【陰者ブロズ】

Last-modified: 2025-09-20 (土) 02:23:13

概要

【隠者】の職業クエストに登場する【人間】の中年男性。
黒と深い緑に染まった【精霊王のクロークセット】を長袖にしたものを纏う。染色範囲が通常の精霊王のクロークと異なるため、再現は出来ない。
 
かつては【隠者パンメッポ】と共に世界を見守っていたが彼とは違い、冷静沈着かつ論理的思考。そして感情を排して行動するためにパンメッポと袂を分かつ。
やがて人類は自然を顧みずむしろ汚染する存在だと考えるようになり、排除に乗り出す。
【精霊】をいじって【精霊を喰らうもの】を生み出し、回収させた精霊から力を得て精霊王を屈服させて全ての精霊を操り、精霊の力の矛先を人類に向けて滅ぼそうとしている。
本来再生に使われ自然を保つ精霊をそんな事に使おうものなら再生と破壊のバランスが崩れ一気に自然破壊が進み、過剰な生命力により生まれる精霊が誕生しなくなりそうなものだがそれについては何も考えていないようだ。
なお、自然破壊を伴う人間の営みの一部分へ憎悪を募らせるあまり、矛盾を抱えた極論を唱えて暴走する活動家というものは現実世界にも存在する。むしろそうした連中が彼のモデルなのかもしれない。とはいえ、フィクションではこういった考えのキャラは本作に限らず枚挙に暇がないので、珍しくも何ともないが。
 
主人公に居場所を探られると今まで集めた精霊の力を得て【精霊超人ブロズ】となって襲いかかる。
敗北してもなお精霊の力を渇望する素振りを見せるが、精霊に無理させすぎた為に見限られもう力を借りられなくなった。
パンメッポからは人類は自然を破壊している一方で精霊を生み出し育てていると説得され、これまでの過ちを認めた。
クエストエンディングではパンメッポと共に【精霊大臣】の元を訪れており、職業クエストでは珍しく黒幕と和解する結末となった。
 
微妙に紛らわしいが、陰者であって隠者ではない。
これは敢えて彼が作った造語で、積極的に文明に干渉せず隠れて見守る者であるパンメッポのスタンスを甘いと断じ、自らの理想のために陰より行動する者としてこう自称していた。
陰者のスタンスを皮肉るために名付けた可能性もある。