第2話:宣戦布告
実際戦争の準備って何すればええんやろうね
これがNSSの現状である。前回のラストから今回までの間に資源が溜まったのでもう1隻ヴレヴェースニク級を建造しておいた。あとで名前を分かりやすく変えておこう。
実際のところ、戦争の準備って何をするんですかね?
できれば戦艦4隻に重巡洋艦12隻、艦隊水雷艇24隻あたりは欲しいというのが本音だ。
何と戦うつもりなんだ・・・
いやまあ実際戦力は多ければ多いほど有利なのはどこの世界でも変わらない事実だよ。ただまあNSSは貧弱な国家なのでそういうわけにもいかない。とりあえず用意できる艦艇はこれが全部だ。
あと輸送艦も用意するべきですね。敵艦を撃破した後、資源を回収するための艦が必要です。
なるほど。
つくった。ムスクル級輸送艦。全長65m、重量736、速力23m/s、武装は100mm砲1門、400000くらいの資源を搭載可能だ。
すっごい乗り心地悪そう。
何はともあれこれで最低限の準備は整った。いざ戦争。
初の戦闘
貴公の首は柱に吊るされるのがお似合いだ。
パパパパパウワードドン
まず北の方から叩いて後顧の憂いを無くそう。
栄えあるNSS海軍最初の戦闘だ。ミサイルを撃ってくれないなと思ったらAIが接続されてなかったからあとで改修しておこう。
ガバガバやんけ!
弾薬庫を吹き飛ばされたりもしたが、勝ったぞ!
でもこの程度の戦力に対して弾薬庫がやられるってどうなんですかね・・・
できればさっさと艦隊水雷艇を生産しておきたい。そのクラスになれば火力も装甲も段違いになる。
さっきも出てきましたが艦隊水雷艇って何ですか。水雷艇と何が違うんで?
駆逐艦のロシア風の呼び方(Эскадренный миноносец:艦隊水雷艇)だ。ロシアでは水雷艇駆逐艦ではなく、水雷艇の大型重武装版がこのニッチを占めたとかそんなんじゃないか?知らんけど。
関西人特有の「知らんけど」付けといたら適当なこと言っても許される風潮やめろ。
まあウチでは「魚雷ないしミサイルと小~中口径砲を装備した中型艦艇のうち小さいもの」を指す言葉として扱っている。基本的に鋼鉄製にする予定だから多少の攻撃は跳ね返せる・・・はずだ。
不安だなあ。
東へ
輸送艦を派遣して落ちた資源を回収するとともに、戦闘で損傷したヴレヴェースニクをいったん基地まで帰還させる。
できればこの海域を保持するために交代させる戦力が欲しいところですが・・・
くれよ。
資源がないんだよなあ・・・
非実体化状態で修理するとこんな感じになるんだな。はじめて知った。
燃料の補給と資源の移送を済ませたらすぐに海域へ戻しましょう。
敗北の味を知りたい・・・
東進していたもう一隻のヴレヴェースニク級が接敵したぞ。
難なく撃破。
ちなみに敵の最後っ屁のミサイルで砲塔吹き飛ばされました。
言わなきゃ分んねえだろ!
言えよ。
とりあえず輸送艦で資源サルベージと、あと後退させての修理をすませてすぐに前線へ戻る。
なおスクショはない。
北の方の海警艦も東へ進ませよう。
敵2個艦隊と遭遇しましたね。
粉砕してくれるわ!ガハハ!
ちょっと敵多くないですかねえ?
航空機は脆いから大丈夫大丈夫!
それもそうですね。ゆっくり見守りましょう。
あっ
あっ
がああああああああああ!!!!!!
撃沈されたああああああああああ!!!!!!
おいジューコフ!何してくれてんだ!
俺のせいじゃねえだろ無能提督野郎が!
何だとベルリン戦前に軍司令官に降格されたくせに!!!バーカバーカ!
あれはスターリンが悪いんじゃ!!!アーホアーホ!
まあ待て、そういえば南方戦域でも敵艦隊と遭遇していたんだ、こっちを済ませてからにしよう。
それもまあそうですね。こっちでも敗北したらシャレにならないですよ。
敵艦の数は2、彼我の戦力比は2:1、だが性能ではこちらに分がある!といいなあ。
なんて?
うるせえ!とにかく全力で走って撃って撃って撃ちまくれ!それしか勝つ道は無い!
ッシャーオラ!
1隻撃沈!いや1機撃墜?
2隻目も沈めるぞ!
2隻目も落ちました!これが共産革命パワーじゃ!見たかナチ公!
DWGってナチなの?
いや多分違いますけど。
迫りくる脅威
とにかく北方の海警艦をいったん本拠地へ戻して修理・・・というか再生産してやらねばならん。
それなんですが、こちらをご覧ください。
え、何?
さっき海警艦を沈めたDWGの艦隊のうち1つが我らが本拠地へ向かっています。
ファッ!?
早急に防衛体制を構築することを進言いたします。
今拠点に備蓄されている資源量は!?
約1万7600です。
海警艦1隻も作れやしないじゃないか!
そこなんですが、私にいい考えがあります。
それは!?
いったんここで切って第3回に持ち越し、その間にいいアイデアが浮かんでくるのを待ちましょう。
は?
ではまた次回!
次回予告
かつて、あの重々しき歌に送られた戦士たち。故国を守る誇りを厚い装甲に包んだアーマード・ガンボートの、ここは墓場。無数のカリギュラたちの、ギラつく欲望に晒されて海洋に引き出されるNeterの街の航海士。魂無き艦艇たちが、ただ己の生存を賭けて激突する。
次回「スイミング」。回るターレットから、クズネツォフに熱い砲弾が突き刺さる。
炎の~匂いし~み~ついて~むせる~♪
JASRACが来るからやめろ。
コメント
- むせる -- 2017-02-07 (火) 10:12:48
- ソ連系の設定に合わせて、艦種名を艦隊水雷艇としているのが素晴らしいですね。これで「駆逐艦」だったら興醒めもいいところですから。 -- 琵琶湖の遊底部? 2017-04-06 (木) 18:15:30