かつて世界に君臨し、栄華を誇った大国。
現在の西シュレイド、東シュレイドを統括した巨大な国であったという。
概要
- 現在では見る影もなく王国は滅亡し、中央シュレイドに存在する古城が聳え立つのみである。
ミナガルデ地理院の地質学者の報告書によると、
かつて栄華を誇った王都だけではなく、その城下を彩った家々や周辺の街村全てが完全な廃墟と化しているという
誰がどう見ても「異常」な地である。
- 中央シュレイドは晴れる事の無い不気味な暗雲に包まれていれば、
時には快晴が広がっている中、謎の黒い雲が青空を蝕む様に広がるという異様な空模様が広がっており、
これらと王国滅亡が関係しているとして研究を行う学者も存在するというが、
現在でも詳しいことは判明しておらず、王国滅亡の原因は謎に包まれている。
ただ、王国の末期に謎の大混乱があったことは確かであるという。- 末期の情報も多くはないが残されており、国交書から民間の手記まで多岐に渡る。
共通して「地は揺れ」 「木々は焼け」 「小鳥と竜は消え」 「日は消え」 「古の災いは消え」
「これらが続いて数か月後、シュレイドは消えた」
という表現が用いられ、予兆の末に何かが起きたと見られる。
- 末期の情報も多くはないが残されており、国交書から民間の手記まで多岐に渡る。
- 地理的には広大な大陸の西端、西竜洋を望む海岸線沿いに位置しており、
東シュレイドと西シュレイドを含む広範な領域を支配していた。
およそ千年前、何らかの原因によって王都たる中央シュレイドが滅びたことで
シュレイド王国は事実上の滅亡を迎えることになり、中央シュレイドの王都や村々は廃墟と化すこととなった。
現在、この中央シュレイドは不可侵領域となっており、
これを挟んだ東西地方は東シュレイド、西シュレイドと呼び分けられている。- 残った領土や国民を継承し、明確に「後継」と言われているのは西シュレイド王国だが、
中央シュレイドの東側にも東シュレイド国*1が興っており、小競り合いはあるらしいが、
旧シュレイド王城が中立地帯に定められたことで、大きな争いにはなっていない。
- 旧シュレイド王国の物理的な支配面積は、地図の縮尺が不明なので具体的には検証できない。
ただし「辺境*2」最大の街とされるジォ・ワンドレオの十数倍の面積を誇ったことは確かで、
モンスターハンターの世界観に照らせば「大国」といって差し支えない規模と言えよう。
いまだハンター稼業が無かった千年以上前の時代に、
どのようにしてこれだけの領域を確保していたのかは明らかになっていないが、
旧王城の兵器倉庫に見られる兵器の数々は、その答えを暗に示しているかもしれない。
- 勘違いされがちだが、王国滅亡の原因は中央シュレイドにあった王都の陥落・滅亡であり、
王国の領土全てが廃墟となったわけではない。
確かにシュレイド王国は滅亡したものの、「シュレイド地方」そのものは現在も残っており
地図上で見ると、割と近傍に東西シュレイドの首都が置かれている。
- 尚、現在では王国が滅んだ事、存在していた事すらも知らない若者も増えてきており、
極端な話、シュレイド王国は創作上の存在であるとする説も提唱され始めている。
- 残った領土や国民を継承し、明確に「後継」と言われているのは西シュレイド王国だが、
大いなる竜の災厄
- その昔、栄華を極めたシュレイドを滅亡にまで追いやったと言われる大災厄の仮称。
同時に東西シュレイド地方の分断の原因とされている。
王国の中心部に位置するシュレイド城周辺が、晴れる事の無い不気味な暗雲に包まれているのも
この事象が深く関わっているのではないかとあらゆる分野の学者や研究者達に推察されている。
しかし詳しい事柄は何一つ分かっておらず、この事象に関する古文書などもほぼ皆無であることから、
この件を、「大いなる竜の災厄」と呼称している。
- ハンター大全2において、シュレイド王国を滅ぼした存在が示唆されている。
しかしこれは推測の域であり、断言はされていない。
また、MH4にて2月21日配信されたイベントクエスト「紅龍来降」にて、
もう一つシュレイド王国を滅ぼした存在がいたかのような記述があった。- そして15周年記念の特設サイトでは、場所こそ伏せられているものの、
とある王国を一夜で滅ぼした事が断定形で紹介された。
- そして15周年記念の特設サイトでは、場所こそ伏せられているものの、