Duguay-Trouin

Last-modified: 2021-07-29 (木) 23:48:11

デュゲイ=トルーアン級軽巡洋艦

Duguay-Trouin.jpg

性能諸元

性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能

Tier3種別ツリー艦艇
艦種巡洋艦派生元Friant
国家フランス派生先Emile Bertin
生存性継戦能力(A) 22,900
(B) 26,700
装甲10-30mm
・防郭 0-1mm
・艦首・艦尾 0-1mm
・砲郭 0-1mm
・装甲甲板 0-1mm
対水雷防御ダメージ低減4%
機動性機関出力0,000馬力[hp]
最大速力33.0ノット[kt]
旋回半径670m
転舵所要時間(A) 10.9秒
(B) 7.8秒


隠蔽性 通常主砲発砲時火災発生時煙幕内からの主砲発砲時
海面発見距離10.9km13.1km0.0km5.0km
航空発見距離6.5km0.0km0.0km-


射撃管制装置艦体モジュール主砲射程最大散布界
A-Bmod.111.9km0m
mod.213.1km0m


主砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回
A-B155mm/50 Mle 19214基×2門HE弾 2200(11%)
AP弾 3300
12.0秒22.5秒


魚雷艦体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ装填射程雷速発見
A-B(前期) 550mm lance-torpilles4基×3門(6門)1223384秒6.0km57kt1.2km
(後期) 550mm lance-torpilles4基×3門(6門)1223384秒6.5km58kt1.2km


対空砲艦体口径基数×門数秒間平均ダメージ射程
A0.0mm基×門00.0km
B0.0mm基×門00.0km



・アップグレード

スロット0スロット1スロット2スロット3スロット4
搭載可能アップグレード
1Main Battery Modification 2-min.png主砲改良2+15%:主砲旋回速度
+5%:主砲装填時間
Aiming Systems Modification 1-min.png照準システム改良1-7%:主砲弾の最大散布界
+20%:魚雷発射管旋回速度
+5%:副砲最大射程
-5%:副砲弾の最大散布界

・開発ツリー

開発ツリー
軍艦名
(必要経験値/購入クレジット)
モジュールスロット
(必要経験値)
当艦モジュールスロット1
(4,800)
モジュールスロット2
(7,200)
モジュールスロット3
(9,600)
Courbet
(19,200/-)
Emile Bertin
(24,000/-)
 
船体
Hull-min.pngDuguay-Trouin 船体 B17,000
魚雷
Torpedoes-min.png魚雷 550 mm 19D Mle 22,120
射撃管制装置(照準装置)
Gun Fire Control System-min.png照準装置 3 Mle 22,120

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
応急工作班I.png応急工作班無制限消耗品の動作時間:5 秒
消耗品の準備時間:60 秒
十字キー上
水中聴音I.png水中聴音2 回消耗品の動作時間:90 秒
消耗品の準備時間:180 秒
魚雷発見:2.5 km
敵艦発見:3.4 km
十字キー右
水上戦闘機I.png水上戦闘機3 回消耗品の動作時間:360 秒
消耗品の準備時間:180 秒
HP:x
秒間平均ダメージ:36

詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

デュゲイ=トルーアン級軽巡洋艦は、一次大戦後に設計・建造されたものとしては世界初の大型軍艦です。装甲防御は皆無に等しかったものの、極めて強力な雷装を誇りました。主砲に背負式の連装砲塔を採用していた点が、本艦級における革新的な点でした。
就役: 1926
同型艦数:3

解説

  • 概要
    フランスTier3巡洋艦。
    主砲口径が155mmとなり、弾道は改善されており扱いやすい。
    この艦から「水上戦闘機」を運用可能。さらに船体更新することで「水中聴音」も搭載される。舵も軽くなるので更新は早めに行うとよい。
     
  • 抗堪性
    HPそのものはTier3トップクラスだが、前Tierに引き続き装甲が無いに等しい。
    前Tierで気付いたと思うが、バイタルパートでも過貫通すれば大ダメージは受けずに済む。しかし本艦の場合、船体が大型化してしまったために、遠距離弾や巡洋艦のAPが突き抜けづらくなっている。特に戦艦から縦方向からAP弾をもらうと悲惨なことになる。
    ミニマップを活用して戦況をよく把握し、回避行動を怠らないようにしよう。そもそも図体がデカいせいで狙われやすいため、あらかじめ集中砲撃を受けないような立ち回りを模索する必要がある。
     
  • 主砲
    連装砲塔4基8門の構成は変更なしだが、砲サイズは155mmに拡大された。
    AP弾の貫通力が高く、Tier4~5の6インチ砲に肩を並べる。HE弾は発火率が高いため、火災ダメージも稼ぎやすい。
    装填時間が長いので投射ダメージ量は少なめだが、初速が速く弾道は悪くない。射程いっぱいでも当てやすいので命中率で補っていこう。10kmくらいから弾速の減衰が大きくなるので偏差に注意する必要がある。
    全体的なバランスからすれば、優秀な砲といえるだろう。
     
  • 魚雷
    引き続き片舷3連装2基の装備で、魚雷の種類も変更なし。
    優秀な射角と一発ごとの破壊力が自慢であり、その威力はTier4においても申し分ないが、防御力の関係で戦艦への接近が困難なため、やや使いづらい。
     
  • 対空
    水上戦闘機は使えるが、航空機の漸減はあまり期待できない。
    敵の爆撃を攪乱することが主目的となるだろう。
     
  • 機動力
    前Tierと比べて3ノット速くなり、必要十分な速度になったものの、船体の大型化に伴い舵の性能は悪化した。しかし、旋回半径に関しては艦の大きさ相応のレベルであり、減速すれば小回りは利くようになる。
    他国の巡洋艦ツリーも大抵同じだが、仏巡は今後もTierが上がるごとに少しずつ足回りのもっさり感が増していく。早めに慣れておいたほうがよい。
     
  • 隠蔽性
    港で確認してもらえれば分かると思うが、この艦の最大の欠点は「デカい」こと。画面を目いっぱい占領する巨体ぶりに驚くことだろう。これは外洋航行能力を上げるために艦容を拡大したためである(その分だけ装甲を減らした)。
    船体規模は脆さで知られるTier4ソ巡のキーロフと同等であり、当時の軽巡洋艦としては相当なサイズといえる。
    被発見距離は迷彩を塗ってようやく10kmを割る程度。キーロフほどではないにせよ、かなり目立つことは頭に入れておこう。
  • 総評
    前級に引き続き速度に優れた船体に、癖は強いが強力な主砲を搭載した攻撃的な艦である。前級で足りなかった部分に色々と手を入れてみたが、かえって何をしたいのかわからなくなってしまった的なアンバランスさを感じさせる。もう少し○○が良ければ□□できたのに・・・という悔しい思いをすることも多いだろう。しかし、次級では色々足りなかった部分が解消され、扱い易さが向上するので楽しみにしていて欲しい。今はフランス巡洋艦ルートの方向性に開眼する前の過渡期の艦を楽しもう。
     

史実

フランスが第一次世界大戦後に初めて建造した軽巡洋艦で3隻建造された。
3隻は第二次世界大戦で数奇な運命を辿った事で知られている。

1番艦、デュゲイ・トルーアン (Duguay-Trouin) は開戦して間もなくドイツ商船『ハレ(Halle)』をダカール沖で発見して自沈に追い込んでいる。1940年5月、地中海で対イタリア戦役に参加後、エジプトのアレキサンドリアでフランス降伏により武装解除され抑留された。1943年5月30日、自由フランス軍に所属してプロヴァンス上陸作戦に参加し、故郷フランスを砲撃した。戦後、インドシナに派遣されて退役した。

2番艦、ラモット・ピケ(Lamotte-Piquet)は仏領インドシナに駐留していた時に開戦となり、フランス降伏後はヴィシー政権に属した。タイとの国境紛争が発生したため出動した際にコーチャン島沖海戦でタイ海軍の軍艦トンブリを撃沈した。1945年1月12日、米軍によるサイゴン・サンジャック空襲で被弾し転覆した。

3番艦、プリモゲ (Primauguet) は東郷平八郎元帥の国葬に参加した軍艦の一つである。フランス降伏後はヴィシー政権に属して1940年7月7日にはダカールでイギリス軍と交戦した。1942年11月8日のカサブランカ沖海戦で米艦隊と戦い大破擱座し放棄された。

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