警察の装甲車

Last-modified: 2023-07-18 (火) 21:34:09

警察の装甲車

もしゾンビ災害時に戦闘車両が欲しくなったら、自衛隊駐屯地や米軍キャンプに盗みに入るのが一番でしょう。
ですがもし米軍も自衛隊もイヤ、それでもどうしても装甲車が欲しい! というのなら近くの大きな警察署か都道府県警本部、あるいは機動隊の拠点に行ってみると良いです。
もしかしたら警察の装甲車が見つかるかもしれない。
特型警備車とか、特型遊撃車とか、遊撃放水車とか。

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特型警備車 (※1)

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特型遊撃車 (※2)

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遊撃放水車 (※3)

警察車両なら自衛隊や米軍車両より盗むのは楽勝です(ゾンビ災害への対応で出動するから多分見つからないと思うけど)。
自衛隊や米軍の軍用車両より、一般車をベースに装甲化した警察車両の方が圧倒的に扱いやすいはず。整備点検のしやすさや、燃費も普通の中型トラックと同じくらいでしょう。

そもそも警察装甲車というのは暴徒との近接行動を考慮して作られたため、暴徒が車上に登られないように足や手をかけられそうな突起を車体から極力無くしています。ゾンビが車上に上ってくる危険性は無いでしょう。
暴徒が構築したバリケードを突破するため、足回りが基本的に4×4の全輪駆動になっているのも大きな利点です(ただし不整地走行は考慮されてないので悪路は苦手です)。
また、日本の警察はライフルで撃たれることを想定していないので、基本的に拳銃弾くらいしか弾くことができないと思います。自衛隊車両よりも装甲は薄いでしょうが、それでもゾンビ相手なら十分でしょう。

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大型輸送車 (※4)

装甲車ではありませんが、もし貴方が目茶苦茶大人数で活動するグループであれば、上図のようなバス改造の輸送車も良いかもしれません。こちらには装甲がありませんが、通常のバスと違い暴徒対策が施されているので、ゾンビ相手に重宝できます。使い勝手も通常のバスからそこまで変わらないでしょう。
 
ただ警察車両には少し問題がありまして、盗難防止のために取り外し式の特別なドアノブを装着しないと外部からドアを開閉できないそうです。しかもエンジンをかけるにも、ハンドルの下の方にある”隠しスイッチ”を入れた後、一般車のように鍵を回してエンジンをかける仕組みになっています。
ひょっとしたら見つけられても盗むのが難しいかもしれません。もし孤立した警察官でもいれば、盗むより協力関係を結んで動かしてもらうことも考えるべきでしょう。
 
素人がゾンビ発生時に戦闘車両を使うのなら警察車両が結局一番良いです。
もし見けられたら有効活用していこう。
 
 

番外:消防の装甲車

ちなみに昔は消防にも何台か装甲車がありました。
画像の無断転載禁止のものはリンクだけ。
 
堺市消防局の「大型装甲特殊化学車」↓
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横浜市消防局の「耐熱装甲型救助車」↓

川崎市消防局の「耐爆装甲化学車」↓

 
今は東京消防庁に「救出救助車」という、前述の特型警備車に似た装甲車があるそうです(台数が少ないので警察装甲車より入手難易度は高いと思われる)。

 
※1 出典:ウィキメディア・コモンズ パブリックドメイン (https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:MPD-tokugatakeibi.jpg
※2 出典:ウィキメディア・コモンズ パブリックドメイン (https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Kogata-tokugatakeibi.jpg
※3 出典:ウィキメディア・コモンズ パブリックドメイン (https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Yuugekihousui.jpg
※4 出典:ウィキメディア・コモンズ パブリックドメイン (https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Fuso-oogatayusou.jpg