プロフィール
概要
「万の商人が訪れ、千の船が往来し、百の品々が現れ、世の中の宝がここに集まる」――七天神像-岩
旅人がモンドに続いて訪れることになる国。
モチーフはmiHoYo本社が創設された中国本土であり、人々の活気とオリエンタルな雰囲気に包まれている。
「岩王帝君」と呼び称される岩神・モラクスが広く信仰されている。この神は年に一度の迎仙儀式で民衆の前へ姿を現し、託宣を下すことで璃月の繁栄を支えている。
岩神の託宣は「璃月七星」と呼ばれる7人の権力者たちがしかと受け止め、彼ら彼女らが岩神の意向をもとに人々を導き、国を発展させてきた。
ゲームで旅人が訪れる璃月港はテイワットで最大の貿易港と呼ばれるほどの商業地で、数千年にわたって継承されてきた璃月の文化が芸術・商業などの様々な面で賑わいを見せている。
また都市部を離れれば、そびえる岩山、随所に見える竹林、そして広大な平原と河川などがそれぞれに絶景を形成している。
豊かな自然の深奥に覗く秘境には、人智を越えた力を有する仙人たちが息づいているとも言われる。
仙人たちは岩神とも縁が深い存在らしく、深山幽谷に住まう彼らの物語は、現代を生きる璃月人にも印象深く刻まれている。
歴史
- 6000年以上前
後の岩神となる魔神・モラクスが誕生する。 - モラクス誕生後
モラクスが己の支配地域を「璃月」として定める。
天から璃月に星が落ちてきて、現代の層岩巨淵や遁玉の丘地域が形成される。
帰終と名乗った塵の魔神・ハーゲントゥスがモラクスと連携。同じ土地を統治する。
当時の璃月が指し示す地域は曖昧であり、現在の璃月よりも狭い範囲であったと思われる。 - 3000年以上前
璃月地域で魔神戦争が始まる。
前後して甘雨が誕生する。戦争を終結させるために彼女はモラクスと契約を交わす。 - 2000年以上前
魔神戦争が激化する。
モラクスが渦の魔神・オセルを封印する。
沈玉の谷を統治した魔神が過激な思想へ走り出す。
塩の魔神・ヘウリアが度重なる敗走の末に死亡。
塵の魔神・帰終が死亡。モラクスは彼女と共に庇護していた民を連れて現在の璃月港へ支配圏を移す。
とある夜叉が当時の主君から救済され、魈と名を変えてモラクスと契約を結ぶ。
璃月の土地に疫病と災害が相次ぐ。竈神・マルコシアスが大地に力を捧げて厄災を封じる。
璃沙郊の地を支配する魔神が滅ぼされる。詳細不明だが、この魔神は当時の璃月で最強を自負していたらしく、モラクスと帰終が一時期その権勢を恐れていたとされている。 - 2000年前
テイワットの覇権を巡る魔神戦争が終結。
岩神モラクスはテイワットを治める七人の神「俗世の七執政」の一柱として他の執政たちと顔合わせをする。
モラクスが己の身体から生み出される物質を人々へ分配。これを「モラ」通貨として流通させるようになる。 - 1000年前
若陀龍王が人々を攻撃する。鉱業が盛んであった層岩巨淵が戦地となり、モラクスに封印された。
若陀龍王はモラクスの盟友であったが、長きにわたる摩耗によって精神が不安定になったことで人間たちへの敵意を持ち始めたようだ。 - 数百年前
武術・剣術の流派である古華派が興る。
仙魔大戦が勃発。仙人と妖魔たちが戦いを繰り広げる。
一般人の少女が戦闘に巻き込まれる中で命を落とす。これを憐れんだ仙人たちが彼女を救い、一時的に琥珀の中へ封印する。 - 500年前
岩神・モラクスが他の「俗世の七執政」らと共にカーンルイア帝国付近へ招集される。
異空間から「魔獣」と呼ばれる存在が侵入するようになりテイワット各地が汚染・破壊を受ける。 - カーンルイア崩壊前後
現在の層岩巨淵・地下鉱区にあたる土地でアビスの影響が発生。
この地の破壊と混乱を防ぐため、モラクスの配下や千岩軍などが派遣された。
その中には、仙衆夜叉の一人である浮舎や夜蘭の先祖となる人物が含まれていた。 - 本編開始前
凝光が「璃月七星」に就任。前後して群玉閣を建設する。
刻晴が「璃月七星」に就任。 - 本編開始
魔神任務・第一章のストーリーが幕を開ける。
岩神モラクスが崩御。璃月は「璃月七星」を中心として人間による統治体制へ移行する。
地理
冒険者協会が置かれているのは璃月港。
新エリアとして巨大な鉱業地区である「層岩巨淵」や河川と奇岩に彩られる「沈玉の谷」といった地域が実装された。
- 璃月港
『港の建設は、璃月の海上貿易の基礎を築き上げた。テイワット大陸最大の貿易港として、その貨物の取り扱い量は一般の港とは比べものにならない。
毎年、海灯祭の時期になると、港からは数え切れないほどの提燈が夜の帳の中を飛んでいく。その心奪われる景色は、璃月を訪れた際には見逃せない風物詩として語られている。』
璃月で最も栄える街にして、テイワットでも最も商業が盛んと呼ばれる貿易港。
のちに、3年以上の歳月を経て実装された沈玉の谷エリアに見られる港が璃月港に負けず劣らず華々しいので「最大の貿易港」という肩書きに若干の疑問符が付いた。
逆説的に考えると、サービス初期の段階において大きな力を注いで賑わいが演出されたエリアとも言える。
- 天衡山
『璃月港の西にある山脈、外敵を防ぐ天然の障壁でもある。
有史以来、璃月の壁として大小数え切れないほどの戦争を経験してきたため、今でも古い防壁や砦、要塞を築いた痕跡が多く見られる。
言い伝えによると、ここは璃月の人々が初めて採掘を行った場所だとされている。』
璃月港のすぐ近くにある高山。数多くの遺構があり、そしてギミックや宝箱が眠っている。
- 荻花洲
『浅瀬に育つ荻花が広く見られたため、この地は荻花洲と呼ばれるようになった。璃月の北部にある天然の浅瀬の沼地である。
沢が至る所に分布し、網の目のように縦横を走っている。多様な動植物が群生しており、豊富な生態系が構成されている様は、旅人の間でも絶景と名高い。
荻花洲は、モンドから璃月までの陸路で避けては通れない所に位置するため、ここで休息をとるキャラバンもしばし見かける。また奥地に建つ望舒旅館はここを象徴する建物。』
望舒旅館のそばに広がる河川地帯。ここで採れる「馬尾」という素材は、他に採集できる場所が少ないものである(塵歌壺で栽培することはできる)。
崖や山地の目立つ璃月においては珍しく、低地に広がる川と平原を楽しむ探索エリアとなる。
- 望舒旅館
『荻花洲を象徴する建物で、巨大な岩柱の上に建つ旅館。ここで休息をとる者の多くは商人であり、旅館側も交易の場や露店を開く場所を提供している。
高所に位置するため見晴らしはよく、晴れた日は遠方にある軽策山や絶雲の間を眺められる。
噂によると、この高くそびえる旅館には、とある使命が代々受け継がれているらしい。しかし、その噂の続きは謎に包まれており、真相を確かめた者は誰一人いない。』
モンドと璃月港の間に位置する大きな旅館。
遠方からでもその外観が見えるランドマークであり、ボイラたちの中には「モンドから璃月へ向かう中で、初めて望舒旅館が見えた時が一番興奮した」と語る者も少なくない。
- 軽策荘
『璃月の最北部に位置し、丘と竹林によって隠れた村。
白い雲が半月形の棚田を飾り、山風が吹くとそこに実る稲が多彩な波を見せる。
この桃源郷のような場所で、軽策荘の村民たちは質朴ながらも充実した日々を送っている。』
璃月西部の山奥にある集落。タケノコや唐辛子がいっぱい採れる村。
段々畑が広がっており、希少な瑠璃百合を採取することも出来るが野生のイノシシに突撃されないよう注意したい。
テキストによれば、ゲーム中に見られる人々よりもかなり多くの住民がいて賑わっている村らしい。
- 絶雲の間
『璃月の北西部にあり、常に雲や霧に包まれた人気のない険しい山嶺。
頂上からは素晴らしい景色を眺められるが、地形が入り組んでおり、山道も険しいため訪れる人はあまりいない。
噂では璃月を守る仙人たちが隠れ住む場所とされており、恩恵を得たい人々の間では聖地とされている。
その危うさは素人には向いていないため、望舒旅館から眺めるだけに留めることをおすすめする。』
険しい山道に魔物たちが多く蠢く危険地帯。
雲を突くほどの山や岩壁の間に細い道があり、油断してると落っこちるので風の翼が頼りになるエリアである。
崖の底には川が流れており、その周辺にも数々のギミックがあるので宝箱を開けるために探索が推奨される。
- 層岩巨淵/層岩巨淵・地下鉱区
ver2.6で実装された新地域。
すり鉢状に掘削された巨大な鉱山と、地下深くへ広がる鉱床のエリア。
かつては鉱業が盛んに行われたが、現在は地の底から湧いて出た怪しいモノを懸念しており開発の大部分が中断している。
特に地下のエリアは危険度が高く、少数精鋭の専門家を集めた調査隊が結成されているとの噂である。
- 沈玉の谷
ver4.4で実装された新地域。
かつて岩神に抵抗したとされる魔神が治めた幽谷であり、現在は貿易港や茶畑が賑わいを見せている。
霧の立ち込める神秘的な深山幽谷に雄大な大河が流れ、見ているだけでも楽しい景勝地が随所に設けられている。
高低縦横の移動を可能とする仙力ギミックを利用することで、険しくも美しいエリアを快適に探索することができる。
画像
その他
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