管理世界の中でも機械技術を受け入れる事なく暮らし、独自の文化を築き自然とともに生きる民族。 一家揃って長生きの大家族で、狩りで生計を助けているが、平原で一番強い動物になりたいと言う変わり者。

カタカナが混じった独特の喋り方をしている。 セコンドからは「エディ」という愛称で呼ばれている。

ガールズファイトフェスティバル第一試合で、推薦枠登場のアインハルトに敗れる。

Memory;100で再登場し、DSAAのU15でも王座を獲り、トリプルタイトルホルダーとなる。 初のDSAA U15タイトル防衛戦の試合相手にアインハルトを指名する。 Memory;101で敗北する。

名前の由来は、おそらく古代カルタゴの将軍ハンニバル・バルカ、またはそれに由来する旧東ドイツの自動車メーカー、バルカス。「雷光」という意味。エーデルガルトは、ドイツ語圏の一般的な名前。

・アスティ
Memory;86でのガールズファイトフェスティバル決勝での、アインハルトの対戦相手。
二度のダウンの後、10カウントでアインハルトに敗れる。

名前の由来は、おそらくイタリアの地名、または三菱自動車の2ドアクーペ、ミラージュアスティ。

・サイノス
Memory;100でのアインハルトの対戦相手。
1ラウンドKOでアインハルトに敗れる。

古代ベルカの王たち

・イクスヴェリア
ある事情から、ミッドチルダ北部ベルカ自治領聖王教会本部で眠りについている少女。
彼女について、StrikerSサウンドステージイクスでの出来事および設定は、その項を参照のこと。

スバルやヴィヴィオ、セインからは「イクス」と呼ばれ、スバルとヴィヴィオはよく彼女のお見舞いに行っている。
「覇王イングヴァルト」として活動していたアインハルトは、本作序盤では彼女を捜していた。

はやてによれば「旧ベルカ王家直系の子」(Memory;45)。
Memory;62で再登場し、小さなイクスが離れて動くようになる。 脳波や生体反応は覚醒状態に近くなっていて、視覚や聴覚を本体に送信する端末のようなもの(Memory;63)。 小さなイクスは話せないがヴィヴィオは言いたいことが分かる。 スバル、ヴィヴィオ、ノーヴェ、ディエチらとは面識がある。
本体との通信のため次元移動はできないようであり(Memory;63)、ルーフェンには後からシャンテといっしょにリニアラインで向かう(Memory;70)。
Memory;102では、聖王教会で治療師としての特訓中であり、旧ガレア代表国王として聖王教会と友好調印の予定がある。

・オリヴィエ・ゼーゲブレヒト
CV:米澤円
ヴィヴィオの母体オリジナル。故人。
聖王家の王女で、「オリヴィエ聖王女殿下」と呼ばれる。

後の「最後のゆりかごの聖王」であり、武技において最強を誇ったと言われる。

外見はアインハルトの記憶や肖像画で確認することができる。
優しげな顔立ちだが、ヴィヴィオ(特に大人モード)と比較すると、オリヴィエはタレ目気味で小柄な体格に見える。
ゆりかご生まれの正統王女だが継承権は低く、聖王家と国交のあったシュトゥラに留学という体裁で出された。クラウスとの関係は諸説あり、生きた時代が違うという説が主だが、クラウスの回顧録の写本では姉弟のように育ったとなっている(Memory;10)。

王女らしい肩を出した服装と、おそらくは騎士甲冑であろう戦闘衣装の両方が登場しているが、そのどちらにおいても、肘の少し上まであるガントレットのような部分甲冑を身につけている。
回想での登場場面で、「身体操作魔法を使わないと腕を自由に動かせない」と取れる発言や描写があった。
Memory;42では、本人がガントレットを「エレミアがくれた義手」と呼んでおり、義手を外した服の袖の中身が無い(腕がない)と見える場面があった。
聖王連合・ゼーゲブレヒト家の出身。周囲から「ヴィヴィ様」と呼ばれることもあった。 両腕は幼い頃に魔導事故で失っている(Memory;46,53)ほか、命を生み出すことができない(Memory;55)。 シュトゥラには4年あまり滞在した(Memory;53)。 「シュトゥラの姫騎士」とも呼ばれる。 産まれるときに母を亡くしていて、母の聖王核を吸収している(Memory;54)。 ゼーゲブレヒト正統の血をもちながら生後の瑕疵によって継承権を失っていたが、自ら望んでゆりかごの聖王となる(Memory;55)。

名前の由来は不明だが、フランス系の名前である。
とくに中世叙事詩「ローランの歌」の主人公ローランの親友で十二勇将の一人が「オリヴィエ」である。

・クラウス・G・S・イングヴァルト
CV:内田雄馬
「シュトゥラの覇王」とも呼ばれ、物語でも英傑として現れる古代ベルカの王。故人。
かつてオリヴィエに敗戦している。
外見は若く凛々しい青年。服装はアインハルト武装形態のものとよく似ている。

オリヴィエとの戦闘は、自らゆりかごに搭乗しようとするオリヴィエを止めようとして行われたもの。(Memory;46)

オリヴィエとは互いに「オリヴィエ」「クラウス」と呼びあう仲だが、王族だからなのか互いの性格なのか、お互いに丁寧語で話していた。

フルネームはMemory;09で初出となった。
名前の綴りは、ドイツ語の男性名「Ingward」と思われる。

・ヴィルフリッド・エレミア
オリヴィエに義手を贈った人物。(Memory;42) 黒のエレミア。 リッドと呼ばれることも。

エレミアの一族は流浪の一族(Memory;46)で、夜盗に襲われたオリヴィエの一行を助けたことをきっかけに食客としてゼーゲブレヒト家に滞在する。 戦闘も強く、試合をしたり学問を教えたりと仲は良かったが、クロゼルグとだけはなぜかそりが合わなかったらしい(Memory;52~53)。

中性的な姿形をしていて一人称は「僕」だが、性別は女性(Memory;54)。

・クロゼルグ
最初の魔女(Memory;51)、シュトゥラ南部の「魔女の森」の民の子(Memory;55)。 魔女の力を持ついたずら者で、城に出入りしていてクラウス、リッド、オリヴィエとも面識があった(Memory;52)。 クラウスには懐いていたがリッドとは険悪だった(Memory;53)。 猫のような耳があり、リッドからは「魔女猫」と呼ばれている(Memory;54)。
クラウスからは「クロ」と呼ばれていた(Memory;62)。

ルーフェンの人々

・リンナ・タンドラ
Memory;67で登場、春光拳師範代。 リオのいとこ(Memory;68)。
三岩窟のゴーレムをまとめて操作し、みんなに鍛錬メニューを体感させる。

名前の由来はおそらく北米トヨタのフルサイズピックアップトラック、トヨタ・タンドラ。

・レイ・タンドラ
Memory;67で登場、春光拳「拳仙」。
リオとリンナの祖父。
春光拳道場の総師範であり、拳法試合でも異種武術戦でも無双無敗の伝説の武術家。 ノーヴェとは以前から面識があるようだが詳細は不明。 気軽な面があり、リオによれば「のんびり屋さん」(Memory;68)。

・シャオ
リオの実家で飼っている猫(Memory;68)。

・メイメイ
リオの実家で飼っている猫(Memory;68)。 シャオと若干柄が異なり、リボンをつけている。

・タオ・ライカク
春光拳道場の家事用人(Memory;68)。
ミカヤにすごい反射神経と評されていたり、アイリンがタオのことをまだ諦めていないと言うなど色々経緯がある模様(Memory;72)。
Memory;75でフルネームが判明。
髪を武器化する能力「憑髪」を持つが、いろいろあって自分の能力を嫌っている。 前は別の武術道場にいたが事情があってレイ・タンドラが預かっている。
リンナによれば、コロナよりは強いかも、とのこと。
小さい頃から武術が好きで、道場の幼年部で一番強かったが、アイリンとの手合せの時の事件をきっかけに武術から離れていた。 三岩窟での試練でのコロナとの戦いを通じて、もう逃げないと決意する。 その後は「憑髪」を使用しているときは髪の色が変化している(Memory;76)。

・イェン・ランカイ
春光拳道場の少女(Memory;68)。
門下生見習い。 ミカヤの荷物を勝手に開けていたずらするが、自分が悪いと認めて謝っている。 その後、春光拳道場での案内役をつとめる。
リオの後輩である。
ミカヤのことをミカヤ先生と呼ぶ。 初等科メンバーのことは名前の後に「お嬢」を付けて、中等科メンバーのことは「さん」付けで呼ぶ。

・シュエ・ローゼン
春光拳道場の少女(Memory;68)。 門下生見習い。
非力で魔力にも劣り、春光拳の技術を勉強している。
アイリン、タオの親友である(Memory;76)。

・アイリン・ハーディン
Memory;70で登場。 ルーフェンの華凰拳宗家跡取り候補。 イェン、シュエ、リオ、タオの知り合い。 春光拳と華凰拳は交流がある(Memory;72)。 こう見えてかなり強く、ヴィヴィオとミウラの二人を同時に相手取る(Memory;73)。
幼い頃のタオと手合せをしていて、自らの不覚でタオが武術から離れたことがあり、タオに武術の道に戻ってほしいと言っている(Memory;76)。
リンナたちによれば、武術の腕前だけなら師範クラスかそれ以上、同世代の中では桁が違う。 失われつつあるルーフェン武術の深奥を身につけているルーフェン武林の宝物(Memory;77)。

・クレア・ラグレイト
アイリンの執事で、アイリンの護衛、お側役、教育係を任されている。 エドガーの妹。
ヴェンディチカ護衛剣術+華凰拳槍剣技を用いる。(Memory;73)
ミカヤとの対戦では0勝4敗だったが致命傷は取られていない。(Memory;78)

名前の由来はおそらく本田技研工業のミニバン、ホンダ・ラグレイト。

その他

・ユーノ・スクライア
無限書庫の総合司書長。名前は出ていない。
ヴィヴィオのメール相手や回想などで作品中には登場しているが、台詞が無い人物は次のとおり。(名前は過去の作品からで、本作では未出)

・ヴォルツ・スターン
Memory;08にてごく僅かに登場。SSXで登場したスバルの上司。現在のところ本作品では、スバルに「司令」と呼ばれているのみで、名前は出ていない。

・高町桃子
・高町士郎
・高町美由希
・クアットロ
・ジェイル・スカリッティ

姿のみ登場。ジェイルとクアットロは回想のみ。