【みぎて】

Last-modified: 2024-04-17 (水) 00:04:02

本項ではモンスターとしての「みぎて」について解説します。
装備部位としての「みぎて」に関しては【そうび】を参照。

概要

【デスタムーア】最終形態の右手。
本体を倒しても生きているあたり、別の意識を持っているのだろう。
【ひだりて】と比べると攻撃力が高く、HPと素早さが低い。

DQ6

上述のように、ひだりてより高い攻撃力で通常攻撃や固定100+αの【たたきつけ】、どこに腰があるのか分からないが「こしをふかくおとし」【せいけんづき】を繰り出す火力担当。その他、【いてつくはどう】【ベホマラー】【ザオラル】も使い、左手より行動が多彩な技巧派でもある。
ザオラルはデスタムーア本体にのみ使用する。
 
第二形態の410ほどではないが330という高い攻撃力を持ち、順当に進めれば守備力250ほどであろう【主人公】でもせいけんづきで200前後のダメージを受ける。単体攻撃しか持たないが、この火力でデスタムーア本体の攻撃と重ねられると一人ずつ着実に殺されかねないので、本体が全体攻撃してくるターンではHPの低いキャラは馬車に引っ込めておきたい。
使用頻度は低いが凍てつく波動を使うのも厄介。特に、本体Aパターンの「【メラゾーマ】→凍てつく波動」の間にみぎての凍てつく波動が挟まると、こちらが補助を掛けなおす暇もなく本体が波動をスキップして【こごえるふぶき】を使ってくるので、毎ターン本体の激しい攻撃に晒されることになる。本体が波動を使う予定のターンでも油断せず高HPを保っておきたい。
 
補助が多彩であることは穴でもあり、HPを削ってやるとベホマラーばかり使ってきて攻撃の手が緩む。
上級職を何かしら極めていれば100程度の回復は余裕で上回れるはずなので、開幕で本体の攻撃が緩いAパターンのうちに一気にHPを削り、相手が回復にかまけている間に倒し切りたい。
ダメージ属性への耐性は、軍隊系が効かない以外は無~弱耐性ばかりで何でも効く。全体攻撃の【ジゴスパーク】【マダンテ】【がんせきおとし】 (本体には無効) などでひだりて共々ダメージを稼ごう。【ザオリク】使いのひだりてよりHPが300低いので、みぎてを先に倒してザオリクされないよう、調整を忘れずに。
補助呪文と1ターン休みはどれも効かず、MP255 (無限) なので、ベホマラーやザオラルの阻止はできない。
 
初見だと、ベホマラーを使うのを見てこっちを先に倒したところで、ひだりてにザオリクを使われる目に遭いがち。
また、全体攻撃で両手に均等にダメージを与えていると、前述のようにHPの低いこっちが先に倒れるため、次のターンで素早さの高いひだりてに先攻でザオリクされてしまう。
このあたりの設定の細かさも初見殺しの所以とされる。開発スタッフが仕組んだ罠と言えるだろう。

リメイク版

ひだりてにもザオラルを使えるようになった。
SFC版と同じ感覚でひだりて→みぎての順番で倒そうとしても、両手同士で蘇生を行う可能性があるため、運が悪いと戦闘が終わらない。
幸い、ひだりてと違ってザオラル使用率が高く設定されているわけではなく、またザオラルなので100%決まる訳でもないが、決まった時には萎えること必至。
全体攻撃で均等にダメージを与えて両手同時に倒すのがベストだが、HP・蘇生呪文の頻度・成功率・蘇生後のHP・素早さなどを考慮すると、なるべくひだりてを優先して攻撃するのが吉。
また叩き付けの固定ダメージが100から150に強化されており、総じてデスタムーア第三形態はかなり強化されていることになる。

DQ9

【大魔王の地図】のデスタムーアのお供として登場。
正拳突きが無くなり、叩きつけるが普通の強化攻撃になるなど、DQ6と微妙に差異がある。
ベホマラー、いてつくはどうは健在だが、恐怖のザオラルはしてこないのでその点は安心。
詳しくはこちらを参照。

テリワン3D

モンスターズ1・2では本体・左手とまとめて1体の扱いだったが、テリワン3Dで「大魔王の右手」として独立を果たす。
発売前、こいつが原作の【マドハンド】の代わりに、ジャンケンを挑んでくるスクリーンショットが公開されプレイヤーを驚かせた。
どうやらこちらは弟らしく位階は左手より1低い。
自律した意思も持っているようだが、あくまでデスタムーアの手なので、配合で生み出しても基本的に♂しか生まれず、【♀の杖】を使わない限り♀にはならない。
???系だがランクはDと同系統の中では最低(位階は【カンダタ子分】がいるため、最下位ではないが)。
その割には生み出すために魔王を使うことになる。
 
特性は【スタンダードボディ】【自動MP回復】【呪文会心出やすい】で、+25で【マホキテボディ】、+50で【ひん死で呪文会心】が追加される。
特性から推測できるように賢さの上限が究極化前で1000と高く、物理攻撃主体の左手とは対照的な能力を持つ。
いきなりインテやブレイク、コツ系の特性を持たないため、少々使いづらいかもしれない。
【デッドマスカー】×【りゅうおう】or【オルゴ・デミーラ】で作り出せる他、他国マスターからスカウトすることでも入手可能。何故か素材の方が位階が高い。
デスタムーアの配合に絡んできそうだが、こいつを使った特殊配合は残念ながら無い。
 
当然ながら、デスタムーア以外のモンスターと一緒に出すことも可能。
Mサイズで腕を持っておらず、デスタムーアと色が似ているモンスターの両脇を右手と左手で固め、中央のモンスターを大魔王と言い張る一発ネタができる。有名どころは大魔王スラッピーあたりか。逆に、腕が多いモンスターと組み合わせるネタも。
こちらは実際に他国マスターが【ジェノダーク】と組み合わせてくる。

イルルカ

性能は前作とほぼ同じ。今作では天空の世界に登場する他国マスターが所持している場合がある。
【新生配合】【ツッコミ】【メガボディ】化で【AI1~2回行動】【ギガボディ】化で【回復のコツ】を習得。
 
しろいタマゴから生まれるので運が良ければ1000Gで手に入る。左手も同様。
 
また、練金カギの異世界では野生モンスターとして平然と出現し動き回っていることがある。
こいつと接触した場合、右手だけが最大4体並ぶものすごくシュールな敵パーティが出現する。左手の場合も同様。

ウォーク

ギガモンスターとして登場する幻魔王デスタムーアのみぎて。
HPは本体と違って共有ではなく、プレイヤーごとに個別。並ギガで18000、特ギガでは50000程度。
メラ系が最も有効で、次いでドルマ系が有効。デイン、ジバリアは等倍で他は耐性持ち。
 
主に補助や妨害を使いこなす。マジックバリア、スクルトで本体もろとも守りを強化し、
混乱効果のメダパニ、守備力2段階低下と素早さの1段階低下効果の「弱化の右手」を用いる。
物理攻撃も共に単体500程度の叩きつけるやせいけんづきと強力な部類。
さらに左手もある状態だとランダムに200程度のダメージが4回と、全体400程度のダメージを複合した「激しくおそいかかる」で暴れることも。
ダメージのランキングに反映されるのは頭本体へのダメージのみなので、手だけを狙っての攻撃は得策ではない。
本体やみぎてもろとも全体攻撃に巻き込んで一掃したいが、手は倒して終わりではなく本体が再生を図ることがある。
ちなみに、左手だけを倒していると、右手が左手をザオラルで蘇生させることがある。

ドラけし!

DQ6イベント「夢幻の支配者デスタムーア」後半で実装。けしコン!で入手可能。
星4の赤属性で、スキルは【ベホイミ】
ひだりてと錬金することで「りょうて」になる。