こちらに記載されているのは、過去のバージョンにおける情報になります。現在の情報はこちらをご確認ください。
ver2.3(正確なverが不明)で追加されたブロック。カスタムラダーと呼ばれる事も
概要
スピンブロックに載せる事で機能する舵ブロック。複数の形状を組み合わせて作り上げる。
BoatRudderは真横に力を発生させますが、Large RuddersはVehicle重心の位置から水平に力を発生させるという性質を持ちます。
上の2枚目の画像の様にブロックの位置に関係なく重心の高さで力を発生させてくれるので、BoatRudderで起きやすい舵が引っ張る力で転覆するということがほぼなくなります。
また進む方向の後方寄りに力が発生するので、舵を切ると減速するというBoatRudderには無い挙動も発生します。
組み立て方
1.New ObjectsからSpin/Turn blockを舵を付けたい位置に設置します。
2.WaterからLargeRuddersを選択し、スピンブロックの上に設置していきましょう。Shafted Rudder Sectionを最初に置くとそれっぽい形になると思います。
画像ではスピンブロックに直接載せていますが、他のブロックで伸ばした上に置いても良いです。
この時スピンブロックを置いている本体のブロックと重ならないよう注意。引っかかって動かなくなる場合があります。
3.スピンブロックにカーソルを合わせてQキーを押すとメニューを表示します。
4.画像の緑の円で囲われたタブ"Angle control"をクリックしてタブを切り替えます
5.画像の緑の円で囲われた"Yaw"の部分を右へドラッグして数値を設定します。これでVehicle ControllerかShips wheelの舵を切る操作でスピンブロックが動くようになります。
ここでは値を0.20にしていますがこの限りではないです。船の曲がり具合や減速の程度をみて調整するのが適当だと思います。
またスピンブロックが回転する角度は、画像下部にある赤の円で囲まれた部分に表示されています。
6.Vehicle ControllerかShips wheelで舵を切る操作をして実際に動くか確認してみましょう。この時反対に動くようなら先程の設定で
Yawのrightを左へドラッグしてleftにして下さい。動かない場合はブロックが引っかかっている可能性があります。
7.問題ない場合は実際に船を走らせて確認してみましょう。
以上でこの解説は終了です。お疲れさまでした。
1.New ObjectsからSpin/Turn blockを舵を付けたい位置に設置します。
2.スピンブロックにカーソルを合わせ、Shift+Nキーを押すと画像のようなウィンドウが出てブロックに名前を付けられます。後で使用するので名前を付けます。
ここではRudderと付けていますが他と被らない文字列なら何でもOKです。
3.WaterからLargeRuddersを選択し、スピンブロックの上に設置していきましょう。Shafted Rudder Sectionを最初に置くとそれっぽい形になると思います。
画像ではスピンブロックに直接載せていますが、他のブロックで伸ばした上に置いても良いです。
この時スピンブロックを置いている本体のブロックと重ならないよう注意。引っかかって動かなくなる場合があります。
4."["キーを押してスピンブロックのビルドから本体のビルドへ移ります。Bキーでビルドモードを抜けて、再度BキーでビルドモードでもOKです。
5.ACBを3つ任意の場所に設置します。
6.ACBをそれぞれ画像の様に設定します。この時赤く囲ってある場所にスピンブロックにつけた名前を入れ忘れないように注意。
ここではRotateのValueの値は30にしていますがこの限りではないです。船の曲がり具合や減速の程度をみて調整するのが適当だと思います。
7.Vehicle ControllerかShips wheelで舵を切る操作をして実際に動くか確認してみましょう。この時反対に動くようならACBの設定で
Yaw Commandのleft/rightを反対にするかRotateのValueの値を逆にして下さい。動かない場合はブロックが引っかかってないか、ACBの設定に抜けがないか確認してください。
8.問題ない場合は実際に船を走らせて確認してみましょう。
以上でこの解説は終了です。お疲れさまでした。
#endRegion
コメント
- boat rudderがお手軽で出力も十分あるのでラージラダーの出番無くね?と思ってたけど、斜航するとラージラダーで抗力が出てて針路安定性に寄与してるっぽい。 -- 2021-01-16 (土) 02:02:32