マイノーター級軽巡洋艦
この迷彩を付けるとSE音も変化する。
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | レジェンダリー | 種別 | - |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | - |
国家 | イギリス | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 43,300 | |
装甲 | 16-127mm ・艦首・船尾 16-25mm ・上部構造 13-25mm ・主砲 36-101mm ・補助区画 16mm ・重要区画 16-127mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 21% | |
機動性 | 最大速力 | 33.5ノット[kt] | |
旋回半径 | 660m | ||
転舵所要時間 | 10.4秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 12.1km | 15.3km | 14.1km | 5.8km | |
航空発見距離 | 7.3km | 10.3km | 10.3km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | mod.1 | 15.3km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 152mm/50 Mk XXVI | 5基×2門 | AP弾 3,200 | 3.2秒 | 4.7秒 |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ(浸水) | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
- | 533mm QR Mk Ⅱ | 4基×4門(8門) | 16,767(282%) | 96秒 | 10.0km | 62kt | 1.3km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
- | 20mm Oerlikon Mk V | 10基×2門 | 61 | 2.0km | |
76.2mm/70 Mk VI | 8基×2門 | 316 | 5.0km | ||
152mm/50 Mk XXVI | 5基×2門 | 118 | 6.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
3 | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離:敵弾の散布界+5% | |
操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | ||
目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | ||
4 | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 | |
魚雷発射管改良3 | -15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷(機能停止)の発生率 | ||
射撃管制装置改良2 | +5%:主砲最大射程:主砲の散布界-3% | ||
対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:60 秒 | |
十字キー上 | |||
修理班 | 2 回 | 消耗品の動作時間:20 秒 消耗品の準備時間:80 秒 回復:2.0% HP/秒 | |
十字キー右 | |||
水中聴音 | 2 回 | 魚雷の発見:3.4 km 艦艇の発見:4.9 km 消耗品動作時間:100 秒 準備時間:180 秒 | |
十字キー下(いずれか選択) | |||
発煙装置 | 2 回 | 消耗品の動作時間:15 秒 煙幕の持続時間:113 秒 消耗品の準備時間:240 秒 | |
警戒レーダー | 2 回 | 艦艇の発見:9.9 km 消耗品の動作時間:40 秒 消耗品の準備時間:180 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
軽巡洋艦マイノーターは、より強力かつ洗練された対空システムを備えた軽巡洋艦の設計案であり、二次大戦の終結後、ネプチューン級軽巡洋艦をベースとして開発されました。主砲として新型の砲塔に両用砲を搭載しており、射撃速度の向上を実現していました。
設計年:1947
解説
- 概要
イギリスのレジェンダリー軽巡洋艦。イギリス軽巡洋艦ツリーの終着点。開発局からではなく試験的な試みとしてキャンペーン報酬*1で入手可能となる。*2
レジェンダリー艦艇はマッチングが特殊であり、原則としてティア7としかマッチングしない。*3
アップデート4.7でレジェンダリー艦艇のマッチングはティア8とレジェンダリーティアのみに変更された。
基本的に相手が巡洋艦以上ならば1対1のシチュエーションを避け、隠蔽(及び警戒レーダー)を駆使しながら駆逐艦に襲い掛かったり、隙あらば敵の側面を取って徐々に消耗させていく戦術となるだろう。
- 抗堪性
Edinburghからの更新では珍しく艦サイズが縮んでいる。その為か装甲が大幅に低下している。
他国とマッチする巡洋艦と比較して防御に難があると言わざるを得ない(艦中央部の装甲帯の厚みは前級から悪化してフィジークラスに、艦首・艦尾の側面装甲厚も一人だけ軽巡相当のままである)*4。しかも甲板が薄くなり、水平防御にも不安を抱えている。イギリス軽巡の加速を活かして減速からの加速転舵で敵弾を回避しよう!
戦艦のAP弾は何処から抜けるか分からず、艦幅は太いので過貫通バリアを狙うのは難しい。
横腹を晒していると全快状態から破壊的一撃を貰う事も珍しくない。
一度に数万のHPが吹き飛ぶ事もざらにある為、イギリス特製の修理班でHPを高めに保っておく方が良い。
艦首装甲はせいぜい重巡のAPを防ぐレベル。だが本艦の装甲を舐めて艦首めがけてAP打ってくる重巡もいるため覚えといてもいいだろう。ちなみに艦首を強制貫通できるCAは大型巡洋艦ぐらいしか居ない(まれの接近戦に頼りになる)
- 主砲
砲弾はEdinburghと同じである。
主砲が3連装4基12門から連装5基10門に微減したが、装填速度が3.2秒と大幅に短縮され、投射量はおよそ1.3倍の188発/分に向上した。
砲塔旋回速度も極めて速く、米駆Fletcherより4度も速い38度/秒でクルクル回るようになった。
UGスロット4に「主砲改良3」を搭載してもデメリットは気にならないだろう。
更にTier10において遂に照準範囲が改善している。
正面側なら27度で全門指向でき、40度近い姿勢で腹を晒す危険性は大幅に減少した。
AP弾しか使えない英軽巡は艦を縦にされた相手にはダメージが激減するが、本艦は照準範囲が優秀なので腹を隠しながら全門斉射して強引に削っていく事も可能である。
射程は15.8kmと少し物足りないが16km以遠の射撃の有効性を考えるとそこまで問題にはならない。
艦長スキルとUGスロット4で「射撃管制装置改良2」を装備すれば18kmまで狙えるようになるが、それ程の距離で命中させるにはAFK相手でない限り余程の慣れか天才的センスが無ければ非常に困難であり、射撃後の隠蔽ペナルティもその分拡大する事を考えると相性は悪いと言える。
- 魚雷
前Tierと全く同じ性能。
ただし本艦は隠蔽特化により1.2kmの猶予を持って隠蔽雷撃が可能である。
- 対空
同Tier米巡Des MoinesやWorcesterに引けを取らない非常に優秀な対空火力を有している。
航空被発見距離も短く、隠蔽特化すれば航空発見距離=対空砲射程となる。
基本の対空性能が高い為、UGで対空特化するのも有効。
だが英軽巡の常として消耗品「対空防御砲火」が無く爆発数が増やせない。僚艦の対空護衛は漸減のみとなる。
- 機動性
前Tierから速度はそのままで、旋回半径と転舵所要時間が向上している。
全長も短くなっているので回避性能は着実に向上していると言って良いだろう。
主砲の項でも述べたが砲塔旋回速度が凄まじく早いので、回避行動で遠慮無く逆舷まで舵が切れる。
- 隠蔽
12.1kmはマッチングするTier帯では最高の隠蔽を持つ巡洋艦である。
万能艦長にはなるがJohn Jellicoeを使うとインスピ+艦長スキル+UG+迷彩で海面発見距離は約8.8kmとなる。これにより隠蔽雷撃、航空被発見と同時に対空が可能。
- 消耗品「警戒レーダー」の有効性について
搭載する警戒レーダーの照射範囲は9.9km、照射時間は40秒。
本艦の最良隠蔽値はレーダー範囲に対して1.1kmも余裕がある。
これにより被発見からの即時レーダー発動(俗に言うカウンターレーダー)で確実に敵駆逐艦を捕捉できるので非常に強力。
だが必然的に煙幕無しで最前線に出るので非常にリスキーであり、昨今の空母環境下では被発見の頻度も増大傾向な分、立ち回りには細心の注意を要する。
HE弾を持たない英軽巡はスキル構成に余裕ができ易く、駆逐艦への殺意全開な運用をするのも面白い。
ここまで英巡を煙幕運用していた方もレーダー装備を検討してみては如何だろうか。
- 総論
裸同然なタキシード装甲、AP弾オンリーとイロモノ染みた英軽巡ツリーの終着点に相応しい艦に仕上がっている。
WG曰く「駆逐キラー」な英軽巡ツリーであるが、本艦は撃たれればだいたい致命傷な装甲と優秀な主砲レート・砲塔旋回速度・射角を持ち、更に警戒レーダー運用によってその性質を極限まで特化させる事で、他国の巡洋艦では真似の出来ないキワモノ対駆運用が可能である。
対空防御砲火は持たないものの航空機の粘着を防ぐだけの対空性能を持ち合わせており、煙幕運用であれば比較的安全に味方駆逐艦への対空支援もし易い。
これらの事から巡洋艦の中では最も、敵に対しても味方に対しても駆逐艦へ寄り添える艦艇といっても過言ではない。
しかし他国Tier10巡洋艦の攻撃・防御性能の向上が本艦への向上以上に著しい為、同格巡洋艦と殴り合うのは辛くなった点は否めない。
戦況やMapをつぶさに把握し、時には単独で駆逐艦を屠り、時には味方と協同して大型艦への火力投射を行うなど、TPOに合わせた紳士的な振る舞いが肝要である。
史実
マイノーター級はふたつあり、ひとつは1941~44年にかけて建造された「スウィフトシュア級」とも呼ばれるもの。そしてもうひとつがWoWSのモデルとなっている1947年計画型のマイノーター級である。
1945年末、巨大化しつつあるネプチューン級の計画が進む中、砲術局は「アメリカのウースター級と同じく6インチ連装高平両用砲と3インチ連装高角砲を装備する巡洋艦」を提案した。1946年1月の会議で、造船局は「ネプチューン級はすでに完璧だが、砲術局の新提案も検討すべき」と報告した。
新しい設計は6インチ連装高平両用砲5基と3インチ連装高角砲8~10基を装備し、排水量は12000トンに抑えることができるというものだった(ネプチューン級の排水量予想はすでに15000トンを越えていた)。しかし、6インチ連装高平両用砲の重量が予想より重く、さらにこの時アメリカが3インチ70口径高角砲を開発する情報が入り、イギリスも将来砲身供給を共通化ようにするため、同じく3インチ70口径高角砲を採用した。結局造船局は新設計艦の排水量を15000トンに拡大し、設計Z案として海軍卿に提出した。設計Z案はマイノーター級と命名され、ネプチューン級は中止された。
1947年、造船局はようやくウースター級の詳細諸元を入手し、ウースター級とマイノーター級を比較した。マイノーター級は武器面が優位に立ち*5、機関出力は劣るが生存性が高いと評価された。この比較の結果は設計Z4C案に反応した。
イギリス海軍は6隻のマイノーター級の建造を計画したが、戦後のイギリスの財政問題と、対潜艦の優先度の高さから、マイノーター級は結局幻になった。代替として、建造停止中のタイガー級軽巡洋艦3隻にマイノーター級の武装を装備する案が実行され、タイガー級防空巡洋艦になった。
出典:British Cruisers: Two World Wars and After
WGによる解説「計画艦艇: 巡洋艦 Minotaur (マイノーター)」
小ネタ
排水量が15000t以上もありながら軽巡洋艦なのは、主砲の口径が6インチ以内に収まっている為。
ちなみに、ドイツの重巡ヒッパー級はマイノーター級より1000t以上も軽い。
時々「ミノタウル(ミノタウロ)・ミノモンタ」と読み違える人がいるが、イギリス英語読みではマイノーター、アメリカ英語読みではミネターである。[forvo.com][collinsdictionary.com]
コメント欄
- 芋っていいのに占領したいがために前に出すぎて煙幕に隠れられず沈むアホが山のようにいるわ -- 2022-06-14 (火) 16:15:23
- 慣れたら煙幕使わなくなったな。レーダーにした方がいいかな? -- 2022-09-10 (土) 15:38:24
- 減速遅いから煙幕炊いたら死ぬしね -- 2022-09-10 (土) 16:43:51
- 最近煙幕内にも容赦なく予測撃ちしてくる人とかいるしね、事故避ける為にも、モク撃ち時代は終わりを告げていると思う。 -- 2022-09-10 (土) 17:23:16
- 減速遅いから煙幕炊いたら死ぬしね -- 2022-09-10 (土) 16:43:51
- 味方のこいつが煙幕に篭ったり島裏に逃げてる間に味方の駆逐艦がやられるパターンが結構あるなぁ -- 2022-09-16 (金) 04:04:45
- こいつの弾デバフいつの間に入ったんだ?戦艦相手にはともかく駆逐艦に対しても露骨にダメージ入らなくなったんだが。まあこいつは攻撃を弱体化させないとあまりに強すぎるとは思ってたからナーフされるのも納得ではあるんだが。 -- 2022-10-24 (月) 22:54:04
- 縦向きなら駆逐にすらマトモなダメージは入らないのは元からだぞ。クレベールの良射角魚雷の角度でも貫通できるほど貫通角度優遇は持ってるけどね。 -- 2022-10-24 (月) 23:31:04
- 横っ腹さらした接近したハバロをしとめ切れないで撃ち負けるほどは弱くなかったはずなんだ。縦向けた駆逐にダメージまともに入らないのは知ってるから気をつけるが。 -- 2022-10-24 (月) 23:40:33
- もしかして:区画ダメージ -- 2023-01-30 (月) 00:20:16
- 縦向きなら駆逐にすらマトモなダメージは入らないのは元からだぞ。クレベールの良射角魚雷の角度でも貫通できるほど貫通角度優遇は持ってるけどね。 -- 2022-10-24 (月) 23:31:04
- 偶に謎の過貫通で命拾いすることがある -- 2023-03-01 (水) 20:16:32
- 島が多いMAPだとこそこそと芋ってめちゃくちゃに暴れまくるけど、島が少ないMAPだとあっさり捉えられてよくハカイチ献上してるという極端な巡洋艦やな。火力はすこぶる強いんだけど偵察してくれる味方と地形への依存度がダントツで高いせいでどう頑張っても安定は不可能に思える -- 2023-03-25 (土) 18:37:03
- 駆逐艦長+煙幕で戦績安定はするけど、味方依存が高いのは変わらない。見つかってハカイチは恥ずかしい。真横向いて、止まって撃ってるんでしょう。 -- 2023-03-28 (火) 12:57:26
- これ使ってる人って決して下手ってわけじゃないんだけど、最後の最後で判断ミスってハカイチされてる人多よね。 -- 2023-05-08 (月) 20:29:51
- 複数からクロス取られた時点で助からない事が確定しちゃうくらいめちゃくちゃ脆いからね。焦って悪あがきで魚雷流そうとしてかえって死期が速まるとかありがち -- 2023-08-09 (水) 20:48:45
- 最後の方はどちらが先に力尽きるかだから最大火力を出そうとして横向けたり、敵と死闘を演じている中不意打ちされたりで即死は仕方ないところもある。 -- 2023-05-08 (月) 21:55:27
- 排気煙幕を使って反転してきたナポリに焦ったのか魚雷を流そうとしてきてそのままバイタルぶち抜いて沈めてしまったがこういう状況のことを言うのか?まあ縦向いててもナポリには然程ダメージ入らんし反撃もそれなりに痛いから焦る気持ちも分からんでもないが -- 2023-05-08 (月) 23:16:46
- なんかワイのマイノーター君戦闘終わったのに戦闘中になってて戻ってこなくて草 -- 2023-08-09 (水) 20:27:37
- 面白いレス書き込んだろって思ったけど何も思い浮かばんかったわ -- 2023-08-09 (水) 20:32:56
- それを態々書き込むのが既におもろい🤣 -- 2023-08-09 (水) 21:03:09
- 船限らず戦闘終了後に戻ってこないことはある。ゲーム再起動で治る。 -- 2023-09-29 (金) 01:28:21
- 面白いレス書き込んだろって思ったけど何も思い浮かばんかったわ -- 2023-08-09 (水) 20:32:56
- 文字通りトリガーハッピーな乗り手が多いわ。なんで戦艦の前で堂々と腹晒して撃ちまくれるんだよ。 -- 2024-01-06 (土) 17:39:55
- ばかだから -- 2024-01-06 (土) 21:13:49