花にもいたく馴れぬれば

Last-modified: 2024-03-23 (土) 22:12:14

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基本情報

画像詳細
花にもいたく馴れぬれば.jpg名前花にもいたく馴れぬれば
レアリティ★5
属性
イラスト八重樫南
入手VS複霊
備考VSさとりC3
'24/1/1~
装備時上昇ステータス
強化値+0+1+2+3+4+5+6+7+8+9+10強化値
陽攻+39+48+57+66+75+84+93+102+111+120+129陽攻
陰攻+11+12+13+14+15+16+17+18+19+20+21陰攻
#特性
限界突破0限界突破4
特性1装備スペカの木属性の威力を25%アップ(1T)装備スペカの木属性の威力を50%アップ(1T)
特性2装備スペカの流体弾の威力を20%アップ(1T)装備スペカの流体弾の威力を45%アップ(1T)
特性3破壊式が使用時に味方全体の陽攻を1段階アップ(3T)破壊式が使用時に味方全体の陽攻を1段階アップ(3T)
#解説
解説1【西行寺幽々子】
白玉楼の主にして、冥界の亡霊の管理者をつとめる少女。
春の麗らかな日差しに誘われて、ふらりと現れたのは人間の里の桜の名所。花見のためにわざわざ出かけたのである。
西行寺家の亡霊姫も、一度人ごみに紛れてしまえばひと目見ただけではただの少女。
幽々子に連れ添っている幽霊も珍しく陽気を好む性質なのか、白玉楼から遠出してどこか楽しげに見える。
「あらあら、同じ桜でもところ変われば新鮮ね~。浮き浮きしてきちゃったわ」
解説2白玉楼の庭園の桜もまた満開の季節。しかし、使用人の幽霊たちに命じての連日の宴には飽きてしまった幽々子である。
「今日は花見の準備は不要、昼食も要らない……と。えっ、幽々子様なにか悪い物でも拾い食いしたんですか!」主の食い意地に振り回されている身だけに、妖夢の反応もストレートだ。
ちょっとした理由があっての、妖夢には内緒のお忍びの花見。僅かばかりの後ろめたさが無かったわけではないが、気持ちが浮ついてそんなことはすでに忘却の彼方である。
「静かに眺める桜も良いけど、賑やかな里の花見も悪くないわ。ところでアレはどこかしら……?」
解説3歩きながら幽々子が口にしているのは、人間の里の屋台で買った三色団子。
妖夢に用意させた白玉楼の団子にも十分満足していた幽々子だが、買い食いのみで得られる美味の愉悦は別腹なのだ。
「うちの団子は特製だよ!」露天商の声に、ついと愁いを帯びたような眼差しを向ける幽々子。
満開の桜の下をあてどなく逍遥するように見える幽々子だが、その実、頭の中は次の屋台の物色で占められている。
「同じように見えても、お団子にも違いがあって楽しいわ~」
解説4故事にちなみ、文人・塁客が亡くなることを「白玉楼中の人となる」という。
白玉楼の主である幽々子は、亡霊となる前の遠い昔、生前のことを覚えていないようである。彼女はいまを生きる亡霊なのだ。
料理はおろか、あらゆる存在に対して食べる気満々の言動は亡霊らしからぬ様にも映る。しかし、肉体の束縛を免れた亡霊ならではの自由さを満喫しているのかもしれない。
身の回りを取り巻く幽霊たちへの、幽々子の眼差しはあくまであたたかい。いつかまた、彼らが人として生の喜びを謳歌することを待ち望んでいるのかもしれない。
「美味しいものを食べるって、やっぱり生きる喜びよね~」
解説5【花にもいたく馴れぬれば】
「ながむとて花にもいたく馴れぬればちる別れこそかなしかりけれ」
この和歌は歌道に優れた者として讃えられた、往古の歌人の作として伝えられている。
「ちる別れこそかなしかりけれ」と続く歌の『別れ』とは、誰との、あるいは何との別れを悲しんだものなのだろうか。
和歌に誘われているのと同様に、花に親しむ幽々子の場合は、『花より団子』で単に花見団子との別れを惜しんでいるだけなのかもしれない。
「もう一巡屋台を回りたいくらいだわ~。しばらく妖夢を屋台修行に出そうかしら……」
 

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