Gremyashchy

Last-modified: 2021-12-07 (火) 00:33:15

グネヴヌイ級駆逐艦(7型駆逐艦) グレミャーシチイ

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その他画像
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性能諸元

・基本性能

Tier4種別プレミアム艦艇
艦種駆逐艦派生元-
国家ソ連派生先-
生存性継戦能力13100
装甲6mm-13mm
・艦首/艦尾 10mm
・砲郭 6mm-10mm
・装甲甲板 13mm
対水雷防御ダメージ低減-
機動性機関出力48,000馬力[hp]
最大速力37.0ノット[kt]
旋回半径550m
転舵所要時間2.7秒


隠蔽性 通常主砲発砲時火災発生時煙幕内からの主砲発砲時
海面発見距離6.4km10.2km8.4km2.5km
航空発見距離3.2km0.0km6.2km-


射撃管制装置船体モジュール主砲射程最大散布界
-GFCS V mod.110.2km104m


主砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回弾種
-130mm/504基×1門HE弾 1900(9%)
AP弾 2500
5.3秒36.0秒HE HE-46
AP SAP-46


魚雷船体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ装填射程雷速発見
-533mm 53-392基×3門(6門)1440069秒8.0km55kt1.0km


対空砲艦体口径基数×門数秒間平均ダメージ射程
-12.7mm DshK2基×1門71.2km
12.7mm Colt2基×1門10
37mm 70-K4基×1門233.2km
76mm 34-K2基×1門43.0km



・アップグレード

スロット0スロット1スロット2スロット3スロット4
搭載可能アップグレード
1Main Battery Modification 2-min.png主砲改良2+15%:主砲旋回速度
+5%:主砲装填時間
Aiming Systems Modification 1-min.png照準システム改良1-7%:主砲弾の最大散布界
+20%:魚雷発射管旋回速度
+5%:副砲最大射程
-5%:副砲弾の最大散布界

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
応急工作班I.png応急工作班無制限消耗品の動作時間:20秒
消耗品の準備時間:240秒
十字キー上
発煙装置I.png発煙装置2回消耗品の動作時間:20秒
消耗品の準備時間:240秒
持続時間:77秒
十字キー右
エンジンブーストI.pngエンジンブースト2回消耗品の動作時間:120秒
消耗品の準備時間:180秒

詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

このグレミャーシチイは、1933年から1938年にかけての海軍軍備計画の一環として建造されたグネフヌイ級駆逐艦(7型駆逐艦)を代表する高名艦です。イタリア軍のマエストラーレ級駆逐艦の図面をベースに開発されました。設計チームは、機関配置と全般的な構造は踏襲しましたが、全てのメカニズムと設備は国内で製造され、より強力な主砲と洗練された射撃管制機器類、そして信頼性の高い機関を備える艦となりました。本艦は90回以上の戦闘任務に従事し、63の船団を護衛、112回の空襲を撃退して敵機を12機撃墜。これらの戦功により、ソビエト親衛隊の称号が与えられました。

解説

  • 概要
    ソ連Tier4プレミアム駆逐艦。WoWSでは先行して実装されたソ連艦である.
     
     
  • 抗堪性
    同Tierでは他国と比較してだいぶ高いHPを持つ。
    大型艦であるが機動性は良好で、生存能力が劣っているわけではない。
     
  • 主砲
    主砲はほぼグネヴヌイと同様の配置で弾道特性も同じ。ソ駆の130mm砲は他国駆逐艦と比較して弾道特性が良好である。
    HE弾の威力は、ツリー艦は1900(8%)のところ本艦は1900(9%)と若干強力である.
    砲旋回は同様に悪く、熟練砲手をもってしても全舵では照準を置き去りにする。半舵なら追従するのでキーを用いた固定舵を併用すると良い。あるいは船体を逐次振り回すかである。
    3番砲塔の射角が対空砲によって制限されている。グネヴヌイB船体と比較すると、前方射角はさらに悪くなっているが、後方の制限は若干良好であり、後退中のほうが角度に余裕がある。
     
  • 魚雷
    ソ駆ツリーではメインツリーTier7が装備する射程8km雷速55ktの魚雷(連装数は異なる)
    至近での派手な雷速は無いが、射程が長いほうが使用機会は多いだろう。ソ駆の弾道特性から言っても間合いを広くとれる魚雷はマッチしている。
     
  • 対空
    史実ではその損耗から対空兵装は頻繁に搭載するものが変わっていた。
    ゲーム中ではPodvoiskyより37mm砲が少なく、射程も加味すると対空火力がやや劣るか。とはいえ所詮は駆逐艦であり、アテにできるものでもない。
     
  • 機動力
    グネヴヌイと比べて1kt遅く、引き換えにソ駆らしからぬ旋回性を持つ。最大速力37ktに対し旋回半径510mは、WoWS内でも屈指の運動性である。
    照準能力が追い付かないのが欠点であるが、いざという時は回避に専念することで、HPも相まって長時間持ちこたえることが可能である。
    また、相手の装填間隔を見極めて艦を回すことで射角の悪さを補うことも出来る。
     
  • 隠蔽性
    発見距離6.4kmは可もなく不可もなく。永久迷彩もそのまま使って良い。
  • 総論
    砲の旋回速度を悪化させた代わりに8km魚雷を手に入れたティア4の皮を被ったGnevnyである。序盤は魚雷を利用してHPは温存、中盤から終盤あたりで温存しておいたHPを用いて接近戦を仕掛ければ戦果を挙げやすいだろう。

史実

グネフヌイ級駆逐艦(Gnevny class destroyer)は、ソヴィエト/ロシア海軍の駆逐艦でソ連海軍の計画名は7型駆逐艦(Лидеры эсминцев проекта 7)。

艦名となっているグレミャーシチイ(ロシア語:Гремящийグリミャーシイ)とは「轟く・鳴り響く」を意味する。
本項のグレミャーシチイは初代であり、大祖国戦争の武勲艦たる本艦に与えられた名称は後も受け継がれ、現在は四代目にあたる。

五カ年計画による工業力・軍事力拡大を目指したソ連は、1930年代初頭に大規模な海軍増強計画を検討し、48隻の駆逐艦の整備を計画し、その一環として本型の開発が1933年より開始された。開発に当たってはイタリアからの技術導入を行ったため、イタリア製艦艇の特徴である高速性・低凌波性などの形質を継承している。

36隻の建造が計画され、1935年より建造が開始され30隻が竣工したが、就役後に各種の設計上の欠陥が発覚したため、これを改善したストロジェヴォイ級駆逐艦が開発された。

一部は中国人民解放軍海軍に譲渡され、鞍山級駆逐艦に改名されて1990年代まで運用された。

この初代グレミャーシチイは1936年建造開始、37年に進水した軍艦で39年に就役している。
当初はバルト艦隊所属だったが間もなく北方艦隊所属となる(具体的には冬戦争中、尚冬戦争には参加せず)。
この艦は他の有名艦のようにド派手なエピソードは少ないが、独ソ戦中ほぼ休みなしで護衛任務に付いている。
(護衛任務から次の護衛任務まで数日しか休んでない事が多い。尚PQ-17船団には参加していない)
損傷状態なのに応急処置のみで再出撃はザラで、対空兵装も(その時ドックにあった兵器を装着、脱着で)頻繁に変わっている。
珍しく月単位の修理に入った43年初頭に親衛隊の称号を授与される。
その影響かは定かではないが、43年の戦闘任務回数は大きなものだけでも20回を越え、44年は29回をこなす。
45年にはソ連勝利が確実となり、独ソ戦当初から走り回った本艦はようやくオーバーホールで体を休めることになった。
(次に活動記録があるのは47年である。艦の損傷具合が何となく察せられる)
そして58年に軍を引退となる。

参考、各ロシアページ&:Wikipedia

小ネタ

余談だが90年代のロシアにて記念金貨として復活?する事となった。

コメント欄

  • サンタコンテナで出たけど砲旋回の遅さがヤばい、アプグレで装填速度犠牲にしてでも旋回上げたほうがいいレベル -- 2021-08-17 (火) 23:34:09
    • 最初に登場したソ連駆逐でな、当初はなんと主砲の旋回速度上げる艦長いなかったんだぜ。それでも使えるくらい他の性能が優秀 -- 2021-08-18 (水) 08:58:47
  • 私もサンタコンテナで当たったけど、旋回の遅さは米巡ペンサ並みですな。怖くて対人戦は未使用。 -- 2021-09-15 (水) 15:21:01