【バトルレックス】

Last-modified: 2023-01-09 (月) 10:52:28

概要

DQ6で初登場したモンスター。
両手(前両脚)で斧を構えた恐竜のようなドラゴンで、小さな翼もあるが当然小さすぎて飛べない。あと顎がデカい。
【アックスドラゴン】【ドラゴンソルジャー】【ドラゴンデストロイ】の色違いで、やや明るい緑色の鱗が特徴。その他にDQ10ではボスに【トマホーガー】【暴竜ドマノ】【暴竜ロマニ】、モンパレでは青色の鱗をした【マッソ】というボスがいる。星ドラにはしゃちほこソルジャーが登場する。
ナンバリングでは偶数の作品でのみ登場する。
 
【テリー】のお供として有名だが、モンスターズシリーズでマスターとして登場した際は、【グレイトドラゴン】【しんりゅう】と別のドラゴンにお供の座を奪われている。
初登場のDQ6では系統最上級種、それもラストダンジョン付近に出てくるという強力な種族として扱われていたにもかかわらず、以降登場する作品では一貫して系統最下位種として扱われている。
しかしながらDQ6の【ドランゴ】が見せた活躍のおかげか、後年の作品でも活躍の場に恵まれており、人気は間違いなく系統の中でも最上級だろう。
 
名前の由来やモチーフは恐竜の「ティラノサウルス・レックス」と思われる。DQ9では【破壊神フォロボス】の英語名としても使われている。
ただしその体型は近年のティラノサウルス像(DQモンスターで言うと【ダッシュラン】のような…名前的には【テラノライナー】が近いか)よりも、ゴジラのように二足歩行して尻尾を地面につけた昔のティラノサウルス像の方に近い。斧を持っているので【バトルアックス】も名前の由来と思われる。
DQ5の【レックス】とは関係ないだろう。多分。
また、英語版での名は"Hacksaurus"。直訳すると「叩き斬るトカゲ」で、斧を持った恐竜系を意識したネーミング。

DQ6

【テリー】と一騎打ちをしたり、イベントで仲間になったりと見せ場の多いモンスター。
本作ではラストダンジョン辺りで出現し、この系統最上位種。
【はげしいほのお】を吐き、【はやぶさぎり】を使いこなすが、SFC版は動きが大変ぎこちない。
ヒャド、デイン、冷気、岩石系に弱いので、【かがやくいき】【ドラゴンぎり】【せいけんづき】を使ってさっさと倒してしまおう。
クリア前では攻撃力は285と【ランプのまおう】に次いで高いが、【まじんぎり】【痛恨の一撃】を放たない分下位種よりも危険性は少ない上に同時期にはもっと強いモンスターも多く現れるので、系統最上位のくせにインパクトがあるとは言いがたい。
落とすアイテムは【ちからのたね】
敵としてのインパクトが弱かったのが、DQ8でドラゴンソルジャーの下剋上を許した原因と思われる。
 
【デュラン】討伐後、仲間になったテリーを連れて【アークボルト】城の牢屋に行くと、捕われたこいつを仲間にすることができる。
仲間モンスターについての詳細は【ドランゴ】を参照。
本編においてイベントで仲間になるモンスターとしては、【ホイミン】【キラーパンサー】に次いで3匹目。
最初から【ドラゴン(職業)】に就いており、素早さには難があるものの、HPや力、身の守りが圧倒的に高い。
さらに灼熱や【ザオリク】も自力で覚え、仲間になれば即座に戦力となれる。
そのせいでテリーは哀れにも【引換券】などとネタにされ、それ以降もドランゴ>>>テリーという戦力期待値の格差が縮まることはなかった……。
 
仕様の変更によりさらに強化されたリメイク版は特に顕著で、まさにモンスター級の強さを発揮してくれる。
そのせいで「一応スタートダッシュは切れる」程度になったテリーの強化は霞んでしまった(しかもカンストが変わっていないのでお察し)。

DQ7(リメイク版)

【トクベツなモンスター】No.081。珍しく色違いはいない単体採用。
【べんりなセブンスポット】【幻のまものたち】でボスとして登場する。
能力はDQ6ベース、経験値とゴールドを5割増しした手抜き。
ボス時のサイズを大きくするためか、雑魚の中で最も大きいサイズになっており、他には最少サイズのスライム系が1匹出る余裕しかない。
ほぼ1体でしか出ないので、戦う時期にもよるがまず苦戦はしないだろう。
猛毒が効くのでボスを早期に討伐するときには活用しよう。
落とすアイテムも6と同じ力の種。

DQ8

ドラゴンソルジャーの下位種にランクダウンした。
【王家の山】やリブルアーチ地方南部の森によく出現する。
終盤はリブルアーチでの出現率がやや落ちるが、それでも出現し易い。
 
相変わらずはやぶさ斬りを使うが、吐く息は【もえさかるかえん】になっている。
高い攻撃力から繰り出されるはやぶさ斬りはかなり強力で、HPも周囲と比べて高い部類。
だが本作ではドラゴンソルジャーが集団で激しい炎や痛恨を連発してさらにインパクトを増したため、その分影に隠れてしまった感が否めない。
イオ系、ヒャド系、デイン系に弱いが、やはりドラゴン斬りも有効である。
 
落とすアイテムは、通常枠が【竜のうろこ】(1/32)、レア枠が【ドラゴンのふん】(1/64)。
文字通りの「落とし物」……。
ともかく出現率の高さもあって、錬金材料に有用なりゅうのうろこを狙う相手としては最適。
内訳は【ドラゴンバゲージ】の枠と確率が丁度正反対になっている。
 
【トラペッタ】の周辺にはスカウトモンスターもいる。詳細はこちらを参照。

DQ10オンライン

最下位種になってしまったが、Ver.2.0より登場なせいか、行動はDQ6と同一。
仲間にもなり、トップレベルの攻撃力を誇る。
詳しくはこちらを参照。

DQ11・DQ11S

敵としての登場はないが、【マジックスロット】のスイカの絵柄で何気なく登場している。
法則に沿った形と言えるので、敵として登場しないのは当然なのか。
 
また、真エンディングではDQ8のシーンの1つとして、前述のスカウトモンスターと戦うシーンが採用された。
場違いな強さや立派な体躯で多くのプレイヤーに強烈な印象を与えたことが評価されたのだろう。

DQM・DQM2・DQMCH

DQ6でテリーと戦ったときと似たような状況で、【いかりのとびら】の主として登場する。
高い攻撃力と火炎の息による全体攻撃が結構強く、普通に戦うと結構な強敵。
PS版では加えてまじんぎりを使うため、火炎耐性が万全でも油断できない相手になっている。
撃破後は100%仲間にできる。
やはり高い攻撃力が目を引くが、伸びが良くなるのはLV42以降と遅め。戦士タイプの能力と思いがちだが、実際にはMP、素早さ、賢さも高めである。唯一守備だけは控えめだが、ここは【ふなのりのリング】を持たせてレベルアップすればフォローは聞く。PS版では攻撃の伸びが控えめになってしまった。ドラゴン系に【あくまのきし】【デビルアーマー】などを配合すると生まれる。ドラゴン系故にレベルアップは遅い。序盤に主力にするのは難しいだろう。
コイツを血統にあくまのきしを配合すると【コアトル】が、他のドラゴン系(コイツも含む)を血統にして配合すると【グレイトドラゴン】が、【ギガンテス】を相手にして配合すると【ギガントドラゴン】が生まれる。
DQMCHではアレフガルド地方の草原や森に出現する。
今度は最初から攻撃力が伸びやすくなっているが、すぐに打ち止めになってしまう。
 
DQM2ではイルルカの父親のモンスター牧場の開拓の手伝いに協力し、モンスター牧場の周辺の木を切って、伐採のプロの個体が登場している。また、エンディング後に魔物を150種類仲間にしているとテリーと戦えるのだが、何故かコイツは連れておらず、【グレイトドラゴン】を連れている。

DQMJ・DQMJ2

DQMJではドラゴンソルジャーと同じランクC。
だがDQMJ2ではドラゴンソルジャーがランクBに昇格し、DQ8と同じくバトルレックスは下位種になっている。
能力的には似たようなもので、【会心の一撃】がでやすく攻撃力が伸びる。
耐性は混乱無効。スキルは【ドラゴンスピリッツ】
 
一般配合で生み出せる他、MJ1では【レガリス島】の月の塔、【モルボンバ島】(昼間)、襲撃された【ジェイルのアジト】と野生のものが広く登場するのでスカウトしたほうが手っ取り早いだろう。
 
ステータス上限値はドラゴンソルジャーとあまり差がない。

テリワン3D・イルルカ

ドラゴン系のDランク。
特性はスタンダードボディ、れんぞく、ギガキラー。
+値を上げることでギロギロ、炎ブレスブレイクを習得する。
また、【新生配合】で炎ブレスブレイク、メガ・ギガボディ化でAI1~3回行動、ギガボディ化でブレスのコツを得る。
野生では現れないが、【ガメゴン】×【もりもりスライム】などで生まれる。
GB版では撃破後必ず仲間にできたが、テリワン3DではGB版と同じセリフを言うもののそのままいなくなってしまうため仲間にできなくなってしまった。
ギロギロは偶数ターンにしか発動しないので、いあつ、プレッシャーやラブリーと組み合わせて毎ターンマインドを狙うチームも面白いだろう。
実はテリワン3Dでは【おにこんぼう】【JOKER】と並ぶ攻撃力トップタイだったりする。

DQMJ3

ドラゴン系Dランクで、ライドタイプは陸上・歩行。
初期スキルは種族特有の【バトルレックス(スキル)】
位階配合や【ダッシュラン】×【キラーマシンライト】の特殊配合の他、【凍骨の氷原】【マスターズロード】で入手可能。

DQMJ3P

凍骨の氷原のマスターズロードで手に入るのが【シャドーノーブル】になったため、マスターズロードでは手に入らなくなった。
その代わり、【カイザードラゴン】と入れ替わる形で【焦熱の火山】の晴天時の夜間限定で頂上付近にギガボディ化した個体が生息するようになった。

DQMB

第2章から登場。本作では恐竜だとされている。
ステータスは、HP:747、ちから:122、かしこさ:23、みのまもり:65、すばやさ:43。
使える技は「はやぶさ斬り」と「かえんの息」。
前者は斧で敵1体を連続で斬り付ける攻撃。後者は火炎の息を吐いて敵全体を攻撃する特技。命中率が低い。
戦士と組む事で、かえんの息が「ばくえん斬り」に変わる。
こちらは炎と爆発の2つの属性を持つ全体攻撃である。
HP、ちからが高く、みのまもりもそこそこ。氷と風属性に弱い。
眠りに強く休み系も効きにくいので、かなり使いやすいモンスターである。
 
ビクトリーではより性能の良いドランゴが現れてしまった。

DQMBS

第一章から登場。サイズはL。
斬撃と炎と氷のブレスを使えることができ、コンボを発生させやすい。
Vジャンプ2016年8月号には本作稼働に先駆けてコイツのプロモーションチケットが付属しており、専用技「Vカッター」が使えるが、通常の個体よりステータスが低い。

DQS

【海辺の洞くつ】に出現する。
本作で最初に会うドラゴン系モンスターであり、会った瞬間気を引き締めたプレイヤーは多いことだろう。
斧で斬りつける他に得意のブレス攻撃を備え、耐久力も高い。本編通り手堅い強さを誇る。
特に厄介なのがブレス攻撃で、横なぎに吐くため連続してガードしないと大ダメージを受けてしまう。
まずはブレス攻撃をガードできるようになろう。初撃からすーっと横に盾を動かしていく感じだ。
斧攻撃は威力こそ高いが前振りが大きく、余裕でガードできるはず。
隙を晒さない限り斧でガードされるので、必殺技で強引に倒すかガードして隙を作ろう。

DQH

【ドワドキア】にて初登場する。
体力・攻撃力ともにこの時点では周囲と比べずば抜けておりかなり強い。
はやぶさ斬りに該当するオノによる連続攻撃や火炎の息を吐いたりしてくるが、初めて会った時点ではどれもかなり痛い。
全員で集中攻撃してなんとかして手早く仕留めたい。体力が半分を切れば座り込むので、その時は与えるダメージが増える上に動きも止まる。この瞬間を見逃さず強力な特技を使って攻撃しよう。
さり気なくテリーがバトルレックスに対して「やりにくい相手だぜ」とメタなコメントをする。
ということは少なくとも旅人の洞窟でやりあっているようだ。
 
【モンスターコイン】は、ディフェンスタイプの3枠モンスター。
もちろん呼び出す中には「ドランゴ」の名前も。 
呼び出すと前方に火炎の息を吐き出し大ダメージを与えたあと、持ち場を守る。
攻撃性能が高く、特に斧を振り回す攻撃は雑魚なら一撃で吹っ飛ぶ。存分に活躍してもらおう。

DQH2

【魔族の森】の親玉【森のヌシ】として登場するほか、【大峡谷】に結構な数で出現する。
前作でも十分強かったのに何を間違えたのかさらにパワーアップ。強さを見直されてやや弱体化された【キラーパンサー】【ベリアル】の立場がない。
新たな技として火炎の息が単発の大きな火の玉に、また通常の攻撃より強い大回転斬りやばくえん斬りなども繰り出すようになり、HPが半分以下になると【ちからため】(上に向いて炎を吐く予備動作あり)で自己強化を行うようになった。
もたもたしていると尋常ではない被害が出るので、やはりSHTや特技を惜しみなく使い手早く倒すのがもっとも有効である。HPが半分以下になると座り込むのも前作と同様。
 
モンスターコインはヘンシンタイプへと変更になった。サイズも2枠へと減少。
使える技は2回連続で斬りつける「はやぶさ斬り」、斧を振り回す「回転斬り」、前方に炎を吐く「火炎の息」。
回転斬りがとにかく強力でザコ清掃にはもってこい。単純に強敵とぶつかる際にも重宝する。
移動速度も、敵の時同様のステップを連続で使える為かなり素早く動ける。

DQB2

【そざい島】【ヒエヒエ島】に強敵として出現し、倒すと【ドラゴンの肉】【りゅうのうろこ】を3つドロップする。
仲間のイメージが強いモンスター故に仲間になると期待した人も多いかもしれないが、残念ながら仲間にならない。
 
よりにもよって【ビルダー100景】の住人が視界に入ってしまうくらい物凄く近い場所にスポーンする事が多く、ビルダー100景を発見しても彼によって全てが滅茶苦茶になっているなんて事もあるので、スカウト目当てで訪れた際は、一刻も早くビルダー100景を探し当てるのを優先した方がよい。
 
Ver1.4のアップデートでサイズが少しばかり小さくなっているが…。

モンパレ

通常でのスカウトはできず、おやぶんの洞窟か「強敵出現!」でのイベントでのスカウトを狙うしかないレアモンスター。
ドラゴン系のSランクモンスターで、初期とくぎは【はげしいほのお】
ランクは基礎Sで、実装当初は基礎Sは初。さらに人気モンスターだけあり、相当な期待が持たれていた・・・。
が、残念ながらステータスは高いとは言えず1ランク下の下位種、ドラゴンソルジャーと同格のレベル。
さらにこの時からすでにランクがSに上がったドラゴンソルジャーがおやぶんの洞窟でスカウト出来ることがあるため、同じSランクでドラゴンソルジャーと比べた場合ステータスではほぼ完全に劣る形となってしまう。
Sランクだけあり、耐性はなかなか良かったのだが才能開花システムなどがまだ実装されておらずステータスの高さがすべてだった時期のため、評価は下がる形となってしまい残念ながら「ハズレ」のレッテルを貼られてしまった。
 
同種配合システムが実装され基礎ランクの高さの恩恵を受けやすいことから多少の評価がつくようにはなったのだが、それは基礎ランクがAランクと高いドラゴンソルジャーも一緒のため、結局はドラゴンソルジャーの方が多く使われることに。
同じSランクなら【キラーマジンガ】をはじめとするさらに優秀なモンスターが多くいる為、多くのユーザーはそちらの育成をしていたようだ。
悲しきモンスターであるが、「ドランゴ」好きのユーザーからは愛のある育て方をされていたことだろう。
イベントバトルスタジアムやキャラバン連盟指令でSSランクのものが入手できる機会があった。

どこパレ

サービス初期のSSランクとして、【りゅうおう】【キラーマジンガ】と共にガチャの大当たり枠として登場した。
…が、あまりにもステータスが低く、上記の2匹どころか下位種であるドラゴンソルジャーにすらステータスが劣るという始末。
あまりの低さに意見が殺到したのか、どこパレでは数少ないステータス上方修正が行われたが、それでも強いとは言えない数値だった。
ブラウザ版といいモンパレシリーズでの扱いはどこか悪い。
 
しかし「とくぎセレクション」で、旧SSモンスターの救済処置「強バージョン」の第一弾として強バトルレックスとしてパワーアップ。
800程度しかなかった攻撃力は約1700と大幅に上昇し、十分にアタッカーを貼れる能力となった。
HPも2000超えとかなりの高耐久。頼れる「ドランゴ」が帰ってきたと言えるだろう。
持っていた目玉特技はらいじん斬りと【かいしんふうじ】。残念ながらこの2つはそこまで注目されなかった。

DQR

第1弾「スタンダードパック」に収録された共通のレアカード。

5/4/6 ドラゴン系
攻撃時:このターン中味方リーダーの武器の攻撃力+2

武器を使って戦うリーダーとの組み合わせで効果を発揮するカード。特に戦士(初期リーダーがテリー)とは相性が良いカード。

このカードとは別に【ドランゴ】も戦士専用のレジェンドレアカードとして実装された。

DQウォーク

2019年10月24日から11月21日まで開催されたイベント「試練の扉」にて、3週目の上級の扉の最終戦に登場した。火炎の息とはやぶさ斬りを使う。強敵として復刻もされている。
こころの色は青でコストは68。高グレードのものは斬撃・体技ダメージとメラ属性・幻惑耐性がアップし、戦闘終了時にMPが小回復するようになる。グレードSではやぶさ斬りを覚える。
MP回復があるため、レベル上げの連戦に向いている。
また、バトルレックスの見た目になれる着ぐるみ装備も登場している。

DQタクト

2021年4月6日開催の「ドラゴンフェスティバル」にて登場。
ドラゴン系Bランク、こうげきタイプ。
とくぎは「まもりのかまえ」/【かえんのいき】/「はやぶさよろいくだき」
覚醒スキル 10Pで「いどう力+1」

ダイの大冒険(2020年版アニメ)

第5話の【鬼岩城】前の広場に【大魔王六軍団】のモンスターが集合しているシーンで描かれている。