Vivid Strike

Last-modified: 2024-03-02 (土) 19:05:13

主要人物

・フーカ・レヴェントン
CV:水瀬いのり
13歳(設定資料集)。ナカジマジム選手兼住み込みアルバイト。
ミッドチルダにある孤児院「アルテナ児童保護院」で育った少女。
真面目でまっすぐな性格の持ち主。
魔法は近代ベルカ式で、魔力光は青。
バリアジャケットのデザインはアインハルトの物にフーカ流のアレンジを加えている。
一人称は「ワシ」で語尾に「じゃ」をつけるなど広島弁に似た口調で話す。(ただし、インタビューの際などでは標準語で話す。)また、ヴィヴィオ達には自分より年下であるが、選手として先輩であることから敬語で話す。
幼少期は孤児であることから将来に希望を持てず悲観的になり、やさぐれた言動をしていたが、リンネに出会い、その優しさと温もりに触れたことで、初めて人間らしさを手に入れられたと感じている(10話)。
1年前、リンネが対戦相手に関して辛辣なコメントをしたことに腹を立て、口論からの喧嘩となり負けてしまう。その際、かつて自分たちが嫌っていた「弱いものを見下す目」をリンネがしたことに嫌悪感を示し、険悪な仲になる(1話)。
孤児院を出た後は住み込みのアルバイトをして暮らしていたが、売られた喧嘩は買う性格が災いしてトラブルが絶えず、解雇されてしまう(1話)。
路頭に迷う中アインハルトに出会い、格闘技の才能を見込まれてナカジマジムの選手兼従業員となり、覇王流の手ほどきを受ける(1話)。構えはアインハルトの模倣だが、やや攻撃よりで重心が前傾気味になっている(設定資料集)。
昼間は受付、雑用、掃除、館内備品の補給をこなし、夕方に学校から帰ったユミナと交代した後は選手とトレーニングを行う。夜に選手が帰った後にジムの仕事に戻り、仕事を終えてから居候しているノーヴェ宅に帰り、すぐに眠る生活(2話)。
初めて強化モードになった際には体格は18歳に変化したが、服は適正化されず、消滅してしまう。このことに関してヴィヴィオは「魔力コントロールの上手い2人(コロナとユミナ)が2人がかりでも制御しきれなかった魔力の持ち主」と評価している(2話)。
リンネとキャリーの試合後、現在のリンネが人を見下す態度で、かつそれを楽しんでもいないことを指摘したためリンネの逆鱗に触れ、再び衝突してしまう(3話)。
リンネの過去を知った際には、かつての弱かった頃とは違い、いろいろな経験を積んで成長していることに関しては認めるものの、親友が「濁ったドブみたいな目」をすることはやはり許せず、殴ってやらないと済まない。と決意表明をしている(5話)。
格闘技を始めて1ヶ月半経った頃、コロナにスパーリングで初めて勝利するが、それに浮かれていたことでアインハルトにDSAA総合魔法戦競技ルールでリオとコロナに対戦をさせられ、ボロ負けする(OVA5.5話)。その後は心を改め、さらに練習に励むようになった(OVA5.75話)。
ヴィヴィオ達と異なり、ウインターカップには一般予選枠での出場であり、予選を通過する必要があったが、無事1位で通過し、本戦に出場する(6話)。
Bブロック第1回戦のカルナ選手に勝利し(6話)、勝ち進んでBブロックを制覇。Aブロック代表となったケイト・パークウェイ選手(本来はヴィヴィオであったが、リンネ戦での負傷により棄権したため)にも4ラウンドで勝利し、決勝戦へと駒を進める(9話)。
リンネとの試合のため、アインハルト達とともにホテル・アルピーノに向かい、試合前の特訓を行う(9話)。その内容は過酷で、後日思い出すだけで震え上がるほどのトラウマになった(10話次回予告、11話次回予告)。
吸収力の高さと身体をイメージ通り操るセンスに優れ、基本とする覇王流のみならず、他のナカジマジムの選手から学んだストライクアーツや春光拳の技も折り込み、リンネを翻弄する。さらに、ジークの見立てでは骨格レベルで恵まれた拳を有しており、それに覇王流の打撃と魔力運用を加えることで、「神撃」の領域に踏み込み始めている(10話)。
リンネとの試合では初めのうち「腐った性根をぶち壊す」と強い言葉を言い放ち、反発される(9話)が、戦いが進むにつれ、「自分(リンネ)の事を嫌いだなんて言わんでくれ」とリンネへの包みかさぬ感情を吐露し始めたことで、リンネも本音をさらけ出し始める(10話)。激しい打ち合いの中、リンネが昔の綺麗な目に戻ったことを確認し、安堵する。「フー式・覇王断空拳」を放ち、リンネに勝利。試合後、和解する(11話、12話)。
ウインターカップ決勝戦前にはリンネと練習を行い、アインハルトとの試合に臨む。試合は4ラウンドまでもつれ込む激戦になった(12話)。明確な勝敗は描かれなかったが、アインハルト無敗のままU19にあがったという説明がある(OVA13話)ことから、アインハルトの勝利と思われる。
南国のリゾートで泳げないことが判明した(OVA13話)。

名前の由来は、おそらくランボルギーニ(イタリアの自動車メーカー)の「レヴェントン」から。

・リンネ・ベルリネッタ
CV:小倉唯
13歳(設定資料集)。私立ブルゲローニ学院中等部2年。身長153cm。
ミッドチルダにある孤児院「アルテナ児童保護院」で育った少女。フーカとは幼馴染で、フーカのことを「フーちゃん」と呼ぶ。幼少期はとてもおとなしく引っ込み思案で、いつもフーカに守られていた。
魔法はミッドチルダ式で、魔力光は赤。
バリアジャケットのデザインはベルリネッタ・ブランドの特注品である。
フロンティアジム所属。U15ワールドランク1位。デビューから1年半あまりで58戦57勝(全てKO勝利)の成績をおさめている。唯一敗北したのは夏のインターミドル都市本戦第2回戦、ヴィヴィオとの試合での判定負けである。「純白のトータルファイター」と呼ばれており、U19でも滅多にいないほどに圧倒的な筋力と魔力をもとにしたスタイルで、打撃や組み技(特に投げ技は専門家並)、魔法攻撃が使用可能な試合であれば砲撃や射撃も使いこなすなど、攻撃の基本テクニックは必要十分である(1話、2話)。ただし、防御スキルに関しては経験量の少なさから未熟であると自他共に認めており(BD/DVDVol.2特典コミック)、ヴィヴィオとの試合以降、重点的に強化する(6話)。ジル曰く「100年に1人の天才」(6話)。
ストレートな物言いで対戦相手を意図せず傷つけてしまうこともあり、それが原因でフーカとの仲違いに繋がった(2話、3話)。対戦者を度々病院送りにすることから学校内クラスの中では恐れられている(4話)。
孤児院でフーカ達と暮らしていたが、4年前にベルリネッタ家の養子となって、私立ロズベルグ学園初等科に編入する。2年前、体力測定で高い成績を残し目立ったこと、元は孤児であったことを理由にクラスメイト3名からいじめの対象とされてしまう。ある日、ロイの急な発作でローリーからの呼び出しを受けるも、いじめを行うクラスメイトから暴行を加えられ気絶してしまい、ロイの臨終に立ち会うことができなかった。このことにリンネは深い悲しみと絶望を覚え、翌日、いじめを行ったクラスメイトに報復する。報復事件後はベルリネッタ家に迷惑をかけたことで養子縁組の解消を申し出る。居場所を失ったと感じ、孤児院に連絡を取ろうとして外出したところ、サラ(いじめ加害者の1人)の兄(シン)らに拉致されてしまうが、現場を目撃したジルに救出される。その際、サラがシンに対して、いじめを「友達同士の軽口」と表現して伝えていたことに激高する。保護観察期間を経てベルリネッタ家に戻り、「弱いせいで大切なものを守れなかった自分」と決別するため、ジルのもとで格闘技を始め「誰にも見下されず、大切なものを守れる強さ」を求めるようになる(4話、5話)。
1年前、NGAトーナメント決勝で倒したライラの評価にフーカが腹を立て、口論からの喧嘩となる。フーカを負かした上で、突き放す発言と見下す視線を向けたことで険悪な仲になる(1話)。以来、全く連絡をとっていない(リンネ曰く「孤児院の決まりで、成人するまで卒業生同士は連絡を取らないことになっている。」だが、本当にそのような決まりがあるのか真偽不明。)(OVA5.75話)。
フロンティアジム主催の試合のセミファイナルでキャリー選手と戦い勝利する。試合後、試合観覧に招待していたU15チャンピオンのアインハルト、同じ強打者のミウラ、一度敗北したヴィヴィオに対し、ウインターカップで決着をつけると宣戦布告。その際、フーカと1年ぶりに再会するが、またしても衝突してしまう(3話)。
ウインターカップではAブロックで初戦にミウラと当たる。ミウラに負けたらフーカと戦うことを約束するという申し出に対して、他のナカジマジムの所属選手に負けた場合でも約束すると答えた(6話)。
ミウラとの試合では開始前、ミウラ使う技が打撃のみであることから、自身も対等な条件として掴み技、投げ技を使用せず戦うことを宣言するが、ミウラの猛攻に2度のダウンを取られ、ミウラの「抜剣・飛燕」に思わず掴み技を解禁してしまう(6話)。
ヴィヴィオとの試合ではウィンターカップのルールがヴィヴィオに有利であることも相まって、2ラウンドまでヴィヴィオ優勢で進むものの、3ラウンド目にして被弾覚悟で強引な攻撃により形勢を逆転させる。勝利目前までいくが、体勢を立て直したヴィヴィオの「アクセルスマッシュ・インフィニティ」に敗北する(8話)。
同じ相手に2度目の敗北をしたことにより、格闘技を続ける意義を見失い、茫然自失状態となって、自室に引きこもる。意義を見失ったことで引退を決意し、フーカと戦う約束も反故にしようとしてしまうが、アインハルトの誘いに乗り、再び戦う約束をする(9話)。
フーカとの試合ではフーカの予想外の実力にダメージを受け、精神面でも平常とはいえず動きに精彩を欠いていたため、苦戦を強いられる(9話~11話)。
当初はフーカにお説教されていると感じ、フーカをただ孤児院が同じだっただけの「他人」と突き放すが、しだいに感情を発露する。いじめもなくロイも存命している幸せな夢を現実にできなかったのは、他の誰のせいでもなく、選択肢を誤った自分のせいであり「世界中で誰より私が嫌い」という思い丈をついに打ち明ける(10話)。
フーカに苦戦する中、地獄の練習の日々を思い出し、練習の成果を遺憾なく発揮した会心の一撃を繰り出す。その攻撃は、安全防護フィールドの限界超え、フーカの歯を折る程の威力を発揮した。その成果を実感し、格闘技は辛く苦しい日々ばかりではなく、強くなっていく度、勝利を重ねる度、ジル達から褒められる度に楽しさも感じていたことに気づく。そして、過去の出来事はもう変えられないが、これからは変えていけるのだと悟る(11話)。
迷いを吹り切った後は、回避も防御もしない激しい打ち合いになり、最後はフーカの「フー式・覇王断空拳」に倒れる(11話)。
翌日、目が覚めてから、ジルと2人きりで話し合い、謝罪と感謝の言葉とともに、もう一度ジルのもとで格闘技を続けていくことをジルに伝える(12話)。
フーカとも和解し、ウィンターカップ決勝戦に向けてフーカの練習相手をつとめ、決勝戦ではフーカのセコンドとして参加した(12話)。
和解後はフーカを両親に紹介するとともに、フーカとともにロイの墓参りをしている。また、学校のクラスメイトとも明るく話せるようになった(12話ED)。ナカジマジムにもよく出稽古に来るようになる。いまだアインハルトには手も足も出ないが、アインハルトが全力で打ち合える相手でもある(OVA13話、BD/DVDVol.4特典コミック)。ただし、フーカ曰く、スタイルの良さではアインハルトに勝っている(8話次回予告)。
アインハルトがU19に上がったことで、チャンピオンの座が空位になったため、王座決定戦が行われ、それを制して新チャンピオンになる(OVA13話)。
南国のリゾートで泳げないことが判明した(OVA13話)。
ベルリネッタ家に養子に入った後、ロイに対してはすんなり「おじいちゃん」と呼べていたが、ダンとローリーを「父さん」、「母さん」と呼ぶことには苦労があったと述べている(魔法少女リリカルなのはReflectionオーディオコメンタリー)。

名前の由来は、おそらくフェラーリ(イタリアの自動車メーカー)の「F12ベルリネッタ」から。

ナカジマジム

・高町ヴィヴィオ
CV:水橋かおり
11歳(設定資料集)。聖ヒルデ魔法学院初等科5年生。
DSAA格闘競技・U15ワールドランク7位。「神眼のカウンターヒッター」と呼ばれている(6話)。
明るく人見知りしない、天真爛漫な性格の持ち主。母親譲りの他人のことを気にかける性分で、アインハルト曰く、お節介であり素敵なところ(3話)、今のナカジマジムがあるのもヴィヴィオのその気質によるものである(7話)。
作中において、打撃力・防御力が低いことを複数人から指摘されており、格闘技に決して向いていないことは本人も自覚している。しかしながら、目の良さなどの持ち味を生かした格闘スタイルを確立しており、ヴィヴィオを才能に乏しいと評するジルであっても、その巧さに関してはリンネの上を行くと認めている(7話、8話)。
夏のインターミドルでリンネと対戦し、判定勝利をおさめている。リンネの公式戦における初ダウン、初黒星はこの時である(2話、7話)。
ウィンターカップAブロック第1回戦でアディール選手に勝利、その後、リンネとの試合でミウラのセコンドつく。インターミドル以降、リンネの防御スキルが強化されていることに気がつく(6話)。
ミウラが敗退したことで、フーカとリンネを戦わせるために勝利する。という約束を引き継ぐ(7話)。
リンネが楽しんでいる様に見えず、何故格闘技をしているのかということに疑問を抱いている(3話)。その疑問の答えについて、格闘技が好きではなく、辛いことから逃げるために強さを求めているのだとリンネ本人に指摘する(7話)。
一方、リンネの主観では、ヴィヴィオとはエリート公務員の親に何不自由なく育てられた生まれながらに幸せなお嬢様であるにも関わらず、格闘技しかない自分の邪魔をする存在という認識である。それ故、リンネから強い嫉妬心と敵対心を抱かれている(8話)。
リンネとの試合で、フィニッシュブロー「アクセルスマッシュ・インフィニティ」を公式戦で初披露し勝利。しかし、試合で左足を負傷し、ミウラと同じく聖アルディラ病院に搬送され、次の試合は棄権した。入院先でリンネとフーカの試合が急に決まったことを聞かされ驚くも、試合の場に観戦しに行った(9話)。
試合後、アインハルトに勝利経験があることから、決勝戦を控えるフーカに対し技術指導の役目を引き受ける(12話)。

・アインハルト・ストラトス
CV:能登麻美子
14歳(設定資料集)。聖ヒルデ魔法学院中等科2年生。
古流武術「覇王流」伝承者。
DSAA格闘競技・U15ワールドチャンピオンで、U15では無敗・全試合KO勝利をしている。
朝のトレーニングをしていたところ、フーカに襲撃されるが、フーカに格闘技の才能を見出し勧誘する。「魔法少女リリカルなのはViVid?」の頃に比べて、くだけた一面を見せるようになり、フーカに対して自分のことを「ハルにゃん」と呼ばせようとする(フーカは結局「ハルさん」と呼ぶこととした。)(1話)。
リンネのウインターカップでの対戦希望に受けて立つと応えると同時に、フーカを紹介した(3話)。
格闘技を始めて1ヶ月半が経ったフーカが、コロナ相手にスパーリングで勝利したことに浮かれていたので、精神を引き締めるため、リオとコロナを相手にDSAA総合魔法戦競技ルールで対戦させる(OVA5.5話)。
Dブロックの第1回戦でジャニス選手に勝利し(7話)、順当にDブロックを制覇。Cブロック代表と戦い勝利し、決勝戦へと駒を進める(9話)。
フーカとの対戦の約束を反故にしたリンネに対して、自身へのタイトルマッチ挑戦権を交渉材料に再度約束を取り付けること(ただし、ノーヴェには無断であり、後で反省させられた。)に成功する(9話)。リンネにとってのアインハルトとは、迷いや悩みが無いほどの圧倒的な強さの理想像であった。それ故、そのアインハルトに勝利し、チャンピオンベルトを奪取することは強くなったと実感できる目標であり、誘いの効果として有効であった(11話)。
リンネとフーカの試合前にフーカを合宿所に連れて行き、特訓を行う(9話)。
リンネとフーカの試合後にはウィンターミドル決勝戦の対フーカを想定した調整のため、ジークと練習を行っていた。その際にはフーカを弟子ではなく1人のライバルと認め、内容を見せまいとする態度を取る一面があった(12話)。
U15では無敗のまま、U19にあがった(OVA13話)。

・ユミナ・アンクレイヴ
CV:上坂すみれ
14歳(設定資料集)。聖ヒルデ魔法学院中等科2年生。
ナカジマジムではバイトリーダーで選手のマネージャーをしている。
アインハルトとはクラスメイトで親友であり、彼女の家によく料理をしに行っている。
スポーツドクターを目指しており、ユミナ式ストレッチ・マッサージは選手に人気である。
リンネが現在のようになった理由について、ノーヴェが知り合いから聞いた情報をまとめてフーカに伝えた(4話)。
リンネとフーカの試合を観戦する(9話~11話)。

・リオ・ウェズリー
CV:喜多村英梨
11歳(設定資料集)。聖ヒルデ魔法学院初等科5年生。
DSAA総合魔法戦競技選手。
明るく、何事にも物怖じしない元気な子。
ルーフェン武術「春光拳」の使い手で、総合魔法競技を主なステージとしているが、格闘競技でも好成績である。
本作では格闘競技を中心に描かれていることから選手としてではなく、もっぱら練習相手やセコンドとしての出番になっている。
フーカが格闘技を始めて1ヶ月半後、アインハルトの計らいにより、ローランドジムへ出稽古に行き、フーカとDSAA総合魔法戦競技ルールで対戦する。格闘技のみでもリオの方が優勢であるが、魔法使用を含めた「春光拳」の本領によりフーカを圧倒する(OVA5.5話)。
ウィンターカップでは、フーカのセコンドをつとめていた(8話、9話)。
年明けのU15総合競技大会で表彰台にのぼる成績をおさめる(OVA13話)。

・コロナ・ティミル
CV:福圓美里
11歳(設定資料集)。聖ヒルデ魔法学院初等科5年生。
DSAA総合魔法戦競技選手。
ゴーレム創成「マイストアーツ」の使い手で、格闘技は「練習につきあえる程度」。
本作では格闘競技を中心に描かれていることから選手としてではなく、もっぱら練習相手やセコンドとしての出番になっている。
フーカが格闘技を始めて1ヶ月半後、アインハルトの計らいにより、ローランドジムへ出稽古に行き、フーカとDSAA総合魔法戦競技ルールで対戦する。スパーリングではフーカに負けるようになったが、ゴーレム操作によりフーカを圧倒する(OVA5.5話)。
ウィンターカップでは、ヴィヴィオのセコンドをつとめていた(7話、8話)。
年明けのU15総合競技大会で表彰台にのぼる成績をおさめる(OVA13話)。

・ノーヴェ・ナカジマ
CV:斎藤千和
ナカジマジム会長。
格闘競技・総合魔法戦競技トレーナー。
「選手ごとの可能性を伸ばす」という指導方針をもっており、その点でジルに(誤解も含め)反感を持たれている。ジルとの対談は「才能主義」対「努力主義」という対立構図に単純化されているが、ノーヴェ自身としてはそのような意図はなく、ジルの考えも1つの正論であることを認めている。
ジムを借りる際に契約として、近くにあるマンションに住んでいたが、1人で持て余しており、フーカを住まわせることにした。(2話)
リンネが変わってしまったことを理由にフーカが反発した光景を目の当たりにし、知り合いからリンネの情報を聞きとる(4話)。
ウインターカップではナカジマジムの選手達の全員のセコンドをつとめる(ただし、決勝戦のアインハルトを除く。)(6話~9話、12話)。
リンネとの試合における秘策として、フーカに覇王流だけでなく、ヴィヴィオ達の技をラーニングさせ、ジルを驚かせる(11話)。
リンネとフーカの試合後、ジルとの通信で指導方針の真意を語り合うことで打ち解ける(12話)。以降はよく食事をともにするなど良好な関係を築く(BD/DVDVol.4特典コミック)。
フーカが独り暮らしをできる経済力を持つようになっても引き続き居候させている。フーカとは「年の近い親子」のような関係である(BD/DVDVol.4特典コミック)。
「魔法少女リリカルなのはViVid」の頃に比べて、外見的には髪を伸ばしている。また、内面的には指導者としてさらに板についてきており、選手達の暴走に厳しい指導をすることもあるが、かつての姿からは想像できないほどに穏やかで成熟した考えを持つようになった。

・ミウラ・リナルディ
CV:伊藤かな恵
14歳(設定資料集)。中学2年生。
DSAA格闘競技・U15ワールドランク5位。
「魔法少女リリカルなのはViVid?」の頃の「八神道場」を卒業し、ナカジマジムに所属する。そのため扱う格闘スタイルは「ストライクアーツ八神流」である。
実家が海辺の人気レストラン「リストランテ・リナルディ」(なお、ViVid?の時では山の中にあるレストランと語っていたので、移転したものと思われる。)であるため料理は趣味で特技。
アインハルトと同級生であるのだが、ヴィヴィオ達と一緒くたになっている場面が多い。
小柄ながらも高い打撃力を生かしたインファイトが得意で、集束打撃「抜剣」を切り札とする。反面、魔力コントロールが苦手で、スターセイバーが無いと強化モードが安定しないと語っている(2話)。
ウインターカップAブロックプライムマッチでリンネと当たることになり、リンネと戦う機会が無くなるとつぶやいたフーカに対して、もし自分が勝ったらフーカとも戦うようリンネに約束させることを提案する(6話)。
前日にノーヴェの家に泊まり、料理を振る舞い、片付けをすることでノーヴェ曰くテンションコントロールを行う。夜中にこっそり練習する様子をフーカに見つかったときには、年齢によりもうすぐU15から外れ、ライバルのヴィヴィオと戦う機会がしばらくなくなるため、ウインターカップでの勝負に意気込んでいることを漏らす(6話)。
リンネとの試合ではリンネから2度のダウンを奪い、残り1度のダウンで勝利するところまで追い詰め、決定打を入れようと「抜剣」を発動する。しかし、リンネの反撃によりあばら骨が折れるほどのダメージを受け、敗北する(6話)。
一時気を失っていたが救急車に乗せられたところで目を覚まし、聖アルディラ病院に搬送された。精密検査でも問題はなく、気も持ち直した様子で試合内容の反省とフーカへの謝罪を告げる。しかし、仲間達が帰った後は負けたことに涙ぐんでいた。ヴィヴィオとリンネの試合には車椅子に乗り観戦する(7話)。
リンネが格闘技をやめると宣言した日には車椅子なしで歩行し、リンネとの通信で暴れるハリーを(3人がかりではあるが)押さえ込むほどに回復していた(9話)。
リンネとフーカの試合前の特訓で怪我明けながらもスロースパーに参加し、(BD/DVDVol.3特典コミック)、試合を観戦する(9話~11話)。
ジルの評価では「10年に1人の逸材」(ジル自身と同じ)(6話)。

・ミカヤ・シェベル
CV:浅川悠
19歳(設定資料集)。ナカジマジム取締役顧問。天瞳流抜刀居合の師範。
ノーヴェの親友。裏方仕事が中心でジムにはあまり顔を出さない。
ウィンターカップに向けて練習を行うフーカのスパーリングをつとめる(5話)。
ウィンターカップではミウラやヴィヴィオのセコンドをつとめ、試合後、病院へ付き添う(7話、8話)。
リンネとフーカの試合を観戦する(9話~11話)

フロンティアジム

・ジル・ストーラ
CV:佐倉綾音
フロンティアジムの格闘競技トレーナーで、リンネの専属コーチ。
「持って生まれた才能の量こそがアスリートの結果を決める」という信念を持っており、そのことでノーヴェは全否定こそしないものの、苦手意識を持っている。
教育方法は上記の信念に基づいて「地獄」と称するほど厳く、限界のさらに上を幾度も超えることで才能を開花させるというもので、リンネ以上に経験を積んだハリーやヴィクターでさえ吐きそうになるほど(9話)。
かつては格闘技選手であった。現役時代は理論と技術を磨き、ディフェンステクニックとハードパンチ、高速の投げを得意として、勝った試合はほぼKO勝利、WGCのアイリス級でワールドランク1位までのぼりつめた(BD/DVDVol.2特典コミック)。
しかし、体格や筋力に恵まれていなかったため、努力は才能のある選手に潰されていったと本人は語る。15歳からは身体のどこも痛くない状態でリングに上がれたことはなかったほど故障続きで、ようやくつかんだタイトルマッチ直前に怪我で引退する結果となった(11話、12話)。その経験から「才能至上主義」の信念に固執するようになった。
2年前、リンネが車で誘拐される現場に通りがかり、走って追いかけ救出する。その事件をきっかけにリンネの身体能力に興味を示し、短期的に強くなりたいというリンネの希望も受け、自ら専属で格闘技を教える(5話)。
夏のインターミドル前に「ファイターズチャンネル」というテレビ番組でノーヴェと対談したときに選手の教育方針に関して意見が対立した。教え子同士の対戦結果で着けるということになり(あくまで視聴者のノリ)、結果的にヴィヴィオが勝利したものの、信念を曲げることはなかった。(3話)
ウインターカップで優勝すればチャンピオンへのタイトルマッチが現実的になるとリンネに発破をかける(6話)。
ウインターカップではリンネのセコンドをつとめる。対戦相手のナカジマジム所属選手にもある程度の能力を認めているが、リンネの絶対的な才能の前には及ばないと見下している節がある(6話~8話)。ただし、リンネが負傷させたことに対してお見舞いに行くなど、礼節は通す(9話)。
リンネが敗退したことにより、自信を喪失し、リンネが自分のもとでもう戦うことはないだろうと、教育方針は間違っていたのではないかと思いつめる。アインハルトの交渉により、限定的とはいえリンネが再び戦う決意をしたことを喜び、もう負けさせないと誓う(9話)。
フーカとリンネの試合を観戦しながら、リンネの育成が間違っていたのだと悟る。以前からリンネの歪みに気づいてはいたが、リンネが自分の夢を代わりに叶えてくれると舞い上がり、また、今情熱を失ってしまうことを恐れ、いずれは格闘技自体への楽しさに昇華されるだろうと、リンネの心と向き合うことをしなかった。そして勝敗に関係なくもう一度リンネに戻ってきてほしい、今度は間違わない。と切に願う(10話、11話)。
試合後はリンネが眠っている間に何度も様子を見に来ていた。リンネが起きた後、心に向き合わなかったことを謝罪し、感謝の言葉と再びコーチを依頼するリンネに感涙しながら、改めて2人で世界一を目指すことを約束した(12話)。
ノーヴェに対してはプライベートで仲良くしたいと言っていた(3話)が、あくまで表面上のポーズであり、本心では「才能のない選手に夢を見せては負けさせる努力至上主義の時代遅れのコーチ」と見て嫌っていた。リンネとフーカの試合後、ノーヴェに本心を初めて打ち明けたことで誤解していたことに気づき、友人となる。その際、ジルの提案で、ウインターカップ決勝戦ではフーカのセコンドをつとめた(12話)。
その後、ナカジマジムとは交流が深まり(12話ED)、フロンティアジムの保養所である南国のリゾートにナカジマジムや関係者達を誘うようになる(OVA13話)。

・ヴィクトーリア・ダールグリュン
CV:遠藤綾
19歳(設定資料集)。DSAA U19総合魔法戦競技選手会長 ワールドランク3位。
親しい人からは「ヴィクター」と呼ばれる。
フロンティアジム所属でリンネの先輩。
リンネが格闘技初心者の頃から面倒を見ており、リンネが家族以外で素直に話せる唯一の相手である(OVA5.75話)。
南部の田舎に住んでおり、中央にはなかなか来る機会が無いため、ノーヴェとも会うのは久しぶりになる(OVA5.75話)。
ウィンターカップに向けてヴィヴィオやミウラに稽古をつけてあげたいと思いながら、立場上出来ないことに申し訳なく思っている。ただし、当人達からは大会後に遊んでほしいと慕われている(OVA5.75話)。
ノーヴェ、ミカヤとの食事では、2人が上天ざるを頼む一方で、自身はとろろそばを注文した様子である(OVA5.75話)。
ウィンターカップでは選手会長として開会挨拶を行い(6話)、リンネとヴィヴィオの対戦をVIP室でハリー、エルスとともに観戦していた。後輩の活躍を応援する一方、リンネの危うさにも気づいており、このまま勝ち続けることに不安を覚えていた。リンネが敗退したことで不安が除かれるも、リンネとジルとの関係性の波乱を予見する(7話、8話)。
引退を決意したリンネの説得に根気強くあたった。個人的にベルリネッタ家の人とも親交があり、ヴィクターが来るまでそっとしておこうというリンネの両親の台詞やヴィクターにリンネの自室に入る際メイドが立ち去っている描写からも、その信頼の高さがうかがえる(9話)。
リンネとフーカの試合ではリンネ側に座っており、感情に揺れるジルに対し見守るよう諭すなど冷静な姿勢を見せた(10話)。
チャンピオンであるジークとは幼なじみであると同時に競技のライバルである。その彼女と対等な関係であるためにも、総合魔法競技のチャンピオンの座を春頃までに勝ち取りたいとしている(OVA5.75話)。その望みは、年明け頃行われたU19総合魔法戦競技のタイトルマッチでジークと戦い判定勝利し、新チャンピオンになったことで叶えられた(OVA13話)。
「魔法少女リリカルなのはViVid?」の頃に比べて、年長者としての余裕や落ち着きをみせるようになっており、問題児に対して(年上であるジルに対してさえも)見せる面倒見の良さには定評があることから、選手達に「お母さん」と本人は不本意ながら呼ばれている(8話次回予告、OVA5.75話、魔法少女リリカルなのはReflectionオーディオコメンタリー)。なお、これはねことうふ氏が連載していた漫画『魔法少女リリカルなのはViVidLIFE』から逆輸入されたネタである可能性が高い。

ベルリネッタ家

・ロイ・ベルリネッタ
CV:辻親八
リンネの養祖父。故人。
4年前、ミトナ自然公園で雪かきをするリンネに出会い、子供のいない娘夫婦に養子縁組をすることを提案する(4話)。
リンネがベルリネッタ家に養子に来てからはベッドに伏せている日が多く、学校帰りのリンネと会話することを日々の楽しみにしていた(4話)。
いじめが解決(とリンネは思った。)して、リンネが一旦元気になったことに安堵し、散歩の許可が下りたこともあり、リンネと学校近くの並木道を歩く約束をした。しかし、その翌日体調が一変し、帰らぬ人となってしまう。リンネはその死に目に会えなかったことで自責の念に駆られ、以来、誰にも見下されず、大切なものを守れる強さがなければならないという強迫観念に囚われることになる(4話)。
亡くなった後もリンネは夢の中でたびたびその姿を見るが、いつも一人寂しそうにして、リンネに振り向いて笑顔を見せることは決してない。そのことが、リンネを苦しめている(7話)。リンネの心の中に生きるロイが笑顔を見せるようになるのは、「傷も汚れも、失ってしまうことさえも大切な思い出になる。」というロイの言葉を真に理解し、リンネが自分自身を許して、笑顔でいられるようになったときである(12話)。

・ダン・ベルリネッタ
CV:高田裕司
ミッドチルダ南部9区アルテナの大手ファッションメーカー「ベルリネッタ・ブランド」の社長夫妻。
ロイからリンネの話を聞き、リンネを好意的に迎え入れる(4話)。
リンネの様子がおかしいことを感じ取るが、明るく振る舞うリンネに深く追求せずにいた(4話)。
リンネがいじめへの報復を行った際には法務士にかけあい、リンネの転校を条件に示談におさめた(5話)。
事件以降もリンネへの愛情は変わらないが、関係にぎこちなさを生んでしまっており(10話)、ヴィヴィオに負け、落ち込むリンネをそっとするしかなかった(9話)。
リンネとフーカの試合を配信映像で視聴しており、リンネが明るく笑えるようになったことを喜び、その姿に微笑み(12話)、リンネが連れてきたフーカを温かく迎える(12話ED)。

・ローリー・ベルリネッタ
CV:日高のり子
リンネの養母。ロイの実娘。
ミッドチルダ南部9区アルテナの大手ファッションメーカー「ベルリネッタ・ブランド」の社長夫妻。
ロイからリンネの話を聞き、リンネを好意的に迎え入れる。さらに偶然髪や瞳の色が一致していることにも不思議な縁を感じている(4話)。
自身と母も通っていた学校にリンネも通うことを祝ってスクーデリアを贈る(4話)。
リンネの様子がおかしいことを感じ取るが、明るく振る舞うリンネに深く追求せずにいた(4話)。
リンネのいじめへの報復を行った際には、学校生活を楽しんでいることを期待する自分の態度がリンネを追い詰めたのだと自責の念に駆られた(5話)。
事件以降もリンネへの愛情は変わらないが、関係にぎこちなさを生んでしまっており(10話)、ヴィヴィオに負け、落ち込むリンネをそっとするしかなかった(9話)。
リンネとフーカの試合を配信映像で視聴しており、リンネが明るく笑えるようになったことを喜び、涙を流しながら抱きしめ(12話)、リンネが連れてきたフーカを温かく迎える(12話ED)。

DSAA出場選手

・ライラ・カプリス
CV:福原綾香
1年前、NGAトーナメント決勝戦でリンネに1ラウンドで敗北する(2話)。
試合前のインタビューでは最後の試合であるため、ベストコンディションで臨んでいると語っていたが、試合後の勝利者インタビューでリンネからは不調だったのではないかと言われたことにショックを受け、泣いてしまう。このことがきっかけでフーカとリンネは口論のすえ喧嘩となり、決別することにとなる(2話)。
リンネとフーカの試合を配信映像で視聴していた。リンネとフーカの仲違いの原因が自分にあるということを謝罪した。かつてのインタビューでの発言と異なり、格闘技を現在も続けており、自らのペースで大人になっても続けることを宣言。それはリンネとの試合で格闘技が好きであることを自覚したことによるものであり、今では大切な思い出であるとのメッセージを送った(12話)。

・キャリー・ターセル
CV:長谷美希
DSAA格闘競技・U15ワールドランク8位。
サニージム所属。パワー・スピード・テクニックを兼ね備え、U15枠では無敗の選手であったが、リンネに敗北する。試合前のリンネの意識がヴィヴィオ達に向いていたことや短時間で敗北した挙げ句「8位の人」と名前すら覚えられなかったことなど、対戦相手と認識されないほど見下されていた(リンネ自身に悪意はなく「挨拶をしてくれた優しい方」と思っている。)ことにショックを受け、泣いてしまう(3話)。
リンネとフーカの試合を配信映像で視聴していた。以前、泣かされた「8位の人」という呼び名を自虐的に使ったり、リンネとの再戦を希望したりなど精神的な強さを見せた(12話)。

・アディール・テルスター
CV:長谷美希
WGCジュニアリーグ・ロータス級ナショナルチャンピオン。
戦闘スタイルはストライクアーツ。
Aブロックの第1回戦でヴィヴィオと当たり、敗北する(6話)。

・カルナ・メイブン
CV:藤原夏海
今年デビューした有力選手。
Bブロックの第1回戦でフーカと当たり、敗北する。試合前にフーカを挑発するが、フーカの丁寧な受け答えに肩すかしをくらう(6話)。
メッセージは無かったが、リンネとフーカの試合を配信映像で視聴していた(12話)。

・ジャニス・ゴート
CV:斎藤千和
WGCのデンドロビウム級ワールドランカー。
身長190cm、体重180kg。
ウインターカップDブロック第1回戦でアインハルトと当たり、敗北する(6話)。
敗退後、選手控室で号泣する姿(7話)や観戦する姿(12話)が描写されている。

その他

・ファビア・クロゼルグ
CV:瀬戸麻沙美
アインハルトに頼まれ、ウラカンをフーカに届ける(5話)。
ウインターカップやリンネとフーカの試合を観戦する。
リンネとフーカの試合においては、ホテル・アルピーノに2日前には到着しており、ルーテシアとともに2人のための特別仕様の安全防護フィールドを構築していた(10話)。

・ジークリンデ・エレミア
CV:中津真莉
17歳(設定資料集)。DSAA U19総合魔法戦競技・格闘競技ワールドチャンピオン。
ヴィクターと幼馴染みで、親しい人からは「ジーク」と呼ばれる。アインハルトのことを「ハルにゃん」と呼ぶ。
リンネとフーカの試合前の特訓から参加し、(BD/DVDVol.3特典コミック)、試合を観戦する(9話~11話)、試合後にはアインハルトの練習相手をつとめる(12話)。
U19総合魔法戦競技のタイトルマッチでヴィクターにタイトルを奪われるも、格闘競技では依然として絶対王者として君臨し、アインハルトの目標となっている(OVA13話)。

・ハリー・トライベッカ
CV:内山夕実
17歳(設定資料集)。DSAA U19総合魔法戦競技選手。
多少やんちゃがすぎる面もあるが、面倒見が良く人情深い性格の持ち主。
ナカジマジム及びフロンティアジム双方の関係者とも交流がある。
ウインターカップに向けて練習を行うフーカのスパーリングをつとめる(5話)。
ヴィヴィオとリンネの試合結果で賭けを行い、ヴィヴィオのKO勝利を予測した(8話)。
格闘技をやめると言ったリンネに対して特に反感を覚えており、フーカを煽る場面もある(9話、10話)。
リンネとフーカの試合前の特訓から参加し、(BD/DVDVol.3特典コミック)、試合を観戦する(9話~11話)。

・エルス・タスミン
CV:新井里美
18歳(設定資料集に明記されていないが、ハリーより1つ年上であるため)。DSAA U19総合魔法戦競技選手。
真面目な性格の持ち主。
ウィンターカップに向けて練習を行うフーカのスパーリングをつとめる(5話)。
ハリーによる賭けでは、ヴィヴィオの判定勝利を予測した(8話)。
同じ年下に2度敗れるという自身の経験もあってか、格闘技をやめると言ったリンネの心情に一定の理解を示した(9話)。
リンネとフーカの試合前の特訓でスロースパーに参加し、(BD/DVDVol.3特典コミック)、試合を観戦する(9話~11話)。

・シャンテ・アピニオン
CV:阿澄佳奈
聖王教会シスター。DSAA総合魔法戦競技選手。
ヴィヴィオと仲がよく、「陛下」と呼ぶ。
アルテナ児童保護院が教会系列であることから、そこの出身であるフーカを娘や妹と同然として扱う(5話)。
ウインターカップに向けて練習を行うフーカのスパーリングをつとめる(5話)。
イクスやセインとともにウインターカップを観戦する。
リンネとフーカの試合を観戦する(9話~11話)。

・セイン
CV:水橋かおり
聖王教会シスターで、シャンテの同期。ノーヴェの「姉」にもあたる。
イクスやシャンテとともにウインターカップを観戦する。
負傷したミウラの車椅子を押していた(7話)。

・イクスヴェリア
CV:川澄綾子
聖王教会の治療士。
ヴィヴィオと仲がよく、親しい人からは「イクス」と呼ばれている。
シャンテやセインとともにウインターカップを観戦する。
ウインターカップにリンネとの試合で負傷したミウラやヴィヴィオの搬送に付き合う様子が描かれている。ミウラには搬送中に回復魔法を施している(7話)。
リンネとフーカの試合を観戦する(9話~11話)。

・ルーテシア・アルピーノ
CV:桑谷夏子
DSAA総合魔法戦競技選手。
「ホテル・アルピーノ」の一人娘で、ヴィヴィオやシャンテたちの昔からの友人。
リンネとフーカの試合場所として、自身が作った演習場を提供し、リンネとフーカの試合を観戦する(9話~11話)。

デバイス

・ウラカン
CV:小倉唯(エンディングのクレジットでは「???」と表記されていた。)
フーカのデバイス。愛称は「ウーラ」。
本編で名称が登場したのはVivid Strike!第5話。
ティザーサイト時のトップ絵やINNOCENTでのカードの絵ではアスティオンに似た形状をしている。
アスティオンとの違いは、色は純白。模様が異なる。耳が折れている。
名前の由来は、おそらくランボルギーニ(イタリアの自動車メーカー)の「ウラカン」から。

・スクーデリア
リンネのデバイス。
元はベルリネッタ・ブランド製の宝石をベースにしたアクセサリーであり、かつてロイが作成し妻に贈り、妻が名前を付けた。
妻から娘のローリーの手に渡り、ローリーがネクタイピンとして仕立て直しリンネに渡した。
リンネはお守りとして学校に着けて行っていたが、いじめを受けた際に装飾部は破壊されてしまう。
リンネが格闘技を始めるにあたり、競技用デバイスとして作り直し、装飾部に必要最低限の機能を持たせている。
名前の由来は、おそらくフェラーリ(イタリアの自動車メーカー)の運営するワークス・レーシングチーム「スクーデリア・フェラーリ」から。

・セイクリッド・ハート
ヴィヴィオのデバイス。愛称はクリス。

・アスティオン
CV:阿澄佳奈
アインハルトのデバイス。愛称はティオ。

・ソルフェージュ
CV:Jamie Schyy
リオのデバイス。

・ブランゼル
CV:Kaoru Edo
コロナのデバイス。

・スターセイバー
CV:Kaoru Edo
ミウラのデバイス。