火炎放射器

Last-modified: 2023-08-29 (火) 07:44:42

概要

携帯放射器.jpg
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火炎放射器とは、引火した燃料を噴射することにより火炎で相手を攻撃する武器。
主に軍用兵器として第一次、第二次世界大戦ごろに用いられ、現代では農業や草焼きなどに用いられる。
その見た目の派手さとアポカリプス系世界観との相性の良さからゾンビゲームによく登場する。

入手方法

火炎放射器を入手する方法は大まかに三つある。

 
一つ目は自分で作るという方法。
例としては、点火したライターの炎にスプレー缶を噴射させる、水鉄砲の発射口にライターを固定してタンクにガソリンを詰める、など。YouTubeなどの動画や個人サイトで作成方法が紹介されている場合もある。
水鉄砲、スプレー缶、カセットガスボンベ、ライターなどなど、色々な素材で火炎放射器はDIYできるだろう。
ただし、火炎放射器を自作するのは「武器等製造法」に違反する可能性がある。また燃料を扱うので当然ながらケガや事故を起こす可能性もかなり高い。よって製作は自己責任でお願いする。
またガスを使う方式の場合火がすぐに消えてしまう為対人でも驚かせる、怯ませる程度の威力しか持ち合わせておらずゾンビにはあまり効果がない事が懸念される

 
二つ目の入手方法は、ホームセンターや通販で手に入れる方法。
ホームセンターなどでは草焼きバーナーという名称で火炎放射器が売られている場合がある。
有名どころだと漫画「アイアムアヒーロー」でも生存者が武器として使っており、射程は1メートルもないほど短いが、燃焼温度は十分高い。
使用燃料はプロパンガス、カセットガス、灯油など。入手自体は比較的簡単なはずである。

 
最後に三つ目、自衛隊駐屯地から入手する。
現在、陸上自衛隊では「携帯放射器」という名称で火炎放射器が運用されている。これはM2火炎放射器の改良品で、M2火炎放射器は第二次大戦中にアメリカ軍が使用したことで有名。
主に汚染物資の焼却消毒に使用される。射程は20m~40mもあり、焼却能力も含めたあらゆる点で草焼きバーナーを大きく上回る。
使用燃料はガソリン、ゲル化油など。
もし近くにゾンビに制圧された自衛隊駐屯地があるなら、これを入手してみるという選択肢もアリかもしれない(もっともゾンビ化した自衛官に襲われる危険性は高いが)。

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↑ 自衛隊での訓練の様子

有効性・機能性(要加筆・訂正)

 
ゾンビ災害下での火炎放射器の実用性は時と場合、そしてゾンビのタイプによる。

民間で作れる程度の火炎放射器では蟷螂の斧だろうが、軍用のものとなると猛烈な火力とそこそこな射程があるため、ゾンビを一方的に焼き殺すことができる。

これほどの高温に包まれれば、体が炭化するより前に脳や筋肉のタンパク質が熱で変成してしまうし、それ以前に火だるまになると呼吸がまともにできなくなるので、呼吸を必要とするタイプのゾンビならあっという間に無力化できる。痛覚が残っているなら激痛で獲物に向かうどころではなくなるだろう。

また、ゾンビが感染者であろうとなかろうと死体は病原菌の温床となるので、焼いて処理する事でそれを解決できるのは無視できないメリットである。

ただし、痛覚がなく肉体を完全に炭化させる位しないと無力化できないようなゾンビが相手だと分が悪い。また、個人携帯できるタイプは継戦能力に難があるので、主力としては使いづらいのも難点と言える。携帯用でも軍人がやっと持ち運べるレベルに重量もあるので、持ち運ぶにも一苦労するだろう。貴重な燃料をバカみたいに消費するという問題点もある。
また、火炎はあっと言う間に周辺の酸素を消費するので、閉所で使うと酸欠で自滅の恐れもある。
更に、火を扱う関係上火災のリスクがつきまとうというのもあり、状況によっては拠点を焼失することにも繋がりうるので、使用判断は慎重に行わなければならない。

このように、見た目こそ豪快だがその運用には慎重な判断が求められるので、あなたが生存者なら武器として当てにするのはよしたほうが良いかもしれない。

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※出典:陸上自衛隊公式facebook (https://www.facebook.com/jgsdf.fp