Dragoon

Last-modified: 2022-10-13 (木) 21:44:27

熱いぜ、熱いぜぇー、熱くて死ぬぜぇーッ!
エレメンタルオーラ3属性中最大のLv44 Holy Fireですべてを焼き払う炎の聖騎士。
早い話が炎版Dream Shockerというやつです。
なお、名称についてはHoly Fire PaladinやDragon Paladinと呼ばれるのが一般的であり、通常はDragoonはこちらではなくLeap Attack Barbarianのことを意味する。

構想

鎧と盾で発動可能なRW DragonではそれぞれLv14 Holy Fireが、武器で発動可能なRW Hand of JusticeではLv16 Holy Fireが装備時に自動展開できます。
これらを同時に装備することで得られる合計Lv44(!) Holy Fireの火力により、群がる敵を消し炭にします。

戦い方

Convictionを常時展開しつつ、Zealで戦うZealotの派生系です。
ZealしているとRW DragonOn Striking効果でHydraが大量に出現し、レジストの低下した敵にFire Boltの集中砲火を浴びせてサポートしてくれます。

パーティプレイ

高レベルのConvictionが属性ビルドの威力を増幅し、物理ビルドの命中率を大幅に引き上げます。
突っ立っているだけでも十分強いですし、Zealで敵を凍らせながら焼き払うのも良いでしょう。

良い点

  • オーラの有効範囲が半端ではありません。32.6yardsも届くので、Normal~NMなら1.5画面ぐらい先の敵が遭う前に焼け死にます。
  • RW Infinityに比べ、剥がせるFIの量が格段に多く無効をさほど苦にしません。(体感でRW Infinity使用時のLI程度)
  • 厄介なSoul達は火レジが0なので、Convictionの有効エリアを2-3秒逃げ回っているだけで勝手に蒸発します。
  • RW Dragonの鎧・盾それぞれに含まれるLoの防具効果(雷レジ最大値+5%)のおかげで、雷レジの最大値が85になります。
    このため、ベルトは必ずしもThundergod's Vigorに限定されません。
  • Dream Shockerとの相違点として…
    • ダメージのばらつきが極めて小さいため、莫大な最低保証ダメージが得られます。Lv44 Holy Fireをフルシナジーで運用すると、武器に載るダメージ量が一撃あたり3219-3288。このダメージがConvictionRW Hand of Justiceのレジ下げによってさらに倍増します。
    • FI相手でも、凍結が有効な敵ならば武器に含まれるChamの効果で凍ってくれるので意外に安全です。
    • Confuseでバールランを破壊することはありません。

欠点

  • 全ビルド中最高レベルの予算を要求されます。
    必須の武器・鎧・盾だけでDream Shocker2~3人前。RW Last Wishより高くつきます。
    なおこれには、極限を目指すなら避けて通れないCrown of Agesの入手コストが含まれません。
  • RW Hand of Justiceの追加効果が毒にも薬にもなります。凍結効果は死体が残らないのでRedemptionとの相性が悪いですし、Dim Visionと同等の盲目効果はDracul's GraspLife Tapを上書きしてしまうため、雑魚モンスターからは発動後最初の一撃分しか吸い取れません。
  • レジストやDRを稼ぐのが大変。理想を追求すると兜やベルトに過大な負荷がかかります。
  • Dream Shockerとの相違点として…
    • 鎧と盾が固定の割にはDefenseに乏しく、Dream Shockerに比べてさらに装備選択の幅が厳しくなります。中でも鎧に自由がきかないため、%DRは兜とベルトだけが頼りです。
    • 物理ダメージが乏しく、吸収量が少ないためAncientsなどのタフな敵が相手だと安定感に欠けます。
    • RW Hand of Justiceの代わりにRW Griefを用いると、物理ダメージ増幅と引き替えにHoly Fireのダメージが著しく低下します。*1
    • オーラレベルの高さゆえ、必要以上に敵を起こしてしまいます。FIのフレ牛とか自爆する骨チビが多数寄ってくると大変なことに。
  • 前述の通り%DR、Defence、レジの上積み手段に乏しく、吸いも期待できないのでZeal型Palにあるまじき装甲の薄さ。RW Call to Armsは必須でしょう。
  • Convictionで剥がれないFI相手の対処が困難。こうした相手は概して筋肉馬鹿であることが多く、DefもDRも稼げないDragoonとの相性が悪い。裏装備で対処するとCtAが使えず体力を増やせないというジレンマ。幸いSunderチャームの値段はそれ程でもないので是非ともゲットしたい。

スキル配分

コンセプトはDream Shockerに準じます。
とにかくHoly FireのシナジーおよびConviction重視。
Holy Fireそのものは単なる通過スキルとみなし、ポイントを費やしません。

Combat Skills
Offensive Auras
Defensive Auras

スキルオプション

Defensive Aurasのシナジースキル2種は経過スキルが一つもないため他を全部切ることも出来ますが、最低限CleansingVigorRedemptionはあっても困らないと思います。

剥がれないFIを素早く物理ダメージで叩きのめしたい場合、必須の経過スキルMightで満足できなければConcentrationFanaticismまで1ptずつ振る手もあります。

Flame Riftを所持する場合、1pplなら接近する前に敵が死滅するので、もはや集団をZealで切りつける必要性が薄くなります。
対BOSSに特化してSmiteを上げるのもいいかもしれません。

頭にRW Dreamという恐怖の二色属性オーラを展開するならば、Holy Shieldを1+ブーストに留め、Resist Lightningに注ぎ込むことになるでしょう。

ステータス配分

RW DragonにはLv比例のSTRブースト効果があるので、ベース次第ではSTRへの配分をかなり削ることができます。

装備

武器・鎧・盾が固定です。
自由の利く残り箇所でレジスト・DR・スキル・IASを適宜補ってください。
とは言っても、あの究極の高級品を除けば兜の候補は一長一短、非常に難しい選択を迫られます。

RW Hand of JusticeをPhase Bladeで作った場合、4フレZealにはIASが72必要になります。
HoJ自体で33%IASが得られるので、残りの39%を防具で稼げば4フレ到達。
また、4フレを初めから放棄してBerserker Axeで作る場合は、別途30IASを稼げば5フレZealが可能です。
ダメージは格段に大きくなりますが、たったの26しかないDurabilityが泣き所。
バランスを意識して5フレで止めるか、4フレZealを優先するかは好みによります。

装備例

装備オプション

  • 裏装備の候補
    裏装備の方向性は主に二つで、(1)剥がれないFI(+PI)対策をまかなう、(2)打たれ弱さを克服する、といった方針に沿った装備が考えられます。
    また、表装備では得られないスキルブーストを稼ぎ、Holy Shieldをこちらで使用するのも良いでしょう。
    • RW Grief
      問答無用の物理ダメージでガシガシ切り刻めます。…が、FI+PIはどうしようもありません。
    • RW Voice of ReasonRW Rift
      Convictionで氷レジストの下がりきった敵に、On StrikingFrozen Orbが襲いかかります。
      Phase Bladeで作れて高速で振り回せるLv13FOのVoRか、セプター用で振りは若干遅いがLv21FOのRW Riftかは好みと予算によります。
      物理ダメージが低く、ライフ吸収力がガタ落ちするのが難点。
    • Azurewrath
      Sanctuaryオーラがアンデッドを弾き飛ばし、また彼らの高い物理レジストを無視してダメージを叩き込めます。
      豊富なMagic&ColdダメージがPI対策としてもGood。
    • RW Call to Arms + RW Spirit
      PI対策を傭兵やパーティに任せ、本体の生存力を強化します。
      ぶっちゃけ紙装甲のDragoonはCtAで体力を稼がないとキツイ場面が多いです。
    • RW Beast + RW Spirit
      クマーーー!!
      ライフ向上だったらコレも使えます。
      ただし残念ながら表装備(HoJ Phase Blade)での振り速度は6フレが限度で、しかも攻撃が単発に。
  • Crown of Agesが手に入らない場合の兜候補
    3rd現在CoAの価格は凄まじく跳ね上がり、2穴の上物はHR二桁当たり前な勢いです。
    いつかはCoA、と思いつつも現実に装備できない人のための代替案は以下の通りです。
    • RW Flickering Flame
      兎に角Fireダメージを稼ぐのに特化したRW。またResist FireによりSunderチャームのデメリットを綺麗に補完できる。
      しかしながらDRもDefも稼げないという弱点も抱える。Fire以外のレジストを一切補強できないのも気になる所。
    • Kira's Guardian
      足りないレジを稼ぐ。凍結無効が付くのでRaven Frostを外し、レジ付きリングで補強することもできます。
      Sunderチャームのデメリットを打ち消すのにも有効。こちらもやはりDRやDefを稼げないのが欠点。
    • Rockstopper
      10%DR、3種のレジスト、FHRなどバランス良好。最終にCoAを意識した時、最もイメージが近い下位互換兜。
    • Vampire Gaze
      両吸いと兜屈指の高%DRが売りの近接系定番。ただし属性レジは皆無。
    • Harlequin Crest
      スキル+2、ライフ上昇、10%DRが非常に嬉しい。見た目と属性レジの無さが難。
    • Andariel's Visage
      スキル+2、20%IAS、高LSなどかなり理想に近い兜。
      Highlord's Wrathと組み合わせて使えば4フレ到達。
      ただしレジストのバランスが悪く、また%DRが稼げないため物理攻撃には意外に脆い。
    • Griswold's Valor
      同じCoronaベースで、同じ2穴。
      低可変値Rainbow FacetIASのみのJewelを埋め、CoAの使い勝手をシミュレートしてみるのに便利。
    • RW Dream
      Holy Shieldを1ptだけに留め、Resist Lightningに20突っ込む人はこれ。殺られる前にヤレ。

その他

育成について

RW Dragonが装備可能なのはLv61から。RW Hand of JusticeはLv67から。
普通に育てると、NMバールランのお年頃までメイン装備が揃いません。(犬馬場よりはマシですが…)
若干貧弱なZealotとして、Convictionを展開しつつキャスター系のサポート役として育てましょう。
Holy ShieldConvictionを優先してある程度振り、Resist FireSalvationと上げていくと生き残りやすさ、パーティ貢献度の両面で効率的です。
メイン装備が揃った段階で、少なくともResist FireはMaxになっていることが望ましいでしょう。

傭兵

本体は鎧がネックとなりDefenseがあまり稼げないため、身代わりに前線に立ってくれるAct2傭兵が大本命です。
前線ビルドですが主力はFire Damageであり、Convictionのdef低減効果で命中率にもさほど不自由しないため、オーラはDefianceHoly Freezeあたりが良いでしょう。
持たせる武器はThe Reaper's Tollで決まり。
本来この武器のDecrepifyはPI剥がしをアテにするものですが、どちらかというとダメージ半減効果と移動速度半減(=攻撃被弾数半減)効果の方が、このビルドにとっての恩恵は大です。

装備の自由度を確保しつつ、4フレZealの爽快感に酔いしれたい貴方はAct1傭兵RW Faithを持たせるしか!
ただしFanaticismオーラをアウトソーシングすることのデメリットも考慮しなければなりません。詳しくはDream Shockerの傭兵の項目も参照してみて下さい。


現パッチの不具合込みで最強タッグを結成するなら、Act3の魔法爺にダブルRW Dreamでも

注意点

タフな敵を相手にしていると、Hydraの湧きすぎで激しくラグることがあります。
どのぐらい凄いかといえば、下手をするとひとりで一度に召喚する量がTravincalの長老全員分を超えてしまうほどです。
ただ、HydraキャストディレイZealの5連打を途中で妨げないので、致命的な痛手にはならないのが救いではありますが。

基本装備のお値段(新規作成の場合)

合計 3Lo + 3Sur + 1Cham = 7HR

*1 ダブルRW DragonのフルシナジーLv28 Holy Fireで1270-1339のダメージ
*2 4フレZeal派はIAS Jewel*2、極限Dam派は炎Rainbow Facet*2を埋め込み