「三眼五顕仙人」──「魈」。召喚に応じ参上。
プロフィール
人物評
「千年も続く恩讐、『夜叉』の姿で契約を果たしてきたあの仙人は、今になってようやく解放されたのじゃろうか?」――かつて仙人との対局の中、歌塵浪市真君はこう嘆いた。
岩神モラクスの命に従い、古より璃月の魔物と戦い続けた「護法夜叉」の筆頭を務める仙人。
見た目は少年だが実年齢は2000歳を越えている。そして、彼が経験した年月の多くは闘争の歴史である。
かつては悪逆を尽くした魔神に身を縛られており、岩神に救われてからは彼の恩義へ報いるためにやはり戦い続けた過去を持っている。
岩神の命に従って魔物を祓い続けてきたヒーロー的なキャラクターであるが、魔を祓うということは業障をその身に負い続けることと同じ。
事実、岩神に従って数多の敵を屠っていく中で夜叉の仲間たちは正気を失ってしまった。魈も自らの負った業障にひどく苦しんでいたが、月夜のある日に緑衣の吟遊詩人が奏でる音色を聞いて踏みとどまった過去がある。
璃月には過去の魔神戦争を経験してなお生きている仙人が数多くいるが、魈は仲間の多くを失った今に至っても、人々を守るために戦い続ける夜叉の生き残りである。
しかし、彼が人を守り続けるのは岩神との契約に縛られた行為や、過去の憎しみを晴らすための逃避ではない。
璃月のために戦い続けてきた己のあり方を見つめるため、自らの意志で業を負ってもなお人々を守り続けている。
こうした過去を背負った魈が大事にしているのは、ともに戦い抜いた仲間たちとの記憶であり、現在になって得られた仲間たちとの縁である。
プレイヤーである旅人も、璃月を旅していく中で魈の軌跡と今後の行く末に思いを馳せることだろう。
ゲーム中
望舒旅館に現れる、と噂される仙人。
人間を己や魔から遠ざけるためとはいえ、少々棘のある話し方が目立つ。ただ、旅館の関係者からは慕われているようだ。
シリアスな戦闘で活躍する場面もあれば、しんみりする昔話へ思いを馳せるように登場することもある。
上下関係に厳しいようで、仙人の弟子である(甘雨)に厳しく稽古を付けたり、主従関係にあった岩王帝君との思わぬ邂逅に取り乱す場面があったりする。
璃月のストーリーが進むたびに他の仙人が親しみやすいネタキャラ化が進行しているのに対し一人だけ真面目キャラを保っており、
シナリオでは上司の帝君を始めとした周囲の縦横無尽なキャラに振り回されていることが多い。
異名がやたらと多いが、作中の描写によるとこのような違いがある。
- 「仙人」→修行を積むなどして人智を超えた力を身に付けたり、悟りを開いたりした人たちの総称。
ただし、公式HPでの解説を読む限りではテイワットでの「仙人」は人ではなく仙力を得た獣であると解釈できる。 - 「三眼五顕仙人」→璃月における仙人の尊称。元の正体が獣でもこのように言う。
- 「夜叉」→戦闘に長じて活躍した仙人、及び仙獣の総称。
- 「降魔大聖」→魈の仙名。
- 「護法夜叉(大将)」→岩王帝君に仕えた夜叉の中で特に秀でた5人の夜叉たちの総称。「仙衆夜叉」とも呼び、魈はその中の大将格。
- 「金鵬(大将)」→5人いる「護法夜叉」の内、魈に付けられた異名。
スレでは
杏仁豆腐が大好き。
人間関係
旅人:最初は突き放していたが、彼(彼女)が岩王帝君の死を追う中で璃月や仙人たちの過去を理解したことから、魈も大切な人物と思うようになる。今では旅人が名前を呼んだだけで参上してくれるという仲。
申鶴:『申鶴はかなりお前を信頼しているようだな。それもそのはず。何せお前のようにお人よしで温かい者はそういない。』……こいつ、ボイラにデレすぎじゃないかぁ!?
甘雨:顔見知りである留雲借風真君の弟子。彼女の伝説任務で魈は稽古をつけてやっていた。
香菱:璃月の料理イベント刻晴おいしー祭で彼女の料理を試食した。
胡桃:海灯祭で知り合う。彼女は高名な仙人である魈をサプライズゲストとしてしつこい勧誘により食事会に招いていた。
鍾離:胡桃の食事会をきっかけに海灯祭で知り合う。高名な相手にはかしこまって丁重に話す彼の物腰に、魈はかえって気まずそうにしていた。
ウェンティ:胡桃の食事会をきっかけに海灯祭で知り合う。荻花洲で彼の詩吟を聞いたことがあり、思わず足を止めて聞き入ったそうだ。
出番
- 魔神任務
第一章、及び層岩巨淵が舞台の間章で登場。
人に寄り添いながらも敢えて繋がりを疎遠にしていた仙人であり、非常に当たりが強い人物だったが徐々に軟化していく。
第一章のクライマックスではムービーも込みで旅人たちの戦いを彩った。
間章では「夜叉」としての過去と旧友を追憶しながら新たな戦いへ身を投じる。
色々悩みは尽きないようだが、荒瀧一斗の仲間である「丑雄」と会話して気付きを得る場面も描かれた。…予想外のカウンセリング相手だったぜぇ! - 伝説任務
仙人を騙った詐欺師を懲らしめる…はずのストーリーであったが、ひょんなことから「夜叉」の思い出を偲ぶことに。
任務を完遂するとマップ上にちょっとした変化が表れる。魈の過去を知る上で非常に重要なストーリーとなっている。 - イベント
旅人「魈、いる?」→すぐ駆け付ける
パイモン「ああっ、人が溺れてるぞ!誰かー!助けてー!」→申鶴と共にすぐ駆け付ける
(また堂主が我を呼んでいるのか…面倒だが見つかる前に挨拶くらいはしてやろう)→「て、帝君!なぜここに!?」
ディオナや重雲、そして旅人に促されて詩作を楽しむイベントもあった。
2024年の海灯祭では、イベントストーリー終了後に魈を尋ねるとショートムービー付きの追加ストーリーを見ることが出来た。
セリフ
「いつか、お前まで闇に墜ちる時が来たら、その時は我が——」
「穢されるな、その時我は手加減しないぞ。…無論、「お前」なら、揺るぎはしないだろうが」
ボイスメニューから聞くことのできるセリフ。ちょっと怖いセリフだが、夜叉の過去を知るとむべなるかな。
「くだらない」「ここだ」「無能」「消えろ」「喚くがいい」
戦闘時のボイス。火力の高いセリフであり、初めて使った時にドキリとする旅人がいるとかいないとか。
外観
初期衣装ー千年の歳月
『魈の衣装。幾千年もの間、魔物を鎮めてきた戦闘服。』
公式HPのキャラ解説、もしくはキャラ図鑑で魈の初期設定画が数枚公開されている。
そこでは配色が赤くなったデザイン案を見ることができる。
画像
性能
高倍率の攻撃を次々繰り出す風元素アタッカー。戦闘はスタイリッシュでかっこいい。
元素スキルは槍で突貫するものであり、空中でも発動できる珍しい仕様がある。
元素爆発を発動するとジャンプ力が大幅に強化され、通常攻撃が風元素を帯びる。爆発が持続している間の落下攻撃がメイン火力となる珍しいキャラクターといえる。
落下攻撃主体で受けられるバフが少なく、かつ風元素ダメージをメインとするため元素反応による強化も得られない難点はある。また、元素爆発の継続中は継続的にHPを消費するピーキーな性能をしている。
とはいえ、非常に高い倍率で高ダメージを連発できるのは間違いない。
操作していて楽しく爽快なキャラクターである。
通常攻撃
元素スキル
元素爆発
固有天賦
命ノ星座
装備
武器
聖遺物
編成
キャラ
チーム
| キャラ | ||||
|---|---|---|---|---|
| 凸 | ||||
| 役割 | ||||
| 装備 | ||||
| 入れ替え候補 |
その他
- 「開発者共研計画」と称した記事で魈の公式開発秘話が明かされた。
文書中では少年の姿をした仙人に関する考察や仙人という世界観構築への並々ならぬ努力の跡が記されている。
なお、開発秘話がこうした形で語られたキャラクターは魈以外にいない。なんでだろうなぁ…
旅人の皆さん、こんにちは! - 旅人の中の人である堀江瞬・悠木碧両氏が共に推しているキャラである。
堀江氏は「元素爆発がかっこいいけど爆発中はダメージを食らって苦しむのが辛い」と言い、悠木氏は「苦しむところがかわいい」と言っていた。 - 「三眼五顕、」「三眼五顕仙人」、「金鵬(大将)」、「護法夜叉」、「仙衆夜叉」、
杏仁豆腐と数々の異名を持っており、ゴリゴリ削って戦うことから苦しむ姿が好きという特殊な女性ファンだけでなく、大きな男の子*1にも当然人気が高い。また、ビジュアルだけでなく高機動戦闘行うため洗練された無駄のないデザイン*2でなのでフィギュア映えがスゴイいい。しかし、あまりのビジュアルの高さに…

このように美少女カテゴリーに分類されてしまったのである。ボイラ…奮起!。
アルバム
コメント
totalcounter
?
todaycounter
?


