G級駆逐艦 ギャラント
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 5 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | - |
国家 | イギリス | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 12,000 | |
装甲 | 全体 6-16mm ・艦首・艦尾 16mm ・砲郭 16mm ・装甲甲板 16mm | ||
機動性 | 機関出力 | 34,000馬力[hp] | |
最大速力 | 36.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 540m | ||
転舵所要時間 | 3.0秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 5.7km | 10.2km | 0.0km | 2.3km | |
航空発見距離 | 3.2km | 0.0km | 6.2km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | - | 10.2km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 120mm/45 QF Ml.IX | 4基×1門 | HE弾 1700(80%) AP弾 2100 | 5.0秒 | 18.0秒 |
魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
- | 533mm QR MkII | 2基×4門(8門) | 15433 | 96秒 | 8.0km | 61kt | 1.3km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
- | 12.7mm Mk III | 2基×4門 | 4 | 1.2km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:40秒 | |
十字キー上 | |||
発煙装置 | 2 回 | 消耗品の動作時間:20秒 煙幕の持続時間:81秒 消耗品の準備時間:240秒 | |
十字キー右 | |||
エンジンブースト | 2 回 | 消耗品の動作時間:120秒 消耗品の準備時間:180秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
ギャラントは、戦間期のイギリスの G 級駆逐艦です。1940 年 5 月、本艦はダンケルクにおける撤退作戦に参加し、ダンケルクの浜および港から多くの連合軍兵士を救出しました。本艦が救出した兵士は、合計で約 1,500 名に達します。5 月 29 日には、ドイツ軍の急降下爆撃機による攻撃を受け損傷しましたが、その後自力航行によりイングランドに帰還しました。
就役:1935
同型艦数:24
解説
- 概要
イギリスの駆逐艦でありTier5のプレミアム艦艇。
イギリス駆逐艦のではあるが、ツリーの英駆とは性能や消耗品など、細かい点で異なるので購入の際には注意が必要。
- 抗堪性
HPは日駆と同等レベルで低い。雷撃専門の運用なら瀕死でも戦えるが、他の駆逐と同様に可能な限りHPは温存するべきである。
- 主砲
- DPMと弾速
120mm単装砲4基4門を搭載している。装填時間は4秒と早めだが4門しかないため、DPM(分間投射量)は日独の駆逐よりは高いがそれ以外の他国の駆逐艦には劣る。また、弾速の割に空気抵抗係数が高いせいか米駆の同格であるFarragutよりも山なりの弾道を描く。この弾道では偏差射撃がし辛いと先のDPMの事を加味すると砲戦は苦手の方に入るだろう。一方で火災発生率は高めの8%なので着火狙いで攻撃するのは悪くない。 - 砲塔旋回と射界
先述の通り火力は控えめではあるが砲塔の旋回性は高い。駆逐艦同士の格闘戦にある程度の対応は可能だが射界が悪いのが難点。特に第1と第4砲塔の射界が悪く、40度以上傾けなければ砲撃が出来ない。万が一機動戦となり防御姿勢の状態から2~3門の砲で戦うとすれば砲レートで負けてしまいかねない。そのため、基本的には砲撃せずにスポットに専念し単純な砲撃戦は避けるべき。
なお、第2砲塔は360度旋回可能な全周砲塔となっている。
- DPMと弾速
- 魚雷
- 魚雷性能
搭載している魚雷の威力は日駆並に高いので十分であり、浸水発生率も257%とTier5艦艇としては十分な数値である。雷速が61ktと少し遅めだが、魚雷発見距離が1.3kmであり、反応時間は8.2秒と平均的である。射程も8kmと長いので雷駆として運用するには十分と言える。 - 単発射撃と集束射撃
本艦はイギリスのツリー艦艇で英軽巡と英駆と同じ、単発射撃と集束射撃の2タイプで射撃出来る(通常の艦艇の雷撃は集束射撃か拡散射撃しかない)。この単発射撃は1発づつ魚雷を射出する事が出来るため、一点に集中して射撃すれば通常なら何発か外れる雷撃でも全弾命中させるような芸当も可能である。機動性の悪い大型艦相手には特に有効で、8門全てを一点に集中攻撃して沈める事も容易い。注意すべきは、魚雷発射管1基に搭載されている魚雷全てを放たないと再装填が始まらない事である。本艦の場合は1基で4門の魚雷が搭載されているため、4門全てを撃たなければ再装填が始まらない。 - 魚雷発射管の性能
単発射撃が出来る本艦は何かと便利ではあるが、再装填時間が96秒と長いのが欠点。このため艦長スキルで装填時間の短縮は必須と言えるだろう。また、射界が非常に悪い。魚雷発射管の真横を中心に前方に22°、後方に34°しかない。射撃する際は船体をだいぶ傾けねばならず、島伝いの不意の遭遇戦では射界が足りなくて撃てないという事態も起こり得る。射撃時や操艦には十分注意しよう。
- 魚雷性能
- 対空
同格で最弱と言われる程に貧弱である。空母が居る戦場では単独行動を避け、なるべく味方の対空艦の援護が受けられる位置で戦うのがベストだろう。
- 機動力
イギリス駆逐艦のツリー艦艇とは異なり、加速は他の駆逐艦と変わらない通常の加速力である。旋回性能は良いが、36ktは同格ではやや遅い。振りきれない相手が多いので、敵駆逐との接敵には注意が必要。
- 隠蔽性
最良値は5.2kmと優秀で、同格の駆逐の中では吹雪に次ぎIcarusと並び2位である。ただし、Tier5は隠蔽も速度も上のTier6駆逐艦とマッチングする。機動力での不利を考えれば隠蔽特化は考慮に値する。
- 消耗品
本艦が搭載している消耗品は他国の消耗品と変わらない性能と使用回数である。なので、英駆ツリー艦艇のような咄嗟の目眩ましに使われる持続時間が短時間の煙幕とは異なるので注意が必要。その他では英駆ツリー艦艇が搭載している「水中聴音」を本艦は搭載していないが、「エンジンブースト」は搭載している。
- 総評
一言で言えば「単発雷撃が出来る普通の駆逐艦(雷駆)」と言ったところ。隠蔽性が良く単発式による一点集中雷撃で大型艦を易々と仕留められるが、砲も魚雷も射界が悪く抗堪性が低いという弱点もあり買えば勝てる艦ではない。それでもし総合的に観れば雷駆としては必要な性能が一通り揃っているので弱くは無い。単独行動は避け味方を支援しながら丁寧に魚雷を刺すという基本的な駆逐艦の動きが求められる。
史実
1934年9月15日起工。1935年9月29日進水。1936年2月25日就役。
最初、ギャラントはその同型艦の多くと共にイギリス本国にある第1駆逐群を編成していた。第二次世界大戦開戦はそこで船団護衛などに従事した。
ドイツ軍のノルウェー侵攻(ヴェーザー演習作戦)以降のノルウェー作戦時はギャラントは修理中であったため出撃していない。1940年5月終わりから6月上旬は多くのほかの艦船と共にギャラントもダイナモ作戦に参加した。1940年5月29日、ギャラントはドイツ軍機の攻撃で至近弾を受け損傷した。
1940年7月からギャラントはジブラルタルを拠点とするH部隊の第8駆逐群の一員となった。そこでは数度、マルタへ航空機を送る空母の護衛に従事した。また、1940年10月20日にはジブラルタル東方で駆逐艦グリフィン、ホットスパーと共同でイタリアの潜水艦ラフォーレ (Lafolè) を撃沈した。
スパルティヴェント岬沖海戦の際、ギャラントはイギリス海軍の戦艦や巡洋艦を援護した。1941年初め、ギャラントはマルタへの船団護衛に従事した。1941年1月10日、パンテッレリーア島南西沖で触雷した。航行不能となったギャラントは駆逐艦モホークによってマルタへ曳航された。
そこで損害の大きかったギャラントは座礁させられた。その後、マルタで空襲を受け全損と判定され、1943年9月に防波堤として沈められた。
小ネタ
G級駆逐艦は、英国海軍の駆逐艦の艦級。ロンドン海軍軍縮会議(1930)の影響を受け、前級であるE/F級のサイズをコンパクト化することを目標に1933~34年度計画で9隻が建造された。ネームシップは「グレイハウンド」であり、グレイハウンド級と呼ばれる事もある。9隻建造されたうちの2隻は外国に貸与され、これらの艦(グリフィンはカナダ海軍、ガーランドはポーランド海軍)以外は第二次世界大戦にて戦没もしくは全損判定により閉塞船として自沈処分となった。
G級駆逐艦の1隻である「グローウォーム」はドイツの重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」に対して体当たり攻撃を実行し、沈没している。事の経緯は1940年4月のドイツ軍によるノルウェー侵攻(ヴェーザー演習作戦)において、兵員を輸送中のドイツ駆逐艦隊と「グローウォーム」が遭遇。ドイツ駆逐艦隊からの通報でドイツの重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」が救援に駆けつけ激しい攻撃を受けたため、「グローウォーム」は魚雷攻撃を敢行するも全弾が外れ。「グローウォーム」は「アドミラル・ヒッパー」に対して体当たり攻撃を実行し、「アドミラル・ヒッパー」を損傷させたものの「グローウォーム」は沈没した。この海戦は後にトロンヘイム沖海戦(1940年4月8日)と呼ばれることになる。
コメント欄
- ギャラント、レジェンドでは消耗品に発煙装置持って無いの?あったら英駆仕様かも知りたい(多分PCと同じだと思うけどコサックの例があるから確認欲しい) -- 2020-08-04 (火) 13:57:51
- 煙幕持続時間:81秒,準備時間:240秒,有効時間:20秒 PC版と同性能で英駆仕様ではないようです。 -- 2020-08-04 (火) 19:25:16
- 有難う御座います、うーん微妙、魚雷装填ブースターが有る分コサックよりは魅力的では有るかな -- 2020-08-07 (金) 15:56:15
- 魚雷装填ブースターが有るですかこの艦艇? -- 2020-08-09 (日) 02:31:32
- 無い。 -- 2020-08-09 (日) 09:17:48
- 魚雷装填ブースターが有るですかこの艦艇? -- 2020-08-09 (日) 02:31:32
- 魚雷ブースター無いのね、あ、直して有る -- 2020-08-11 (火) 17:29:19
- 消耗品は艦艇を入手してからでないと種類数量等の情報が不明のため、テンプレのままだったりします。 -- 2020-08-11 (火) 17:39:30
- 解説.概要のTiaraが6に -- 2021-04-22 (木) 21:00:14
- 正直これ乗るくらいならツリー艦艇乗ってた方が良い気がするなあ -- 2024-02-19 (月) 03:00:52