秧秧（ヤンヤン）

戦闘スタイル

ステータス

スキル

共鳴チェーン

コンボチュートリアル

通常攻撃4段目、重撃派生攻撃、共鳴スキル、変奏スキルが敵に命中すると、特殊エネルギーを獲得する。
特殊エネルギー満タン時、空中で強化攻撃を使用可能。

重撃・風一閃（強化重撃）

特殊エネルギー3Pt所有時に【通常攻撃】を長押し

空中攻撃・羽乱舞（強化空中攻撃）

空中状態で特殊エネルギー3Pt所有時に【通常攻撃】を押す

重撃・風の唄

重撃または回避反撃の後、一定時間内に【通常攻撃】を押す

 

育成素材

プロフィール

この項目はキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。
関連項目：秧秧からのメール

特別な料理

衣装

共鳴者考察

総評

共鳴エネルギー供給・敵の引き寄せによって後続キャラに有利な状況を作り出す汎用サブアタッカー

特徴

• 協奏効率が高い
  共鳴回路の特性により単独での協奏エネルギー獲得が非常に容易で、終奏スキルの発動を簡単に狙うことが出来る。
  共鳴解放に必要なエネルギーが100Ptと軽く、ローテーションを回しやすい点も優れている。

• 他キャラへの共鳴エネルギーの供給
  終奏スキルで、変奏先キャラへ共鳴エネルギーを合計20Pt付与できる。
  一見地味だが、アタッカーでは大きなダメージ源となる共鳴解放の回転率を改善できる効果。

• 牽引に特化した攻撃スキル
  共鳴スキル、共鳴解放ともに牽引効果（敵を引き寄せる効果）を持っている。
  敵を纏めた所にアタッカーの攻撃を叩き込めばダメージ効率が上がるため、リリース初期の頃に逆境深塔の左右1～2階で使われていた。
  ただし共鳴スキルは射程も範囲も狭く、（当時の基準で）実用クラスの牽引性能を保有しているのは共鳴解放のみ。
  • 現環境だとロココ程の異次元な吸い込みでないと牽引は採用されないため、不遇な特性になりつつある。

注意点

• ダメージブーストを持たない
  サブアタッカーの役割は「出場時間を短時間に抑え、終奏スキルによるダメージブーストをメインアタッカーに付与する」に集約される。
  しかし秧秧は終奏スキルが共鳴エネルギー付与のため、後半部分の役割をこなすことが出来ない。
  特にダメージブーストは〇〇ダメージアップと違い別枠で乗算されるため、これがなくなるとメインアタッカーの火力低下が大きくなる。
  故に、"秧秧と相性の良い"メインアタッカーは数多く存在するが、"秧秧が最適"となるメインアタッカーは存在しない事態に陥っている。
  • 「ダメージブーストを無視してでもサブアタッカーの出場時間をとにかく短くする」方が良いケースもあるが、その場合は同じ配布★4キャラである散華の方が適している。

• 共鳴エネルギー供給の価値は低い
  一般的なメインアタッカーがローテーション毎に共鳴解放を使用する際に必要な共鳴効率は、秧秧なしで120～130%程度である。
  共鳴効率は音骸の厳選で解決できるため、厳選が進むにつれて秧秧の終奏スキルの価値が低くなっていく。

• ボスや牽引無効の敵に対しては強みが薄れる
  牽引性能の裏返しだが、ボスや牽引無効の大型敵に対する貢献度は多少下がる。
  牽引が効かない敵が集団でいる場面はあまり無く、単体でいるか小型の敵を連れていることが多いため、ダメージ分散を防ぐ役割は十分こなせる。
  • 牽引ができない敵の一覧は「敵-敵の重さ」の項目を参照。

運用方法

スキル考察

スキルLv優先度
共鳴解放＞共鳴スキル≧基本攻撃≧共鳴回路＞変奏スキル
全てのスキルを満遍なく使用するキャラクターだが、ダメージ分布から見ると共鳴解放を優先して上げるとよい。

基本攻撃：羽の刃

通常攻撃

最大4段の攻撃。4段目命中時に【流れる響き】を1Pt獲得する。

重撃

スタミナを消費して多段ヒットする突進突きを行う。リーチが長く、パリィしやすい。
3ヒットするため鉱石を破壊するのも容易。

• 共鳴スキルなどのモーション中に重撃を先行入力すると、通常攻撃1段目を省略して重撃を直接発動できる。
  コンボの短縮になるため、無理に狙う必要はないが覚えておくとよい。

重撃・風の唄

重撃、回避反撃直後に通常攻撃を入力すると発動する派生攻撃。
命中時に【流れる響き】を1Pt獲得する。名称の通り重撃ダメージと見なされる。

• 協奏エネルギー獲得量が多く、重撃と合わせて命中すると10Pt弱獲得できる。
  バックステップするモーションなので、位置取りに注意する必要がある。
  このモーション中に重撃入力をしておくと、重撃を再発動でき、さらに重撃・風の唄…とループすることができる。

回避反撃

回避反撃は重撃の強化版で、技の繋がりも同様。重撃ダメージと見なされる点も同じ。
回避反撃からもコンボルートが繋がるため、回避を挟んでもコンボが崩れずにローテーションを回すことができる。

空中攻撃

落下しつつ迅刀で斬撃を行う。
基本的に変奏スキルから素早く着地する場合に使用する。

共鳴スキル：流風

「蹤跡！」
CT：10秒
牽引効果のある共鳴スキル。命中時に【流れる響き】を1Pt獲得する。
モーションは重撃・風の唄と同じだが竜巻を発生させる分だけリーチが長く、命中させやすい。

共鳴回路：音を乗せる軽羽

特殊エネルギー【流れる響き】は最大3Pt。獲得方法は4通り。
変奏スキルを除いて【流れる響き】を獲得するためには命中が必須となる。

• 通常攻撃4段目の命中
• 重撃派生攻撃（重撃・風の唄）の命中
• 共鳴スキルの命中
• 変奏スキルの発動

重撃・風一閃

「【流れる響き】が3Pt溜まっている状態で重撃が命中」すると自動発動する追撃。名称の通り重撃ダメージと見なされる。
軽い敵を打ち上げる効果があり、発動後は秧秧が空中に移行し空中攻撃・羽乱舞を続けて発動できる。
共鳴解放で敵を牽引した後に発動すると、纏めた敵を打ち上げて拘束できるため効果的。

空中攻撃・羽乱舞

「風花繚乱！」
強化空中攻撃。
「【流れる響き】が3Pt溜まっている状態で空中攻撃」で発動する。通常攻撃ダメージと見なされる。
重撃・風一閃を経由せずにジャンプから空中攻撃・羽乱舞を直接発動することもできる。
敵と密着している場合はジャンプから、敵と離れている場合や協奏エネルギーが足りない場合は重撃から重撃・風一閃を発動すると良い。

納刀するまでのモーションが長く、隙が大きいためスワップキャンセルを推奨。
途中で秧秧自身の回避などでキャンセルした場合、キャンセル時点でモーションは中断され攻撃判定は発生しなくなる。

発動時に協奏エネルギーを30獲得し、全段命中で13Ptを追加で獲得。*1
散華の重撃・爆砕と同様に、時間差で協奏エネルギーを獲得するため様々な応用が利く。詳しくは散華の共鳴回路参照。

共鳴解放：旋風

「我が剣の指す先に！」
共鳴エネルギー消費：100 CT：16秒
広範囲を旋風で牽引する。共鳴スキルの強化版と言える。
旋風を設置し2秒弱継続的にダメージを与えるため、牽引を無視するボス相手等には全段命中を見込み辛い。発動タイミングには注意。
納刀までのモーションが存在するが、空中攻撃・羽乱舞と違い攻撃判定は最後まで続くためキャンセル推奨。

変奏スキル：紺色礼賛

「この身を刃に！」
重撃・風一閃と同じモーションで軽い敵を打ち上げる。発動時に【流れる響き】1Pt獲得。
そのまま空中攻撃に繋がる。【流れる響き】が3Pt溜まっている場合、空中攻撃・羽乱舞を続けて発動できる。

終奏スキル：息継ぎ

• 次の登場キャラの共鳴エネルギーを継続的にチャージする。1秒ごとに共鳴エネルギーを4Ptチャージ、5秒間持続。
  • 変奏先のキャラに合計20Ptの共鳴エネルギーを付与する。直接的なダメージアップには繋がらないが応用が利く便利な効果。
    ダメージブースト系の終奏スキルと違い、キャラ切替で消滅しないため、メインアタッカーに交代した後でも気軽にスワップキャンセルができる。

固有スキル

解明

空中攻撃・羽乱舞発動後、スタミナを30Pt回復する。

• 空中攻撃、重撃を多用する秧秧はスタミナが枯渇気味になるため有用。
  スタミナを活用する他のキャラに変奏した際にスタミナが切れていると機能不全を起こすため、あって困ることはないスキル。

慈しみ

変奏スキル・紺色礼賛発動後、秧秧の気動ダメージが8%アップ、8秒間持続。

• 効果時間は短いが高速で変奏できる秧秧にはデメリットになりづらい。

キャラチェンジ攻撃

非変奏状態で秧秧にキャラチェンジを行うと以下の攻撃が発動する。
下記で発生する攻撃のモーションとダメージ倍率は対応する攻撃/スキルのものを参照。

地上の場合

通常攻撃3段目

• 目標が存在する状態でキャラ切り替えをすると3段目のモーションで入場する。
  続けて4段目を発動してスワップキャンセルすると短い登場で協奏エネルギーと【流れる響き】を獲得できる。

空中の場合

空中攻撃1段目

空中かつ【流れる響き】が3pt溜まっている状態の場合

空中攻撃・羽乱舞

共鳴チェーン考察

• ノード１：碧く透ける空色
  • 変奏スキル・紺色礼賛発動後、秧秧の気動ダメージが15%アップ、8秒間持続。
• ノード２：枝を咥える小鳥
  • 重撃が敵に命中すると、共鳴エネルギーを10Pt獲得する。20秒ごとに1回発動可能。
    • 発動条件が緩く、音骸ステータスを共鳴効率に割り振らずに済むようになりやすいためありがたい効果。
• ノード３：止まない流れに
  • 共鳴スキルダメージが40%アップ。風の領域の引き寄せ効果強化、範囲が33%拡大。
    • デフォルトでは牽引範囲が狭く、牽引力も弱いためぜひ開放したい。
• ノード４：耳を傾けよう
  • 空中攻撃・羽乱舞のダメージが95%アップ。
    • +95%の補正は強力だが元のダメージ倍率が低い（SLv10で253.62%）ため、恩恵は小さい。
      この効果のために共鳴回路のスキルLvを上げるのは費用対効果が悪いため、オマケ程度に考えたい。
• ノード５：響き渡る緒風
  • 共鳴解放・旋風のダメージ85%アップ。
    • 地味だが軽雲サブアタッカー運用では乗らせられるダメージアップの合計値が低くなるため、+85%もの補正がかかるのは有難い。
      秧秧は共鳴解放のダメージ割合が高いため、スキルLvをしっかり上げればコレで瞬間火力を出せるようになる。
• ノード６：美しさに賛歌を
  • 空中攻撃・羽乱舞発動後、チーム内全員の攻撃力が20%アップ、20秒間持続。
    • 汎用性の高いチーム全体攻撃力アップ効果。運用する場合はできればこのノードまで解放したいところ。

ビルド考察

武器

解説

協奏効率を重視する場合は「行進オーバーチュア」。
必須ではないが0.5秒ほどの短縮が見込め、また攻撃外しによる協奏エネルギー不足が起こりづらくなる。

オーバーチュア無しでも不便を感じないなら火力重視で選びたい。
順に並べると、春裁ち ＞ 赫く燃ゆる流光 ＞ 千古の湖水 ＞ 鋭利な翼 ＞ 決死の一人戦 ≧ 血の盟約 ＞ その他★4武器

春裁ち、赫く燃ゆる流光、千古の湖水の差は小さい。
メインアタッカーが迅刀使いで取り合いになる場合は、メインアタッカーに本命の★5、秧秧にその次点を装備させるのがおすすめ。

音骸・ハーモニー効果

• 月を窺う軽雲
  汎用サブアタッカー用ハーモニー。
  協奏効率が高く、発動は容易。

メイン装備におすすめの音骸

• 月を窺う軽雲
  • 「鳴鐘の亀」
    • チーム全体へ15秒間、3回までのダメージ軽減と10%のダメージアップ効果を付与する。

      命中時に小型の敵を浮かせる効果があるため、共鳴スキルや共鳴解放の前に使用すると浮かせた敵を牽引しつつ拘束できる。
      モーションが短く、無理なくローテーションに組み込めることも利点。
      こちらを使用する場合はヒーラーのメイン音骸はフェイタルエラーを使用したい。

  • 「無情のサギ」
    • 変身後、終奏スキル発動時に次のキャラへ15秒間、12%のダメージアップ効果を付与する。

      隙が大きいため発動時にスワップキャンセルを推奨。
      秧秧は隙の大きい空中攻撃・羽乱舞もスワップキャンセルしたいため、キャンセルしたい行動が2つになり操作難度が上がる。

重視するステータス

他のサブアタッカーと同様に、最低限揃えたらメインアタッカーの厳選に移行する方がダメージ貢献度は高い。
共鳴効率は必要エネルギーが100Ptと軽めなため、月を窺う軽雲2セット効果+10%で十分な場合が多い。
44111型はメイン音骸のスイッチが利き、他の属性にも使い回せて便利だが、43311型と比べ与ダメージは低くなる点には注意。

編成

相性の良いキャラ

共鳴解放の発動手段が特殊なフローヴァを除き、誰と組み合わせても一定の働きをしてくれるため編成の自由度は高い。
特に共鳴スキル/共鳴解放ダメージを主体とするアタッカー、変奏スキルでの入場が重要なアタッカー、共鳴解放で自己強化するアタッカーとの相性が良い。
（通常攻撃アタッカーは散華、重撃アタッカーはモルトフィーの方に軍配が上がる。）

なお総評にある通り上位互換となる最適キャラがそれぞれに存在するため、以下はそれらがいない場合の代用としての評価になる。

• 共鳴スキル/共鳴解放ダメージ主体
  通常攻撃・重撃ダメージブーストとのシナジーがないため、育成状況によっては秧秧の方が有利になる。
  • カルロッタ
    共鳴スキルアタッカー。共鳴解放からのラッシュが強力。
    共鳴効率不足でローテが破綻する場合、秧秧を入れると共鳴エネルギーチャージにより上手く回るようになる。
    対抗馬としてほぼ上位互換の折枝、共鳴スキルダメージブーストの桃祈/灯灯がいる。
    ダメージ重視なら向こうを、折枝未所持かつ快適重視なら秧秧を選ぶことになる。
    • なおシナジー無視でも育成状況が同じなら散華の方が火力は出る。
  • 漂泊者（消滅）
    消滅アタッカー。瞬間火力重視の運用であれば通常攻撃はあまり振らず、共鳴スキル/共鳴解放ダメージ主体になる。
    対複数が苦手、なるべく変奏スキルで入場したい、通常攻撃を振らない運用だと共鳴エネルギー不足になりがち...といった性質が秧秧と噛み合う。
    • 強化通常攻撃でガンガン攻めるスタイルの場合は散華の方が有利。消滅ダメージブーストの丹瑾も強力なライバルになる。
  • 長離
    共鳴スキルアタッカー。
    クイックスワップ運用であれば散華の方が向くが、そうでなければ育成状況次第で秧秧が有利になる。
  • 熾霞
    共鳴スキルアタッカー。共鳴解放ダメージの割合も高い。
    共鳴解放の消費共鳴エネルギーが150と重いため、秧秧の共鳴エネルギーチャージが有り難い。
  • 相里要
    共鳴解放アタッカー。共鳴解放で強化状態"洞察"に入る。
    秧秧をサブに据えると共鳴エネルギーチャージで安定した立ち回りができる。
    ただ火力では散華とのダブルアタッカーに負けるので、安定性または操作難度の低さによる採用となる。
  • ユーノ
    共鳴解放アタッカー。協奏効率タグだがメイン運用も可能。
    キャリー編成において恒常キャラでは鑑心2凸が最適になるが、プレイ状況によっては確保が難しいため、その場合協奏効率に優れた散華か秧秧を代わりにする。
    どちらでも問題ないが、秧秧は気動接待を共有できるのがメリットになる。
• その他
  • アンコ カカロ 凌陽 忌炎
    共鳴解放で自己強化するタイプのメインアタッカー。
    ただし忌炎はモルトフィー、それ以外は散華の方が適しているため、いない場合の代用もしくは快適重視での採用となる。

その他

ギャラリー

キャラクター紹介

• 公式サイト：プロフィール紹介

公式イラスト

公式動画

集音履歴

登場ストーリー

余談

• バージョンごとに1回メールにアンケートが届き、アンケートに回答するとさらに返信が届く。
  内容はバージョンの出来事を反映したものとなっており、「漂泊者が秧秧に近況報告している」という体裁。
  →過去のログはこちら：秧秧からのメール

• 【流れる響き】を3Pt所有していると秧秧の髪の一部（羽毛部分）が発光する。共鳴解放モーション中は所有の有無にかかわらず発光する。

• キャラストーリー「信じる方法」によると年齢は16歳。

• 名前について
  「秧（yāng）」は稲や苗（苗木）を指す言葉。生命力、成長、希望の象徴。
  中国語では単語を2回繰り返すことで、ネーミングに柔らかさ、親しみやすさ、愛らしさのニュアンスを与える文化がある。
  実際の人名として使われることは稀だが、創作作品では女の子の可愛らしいニックネームや幼名として使われる。
  ちなみに「秧」の字は日本語IMEの変換候補に出てこないため、頻繁に秧秧について語る場合は辞書登録をしよう。

• 鳴潮のリアルイベントで登場する三等身の秧秧の着ぐるみ(初代)はファンの間で度々ネタにされている。

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