プロフィール
パイソン |
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職業 | 軍事教官 | 型番 | SI-MT |
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企業 | スヴァローグ重工 | 誕生日 | 3月1日 |
役割 | ガード | 能力タグ | 守備 |
入手方法 | 指向性検索【砺鉄砥血】 | CV | 中井和哉 |
キャラクター概要
履歴
SI-MTは、スヴァローグ重工の主導のもと開発された軍事教官人形である。本モデルの設計当初、スヴァローグ重工は特殊なルートから退役した軍人将校に開発顧問を依頼し、公開されている戦史資料を元に、SI-MT独自の戦争シンクタンクを設立した。さらにいスヴァローグ重工はSI-MT向けに、軍事任務に特化した自主学習メカニズム一式を作成しており、出荷後も異なる状況に応じた性能の向上を可能としている。
SI-MTは厳酷な態度、効率的な手段、硬派な外見といった特徴を備えている。軍部からのオーダーがほとんどだが、民間軍事企業からの需要も少なくない。軍人(人形と人間を含む)に訓練を提供するのが、彼らの主な任務となる。
軍での服役期間を満了した後、パイソンは「ニューラルクルラウド」計画に加わった。
背景
背景 | |
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人形ファイル1 | パイソンはかつて、とある西アフリカ国家の民間軍事企業で、反乱組織「サタ・ハラム」の撲滅を目的とした政府軍に訓練を施していた。そこで鍛えられた兵士が一定基準の任務を遂行できるようになると、パイソンはお役御免となり、今度は「曙光」と呼ばれるプライベートセキュリティ集団に配属された。やがて「曙光」と軍との提携条約により、彼は軍へと身を投じることになる。 パイソンが鍛えた兵士、特に新兵は周囲に極めて冷酷な印象を与える。彼の基準は老兵から見ても、極めて厳酷なものばかりだ。パイソンはその厳酷な基準と優れた調教手段を用いて、数多くの精鋭を輩出してきた。パイソンのもとから卒業した兵士たちは、どれも卓越した戦士ばかりである。 |
人形ファイル2 | パイソンの名が一躍知れ渡ったのは、とある特殊なハイジャック事件がきっかけだった。 2056年、スペインのアンダルシアからルーマニアへのフライトで、「サタ・ハラム」の残党が航空機をハイジャック、機長を脅して連合に封鎖された南地中海飛行禁止区域へと進路を変えた。それを知った一名のパイロットが、キプロス基地から戦闘機を緊急離陸させ、テロリストに旅客機を着陸させるよう命じた。「要求に従わなければ、敵ターゲットそみなし強硬手段を講じる」という一言を添えて。 それを聞いたテロリストたちは悔し紛れに、機体を空中解体させるという最悪の手段に出ようとする。しかし彼らにとっては不運なことに、そのフライトには偶然パイソンが乗り合わせていたのだ。パイソンは表向きは彼らに同調し、ハイジャックの手助けさえしていたが、あの手この手で乗客を比較的安全な場所へ移すと、大口径の武器を持つテロリストを即座に制圧し、乗客もろとも心中するリスクを見事に回避した。残った敵がフライトを市中にダイブさせようと企むも、絞り弁を押した瞬間にパイソンによって射殺される。やがて旅客機はギリシャの辺境へと緊急着陸し、ほとんどの乗客を安全に避難させることができた。 この件でパイソンは一躍「英雄」と称えられたが、予想に違わずセキュリティ部門は彼をアテナに監禁し、一週間近くを費やしてパイソンの潔白を証明した。その一週間にも及ぶ調査が、パイソンが軍部の目に留まるきっかけを作った。やがて彼は国外援助という形で「曙光」から軍部へと出向することになる。 |
人形音声1 | 俺の訓練対象にあんたは含まれていないはずだろう、上官殿。 いやなに、別に上司をいびるほど悪趣味じゃない。ただ経験が告げるんだ、自ら望んで訓練に参加する手合いは、後々厄介事を引き起こすとな。 だがあんたは、あいつらとは全く違うようだ。 |
人形音声2 | 若いやつらはいつだってとっとと訓練を終わらせ戦場に向かいたがる。それが大人になるための不文律だと言わんばかりにな。若い人間とアクティベートされたばかりの人形が、銃を一丁だけぶら下げて、鉄砲玉のように次々出ていくんだ。 ただな、戦場では鉄と血こそが真実だ。向こう見ずの勇気なんぞクソの役にも立たん。 |
人形ファイル3 | 出荷から軍事企業、そして軍隊に至るまでの過程で、パイソンは多くを経験してきた。それでも彼には変わらぬ習慣がいくつかあった──ベッドではなく壁にぶら下げた寝袋、もしくは壁に寄りかかって睡眠を摂る。路上で異物を発見すると、ナイフで付近の地面を突き刺し、爆弾トラップまたは簡易爆発装置がないか確かめる等。 ニューラルクルラウド計画に参加する前、彼のこれまでの環境ではそれが至極当然のことだった。だがマグラシアでは、彼の挙動は周囲の目を大いに引いた。 だがパイソンが習慣を改めることはなかった。それらはまるでベースロジックのように、彼のメンタルに深く染みついていたからだ。 「常に警戒を怠るな」。それが彼の口癖であり、習慣だった。 |
人形音声3 | 普段の訓練強度を落とせ?すまんな、上官殿。オアシスでの訓練はこれでも十分緩くしている。 あんたの心配は分かる。エージェントの大半は元々兵士ではない、高強度の訓練など耐えられるはずもない。しかしマグラシアは戦場だ。俺は奴らの生き死にを背負っているんだ。 わかったわかった、確かに少し厳しすぎたのかもしれん。だがこれが最後の譲歩だ、これ以上は折れんぞ。 |
人形ファイル4 | 現実世界での経験はパイソンの体に様々な痕跡を残した。教官としての癖、あるいは修理や取り換えの困難な人工眼球といったふうに。そのせいか、パイソンは無意識の内に他者と距離を取りたがった。大抵、彼は訓練も一人でこなしている。 彼の生徒だったイヴリンも含め、パイソンの胸の内を窺い知る者はほとんどいない。それこそがパイソンの望むところであった。教官である彼には強大かつ距離感のある、有無を言わせぬ、ひいては横暴なイメージが必要だったのだ。 だがオアシスに来てから、パイソンは自身の冷厳さが意味を成さないことに気づく。戦いと日常は切り離せず、教官であるはずの彼は人形に囲まれている。これまで敵意と命令に対処するだけだったパイソンにとって、オアシスの和やかな雰囲気は居心地が悪かった。あげく祭日ともなると、受け取ったプレゼントの処理に頭を悩ませ、教授の部屋の扉をノックする羽目になる。 だがそういった苦悩は、部屋のドアが開いたとたん吹き飛んだ──教授は彼以上に、プレゼント分配という名の資源配分を必要としていたからだ。 |
人形音声4 | 人形に追憶の必要はない。それらは俺の中に記憶データとして残るからな。 いやなに、面白いもんなんかじゃないさ。俺の過去には何もありゃしない。深く印象に残っているのはメンタルがオーバーロードした時の感覚だけだ。 猛る意気、肌に刺さるような静寂、熟された衝動、残酷なまでに頭の冷える感覚。 俺たちのメンタルは素体を交換したからといってリセットされたりはしない。年を食って、そして老いぼれていくのさ、人間のように。 |
人形ファイル5 | オアシスで生活するにつれ、パイソンの立ち位置にも微妙な変化が起きた。後方で兵士たちを訓練していた昔と異なり、今はもっぱら戦場に立つことが多くなった。 共同作戦は互いの関係を深める最高の手段だ。次第に、皆はパイソンの教官という身分を忘れ、厳しく頼りになる兄貴分として接するようになった。パイソン自身は教官としての矜持を崩さなかったが、彼と肩を並べようとする人形は日に日に増えていった。それどころか、アンジェラのように付き合いの浅い人形ですら、彼の意表を突くような頼みごとをしてくるようになった。例えば、メンタルの比較的ナイーブな人形を手助けして欲しい、等々。もちろん、それを聞いた冷徹漢のリアクションもまた格別であった。 「泣くな!あ、いや……ゴホン。つまり……大丈夫だ、俺がついてる」 「……うっ……ひうっ……」 「……」 「……うぇぇぇ~~ん!!!」 ──オアシスBBSに匿名ユーザーがアップロードしたビデオクリップより。 約6時間後に削除。 |
人形音声5 | これからか?考えたこともないな、はるか先のことだ。 以前もそんなこと聞いてきたやつがいたが、今になってみれば、俺は一線を退いていて、奴らは冷たい土の下だ…… 上官殿よ、ずっと先のことを考えるのは必ずしもいいことだとは限らない。兵士にとっては違う、と言ったほうがいいかもしれん。 歯車のひとつに過ぎない俺の願いや考えなど、取るに足らないものさ。だがあんたは違う。他を率い、そして敵の死体を踏み越え勝利をもたらす存在だ。 |
ボイス
ボイス | |
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朝 | 随分と早起きだな。あの怠け者どもに爪の垢を煎じて飲ませたいほどだ。 |
昼 | 警戒を怠るな。 |
夜 | 休息?いや、俺には必要ない。 |
就寝時 | 全て異常なしだ。 |
ホーム画面1 | 我々のメンタルにこびりつき、データを消そうが何しようが決して拭い去ることのできない行為や認識が存在する。 それが戦争の傷跡、消えない傷跡なんだ。 |
ホーム画面2 | 子どもに訓練を施し、そして送り出す。戦争なんてものは、どこも変わらん。 |
ホーム画面3 | ……こいつは驚いた。あんたにも警戒の解ける時があるとはな。 |
タッチ1 | む? |
タッチ2 | 何か用か? |
タッチ3 | その辺でよしてくれ。 |
獲得 | パイソンだ、特殊作戦訓練の教官をしている。それで上官殿、俺の持ち場はどこなんだ? |
潜在能力突破 | 数値化できる成長か。何とも便利なことだ。 |
メンタル拡張 | まだまだ成長の余地があるはずだ。 |
部隊編入 | なら部隊は俺が率いよう。 |
戦闘開始 | 集中しろ。 |
必殺技 | これで終いだ。 |
MVP1 | 毎回の戦闘から教訓を得る。それが勝つための秘訣だ。 |
MVP2 | もっといいパフォーマンスができるはずなんだがなぁお前ら。う~む、訓練を増やしたほうが良さそうだ。 |
戦闘不能 | これを……戒めとしろ。 |
タイトルコール | ニューラルクラウド |
お正月 | |
バレンタイン | |
七夕 | |
ハロウィン | |
クリスマス | |
誕生日 | |
誓約 | |
宿舎挨拶 | |
挨拶1 | ん? |
挨拶2 | はぁ…… |
挨拶3 | ほう…… |
挨拶4 | 見事なものだ |
挨拶5 | その通りだ |
挨拶6 | はっはっはっはっ |
挨拶7 | そうか |
呼称表
相手 | 呼び方 | 出典 |
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一人称 | 俺 | 背景:人形音声1 |
教授 | 上官殿 | 背景:人形音声1 |
ファイター(戦士) | ||
絳雨 | 絳雨さん | 月夕の帰り道:侠影丹心 |
秋くん | 秋 | アナザーシャドウ:援助訓練 |
シューター(射手) | ||
シーモくん | シーモ | Happy Birthday:パイソン |
ガード(守衛) | ||
イヴリン | イヴリン | 錬鉄作戦:回望 |
メディック(医師) | ||
ジン | ジン | Happy Birthday:パイソン |
ユニーク(特殊) | ||
ウィロウ | ウィロウ | Happy Birthday:パイソン |
その他 | ||
エルウィン | エルウィン | 錬鉄作戦:新訓-3 |
めめ子 | 妙なヒツジ | 双対性フール:パイソン? |
パイソン? | ||
一人称 | 俺 | 双対性フール:パイソン? |
性能
基本的に攻撃を集めて受けるのが役割のガード職において数少ない、敵を大きくデバフすることができるキャラクター
デバフは防御力ダウンと射程ダウンがあり主に使うのは防御ダウンの方
防御力低下量は割合であり、特に強敵に対して大きく力を発揮する
またパッシブスキルによって通常攻撃がAOEになるため多数への対応も可能
ただし欠点として本人のステータスはHP防御共にガードとしては低く、バフできる防御はともかく特にHPのほうは算法や関数で補わないとバフする前に即死してしまう
算法の要求値は刺さるはずの強敵ほど高くなり、実用には非常に大きいリソースが必要になる
その特性上、エニグマブラックホール深層やイベントでのタイムアタックでトッププレイヤーが突き詰めるときに使う超超玄人向けキャラクター
とはいえ通常マップで使う分には(多少苦労はするだろうが)そこまで要求値は高くないので好きな人は愛を持って使ってあげよう
いつかあなたが深層のタイムアタックの覇者になるかもしれない…
ステータス
ステータス(初期値/MAX値★5 Lv60) | |||||
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最大HP | / | 攻撃力 | / | 演算力 | / |
物理防御力 | / | 演算防御力 | / | 攻撃速度 | / |
会心率 | % /% | 物理貫通 | / | 演算貫通 | / |
回避率 | % /% | 戦闘後HP回復 | / |
スキル
スキル | ||
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システマブロー | パッシブ | |
ロンソンフレイム | オート | |
鉄蛇の狩場 | 必殺技 |
算法
攻撃性 | 安定性 | 特異性 | |||
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