Icarus

Last-modified: 2023-01-02 (月) 20:59:58

イカルス(I級駆逐艦)

イカルス.jpg

性能諸元

性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能

Tier5種別ツリー艦艇
艦種駆逐艦派生元Acasta
国家イギリス派生先Jervis
生存性継戦能力(A) 10,000
(B) 12,100
装甲6-16mm
・防郭 0-1mm
・艦首・艦尾 0-1mm
・砲郭 0-1mm
・装甲甲板 0-1mm
機動性機関出力0,000馬力[hp]
最大速力35.5ノット[kt]
旋回半径540m
転舵所要時間(A) 4.2秒
(B) 3.0秒


隠蔽性 通常主砲発砲時火災発生時煙幕内からの主砲発砲時
海面発見距離6.5km10.3km8.5km2.3km
航空発見距離3.2km5.6km6.2km-


射撃管制装置艦体モジュール主砲射程最大散布界
A-Bmod.19.4km0m
mod.210.3km0m


主砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回
A-B120mm/45 QF MkIX4基×1門HE弾 1700(8%)
AP弾 2100
5.0秒18.0秒


魚雷艦体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ装填射程雷速発見
A-B(前期)533mm QR MkII2基×4門(8門)15733106秒6.0km59kt1.2km
(後期)533mm PR MkII2基×4門(8門)15433120秒8.0km61kt1.3km


対空砲船体距離口径基数×門数爆発数秒間ダメージ命中精度有効ゾーン
爆発半径内継続的
A12.7mm Mk III
20mm Oerlikon Mk IV
2基×4門
2基×1門
-2995.0%0.1-2.0km
B20mm Oerlikon Mk IV
20mm Oerlikon Mk V
2基×1門
2基×2門
-7495.0%0.1-2.0km



・アップグレード

スロット0スロット1スロット2スロット3スロット4
搭載可能アップグレード
1Main Battery Modification 2-min.png主砲改良2+15%:主砲旋回速度
+5%:主砲装填時間
Aiming Systems Modification 1-min.png照準システム改良1-7%:主砲弾の最大散布界
+20%:魚雷発射管旋回速度
+5%:副砲最大射程
-5%:副砲弾の最大散布界
2Damage Control System Modification 2-min.pngダメージコントロールシステム改良2-15%:消火時間
-15%:浸水復旧時間
Steering Gears Modification 2-min.png操舵装置改良2-20%:転舵所要時間

・開発ツリー

開発ツリー
軍艦名
(必要経験値/購入クレジット)
モジュールスロット
(必要経験値)
当艦モジュールスロット1
(28,600)
モジュールスロット2
(42,900)
モジュールスロット3
(71,500)
Jervis
(143,000/-)
 
船体
Hull-min.pngIcarus 船体B480,000
魚雷
Torpedoes-min.png魚雷 533mm MkIX60,000
射撃管制装置(照準装置)
Gun Fire Control System-min.png照準装置 MkV mod.260,000

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
応急工作班I.png応急工作班無制限消耗品の動作時間:5秒
消耗品の準備時間:40秒
十字キー上
発煙装置I.png発煙装置6回消耗品の動作時間:10秒
煙幕の持続時間:40秒
消耗品の準備時間:60秒
十字キー右
水中聴音I.png水中聴音3回消耗品の動作時間:180秒
消耗品の準備時間:120秒
魚雷発見:2.5km
敵艦発見:3.5km

詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

イカルスは、イギリス海軍の「標準型」駆逐艦として最後の艦級(I級)の 1 隻です。本級では魚雷発射管が従来の 4 連装から 5 連装に変更されました。
就役:1937
同型艦数:12

解説

  • 概要
    イギリスTier5駆逐艦。
     
  • 主砲
    120 mm/45 QF Mk IX (45口径 12cm単装砲 4基4門)
    主砲性能・砲弾ともに前級のAcastaから変わっていない。
    射撃管制装置が更新されて射程は気持ち分伸びた。
    前方に指向できる射界は第3砲塔が24°と前級に比べ改善された一方、第4砲塔は38°とやや悪化した。
    後方は第1,2砲塔ともに35°とこちらもやや悪化した。

 

  • 魚雷
    • 533 mm Mk V (533mm 4連装魚雷発射管 2基8門)
      本艦の初期魚雷。
      後期魚雷より再装填時間の短さで優れるが、Acastaと同じで隠蔽雷撃が出来ない。
      早めに後期魚雷へ更新しよう。
       
    • 533 mm Mk VII (533mm 5連装魚雷発射管 2基10門)
      初期魚雷から門数が増加し、同格ではMonaghanと並び10本と最多の射線数を持つ。
      最良隠蔽ならば1.0kmの隠蔽雷撃が行えるようになるのは嬉しいところ。
      また、浸水発生率が初期魚雷の196%から日駆並の262%に上昇するのも嬉しい。
       
      欠点としては、魚雷発射管の増加により再装填時間が長くなる点である。
      また、射界は前級に比べ改善されたが、それでも同格他艦に比べ艦首側の射角がやや狭い。
       
  • 対空
    全くダメ。
    小口径対空砲のみで、ダメージはたったの74、射程も2kmしかない(英国風のジョークか何かと疑ってしまうが、現実である)。
     
  • 抗堪性
    HPは12,100と13,000に届かず、日駆の吹雪(12,900)と大差ない。隠蔽こそ優秀であるものの、同格駆逐艦と比較して遅めの速度が災いして開けた場所で発見されてしまった場合、発煙装置を使用してなお窮地に陥る事が多い。このためお世辞にも生存性が高いとは言えないだろう。特に、本艦は対空能力を放棄している為、敵空母の艦載機に発見された場合、逃れる術を持っていない。また、格下駆逐艦は本艦よりも速度と隠蔽に優れ、同格駆逐艦は本艦よりも砲火力もしくは魚雷火力に優れる艦が多く、相対した際に相手の強みを押し付けられやすい。このためティア5~6戦においては「単純にティアが1つ向上した」という事実以上に、本艦にとって厳しい現実が待っている。しかし地形を活かしたり、よりヘイトの高い味方艦の陰に隠れるといった小技を活用し、試合序盤を生き残った艦長には強力な魚雷を活かして敵の大型艦を狩るという美味しい仕事が待っている。そこまでたどり着けるかどうかは艦長次第である。
     
  • 機動性
    最大速力は上位との差は0.5ノットだが同格内では下から2番目と低い*1
    転舵時間は同格日米ツリー艦には劣るが良好、旋回半径はMahanと並び同格トップと小回りは効く。
     
  • 隠蔽性
    Acastaと同じ最良隠蔽6.0km。
    初春に次ぎ、Mahanと並んで同格2位だが、上下Tierにはもっと優れた艦がいるので実際は良い方とは言えない。
     
  • 消耗品
    本艦から発煙装置とは別枠で「水中聴音」を搭載する事が出来るようになる。
    イギリス駆逐艦の水中聴音は、艦艇の捕捉距離が3.5km、魚雷の捕捉距離が2.5kmとなっている。
    ドイツの駆逐艦と巡洋艦が搭載している水中聴音の艦艇発見距離は本艦よりも一二回り広いため、
    煙幕内で一方的にspotされないよう注意する必要がある。
    動作時間は180秒と、ドイツの水中聴音よりも倍近く長いのは利点。
     
  • 総評
    後期魚雷に換装する事でようやく隠蔽魚雷による攻撃が可能となり、
    水中聴音も使えるため魚雷事故を恐れる事なく最前線で戦えるようになる。
    無論、艦長インスピレーションによる隠蔽特化は必須だろう。
    隠蔽特化ではない状態では苦戦を強いられるのは間違いない。それ以外にも「周囲に強力な巡洋艦がうようよ居る」という艦の相性の問題、そして周囲のプレーヤーの質が上がり「ちょっとした過ちが即大ダメージに繋がる」という環境的な厳しさも、本艦に乗る艦長にとって逆風となるだろう。しかし、本艦での経験は次の艦で必ず活きてくるのでめげずに頑張って欲しい。

史実

イカルス(I級駆逐艦)はA級系列の艦隊型駆逐艦の最終グループである。
前級であるH級駆逐艦の準同型艦だが、5連装魚雷発射管を初採用したほか、対空射撃能力を強化させている。
その後一部が高速敷設艦に改装され、他の艦は魚雷発射管を1基撤去して対空砲を増設した。
第二次大戦では欧州各地で奮戦し、全9隻中6隻が失われた。
 
イカルス(D03)はダンケルク撤退戦やビスマルク追撃戦に参加したほか、
対潜哨戒、機雷敷設、船団護衛と忙しく働き、Uボートの撃沈戦果も挙げている。
大戦を戦い抜き、1946年に解体された。

小ネタ

5連装魚雷発射管が搭載されたワケ

 従来のH級駆逐艦が4連装魚雷発射管を装備していたのに対して、本艦は5連装魚雷発射管を装備している。これは英国海軍が1933年に実施した演習の経験から改善が行われた結果である。英国海軍は多数の駆逐艦を使用して夜襲をかける訓練を行っていたが、特定の目標艦に対して攻撃が集中してしまい全体の効率が下がるという結果が出ていた。このため、襲撃に参加する艦の数を減らし、効率の良い攻撃を実施する事にしたが、今度は4連装魚雷発射管だと微妙に射線数が足りない可能性がでてきた。そうなると、各艦に搭載する魚雷の数を増やす必要があり(色々不具合が出るであろうことは承知した上で)5連装の魚雷発射管を装備した。
 なお、後のティアでは5連装魚雷発射管が他国駆逐艦においても普通に搭載されているが、本艦が計画・建造された1930年代前半の常識においてはかなり挑戦的(というか無茶)な設計の兵器として奇異の眼でみられたようである(実際使い勝手に難があったようで、後にライトニングでは一旦4連装に立ち戻っている。ところがアドミラルティは5連装の魅力には抗えなかったようでジャトランドで再度5連装を搭載、その後も使い続けるので英駆に乗り続ける以上この装備と付き合うことになる)。

コメント欄

  • このゲーム基本的にに五連装魚雷の装填遅すぎね? -- 2021-12-09 (木) 00:53:05
  • 隠蔽特化すれば5.5~まで縮むのであとは10射線ある魚雷を単射で予測線を基準に撃てば大体当たる ソナーに多数の短煙幕まであるのであらゆる状況に対応できるのも強み ただし砲撃は最終手段にした方がいい 抗堪性の低さから見つかり次第四方八方から撃たれる -- 2022-12-16 (金) 01:10:57
  • 英国駆逐艦はここからがようやく本領発揮で前級のAcastaの使いづらさとは打って変わって格段に強くなる -- 2022-12-19 (月) 16:02:56
  • オールラウンダーだな。HP少ないから破一には気をつけなきゃ。 -- 2022-12-20 (火) 17:17:16

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*1 本艦より遅い35.0kt艦自体は複数存在する