【オンバ】

Last-modified: 2024-02-10 (土) 01:08:42

ビルダーズ2

【オッカムル島】の下層で長年生活していた【おばさん】
幼い頃に事故で下層に閉じ込められ、そのまま地上に戻れずに今に至る。
 
銀鉱脈の探索中、坑道最奥部にあたるキノコ群生地にて主人公と遭遇する。
話しかけると【ジュエルン】の弟の救助をお願いしてくるので、これを達成すると主人公と同行し、拠点に身を寄せるようになる。
プレイヤーからしてみれば、ダンジョン最深部まで進んだ先で、町にでも歩いていそうな服装の普通のおばさんという極めて不自然な存在に出くわすことになるため、思いっきり警戒心を煽られる。
ましてオンバに出会う直前頃に【アーマン】から、「島の人気者の男に恋をするも、嫉妬に苦しめられた末に男を殺し、地下へと引きこもった女」の登場する、オッカムル島に伝わる「せつない恋の物語」を聞かされるのだから、なおさらである。
そんな話を聞いた直後にこのオンバと出会い、プレイヤーは「まさかオンバがその女なのでは」「このおばさんは【メドーサボール】やその手先の魔物が化けているのでは」などと勘ぐってしまうかもしれない。
しかし、そんな事は全く無いどころか、ミスリードとしてストーリーに大きく絡んでくる訳でもないという、よく解らないポジションのオバサン。
 
【マッサージ部屋】に置かれていた【バニー服】を発見し、それからは【ペロ】と一緒にバニーとして働くことになる。おばさんなのでペロの時と周囲の反応は真逆だが、それでも職業はバニーで固定される。
 
オッカムル島クリア後は【からっぽ島】に来る。おばさん顔のバニーという強烈なキャラだが、能力で一般NPCのバニーガールに劣る点はない。むしろ戦闘可能なので住民としては優秀だし、ムードがえっちな【マッサージ部屋】に配置すれば、ちゃんと他のバニー同様にムフフなマッサージだってしてくれる。
しかし、好みのNPCバニーや、バニーの真似ができるホイミスライムを仲間にし、ひっこし機能が解禁されると同時になぜかオッカムルへお帰り頂くプレイヤーも少なくない。
【ファイアルーム】の部屋レシピを教えてくれるが、ご本人の好みは豪華さ最大、広さ最大のキュートな部屋。豪華さ最大にするとクールになりやすいので、壁や床でキュートさを底上げすると良い。
 
結婚を考えていて、タイプの男性は髭の立派な殿方とのこと。
エンディング後の追加会話では、立派な髭を蓄えている【ドルトン】に熱い思いを寄せている事を告白する。
彼の事を「ドルトン様」と呼び、彼が居るのでからっぽ島に来てからの暮らしが毎日充実しているとも語るのだが、その結婚願望の強さのせいか、地下暮らししていた時は【おばけキノコ】と結婚しそうになったらしい。
 
そんなこんなでフリーダムでアグレッシブでバイテリティに溢れたおばさんである彼女だが、意外にも戦闘不能時のセリフは「地下に帰るだけよ…」と何とも虚無的なもの。
普段の奇矯な振る舞いも、どんな日常も何時突然失われるか分からないという人生経験故なのかも知れない。