紅美鈴(盤石なるデーモンズゲート)
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紅美鈴 (盤石なるデーモンズゲート) | コホン。約束がない方はお通しできません。 ――えっ?『通さずの門番』に用がある? すなわち……わ、私に御用、ですか? |
ええ、『鏡』については知っていますよ。 そこな妖精たちが遊び道具に……ではなく。 パチュリー様主導で研究に勤しんでいると。 | |
たった今、お嬢様からの許しが出ました。 そうと決まれば、さっそく始めましょう。 さあ……。準備はよろしいですか? |
小悪魔(高等魔法の集大成)
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小悪魔 (高等魔法の集大成) | 『鏡』の所有権は、どこにあるのでしょう? このアイテムの出自がわからない以上は、 誰にも証明できないだろうと考えます。 |
『架空のものが存在し得ないこと』を 証明することは、ほとんど不可能なのです。 知ってました? 魔界では常識ですよ。 | |
そんな感じで、パチュリー様に意見を出して みたら……「基礎的な質問だけれど」 から始まる返答がこんなに! しょんぼり。 |
パチュリー・ノーレッジ(令嬢付きの元素魔法使い)
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パチュリー・ノーレッジ (令嬢付きの元素魔法使い) | 魔法理論に基づいて言えば、このアイテムは 魔力増幅器であり、魔力貯蔵庫であり……。 それでいてかくかくしかじかあれやこれや。 |
仮に、別の可能性世界から観測したとしても あらかた同じ結論に至っていると思う。 たとえば、『少女転生』――。 | |
では、仮説をこれから立証……けほっけほ。 ……いったん休息にしましょう。バトラー? バトラー……! 私と、この者に、紅茶を。 |
十六夜咲夜(伝説の吸血鬼ハンター)
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キャラクター | 文章 |
十六夜咲夜 (伝説の吸血鬼ハンター) | ……魔術的に造られたアイテムのようね。 私にとっては『過去』すらも不明瞭なのに、 虚像ははっきり結ばれる。皮肉だわ。 |
『鏡』には魂を映し出す力がある。 そう捉えると、この魔道具は私の魂の欠片、 記憶の断片が形になったものかもしれない。 | |
吸血鬼狩りである私を強化するというのは、 吸血鬼を滅ぼす効率が上がるということよ。 それって、本当に必要なことなのかしら? |
フランドール・スカーレット(ハンター狩りの吸血鬼)
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キャラクター | 文章 |
フランドール・スカーレット (ハンター狩りの吸血鬼) | 『鏡』よ……『鏡』。 『鏡』は自分の反転像を光学的に映すもの。 ――なんて言ったのは、誰なのかしら? |
吸血鬼は鏡に映らない、という伝説もある。 興味があるなら、今すぐ実験できるわよ。 いるんだもの。ここに、吸血鬼(わたし)が。 | |
うふふふふふ。残念。この『鏡』は別物ね。 ただし、証明できる? そこに映るのが 『私』か、あるいは『私ではない』のか。 |
レミリア・スカーレット(小さな悪魔令嬢)
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キャラクター | 文章 |
レミリア・スカーレット (小さな悪魔令嬢) | これより、『転生鏡』の回収を開始する。 我が紅魔館の威信にかけ、須らく入手せよ。 殊勲を立てよ。我に身を尽くせ。 |
あら、持ってきてくれたのね! ありがと。 さっそく、うちの魔導士に解析させましょ。 分析とかは、パチェの得意分野だから。 | |
ねぇ……そろそろ渡してくれないかしら? そんなにじろじろと、見比べないでよぉ。 落ち着かないわ~!! |