Bogatyr

Last-modified: 2023-01-02 (月) 22:10:54

ボガトィーリ級防護巡洋艦 ボガトィーリ

Screenshot_20210609-215330_Warships Blitz.jpg
変更点

Ver.1.0.0で最大主砲砲弾散布界を10%縮小。

性能諸元

編集時 ver.4.2.2

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

Tier3
生存性継戦能力17004
抗堪性・防郭防御7.50%
・火災浸水耐性10%
・装甲6%
・対水雷防御6%
主砲射程9.09km
副砲射程4.52km
機動性最大速力23.90ノット[kt]
最大出力への到着時間12.74秒
転舵速度7.80度/秒
転舵所要時間6.30秒
隠蔽性7.20km



・派生艦船

派生元Novik
派生先Svietlana



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数最大ダメージ(火災率)(防郭率)装填時間砲塔旋回速度
152mm 45口径 Model 1892, 2基×2門HE弾 414(3%)
AP弾 458(150%)
8秒8度/秒


副兵装口径,搭載基数×門数最大ダメージ(火災率)装填時間砲塔旋回速度
75mm 50口径 Canet, 12基×1門HE弾 162(2%)6秒12度/秒

ゲーム内説明

当時のロシア海軍における最高の防護巡洋艦。総合的なバランスの良さと、数多く搭載された手法に対する優れた防御によって知られる。主砲の一部は砲塔に備え付けられていた。

解説

・主砲
主砲は152mm砲を計12門搭載。その内訳は連装砲を艦首と艦尾に1基づつ2基4門、単装砲を片舷に4基づつ8門と、前級の砲配置を純粋に強化した形となっている。砲口径が大きくなったことで装填時間が他国並みの8秒に伸びてしまったが、片舷側に指向できる砲の数は連装砲の4門と単装砲4門の計8門であり、他国同格内では砲配置が合理的なグループに入っている。また、ソ連砲らしく射程距離が同格内で最も長く最大射程が9kmを超えるのは本艦を含めて3隻のみである。とはいえ砲の初速が遅いため弾道が悪く、初心者が何の訓練もせずに最大射程の素早い敵艦に命中弾を連続で送り込めるとは思わない方が良い。必要に応じて距離を詰める覚悟も必要だ。AP弾ダメージは458とそれなりに優秀で、瞬間火力3664は仏巡と同程度であるがDPMは27480と同格内でも上位に位置する。しかし、米巡や独巡のDPMは30000を超えてくるので注意が必要だ。HE弾ダメージは414と口径の割には優秀で、瞬間火力3312とDPM24840は米巡と肩を並べる。しかし、米巡の砲弾の方が発火率が4%と高く(本艦は3%)、また本艦は後述する装甲の問題を抱えているため、米巡相手に馬鹿正直に正面切っての射撃戦を展開するのはお勧めしない。それよりは、艦を斜めにして被弾面積を抑えたままでも全門を斉射できるという特性を活かして被ダメを抑えつつ、上手く立ち回る事を考えよう。

・副砲
75ミリ単装砲を12門搭載。片舷に6門づつである。装填時間は6秒でHE弾のダメージは154とそれなり。しかし、射程が4.52kmしかなく使う機会は限られるだろう。

・対空
本艦に対空能力は存在しない。

・装甲
他国同格の巡洋艦と横並び(6%)である。米国セントルイスのみ7.5%と重装甲なので気を付けよう。

・機動性
他国同格巡洋艦の中には最高速度が30ノットを超えるものも存在する中で、23.9ノットは遅い部類に入る。さらに加速も良くないので無暗な衝突はできるだけ避けよう。舵そのものは7.8度と前級よりも効きが良くなっているが、転舵そのものにかかる時間は長くなっている。

・隠蔽性
他国同格巡洋艦で一番目立つセントルイス(7.5km)よりはマシな7.2kmである。お世辞にも優れているとは言えない。

・生存性
豊富なHPがあり、それなりに高い体力を持っている。とはいえ、本艦は他国同格に比べて速度や旋回性能に劣り、位置取りを誤ると優位分の体力など1斉射で吹き飛んでしまう。また、巡洋艦という艦種は装甲に期待できる艦種ではないため、威力の高い戦艦砲やこのティアで猛威を振るう魚雷の脅威に晒されるとあっという間に海底とお友達になってしまうので注意が必要である。

・消耗品
改良型ディーゼルエンジンと高級船員食料を推奨。

・装備
兵装は砲塔旋回速度を上げたい場合は射撃システム改良1、発射速度を上げたい場合は主砲改良2、防御はお好みで、適正は推力改良2が無難か。

・エリート特性
・船体強化 HP+4%
・改修済主装甲帯 装甲防御+5%、防郭防御+10%
・功績 EXPアップ+10%
※お勧めは「船体強化」である。このティア帯の巡洋艦の装甲を強化しても…。

・総論
優秀な主砲を持ち、遠距離から駆逐艦を仕留めることができる。ただし、船体はさほど丈夫ではないため、戦艦に真横を晒さないようにする必要がある。また、駆逐艦には接近されないようにしないといけない。これらの巡洋艦の基本を学ぶには適した艦と言える。

史実

ボガトィーリ級防護巡洋艦は、ロシア海軍の遠距離偵察艦であり最後の防護巡洋艦クラスである。
防護巡洋艦という思想設計の末期ということもあり、対外戦では性能面の不利を否めなかった。
日露戦争、第一次世界大戦、ロシア革命、ロシア内戦をへてソ連黎明期に到るまでの激動の時代に翻弄されながらも懸命に戦い抜いた。

  • 「ボガトィーリ」
    日露戦争ではウラジオストクを母港として任務にあたっていた。
    日露戦以降はバルト海に活動の場を移した。
    第一次世界大戦、ロシア革命、その後のロシア内戦を経て1922年解体、一部は「コミンテルン」に流用された
  • 「ヴィーチャシ」
    建造途中、火災により大きな損傷を被ったため建造中止
  • 「オレーク」
    バルト艦隊所属。
    日露戦争中、日本海海戦の戦いでオレークは損傷したが逃走に成功し、マニラにたどり着いてそこで抑留された。
    戦後はバルト海に戻った。
    第一次世界大戦、ロシア革命を経てロシア内戦で干渉勢力との戦いの最中、イギリス海軍魚雷艇CMB-4の雷撃により沈没(1919年)
    その後数度にわたって引揚げられ、解体処分(1933年)
  • 「カグール(オチャーコフ)」
    黒海艦隊所属。第一次世界大戦では「パーミャチ・メルクーリヤ」とともに黒海艦隊の主力巡洋艦として主にオスマン帝国海軍と戦った。
    ロシア革命後の内戦では、黒海艦隊はさまざまな勢力の勃興衰退によりその時その時の黒海・クリミア半島の支配勢力の所属を転々としていた。
    1920年、カグールは難民を乗せて国外へ脱出、チュニジアにてフランス政府に抑留された。
    その後ソ連による返還要求が行われたが、返還が叶わないままフランスのブレストで解体された(1933年)。
  • 「パーミャチ・メルクーリヤ(コミンテルン)」
    黒海艦隊所属。第一次世界大戦では「カグール」とともに黒海艦隊の主力巡洋艦として主にオスマン帝国海軍と戦った。
    ロシア革命後の内戦中、イギリス海軍によって接収、爆破された(1919年)。
    紆余曲折の後、ソ連は「ボガトィーリ」などの部品等を使い修復を行った。
    1923年、修復工事完了。海軍巡洋艦「コミンテルン」として再就役した。
    1925年、映画『ポチョムキン』の一部の撮影に使用されるなど、歴戦の勇士はつかの間の平和の中にいた。
    1941年、独ソ戦でドイツ空軍の攻撃で大破。武装を沿岸砲兵中隊へ供与し、船体は閉塞船としてホビスツカリ川(現ジョージア)河口に沈められた。
    2018年現在でもその姿を見ることができるらしい。(沈んでいる場所:Googleマップ)。

小ネタ

ボガトィーリ級

 「ボガトィーリ級防護巡洋艦」はロシア帝国の極東用造船計画で、ドイツ帝国に発注された1等巡洋艦(遠距離偵察艦)であり、ロシア帝国海軍最後の防護巡洋艦クラスである。本艦はロシア帝国防護巡洋艦の中でも最も優れた設計であったものの、防護巡洋艦という艦種そのものの限界もあって「艦の生死に関わる重要箇所に施される防御が軽すぎる」という問題を克服できていなかった。ボガトィーリ級においては、舷側装甲帯の代用として台形の上辺ならびに左右斜辺からなる突形の装甲甲板(防禦甲板)を採用してはいたが、防護巡洋艦が抱える根本的欠陥をカバーできる程の改善とは言い難かった。また、攻撃面に関しては計画当初は203mm砲の搭載が検討されていたが、海軍元帥であるアレクセイ・アレクサンドロヴィチ大公が「口径より門数と口径の統一、それに射撃速度を重視する方針」を譲らなかったために、既存の152mm砲を搭載することになった。
 その結果、ボガトィーリ級(およびロシア帝国の防護巡洋艦の多く)は日露戦争の戦場において射程・威力共に他国艦に後れを取り、その能力不足を表面化させることになってしまった。その後、ボガトィーリ級は戦訓に応じた武装の近代化改修を受け第一次世界大戦に臨んだものの、再度能力不足を露呈させるに留まった。その後、ロシア革命とそれに続く動乱の中で損耗し、1920年代に次々と解体されてしまった。

パーミャチ・メルクーリヤ

 唯一残ったのは各艦の部品を受け継いだボガトィーリ級「パーミャチ・メルクーリヤ」ただ1隻(ネームシップであるボガトィーリの部品も受け継いでいる)のみで、革命後は「コミンテルン」として再就役した。「コミンテルン」は革命記念映画「戦艦ポチョムキン」の一部のシーン撮影に使用され、1941年6月からは機雷敷設艦として使用されるようになった。しかし、同年7月16日にポチ港停泊中にドイツ空軍機の空襲を受け大破、武装を取り外したのちに船体は防波堤をなす閉塞船としてホビ川河口に沈められた。

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コメント欄

  • ドイツ駆逐艦キラー -- 2019-03-05 (火) 18:44:30
  • 格上にも勝とうと思えば勝てる。巡洋艦にしてはかなり防御力あると思う -- 2021-08-27 (金) 10:30:09
  • これに乗ってクラーケンとった -- 2022-11-01 (火) 15:45:17

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