プロフィール
概要
「常道を恢弘せしは、永遠なる鳴神なり」――七天神像-雷
テイワットのはるか東方に位置する島嶼国。モチーフは日本であり、桜の木々と多様な気候が彩る和の国である。
雷電将軍とも呼ばれる雷神・バアルが治める国であり、彼女の下に「三奉行」と称した三つ巴の統治機構が団結して施政を行っている。
ゲーム開始時点では、雷電将軍の意向によって鎖国政策が敷かれている。浮世を楽しむ気風は未だに色濃いものの、進歩と引き換えに永遠を求める将軍の方針に戸惑う人も少なくないようだ。
群島地域だけあって、島民が独立自治を行う海祇島 や、深い霧に包まれた鶴観 のように、それぞれの島が異なる地形や文化を形成している側面を持つ。
このためパッと見の国土は狭く見えるが、島々を合わせた総合的な面積は広い部類だと言えるだろう。
稲妻には至る所に「妖怪」と呼ばれる不可思議な存在がおり、後天的に人語を解した動物や人間の姿を得た多様な異種族が見られている。
中でも、物体に命が宿った「付喪神」は他国でも見られない稀な存在。世界任務では、亡くなった人物の形見を媒介として生まれたらしき人物も登場する。
後世へ継承され続ける遺志は、雷電将軍の唱える「永遠」の理念にも即したものである。
歴史
- 原初の時代
テイワットに「原初の存在」と呼ばれる者が降臨。
一度はテイワットを離れるも、再び君臨。この時の戦乱の影響で、現在の淵下宮にあたる土地がテイワットから隔離される。 - 魔神戦争勃発以前
雷神・バアルゼブルが誕生する。後にバアルと名乗り、雷電将軍として稲妻国に君臨する。
現在の淵下宮にあたる「白夜国」が建国される。時を経て、魔神・オロバシが淵下宮へ迷い込む。(※時期が前後し、魔神戦争勃発後に建国された可能性がある) - 2000年以上前
稲妻地域で魔神戦争が繰り広げられる。
バアルとオロバシが交戦する。
バアルの眷属である天狗笹百合、海孤島の巫女である曚雲などが戦争によって死亡。
バアルの奥義・無想の一太刀によってオロバシが滅ぼされる。
現在のヤシオリ島地域などにバアルによる斬撃の痕跡が残る。
海祇島・珊瑚宮が稲妻幕府に降伏する。 - 2000年前
テイワットの覇権を巡る魔神戦争が終結。
雷神バアル(バアルゼブル)はテイワットを治める七人の神「俗世の七執政」の一柱として他の執政たちと顔合わせをする。
この時、バアルの影武者と噂される人物が七神の末席に属して同行していたことが当人の証言で明らかになっている。 - 魔神任務終結後
鶴観地域が雷鳥権現によって滅ぼされる。
雷鳥の怒りを鎮めるためにセイライ島の外れへ浅瀬神社が建立される。 - 500年以上前
八重神子が誕生する。 - 500年前
雷神・バアルが他の「俗世の七執政」らと共にカーンルイア帝国付近へ招集される。
雷神・バアルゼブルが亡くなる。以後、バアルゼブルの妹であるバアルが雷神を名乗る。
異空間から「魔獣」と呼ばれる存在が侵入するようになりテイワット各地が汚染・破壊を受ける。 - カーンルイア崩壊前後
「漆黒の災厄」と呼ばれる脅威が稲妻に発生。正体不明の魔獣の侵攻が始まる。
バアルの眷属である狐斎宮が「漆黒の災厄」によって死亡。同じく眷属であった御輿千代が発狂し、幕府軍に討たれる。
バアルが現世を統治するための義体である「雷電将軍」の創造に着手する。
この後、「雷電将軍」の試作品である人形のうちの一体が秘境「借景の館」に封印される。 - 400年以上前
「借景の館」に一般人の少年が迷い込み、封印されていた人形と接触。
「雷電将軍」の試作品であった人形がたたら砂で生活を始める。
フォンテーヌ人を名乗るエッシャー?がたたら砂を来訪。高出力のエネルギー炉である炉心を設置。
彼の暗躍により、「雷電将軍」の試作品であった人形がたたら砂で破壊工作を行う。
その後、スネージナヤの結社「ファデュイ」に「散兵」を名乗る人物が加わる。 - 100年前の前後
「散兵」を名乗る人物が稲妻へ来訪。高等な鍛造技術である「雷電五箇伝」を失伝させるために工作を行う。
この結果、鍛造術を継承していた楓原家が没落する。 - 2年前
稲妻幕府が鎖国を発令。交易・入出国の制限が始まる。 - 1年前
稲妻幕府が「目狩り令」を発令。神の目の所持者にそれを献上させ、逆らう者からは押収を行う。
荒瀧一斗が九条裟羅にボコボコにされて神の目を奪われる。
楓原万葉の友人が御前試合で九条裟羅と戦う。彼女に敗れ、御前試合のルールに則り殺される。
楓原万葉は友人の神の目をかすめ取り、稲妻を出奔する。 - 本編開始
魔神任務・第二章のストーリーが幕を開ける。
雷神バアルが目狩り令の撤廃と鎖国の解除を表明。
その後、公に他国の文化人を招いた大祭「光華容彩祭」が開催される。
地理
冒険者協会が置かれているのは稲妻城。
ゲーム内では初となる、国単位での追加エリア(淵下宮)が実装された地域となる。
新エリアとして、様々な島のほか、地下に広がる淵下宮が実装されている。
- 離島
『鎖国令の間、鳴神の領土に立ち入りたければ、離島という関門を通らなければならない。
離島は勘定奉行の管轄下にある。ここを出入りするには各種通行証が必要だ。これらの通行証は往々にして、特別な伝手と複雑な手続きを経ることで手に入るもの。
もし通行証が手に入らなかった場合、離島に残り、同じく滞在中の余所者と一緒に紅葉や瓦、落ちぶれた漁村を眺めることになる。』
旅人が魔神任務で最初に訪れる稲妻地域。鎖国中の稲妻では数少ない、異国人が比較的自由に活動できる土地である。
あくまで他所と比較しての話であり、実際は異国の民同士で利権を巡って争う嫌な場面などが見られる。
モチーフは鎖国下にあった江戸時代・長崎県の出島か。
- 稲妻城
『稲妻で最も繁華な町。稲妻人のほとんどがここに住んでいる。花見坂から町へと道に沿って上れば、この地の老舗や稲妻独自の美食を堪能できる。
天領奉行府は城内にあり、治安の維持や幕府の軍備などの事務を担っている。稲妻城の最も高い場所、天守閣に住まう雷電将軍は、万象を凌駕する存在だ。』
壮麗な天守閣のそびえる稲妻の首都。
街中には湧水の通る小川が流れ、桜並木が美しい景観を演出する。
モチーフは江戸時代の東京都・江戸城下と思われる。
- 鎮守の森
『影向山の麓にある静かなる森。ところどころに見られる狸の石像と、林の中に佇む鳥居。
そして、奥深くには失われた祠が隠されている…まるで小川のせせらぎのように、時の中を流れる伝説を物語っている。鎮守の森を歩く時、人をからかう謎の生き物に出くわすかもしれない…』
社奉行が居を構える「神里屋敷」の付近に広がる林。木々の中に見られる狸の石像には、大妖怪が封じられているらしい。
現実における「鎮守の森」は神社の境内の森林を指す言葉であり、人々が集まる場となる施設と合わせて鎮守の社とも称される。
- 鳴神大社
『稲妻で最も大きい神社。影向山の頂きに位置し、御建鳴神主尊大御所様を祀っている。
心に願いを抱える者ならば、一歩一歩、着実に山を登ることができる。若しくは雷元素に憐憫の情を向けられた者が雷極を利用することで、一気に神櫻の木に覆われた神社へと辿り着ける。
神櫻の花が散ることはない、かの鳴神の永遠の如く。幾重にも連なる鳥居をくぐり抜け、おみくじを引き、鳴神の加護を祈るといい。』
八重神子が宮司として守っている神社。
異常に険しい山道を行かねば境内にはたどり着けないため、参詣する人がいるのか不安になってくる立地である。
モチーフは京都府の伏見稲荷大社か。また、複数の寺社を統合してデザインされたとも考察されている。
- 神無塚・たたら砂
『伝説曰く、「神無塚」は「神のいない丘」である。今でもここは、幕府と珊瑚宮 が争う地となっている。
神無塚の地形は起伏が険しく、岩壁が切り立っている。
重なり合う山と岩の中に建てられているのは、稲妻最大の製錬施設「御影炉心 」。ここでは、稲妻の刀などに使われる玉鋼が次々と生産されている。』
稲妻幕府と、それに反目する珊瑚宮の軍勢が争う緩衝地帯。
大きなエネルギーを生み出して鉱物の製錬に活用する「炉心」という装置が稼働していたが、現在は炉心が暴走しており、付近にいるだけでダメージを負ってしまう危険地帯である。
神無塚周辺は、神話の影響が濃い設定や、鉱業が盛んであった背景から、島根県周辺などの中国地域がモデルであると考察されている。
- 九条陣屋
『神無塚における幕府軍の駐在地。雷電将軍を信仰する鳴神の民と、海祇大御神を信仰する珊瑚宮。両者の間には永遠に解けないわだかまりが存在する。
そして、このわだかまりは目狩り令の執行により更に激化していった。珊瑚宮の抵抗軍を迎え撃つ為、天領奉行を率いる幕府軍がここに駐在している。
幕府軍の人員は十分で、軍備に優れ、統制も取れている。どうやら勝利を確信しているようだ。』
雷元素が充満していてダメージを負ってしまう神無塚において比較的安全な場所。
九条陣屋は、天領奉行を司る九条家と名を一にしている。土地と家名と、どちらが先に名付けられたのだろう?
- 無想刃狭間
『ヤシオリ島の東。真っ直ぐ、かつ細長い谷により二つに分断されている。
この雄大な景色は自然によって形成されたものではなく、雷神が巨蛇の魔神を斬り伏せた際にできた奇観である。それ故、雷神の武の極み「無想の一太刀」からその名が付けられた。
今もなお、ヤシオリ島の各地に散在する巨蛇の遺骨、その魔神の残骸から生じた「祟り神」が密かに動き始めている…』
雷電将軍が蛇神・オロバシをぶった切った余波で生まれた峡谷地帯。
この地の名前は上記の神話に則っており、オロバシの有していた巨大な力が業障のように島に生きる者たちを苛んでいる。
神無塚やたたら砂と同様にスリップダメージが入る厳しい地帯であり、この土地で繰り広げられる世界任務はビターな話が多い気がする。
- 蛇神の首
『雷神の「無想の一太刀」で斬り殺された巨蛇の魔神。今や白骨しか残っていない。
天に向けた頭は未だ屈していないかのようだが、魔神は既に逝去し、「海祇大御神」の名もかつての轟きを失った。
魔神は死してもなお、その強大な力を残す。「祟り神」の影響を受けたヤシオリ島は人の気配を感じられなくなった。嵐と雷だけが歴史の残骸を洗い流している。』
無想刃狭間の付近にある土地。やはりこの場も、魔神の力の残滓があっている場所によってスリップダメージが発生する。
周辺には村があったようだが、上記のような事情があって住民は次々と離村してしまった。
- 名椎の浜
『名椎の浜はヤシオリ島と神無塚の中間部に位置し、戦が多発する場所である。
稀にスミレトキが降り立つ以外、破れた旗や折れた矢といった戦争の跡と、廃れた帆と壊れた甲板などの船の残骸しか見当たらない。
戦乱の影響から、海賊と浪人がこの地をうろつくようになった。また珍しい血石華も咲き乱れている…』
座礁している大きな船がランドマークとなっている海辺のエリア。
この辺りは多少安全であり、宝探しのゲームを営むNPCなどがいる。
ヤシオリは日本神話における八つ首の大蛇、ヤマタノオロチが飲んだ酒と同じ名前。
無想刃狭間や神無塚に加え、この名椎の浜は、蛇神オロバシの逸話と共に日本神話から着想を得た地域であると思われる。
- セイライ島
ver2.1で追加された新エリア。後に追加された鶴観と地名、地形などで共通する要素が多い。
島には座礁した巨大船「セイライ丸」が眠っており、また上空には、巨大な雷元素エネルギーを有する何かが息をひそめている。
- 海祇島
ver2.1で追加された新エリア。稲妻の他地域とは一風変わって独自の植生と景観を見せる。また、BGMがとてもいい。
この島を治める「珊瑚宮」という政権は、国を統治する稲妻幕府から独立した自治権を有しており現在は幕府と戦争中である。
モチーフは沖縄県、またかつて同地域を治めていた琉球か。
中央部に大きな湖があることや、イベントにおいて音楽祭「稲妻(イナヅマ)ロックフェス」が開催されたことから「滋賀県なんじゃないかぁ?」と言われることもある。 - 鶴観
ver2.2で追加された新エリア。深い霧に覆われており、山がちな稲妻の中でも特に急峻な地形が連なっている。
このエリアを探索するのは霧の中で冒険する手段を模索するのが第一であり、島へ辿り着くと現れる幽霊たちに驚かされるのが第二であった。
地名などから北海道、特にアイヌの文化をモチーフにしていると考えられている。
- 淵下の宮
ver2.4で追加された新エリア。海神島の大瀑布の下に広がる、暗く広大な街である。
実はテイワットから隔離された地帯に存在する土地であり、ゲーム内の設定的に重要度の高い書籍などが隠れているという噂がある。
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