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ヘルプ編集時Ver3.5.2
概要 
カスタムバトルをより使いやすくする外部ソフトウェア、カスタムバトルエディター（Custom Battle Editor）のヘルプページです。FtD用便利ツールの一つとしてWikiにページを作らせていただきました。
本ソフトウェアは複数のビークルを登録する作業を大幅に効率化するために作られました。それ以外にも、チームの入れ替えや名前の設定、デフォルトでは上限が存在する部分の突破等、いくつかの機能を用意しております。日々のFtDライフの助けになれば幸いです。
ダウンロードはこちらから。
Windows 64bit 
CustomBattleEditor_x64.zip
Windows 32bit CustomBattleEditor_x86.zip
注：.NET 6.0ランタイム
が必要です。.NET デスクトップ ランタイムをお使いください。
尚、ダウンロードした実行ファイルの存在するフォルダ内のDataフォルダに、設定等の情報が保存されています。
新しいバージョンへの更新時には、このDataフォルダをコピーして移行すると引継ぎが可能です。
何らかの問題が発生した際にはDiscordにて、@Kuramubonでメンションをたいて報告していただけると助かります。
使い方
初期設定
初めて使用する際にはいくつかの機能を使用するために初期設定が必要です。
まずはメニューバーの設定＞ディレクトリ設定から例に沿ってConstructableフォルダとFrom the Depthsフォルダを設定してください。From the DepthsフォルダはNPCを読み込むために必要です。ConstructableフォルダおよびNPCのあるBuild Inフォルダ以外のディレクトリに存在するビークルはそもそもFtDのカスタムバトルでは読み込むことが出来ず、本エディターでも同様であるためご注意ください。
以上の設定を完了することで、メニューバーにあるTeamAnalyze（チーム解析）機能を使用し合計コストの参照、また、ビークルの追加が可能になります。
ファイルを開く
一から自分でコードをすべて書くこともできますが、メニューバーのファイル＞新規作成、もしくは開くにより既存のファイルを使用したほうが非常に簡単です。
既存の設定を保持したまま、変更部分のみを上書き保存したり、名前を変えて保存することができるため、FtD側で本ソフトウェアではできないルール等の細かな設定を行った後に、こちらで開いてビークル等を追加する使い方が効率が良いでしょう。
パラメータの変更
「チーム名：」等の「：」の後ろの値を変えることで、そのパラメータを変更することが可能です。数値を入れるべき箇所に文字を打ち込んでしまったり等の間違いがないように注意してください。尚、パラメータの順番は問われず、余分な行や文字列の存在は自動的に無視されます。
「true/false」は「はい/いいえ」に対応します。「双方に等しいマテリアル：」はSymmetricMaterialsであり、trueの時は「チーム当たりのマテリアル：」に指定されたマテリアルが各チームに等しく用意されます。falseに書き換えることでチームごとに設定された「初期マテ：」の数値がチームの保有マテの初期値として扱われます。
「フリートカラー：」のところに、勢力名(DWG,OW,WF,LH,SS,TG,GT,SD)を入れることで、フリートカラーとして指定の勢力のものが使えます。["0,0,0,0","0,0,0,0","0,0,0,0","0,0,0,0"]は指定なしであり、値をいじることで任意のフリートカラーを指定できますが、勢力のフリートカラーを使うのでなければ、FtD側での編集をお勧めします。
メニューバーにあるCodeCheck（コードチェック）
機能により保存する前に不正な部分が存在しないかチェックできますので是非ご活用ください。
ビークルの追加
メニューバーのビークルの追加の項目からビークルを追加することができます。また、最近追加したビークルの項目からは、直近のビークルをワンクリックで追加が可能です。ビークルは上から順番に読み込まれます（FtDでの並びと同じです。複数指定の場合はその数だけ並べます。）
NPCの追加ではNPCが存在するBuilt Inフォルダを直接開くことができます。フォルダ内では選択中にキーボードの文字を打つことでその文字を含むファイルに移動できます。ビークルを探す手間を大幅に削減できるため是非ご活用ください。
追加したビークルは角度、高度が同じ行で同時に指定されています。角度、高度の順番は入れ替えないようにご注意ください。
本ソフトウェアの特徴として、複数指定ができます。ビークル情報の最後尾に、数値を<>で囲んで付け加えることでその数値だけそのビークルを追加する指示を出せます。これにより、手軽に100体のビークルを追加したりできます。読み込み時に同じビークルが続いている場合は自動的に<>で纏められます。以下のスクショで確認してください。
同じ要領でチームの交換も可能です。エディターをもう一つ立ち上げ、「チーム名：」から「プレイヤーチームか：」までをまとめて選択して、入れ替えてください。上書きするなり、別の名前で保存するなりすることで手軽にチームを入れ替えることができます。
複数ビークルの追加の例。
ビークルを追加する際は改行しておくこと。カーソルの位置に改行なしに挿入される。
TeamAnalyze（チーム解析）
ウィンドウとして、各ビークルの数、コスト、各チームの総コスト、総数が表示されます。同時に「チーム当たりのマテリアル：」から各チームの総コストを引いた値も表示します。「100万バトル」等の総コスト＋保有マテリアルをチーム同士で揃えたい際にお使いください。
サンプルコード（使用例）
サンプルコードではチームごとに一行開けたりしていませんが、何もない行は無視されるので見やすいように一行開けるとよいです。
また、フリートカラーは勢力名で指定可能です。
直接数値で指定することもできますが、その場合はFtD側で色を見ながら指定したほうが良いでしょう。
- シンギュラリティvs小型正面艦159隻。共に1000000mat最初に配られる場合。
チーム間距離：3000.0 東方向の戦場位置：4.0 北方向の戦場位置：4.0 双方に等しいマテリアル：true チーム当たりのマテリアル：1000000.0 リソース回収率：0.0 チーム名：Sing 最大横配置数：100 横配置間隔：100.0 縦配置間隔：200.0 初期マテ：0.0 Built In/Neter/SD/Singularity 角度：0.0 高度：0.0 フリートカラー：SD プレイヤーチームか：false チーム名：Small Ships 最大横配置数：80 横配置間隔：100.0 縦配置間隔：200.0 初期マテ：0.0 Fletcher/thruster craft/JVN_TinyFrontal 角度：0.0 高度：0.0<159> フリートカラー：["0,0,0,0","0,0,0,0","0,0,0,0","0,0,0,0"] プレイヤーチームか：false
- SSvsGT 最初に渡されるマテリアルは100万-チームのコストの場合。初期マテ＋合計本体コストが両チーム100万で等しくなるようにした場合。
チーム間距離：2000.0 東方向の戦場位置：4.0 北方向の戦場位置：4.0 双方に等しいマテリアル：false チーム当たりのマテリアル：1000000.0 リソース回収率：0.0 チーム名：Team SS 最大横配置数：100 横配置間隔：200.0 縦配置間隔：200.0 初期マテ：279495.5 Built In/Neter/SS/Catshark 角度：0.0 高度：0.0 Built In/Neter/SS/Spiral 角度：0.0 高度：100.0<3> Built In/Neter/SS/Norge 角度：0.0 高度：0.0<2> Built In/Neter/SS/Spiral 角度：0.0 高度：100.0<3> Built In/Neter/SS/Catshark 角度：0.0 高度：0.0 フリートカラー：SS プレイヤーチームか：false チーム名：Team GT 最大横配置数：100 横配置間隔：500.0 縦配置間隔：200.0 初期マテ：272325.0 Built In/Neter/GT/Kobold 角度：0.0 高度：100.0 Built In/Neter/GT/Valkyria 角度：0.0 高度：70.0 フリートカラー：GT プレイヤーチームか：false
更新ログ
[1.1.0] 同一ビークルを数で指定する機能を追加。
[1.2.0] チームの情報を表示する機能を追加。
[1.3.0] コードチェック機能を追加。
[1.4.0] 数値ではなく、勢力名でフリートカラーが表示されるように変更。アイコンを変更。(22/06/07)
[1.4.0] .Net 6.0でリリース (22/06/22)
[1.5.0] プログラムから開く、が可能に。既定のプログラムにすればダブルクリックで.customBattleファイルを開けます。(22/11/26)
