炎と爆破を操る古龍、炎王龍テオ・テスカトルや炎妃龍ナナ・テスカトリの素材から作られる武器群。
本項の項目名は、上記二種の設定上の学名「テスカト」によった。
目次
概要・性能
- テオ・テスカトルとナナ・テスカトリは雌雄の関係にあるとされており、
そのためかこの二種の素材から作られた武器はデザイン的によく似ている。
モンスターの素材から作られる武器はほとんどの場合、
そのモンスターの外見的な特徴が少なからず反映されたデザインとなる。
しかし、テスカト種の素材から作られたものは、そのようなデザインの武器が少なく、
寧ろ、素材の鉱石質を引き出した、幾何学的な雰囲気のものが多い。
カラーリングは双方の外殻の色がベースで、
テオ・テスカトルなら焚き火等でよく見る燃え盛る炎の如き赤色、
ナナ・テスカトリなら化学の実験やガスコンロなどで見る完全燃焼状態の炎のような蒼色である。 - 肝心な性能はというと、基本攻撃力だけなら平凡と言わざるを得ない。
しかし、文字通りの爆発的な属性値がその威力を劇的に加速させている。
その火力たるや、物理ダメージ主体と言われる大剣やハンマーですら、
半ば強引に属性武器化させるほどの勢いである。
テオ・テスカトルはほぼ火属性一辺倒だが、ナナ・テスカトリの場合は龍属性を持つものもある。
その属性を弱点とするモンスターからすれば、その一振りさえたまったものではない。- 下記の通りテオ武器はMH4以降、ナナ武器はMHW以降爆破属性で統一されている。
というか、テオ武器についてはそちらの方がなじみ深いハンターが多いのではないだろうか。
- 下記の通りテオ武器はMH4以降、ナナ武器はMHW以降爆破属性で統一されている。
- 銘には「テオ」「ナナ」「テスカ」のいずれかが付く場合が多い。
MHFの剛種武器の場合は「炎王」または「炎妃」が付く。
テオ武器
MH2~MHP2G
- テオ=テスカトルが初登場したMH2の時点では大剣、ランス、弓、MHP2でヘビィボウガンが追加、と数はまだ少なかった。
この頃は「炎王龍」の名の通り火属性の武器群。
MHP2Gにてクシャルダオラとのハイブリッド武器であるツインネイルも追加されたが、
当時は火属性と氷属性の双属性となっていた。
ちなみに、クシャルダオラ素材の武器が存在する武器種はこの時点ではテオ武器より多かった。
MH4(G)
- MH4以降のシリーズでは、テオ・テスカトルの用いる粉塵が爆破属性に変更されたため、
武器も属性が火属性から爆破属性へと変更された。
火属性武器を求めて風化武器を研磨していくと驚かされること必至。
そして、ここで一気に多くの武器種にテオ武器が実装され、
操虫棍、ライトボウガン、ガンランスを除く11武器種となった。- 今作においてテオ武器は大幅に数を増やし、クシャルダオラ武器とほぼ同数くらいになった。
この2種は今作ではそれぞれ錆びた武器、風化した武器からの派生先として実装されており、
その都合上、錆びたあるいは風化した武器の存在する各武器種にテオ武器を実装する必要性が出てきたのだろう。 - 性能としては、概して優秀な攻撃力&属性値を持ち、加えて匠で白ゲージと隙のない逸品。
同じ爆破属性を宿すブラキ武器の上位互換に近い性能を持っているものもあり、
さすがに古龍種の面目は保っている。属性が変わる前から強モンスターを務めている年期の差か。
他にも大轟竜の武器や紅龍の武器が爆破属性を纏うが、テオ武器はそれらに比べ属性寄りの性能となっている。
何れも爆破属性武器としては最終候補になり得る性能なので、作成して損は無いだろう。 - MH4時点でのオトモ武器には状態異常属性のものはないため、
オトモ武器が爆破属性になるのはMHXを待つこととなる。 - 爆破属性に変わったことで、本作以降ではオオナズチへの特効性はなくなってしまったが、
代わりに作品によってはクシャルダオラによく効くという歪な関係になっている。
- 今作においてテオ武器は大幅に数を増やし、クシャルダオラ武器とほぼ同数くらいになった。
- MH4Gの発売前に片手剣ともチャージアックスとも取れるデザイン画が公開され、物議を醸したが、
このデザインは片手剣で、チャージアックスはまた別のデザインで追加されており双方にとって嬉しい結果となった。
また、太刀と狩猟笛とスラッシュアックスも追加された。- 今作では他の爆破武器は古文書解読後でないと最終強化できないのに対し、
テスカト武器は古文書解読前から作る事ができる。(製作難度は高いが)
そのため、今度は早い時期からでも第一線で活躍できると期待していた人もいただろう。
しかし、そうは問屋が卸さなかったのだ。
紅龍武器も相変わらず手強いが、それより問題なのは破岩武器の返り咲きである。
特殊個体の素材を使うため作成時期は遅いが、その為か性能面で超強化が施され、
立場が逆転してしまったカテゴリも存在している。
ものによっては前述した紅龍武器の下位互換となり、
上位時点程の活躍ができなくなってしまったものもある。
早めに最終強化できる代償なのだろうか…。
- 今作では他の爆破武器は古文書解読後でないと最終強化できないのに対し、
MHX(X)
- MHXでもめでたく続投、基本的には4Gと似たような性能で
相変わらずの属性重視の性能なのだが、剣士武器は立場が非常に厳しい。
攻撃力がこぞって170程度に抑えられているため、匠で多目に白ゲージが出ても、
とにかく物理火力が低いのがネックとなってしまっている。
ライバルであるブラキ武器は物理重視か属性値高めのバランス重視の
二種類に派生できて鈍器運用でも勝ち目が薄く、
爆破属性新参戦の二つ名ディノバルド武器は素で短いながら白ゲージ持ちの高い総合バランスを持つため、
良くも悪くも属性におんぶにだっことなっているテスカト武器は、
匠にせよ鈍器にせよ火力面で越えにくい壁が存在している。
そんな中、弓だけは数値の設定を間違ったのではないかと疑いたくなる高性能武器として君臨し、
本作きってのバランスブレイカーと呼ばれるほどであり、武器による評価が非常に両極端となった。 - なお、MHX(XX)にはナナ・テスカトリは未登場で素材も一切存在しないが
例外的にナナ・テスカトリの存在をオマージュした武器が存在する。
申し訳程度にテオ・テスカトルの素材を用いるため、ある意味ではテオ武器の一つとも言えなくも無い。
MHW(:I)
- MHWorldでも続投しているが、黒鋼派生という特殊な系列の最終強化形という位置付けに。
クシャルダオラ武器も同じ枠に位置しているが、その枠は一つのみ。
そのため、過去作であったテオ武器が削除されてしまっている武器種もある。
テオ武器が存在するのは太刀・片手剣・(双剣)・狩猟笛・スラッシュアックス・ヘビィボウガン。
ことごとく人気のクシャルダオラ武器があった武器種ばかりである
性能は今までと同じ方向性であり、低めの攻撃力と高い爆破属性。
今作ではテオ武器の逆を行く性能の高攻撃力・低属性値のバゼル武器、
斬れ味は悪いが攻撃力と爆破属性がテオ武器よりも高いマグダ武器といったライバルが存在する。
中型と比べるのは可哀想なので忘れてあげよう
MHWでは物理攻撃力が重視される向きがあり、また爆破属性自体も飛びぬけて強い属性とは言えないので
出番は少なめ。大連続クエストならば活躍できる可能性はあるが、それが少ないのも向かい風。
後述のナナ武器登場により一層鳴りを潜めることとなった。
MHR(:S)
- 無料アップデートによるテオ・テスカトルの実装に伴い、本武器群も参戦。
本作では鋼龍武器の有無に関わらず、今までに登場していた武器種は全て復活している。
- 控えめな攻撃力に高い爆破属性という傾向は変わらないが、
百竜強化で専用百竜スキル「炎王龍の魂」を付与できるのが特徴。
付与すると爆破ダメージを1.2倍に、徹甲榴弾、拡散弾の威力を約1.1倍に増加させることができる。
実装直後時点ではいずれも「I」で強化が止まっていたが、
Ver.3.0にて奇しき赫耀のバルファルクの素材を用いて最終強化が可能になった。
- なお、メインシリーズでは初となるライトボウガンがしれっと追加された。
ちなみに、霞龍武器は盾斧、鋼龍武器は双剣が新規実装されているのだが、
双剣の鋼氷狼牙の追加に伴いツインネイル系統が炎王龍派生に組み込まれている。
- 続くMHR:Sでは武器種によって傾向が異なり、
今まで通りの属性特化型のものとバランス型に鞍替えしたものに分けられる。
MR環境では爆破属性が相対的に弱体化しているため、属性特化型のものは厳しい立場に置かれている。
一方で、バランス型となった武器は物理特化型のバゼル武器に肉薄する期待値と、依然として高い属性値、
そして匠1から紫が出る優秀な斬れ味を併せ持っており、MRにおいても充分使っていける性能を持っている。
MHF
- MHFでは通常武器の他、SP武器と剛種武器系統、G級武器が存在する。
- 特に剛種武器に関しては、その属性火力は最早暴走寸前の域にまで達する。
素の状態で4桁突破という文字通り桁外れな属性値となる片手剣まである。
ここまでくると本来なら「多少なりとも効く」程度のモンスターすら無理矢理沈めることが可能となる
(4人で斬りかかられようものなら終始怯み続けるしかないミラボレアス亜種が良い例である)。
なお、剛種テオ・テスカトル武器は現在大剣・太刀・片手剣・
ハンマー・ガンランス・ヘビィボウガンの6種あるが、
そのうちガンランス以外は、覇種テオ・テスカトルに烈種ヴァルサブロス、
そして始種ヴォージャンと、火にまつわるモンスター達の素材で始種武器まで強化可能。 - G級武器についてだが、ブラキディオスの導入と共に爆破属性が追加され、
それに伴いG級テオ・テスカトル武器がMH4以降と同様に爆破属性となるのではないか…という予想もあったが、
いざ実装されると火と龍の複属性である炎属性であった。
炎属性武器と言うと、G10初日から実装されたばかりのグァンゾルム武器の存在がちらつくが、
G級テオ・テスカトル武器のラインナップは大剣、ランス、ガンランス、ヘビィボウガンと、
近接武器に関してはうまいことグァンゾルム武器とは武器種が被らないようになっている。
その性能は、近接武器は高い攻撃力に属性値、短めながらも空色ゲージ持ちと、かなりの高性能。
しかしヘビィボウガンは、LV1~LV3通常弾と滅龍弾(と捕獲用麻酔弾など)しか装填できないという、
非常に極端な性能となっている。
- 特に剛種武器に関しては、その属性火力は最早暴走寸前の域にまで達する。
ナナ武器
MHWorld
魂を封じ込めた蒼き○○*1から
秘められた力を感じる。
- Ver.4.00のアップデートで今まで武具だけだったナナ・テスカトリがようやく再登場。
それに合わせてナナ武器も追加された……のだが、「ナナ=○○」ではなく
「エンプレス○○」に名前が変更。武器の外見も従来のではなく、何故か鉱石武器の色違いとなっている。
とはいえ、エメラルドブルーに金の装飾が施された、透き通るような刀身は中々に美しく、
後述する「強化先の特性」を鑑みると、
「ナナ素材を用いて様々な形への変化ができる、ベースとなり得る武器を作った」
という見方もできるだろう。
強化先が三つもあり、それぞれエンプレス○○に「炎妃」「滅尽」「冥灯」が付く。
炎妃は同じナナ素材をメインとした強化であるためか、見た目は鉱石武器のままだが、
滅尽はネルギガンテの、冥灯はゼノ・ジーヴァの素材で補強、外見も各追加素材の特徴が反映された形となる。
そして、最大の特徴は武器自体にシリーズスキルが付いている事である。
また、素で長めの白ゲージと爆破属性を共通して持っている。- 本作のナナは爆破属性を操るテオとは異なり、火属性の扱いに特化した仕上がりになっているが、
本武器は何故かナナの使用しない爆破属性を帯びている。
下記派生を活かすために汎用性を重視した結果か。
- 本作のナナは爆破属性を操るテオとは異なり、火属性の扱いに特化した仕上がりになっているが、
- 以下、各派生先の解説。
炎妃龍派生
地獄の業火で鍛えられ、使い手を
致命傷から守る奇跡を宿した。
- 爆鱗竜のシリーズスキル「根性」が発動する。
武器自体の性能は並の攻撃力、三種の中で一番高い会心率、低めの爆破属性が特徴。
当初はどれを取ってもどうにも中途半端な性能で不人気であったが、
のちに登場した会心率を活かせるドラケンα・カイザーγシリーズとは相性が良い。
斬れ味維持と火力向上に加えて根性による保険も働くなど、盤石な構成が可能となった。
ボウガンはヘビィもライトも対応弾と装填数が初期からまったく変わらず、
ブレが中になる代わりに会心率が20%まで上がるので初期のほぼ上位互換、
かつ他の派生と差別化がしっかりされている。
特にライトボウガンは速射の対応弾の関係でこれも非常に優秀である。
狩猟笛も攻撃力強化・のけぞり無効・全旋律効果延長と旋律が優秀であるため人気が高い。
炎妃龍・滅尽派生
ネルギガンテの素材と共鳴し、
使い手に再生の奇跡を起こす。
- 滅尽龍のシリーズスキル「加速再生」が発動する。
武器自体の性能はネルギガンテ武器より低い攻撃力*2、最も低い爆破属性、レベル2のスロットが特徴。
三種の中では最も攻撃力が高く、加速再生を備えるため回復カスタムをつける必要がない。
攻撃力アップやクリティカル率のカスタムで更に攻撃力を伸ばすほか、
あるいは回復カスタムでより磐石な回復力を確保するのも手。
炎妃龍・冥灯派生
ゼノ・ジーヴァの素材と共鳴し、
脅威の耐久性をその身に宿した。
(剣士武器)
ゼノ・ジーヴァの素材と共鳴し、
稀に弾丸*3が減らない奇跡が起きる。
(ガンナー武器)
- 冥灯龍のシリーズスキル「業物/弾丸節約」が発動する。
武器自体の性能は並の攻撃力・並の会心・最も高い爆破属性、
そしてスロットが優秀で非常に高い拡張性が特徴。
近接では長い白ゲージと業物の相性が良く、三種の中ではかなり使いやすい性能になっている。
MHW:I
- マスターランクの実装に伴い、本武器にも強化先が追加され、「魂焔の○○」の銘を得る。
強化が可能となる時期は全武器の中でもかなり遅く、
一番早い炎妃派生の強化でも導きの地を解放後、探索を進めてナナのMR個体を発見する必要がある。
更に滅尽派生は悉くを殲ぼすネルギガンテに挑めるようになるMR99の到達が求められ、
冥灯派生に至ってはMR100以降、導きの地の歴戦古龍から、霊脈の古龍骨を入手するまで強化はお預けとなる。
- 上位時点ではアップデートで追加されたこともあり、十分な武器性能と、
シリーズスキルという個性によって強い存在感を放っていたエンプレス武器だが、
マスターランクでは初期の環境に合わせてか、かなり控えめな性能に落ち着いた。
特に攻撃力が低く、同時期に作成可能となる金火竜武器やネルギガンテ武器に大きく差をつけられてしまっている。
カスタム強化についても、レア度が最高の12のため枠数が少ないうえに、
見た目は鉱石武器の色違いであるのにもかかわらず、パーツ強化未対応であるなどとことん恵まれていない。
武器のみでシリーズスキルが発動することは、MRにおいても数少ない個性だが*4、
微妙な武器性能を覆すことは出来ず、上位とはうってかわって非常に影の薄い武器群となってしまった。- ただし、便利な加速再生と優秀なスロットを持ち、かつ火力も及第点である滅尽派生の近接武器や、
攻撃力の差が近接武器と比べて小さく、弾種で差別化できるボウガンなど、
初期環境においては一線級とは言えないものの、独自の立ち位置を確保した武器も存在する。
- ただし、便利な加速再生と優秀なスロットを持ち、かつ火力も及第点である滅尽派生の近接武器や、
- アップデートで追加された武器の重ね着システムでは、ベースとしてこの武器を選択することができる。
パーツを装着することで滅尽・冥灯派生の再現はもちろん、
様々なモンスター素材との組み合わせを楽しむことが可能になった。
青と黒を基調とした上品なデザインは、マスターランクにおいても多くのハンターから支持されており、
性能面ではパッとしない本武器も、ある意味救われたと言えるかもしれない。
MHF
- ナナ・テスカトリには上位、あるいはG級に相当する個体が登場しない場合があるが、
テオ・テスカトルの素材を導入することにより、
それらのランクに位置する武器を生産することが可能な場合がある。- ちなみに、G級ナナ・テスカトリはブラキディオスより前に実装されており、
武器の属性は火属性、または龍属性となっている。
- ちなみに、G級ナナ・テスカトリはブラキディオスより前に実装されており、
製作難易度
- ほとんどが実用性重視で隙の無いステータスを誇るテスカトの武器だが、
それ故に生産や強化はかなり困難である。
まず、彼らは並のモンスターとは比べ物にならないほどの圧倒的な強さを誇る古龍種。
しかもテスカト種はその古龍種の中でも相当強力な存在として認知されている。
何せ対策無しでは近寄るだけで体力を削り取られていくほどである。
さらには隙の少ない突進、広範囲を纏めて焼き払う火炎放射ブレス、後方にも隙を見せない尻尾、
そして生物界の常識を覆す意図的な粉塵爆発等々、多彩且つ苛烈な攻撃のオンパレードである。
挑む時点で相応の実力と覚悟が必要となる。
ナナ・テスカトリの場合もその仕様上、単独で狩猟に挑まなくてはならないというのが厳しい。
さらに、殆どが錆びた武器及び風化武器から派生するので、運も関わってくる。
- また、瀕死寸前まで追い込まなければ切断できない尻尾、高い位置にあるために破壊の難しい翼と、
MHP2G以前のシリーズでは龍属性攻撃を加えなければ破壊できない角、
その破壊を達成しなければ入手の難しい(一部のシリーズでは基本報酬でも入手可能)炎龍の塵粉など、
素材の収集も大変困難である。
もちろん古龍種特有のレア素材、炎龍の宝玉や古龍の大宝玉の存在も忘れられない。
他の古龍からも入手できる古龍の大宝玉よりも、
炎龍の宝玉に頭を抱えるというハンターも少なからずいる。
- MHWorldで復活したナナ・テスカトリはソロ限定ではなくなったものの、超が付くほどの強化を受けている。
故にその製作難易度は高い……どころか、いきなり生産に炎妃龍の宝玉が要求される。
そう、炎妃龍の宝玉である。炎龍の宝玉ではない。故にテオ・テスカトルの方が得意だから……という逃げ道もない。
追加モンスター特有の、レア素材がマカ錬金ですぐに作れない点もその製作難易度の高さに寄与していた。*5
加えて、各派生への強化に際しては派生先モンスターの(炎妃系統のみバゼルギウスの)宝玉が必要になるのも特徴。
同時に村最終相当のクエストで手に入る調査団チケットも要求されるため、ナナ・テスカトリ以外も狩る必要がある。
滅尽龍の宝玉以外の2つは同時に集められないという面倒さも兼ね備える
- MHFの剛種や特異個体は実装当初から凄まじい強敵として恐れられており、
剛種武器を作成すべく挑んだユーザーの多くがその難易度に辟易とする羽目になった。
テオ・テスカトルに至っては2013/2/27に覇種まで登場。
古龍種で、しかも覇種という事実に加え、
杉浦Pさえ「ログアウトしたくなった」と言わしめたというその実力に偽りはなく、
多くのハンターが悲鳴をあげることとなるぐらいの強敵であった。
特に、古龍種が苦手なハンターにとっては地獄を見ることになるだろう。
死屍どころかタイトル通り灰燼に帰す恐れさえあるが。
G級では、ナナ・テスカトリがかつての剛種の圧倒的難易度をそのままG級に昇華したと言える難度になっており、
ナナ・テスカトリのG級武器はいずれも極めて高い作成難度を有している*6。
テオ・テスカトルの方も、フォワード.5当時の覇種ほどの絶望感はないが高い戦闘能力を有しており、
こちらも作成難度は相応に高い。
武器一覧
通常武器
- テオ武器
武器種 1段階目 2段階目 3段階目 大剣 テスカブレイド キングテスカブレイド テスカ・デル・ソル 太刀 帝王刀 帝王刀【陽炎】 炎帝王刀【蜃気楼】 片手剣 テオ=スパーダ テオ=エンブレム テスカ・デル・メダリ 双剣 ツインネイル*7 氷炎剣ヴィルマフレア 氷炎魔剣ヴィルマクス ハンマー テオ=クラテル テオ=クラリア テスカ・デル・トーレ 狩猟笛 テオ=クエルダ テオ=オルフェス テスカ・デル・ムシカ ランス テオ=ハウル テオ=ロア テオ=エクシス ガンランス 炎王龍の石銃槍 炎帝ガルグイユの咆哮 覇たる炎帝ガルグロア スラッシュアックス テオ=アルクス テオ=キャッスル テスカ・デル・バルテ チャージアックス テオ=ストライカー テオ=ノーヴァ テスカ・デル・エスト ライトボウガン 炎王焔弩 炎王焔弩【烈火】 炎帝王焔弩【紅天】 ヘビィボウガン テオ=アーティレリ テオ=フランマルス テオ=フランロンガ 炎妃龍の石重弩*8 炎妃ガルグイユの叫喚 気高き炎妃ガルグリト 弓 勇気と希望の凄弓*9 勇猛と光明の凄烈弓 剛勇と宿望の凄絶弓 アイルー カイザーネコメイス ガルク カイザーガルペット - ナナ武器
武器種 1段階目 2段階目 3段階目 4段階目 太刀 軍刀 軍刀【獅子舞】 軍刀【獅子王】 軍刀【獅子皇】 ハンマー ナナ=トリ ナナ=コアトリ - - ガンランス ナナ=ハウル ナナ=フレア ナナ=ソレイユ - ヘビィボウガン ナナ=アズールカノン ナナ=フランマルス ナナ=フランロンガ - 弓 勇気と希望の凄弓 勇猛と光明の凄烈弓 剛勇と宿望の凄絶弓 - アイルー エリザネコパラソル - エンプレス武器 (MHWorldのナナ武器)
- 「○○」の部分には「炎妃」「滅尽」「冥灯」のいずれかが入ることとなる。
武器種 生産時 上位最終強化 MR 大剣 エンプレスガレア エンプレスガレア・○○ 魂焔の剛剣・○○ 太刀 エンプレスソード エンプレスソード・○○ 魂焔の龍刀・○○ 片手剣 エンプレスエッジ エンプレスエッジ・○○ 魂焔の剣・○○ 双剣 エンプレスダガー エンプレスダガー・○○ 魂焔の双刃・○○ ハンマー エンプレスメイス エンプレスメイス・○○ 魂焔の剛鎚・○○ 狩猟笛 エンプレスドラム エンプレスドラム・○○ 魂焔の龍笛・○○ ランス エンプレスランス エンプレスランス・○○ 魂焔の龍槍・○○ ガンランス エンプレスハウル エンプレスハウル・○○ 魂焔の銃槍・○○ スラッシュアックス エンプレスアクス エンプレスアクス・○○ 魂焔の剣斧・○○ チャージアックス エンプレスアルマ エンプレスアルマ・○○ 魂焔の盾斧・○○ 操虫棍 エンプレスケイン エンプレスケイン・○○ 魂焔の龍戟・○○ ライトボウガン エンプレスシェル エンプレスシェル・○○ 魂焔の龍弩・○○ ヘビィボウガン エンプレスカノン エンプレスカノン・○○ 魂焔の龍砲・○○ 弓 エンプレスアロー エンプレスアロー・○○ 魂焔の龍弓・○○
特殊武器(MHF)
- テオ武器
武器種 剛種武器 G級武器 SP武器 大剣 炎王大剣【暴君】 エンペテスカブレイド ドラゴブレイドSP 太刀 炎王刀【大焦熱】 - - 片手剣 炎王剣【爆龍】 - - ハンマー 炎王鎚【灼岩】 - - ガンランス テオ=ブラスト テオ=エクスプロード - ライトボウガン テオ=バレッタ - - ヘビィボウガン テオ=アーティレリ テオ=プーシカ テオ=ヴェルメリオSP - ナナ武器
関連項目
モンスター/テオ・テスカトル
モンスター/テオ・テスカトル/派生作品 - MHF独自の個体はこちらを参照。
モンスター/ナナ・テスカトリ
モンハン用語/ギミック武器