用語/魔導ライナー

Last-modified: 2018-07-05 (木) 22:15:26

概要

 第2章にて存在が示された移動手段。正式名称「JーEーNーOーVーAリ魔導ライナー」。チョコボの一種で、はなれた座標間を短時間で移動することが可能。そのエンジンには魔晄炉が使われ、それを動かすマナ自体は【霊峰ガガゼト】にある【ズィャパリス安らぎの地<カフテリア>】でブーストできる。
 発見時はウン=ティンセキを欠いていたため、起動すらできなかった。

 
  • 起動中の魔導ライナー。ウン=ティンセキが定位置の邪王真眼を持つ狂王
     
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  • 魔導ライナーの解説をする邪王真眼を持つ狂王
     
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考察

 異説第5章①にて、魔導ライナーがどう食(や)って蠢いているのかは、邪王真眼を持つ狂王によって「僕だったピンクの肉片とリンクして半自動モーターサイクルしてる」と明かされる。すなわち、魔導ライナーには邪王真眼を持つ狂王と同類の培養組織を用いており、おそらく、狂王と魔導ライナーとが同一個体から発した組織を培養したもので、その共鳴・リンクなどを用いて制御していると考えられる。
 非常に高度かつおぞましい技術が用いられていることが明らかとなったように見えるが、しかし、カーバンクル公は「興味ないね…え呆れるな」と返し、普段通り「貴様は一度痛い目を見た方がいいです」などと理由もなく狂王を煽っているので、少なくともカーバンクル公や、おそらく常に殺意・殺伐のもとに生きるジャパエデン住人らにとってはさほど特筆すべき性質ではないらしい。
 また、邪王真眼を持つ狂王によると、一般に知られていない機密情報とのことだが、手動で動かすことができる。ただし、作中でサー=ヴァル暗黒卿モーグリの建材に事故を引き起こしたように、肉片リンク以外による制御は必ずしも容易ではないと思われる。

もっぱら移動手段として用いられるがモーグリの見立てでは、いざ戦闘となれば魔導アーマーに乗った兵士50人をたった三分で倒すだろうとしている。