警察の装甲車
もしゾンビ災害時に戦闘車両が欲しくなったら、自衛隊駐屯地や米軍キャンプに盗みに入るのが一番でしょう。
ですがもし米軍も自衛隊もイヤ、それでもどうしても装甲車が欲しい! というのなら近くの大きな警察署か都道府県警本部、あるいは機動隊の拠点に行ってみると良いです。
もしかしたら警察の装甲車が見つかるかもしれない。
特型警備車とか、特型遊撃車とか、遊撃放水車とか、小型遊撃車とか。
(ゾンビ災害への対応で出動するから多分見つからないと思うけど)

特型警備車*1

特型遊撃車*2

遊撃放水車*3

小型遊撃車*4。見た目はSUVの覆面パトカーだが、SATも使用する防弾防爆車両である。意外にも地方の県警にも広く配備中。
自衛隊や米軍の軍用車両より、一般車をベースに装甲化した警察車両の方が圧倒的に扱いやすいはず。整備点検のしやすさや、燃費も普通の中型トラックと同じくらいでしょう。
そもそも警察装甲車というのは暴徒との近接行動を考慮して作られたため、暴徒が車上に登られないように足や手をかけられそうな突起を車体から極力無くしています。ゾンビが車上に上ってくる危険性もありません。
暴徒が構築したバリケードを突破するため、足回りが基本的に4×4の全輪駆動になっているのも大きな利点です(ただし不整地走行を考慮していない、悪路が苦手なものも多いです)。

大型輸送車 *5
装甲車ではありませんが、もし貴方が目茶苦茶大人数で活動するグループであれば、上図のようなバス改造の輸送車も良いかもしれません。こちらには装甲がありませんが、通常のバスと違い暴徒対策が施されているので、ゾンビ相手に重宝できます。使い勝手も通常のバスからそこまで変わらないでしょう。これのマイクロバス版とか、ランドクルーザーやバンをベースにした遊撃車なんてものもあります。
ただ警察車両には少し問題がありまして、盗難防止のために取り外し式の特別なドアノブを装着しないと外部からドアを開閉できないそうです。しかもエンジンをかけるにも、ハンドルの下の方にある”隠しスイッチ”を入れた後、一般車のように鍵を回してエンジンをかける仕組みになっています。
ひょっとしたら見つけられても盗むのが難しいかもしれません。もし機能している警察署でもあれば、盗むより協力関係を結んで動かしてもらうことも考えるべきでしょう。
また、日本の警察はライフルで撃たれることを想定していないので、基本的に拳銃弾くらいしか弾くことができないと思います。自衛隊車両よりも装甲は薄いでしょうが、それでもゾンビ相手なら十分でしょう。
あとそもそも台数が少ないです。
東京警視庁や大阪府警のような大都会ですら100台も無いと思いますし、地方の県警だと5台も無いのではないでしょうか。バス改造の輸送車だったらそこそこ台数はありますが……
素人がゾンビ発生時に戦闘車両を使うのなら警察車両が結局一番良いです。ただ自衛隊車両よりも数は少ない上に、ゾンビ災害への初動対応で出動するはずなので、入手はかなり難しいと思われますが……
番外:消防の装甲車
ちなみに昔は消防にも何台か装甲車がありました。
特に、かつて横浜市消防局で活躍していた「耐熱装甲型救助車 スーパーファイター327」はドイツのTM-170装甲兵員輸送車をほぼそのまま導入したガチの軍用装甲車だったりします。

耐熱装甲型救助車 スーパーファイター327(右の車両)*6。退役済み。

東京消防庁の装甲化学消防車*7。退役済み。
装甲車ではありませんが、かつて日本有数の暴動多発地帯だった大阪市西成区の消防署では、日本で唯一、投石対策用の金網を装着可能な消防車が一部配備されています。

西成消防署津守出張所の消防車*8。窓下とバイザー上の銀色が取り付け金具で、車体と同じ赤色の金網を付けられるという。
以下、主な装甲消防車両。無断転載禁止なのでリンクだけ。
現在でも一番下の「救出救助車」という特型警備車をベースにしたような装甲車が東京消防庁にあります。台数が少ないので警察装甲車より入手難易度は高いと思われますがね。
堺市消防局の「大型装甲特殊化学車」↓
横浜市消防局の「耐熱装甲型救助車 スーパーファイター327」↓
川崎市消防局の「耐爆装甲化学車」↓
東京消防庁の「救出救助車」↓