AARパーツ考察/マテリアル増殖機

Last-modified: 2022-01-16 (日) 13:31:44

https://brilliantskies.customercase.com/forums/bug-tracker/ideas/433797-blocks-multiply-when-the-decoration-limit-is-exceeded-in-the-separator
こちらにすでにバグとして提出済みです。近いうちに修正される可能性があります。

概要

様々な悪用がされているセパレーターだが、デコレーションの配置上限を悪用しブロックを増やすというのは特に闇度が高いだろう。キャンペで出せば一瞬でバランスを崩壊させ、イベントで出せば出禁を喰らうであろうこのマテリアル増殖機の作り方を解説していく。

理論

セパレーターを使って、ブロックに33個以上のデコレーションを配置しようとしたらどうなるんだろうーー
この発言から発見された本技術、通常ブロックの同じ位置に置けるデコレーションは32個までであるが、デコレーションは元のブロックを削除しても残ることを利用して、セパレーターで同じ位置に33個以上のデコレーションを配置しようとすることが可能である。
だが実際に配置しようとすると、少しおかしな挙動をするが、33個以上のデコを配置しようとしたブロックが増殖する。
うまく配置すればこのおかしな挙動を取り除き、ブロックが増殖する挙動だけを取り出すことが可能である。

脱落式

ブロックが増殖して配置される位置を、他のブロックとの接続がない場所にすれば、ほとんど手を加えずとも自然に脱落させマテリアルを増やすことが可能である。ただし勝手に脱落したりはしないので一工夫必要である。

餅つき

ブロックが切り離されたときにブロックの接続判定が行われる(と思われる)ので、セパレーターで常に切り離しと接続を行うことで脱落を誘発させることが可能である。

脱落式マテリアル増殖機

それでは実際に作っていこう。今回作っていくのは最も高価なブロックと思われる特大レールランチャーを使用した、毎秒24,000のマテリアルを製造する脱落式マテリアル増殖機(フォートレス)である。
まずはフォートレスタービンと、それを支えるRTG式電気エンジンを置く。
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フォートレス側にセパレーターを置き、アタッチメントの上に、セパレーター側に接続されない位置に特大レールランチャーを置く。
20220116122256_1.jpg

 

ドッキングステーションを置いて切り離し、トラックしよう。
20220116122345_1.jpg

 

接続したときに同じ位置にデコが置かれるようにデコを配置しよう。
このとき、両方の合計デコレーション数が32個を超えるようにしよう。
20220116122515_1.jpg

 

セパレーター側の、デコレーションを配置するために置いたブロックは消してしまおう。消してもちゃんとデコレーションは残ったままである。
20220116122532_1.jpg

 

アタッチしても接続されない位置になるか注意し、実際にアタッチすると...!?
20220116122555_1.jpg

 

セパレーター側になにかのブロックを置いて消すと、増えたブロックが脱落しマテリアルが増えたはずである。
20220116122619_1.jpg

 

自動で脱落するようにセパレーター・アタッチメント・1ブロックだけだと切り離せないので適当に木ブロックを設置しよう。
そしてこのセパレーターとビークルに、「Triger」とでも名前を付けよう。
セパレーターに向かってshift+Nで名前を付けられる。ビークル側はセパレーターのUIを開いてvehicle settingsのNameに打ち込もう。
20220116125323_1.jpg

 

それらを制御するため、隣り合わせで3つACBを置こう。
脱落してから次の脱落が始まるまで最低1秒の間があるので、やりたい設定としては
1秒ごとに隣のACBのon/offを切り替えるACB - onになったときにセパレーターをアタッチするACB - onになったときに0.5秒遅れて「Triger」を切り離すACB
20220116125447_1.jpg

 

実際に設定すると、
ACB1
条件:Timer
ターゲット&アクション:ACBs, 与えるアクションを選択:Activate

ACB2
条件:none
ターゲット&アクション:Separator, 与えるアクションを選択:Attach

ACB3
条件:none, 設定/効果の遅延:0.5
ターゲット&アクション:Separator, 与えるアクションを選択:Separate, 検索文字列:Triger

ここまでやったなら、実際にブロックが増えて脱落しマテリアルが増えていくのが分かるだろう。これを応用して自分の船に積むもよし、キャンペで最初に作って眺めるもよしである。
...保存するのはちょっと待った!まだアタッチメント側をサブビークルとして呼び出せるようにはしていないだろうということで、その設定をしていく。
といってもサブビークルスポナーを置いて、Trigerと書いてない方をクリックしConfirmするだけである。
そしてもう一つ、Trigerが切り離されていると面倒なので、増殖したブロックが脱落した段階でF11を押し時間を停止させ、TrigerのセパレーターのAttachを押し、そのままビークルをセーブしよう。
ブロック数が少なすぎて警告が出るが、気にしてはいけない。
そして先ほど作ったビークルをロードすれば、勝手にマテリアル増殖が始まるだろう。

今回作ったBPを貼っておく。ぜひ活用してほしい。
fileAAR - Material Planter.blueprint