シャルル・マルテル(C5A3計画型重巡洋艦)
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 7 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Algérie |
国家 | フランス | 派生先 | Saint Louis |
生存性 | 継戦能力 | (A) 30,800 (B) 38,000 | |
装甲 | 25-140mm ・防郭 59-140mm ・艦首・艦尾 25mm ・砲郭 25mm ・装甲甲板 25-80mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 16% | |
機動性 | 最大速力 | 32.5ノット[kt] | |
旋回半径 | 690m | ||
転舵所要時間 | (A) 13.8秒 (B) 9.8秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 13.4km | 0.0km | 0.0km | 7.8km | |
航空発見距離 | 8.1km | 0.0km | 0.0km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | mod.1 | 14.2km | 0m | |
mod.2 | 15.8km | 0m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 203mm/50 Mle 1931 | 3基×3門 | HE弾 2800(15%) AP弾 4800 | 11.0秒 | 30秒 | |
203mm/55 Mle 1934 | 3基×3門 | HE弾 2800(15%) AP弾 4900 | 9.5秒 | 25.7秒 |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 100mm/45 Mle 1931 | 5基×2門 | HE弾 1400(6%) | 4.0秒 | 5km |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 550mm 23DT | 2基×3門(3門) | 15,833 | 90秒 | 10.0km | 60kt | 1.3km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
A | 20mm/70 Mk4 | 8基×1門 | 29 | 2.0km | |
37mm/70 ACAD Mle 1936 | 4基×2門 | 48 | 3.5km | ||
40mm/56 Bofors Mk3 | 4基×1門 | 30 | |||
100mm/45 Mle 1931 | 5基×2門 | 34 | 5.0km | ||
B | 20mm/70 Mk4 | 16基×1門 | 58 | 2.0km | |
37mm/70 ACAD Mle 1936 | 4基×2門 | 48 | 3.5km | ||
40mm/56 Bofors Mk2 | 4基×4門 | 64 | |||
100mm/45 Mle 1931 | 5基×2門 | 34 | 5.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | ||
3 | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離 | |
操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | ||
目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | ||
4 | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 | |
魚雷発射管改良3 | -15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷(機能停止)の発生率 | ||
射撃管制装置改良2 | +5%:主砲最大射程 | ||
副砲改良3 | -20%:副砲装填時間 | ||
対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (-) | ━ | モジュールスロット2 (-) | ━ | 次の軍艦1 (-/-) | ━ | 次の軍艦2 (-/-) |
船体 | ||
---|---|---|
モジュール名 | 購入クレジット | |
主砲 | ||
モジュール名 | 購入クレジット | |
射撃管制装置(照準装置) | ||
モジュール名 | 購入クレジット |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:60 秒 | |
十字キー上 | |||
主砲装填ブースター | 2 回 | 最大速度:+50% 消耗品の動作時間:15秒 消耗品の準備時間:180秒 | |
水中聴音 | 2 回 | 消耗品の動作時間:96 秒 消耗品の準備時間:180 秒 魚雷発見:-3.1 km 敵艦発見:-4.4 km | |
対空防御放火 | 2 回 | 平均対空ダメージ:+200% 消耗品の動作時間:40 秒 消耗品の準備時間:150 秒 | |
十字キー右 | |||
水上戦闘機 | 3 回 | 消耗品の動作時間:100 秒 消耗品の準備時間:100 秒 HP:x 秒間平均ダメージ:x | |
修理班 | 2 回 | 消耗品の動作時間:28 秒 消耗品の準備時間:80 秒 回復:0.5% HP/秒 | |
十字キー下 | |||
エンジンブースト | 2 回 | 最大速度:+20% 消耗品の動作時間:180 秒 消耗品の準備時間:120 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
シャルル・マルテル (C5A3 計画) は、重巡洋艦の計画案であり、ドイツで建造中だった重巡洋艦に対抗するためのものでした。従来の艦艇との主な違いとして、主砲を改良し、3 連装砲塔に搭載する予定でした。
解説
- 概要
フランスTier7巡洋艦。
- 主砲
3連装砲3基9門であり、その配置も艦首2基に艦尾1基のメジャーな配置である。全門斉射角度は前後35度程度(後方に2基なら30度程度)と改善され火力投射が行いやすくなった。
リロードは改装前で11秒、改装後は9.5秒に改善され、同格の203mm砲搭載艦の中ではWichitaに並ぶ高い射撃レートを獲得している。
また、艦長スキルで強化すれば射程が17.6kmと長距離であるため火力投射能力は非常に高い。
リロード速度と比較して発火率も高めに設定されているため(最大18%の着火率)、遠距離から戦艦などには安定したHEスパムを行っていける。
APも口径相応の貫通能力を持っているため、中距離で腹を晒している同格巡洋艦相手には確実なAP弾を撃ち込みVPを狙っていこう。
- 魚雷
Algerieと性能は変わっていない。10kmと射程は長いものの、指向数は片舷3連装1基のみであるため近接用と割り切ろう。
- 対空
中距離砲の火力はそれなりにあるが、全体的にバランスよく低いレベルで揃えられている。
同格空母の艦載機を考えると心許ない。
- 機動力
32.5ktと日巡と比較すると鈍足である。だがこの艦からエンジンブーストの出力が上昇し、フランス巡洋艦の醍醐味とも言える加速を体感できる。その速力は並み居る巡洋艦どころか駆逐艦をも置き去りにする39kt。
この足の速さによって、戦場を駆け回り必要に応じて火力投射を行いたい。
- 生存性
非常に低いものの、最低限の装甲は確保されている。特に前級から引き続き装甲甲板は80mmと同格巡洋艦の中では優れているため、遠距離からの被弾時には少なくとも他国よりは耐久力を発揮する。
- 隠蔽性
艦長スキルと迷彩効果を合わせることで、最大で10.5kmまで低下させることが可能である。またスキルと迷彩効果だけでも11.7km程度までは低下するため、操舵装置改良2や推力改良と合わせて付けるのもオススメしたい。
- 消耗品
アップデート*1でようやく主砲装填ブースターが追加された。使用している15秒間は装填時間が半分になるのでその間であればDPS・DPM共に同格内では突出した数値を叩き出すので、ダメージのゴリ押しや火災の再着火を容易に起こせる。だたし水中聴音とトレードオフになるので魚雷の事故は防げない事には注意が必要。
ブースターを装備する際は味方艦より少し後ろの位置で使用するのが安全だろう。
- 総評
高い火力と長い射程、そして機動性を持ち合わせた艦である。
その分、装甲は低く対空能力も自衛程度が限界ではあるためメリット・デメリットが良くも悪くもハッキリした艦と言える。
この艦よりエンジンブーストの出力が上昇し、40ktに近い速度で航行が可能となるため高火力と長射程を活かし戦場を駆け回り火力投射を行っていく事が理想的だろう。お世辞にも耐久力が高いとは言えないが、回避自体は機敏に行えるため必要に応じてヘイトを稼ぎ、味方の撤退を支援するなどプレイング能力が求められる艦でもある。
史実
1939年にフランス海軍は「C5」という計画を策定していた。計画案は「C5A3」と「C5SA1」の2つが知られており、前者が本艦に相当するタイプ。後者は対空兵装をマシマシにしたタイプ。いずれも「C4」の反省を踏まえて3連装砲塔を採用する予定であった模様。この時点ではまだ排水量が10000トンに近い状態である。
小ネタ
艦名の由来は「シャルル・マルテル」またの名を「カール・マルテル」。史実においては「カール大帝」の名の方が有名で、フランク王(カロリング朝)にして初代神聖ローマ帝国皇帝とも見做されることから、フランスおよびドイツにおいても国の始祖的な英雄とされる。世界史上ではフランク王国(メロヴィング朝)の宮宰(官職名、要は宮廷の実権を握った最高実力者)の家に庶子として生まれ、714年に父が死ぬと718年に宮宰を継ぐ。この頃のフランスは国王の逝去に伴いウマイヤ朝の脅威に晒されており、721年に一度は「トゥールーズの戦い」でウマイヤ軍を破ってはいるも…国の南部は相変わらずウマイヤ朝の影響下に置かれていた。732年にウマイヤ軍がイベリア半島(ジブラルタル海峡)経由で再び侵攻、ボルドーを略奪しフランス中央部を流れるボルドー川の重要都市「トゥール」に迫るとカールはこれを迎撃。フランス軍とウマイヤ軍は「ポワティエ」近郊で激突し、ウマイヤ軍の司令官であるアブドゥル・アル・ガーフィキーが戦死すると、勢いを失ったウマイヤ軍は撤退した(トゥール・ポワティエ間の戦い)。この戦いの結果、破竹の勢いであったイスラム勢力の西ヨーロッパへの侵攻に陰りが見えるようになり、後のレコンキスタへと繋がるようになった事から、ヨーロッパのキリスト教世界をイスラム軍の侵攻から守った英雄と評価されることになる。また、カールはあらゆる方向に出兵して領土を拡大しフランク王国の最盛期を実現させた。800年にはローマ教皇レオ3世によって「ローマ皇帝」として戴冠されるも、東ローマ帝国では承認されなかった。しかしカール大帝の出現は古典ローマ・キリスト教圏・ゲルマン文化圏の融合をもたらし、ヨーロッパ世界の父とも呼ばれる。814年、ドイツのアーヘンにおいて71歳で没する。
778年、カールは後ウマイヤ朝に圧迫されたイベリア半島北部のムスリム勢力の救援依頼をイベリアへの勢力拡大の好機とみなしイベリア北部に遠征した。スペインのサラゴザのムスリム勢力を制圧、人質を供出させた事で目的を達したため、撤退のためにピレネー山脈に差し掛かった際にバスク人の襲撃を受け多数の兵を失う(ロンスヴォーの戦い)。この史実における戦いを題材に、語り継がれたのがフランス語の叙事詩として名高い「ローランの歌」である。なおこのローランの歌に代表される「フランスに伝わる、カール大帝治世の武勲詩・叙事詩」はシャルルマーニュ伝説、もしくはカロリング物語群と呼ばれる。主にルネサンス期のヨーロッパで流行し、アーサー王伝説と共に騎士道物語の看板作品となっている。いちおう、シャルルマーニュ伝説の概要を解説すると、フランク王国の君主「シャルルマーニュ」と彼が最も信頼する戦士達「パラディン」を中心に物語が進み、サラセン人等の異教徒や当時フランスの勢力範囲外であった地域に住む者たちとの戦いが描かれる。アーサー王伝説と比較するとやや史実寄りではあるが、いわゆる伝説の類であるので作品によっては色々と突っ込みどころも多い(特に東洋世界への理解の乏しさ等)。日本における知名度はイマイチであるが、興味がある人は調べてみるのも良いだろう。
コメント欄
- 引き撃ちしてると直ぐ舵がやられてしまいます。引き撃ちはすべきでない? -- 2021-08-16 (月) 16:12:35
- 引き撃ち以外にこの子が生き残る術はないと思うよ -- 2021-08-17 (火) 19:14:45
- 現環境でこいつほぼ息してないな。射程17kmは特別長射程でもないし(むしろそれが一般的)総力結集もナーフ食らって装甲貧弱、魚雷も中途半端、ソナー積むと装填ブースターなくなるからDPMが同格でワーストクラスになるともうどうしようもないな -- 2023-08-19 (土) 17:24:18
- これって苦行艦の一つ??ティア7とは思えない…… -- 2023-09-04 (月) 21:55:23
- 戦艦からするとよく過貫通するのであんまり好きじゃないけど同格巡からすると船体中央部25mmは餌。苦行って程でもないけど絶対に強くはない -- 2023-09-04 (月) 22:09:43
- そうなんだ。ありがとう。どうもフランスは戦艦以外好きになれないというか自分には合ってない… -- 2023-09-04 (月) 22:13:54
- 戦艦からするとよく過貫通するのであんまり好きじゃないけど同格巡からすると船体中央部25mmは餌。苦行って程でもないけど絶対に強くはない -- 2023-09-04 (月) 22:09:43
- 普通に強いけど?多分コイツが弱いと思ってる人は回避盾が苦手 -- 2023-10-29 (日) 21:38:06
- ブースター実装されてからほんま火力が壊れてる、AP込めれば同格巡洋艦みんな轢き殺せるし、HEならいっぺんに2火災3火災入れられるからほんま強くなったなぁ -- 2024-03-16 (土) 22:01:11
- バヤールよりAPが優れてるぐらいって印象だけど実際どうなんだろう -- 2024-03-17 (日) 08:11:01
- 同意だなぁ。ブースター上手く使えば本当強い。愛宕艦長持ってないので個人的に鈴谷より強いと思ってる -- 2024-03-18 (月) 13:09:32
- 火力と最高速度はあるけど結構難しい船だな。装甲ペラッペラで隠蔽悪くてレーダーもないせいで駆逐艦の対処が非常に辛い。護身用にソナーが欲しくなるけど装填ブースターと二択なのが悩ましい。元から装填速いし満載付けてソナーの方が安定するだろうか。アルジェリーもそうだったけど、自分で視界取りに行ける船じゃないから味方への依存度が非常に高いね。上手くハマれば強いんだけども -- 2024-04-19 (金) 00:32:11