概要
DQ5以降とリメイク版DQ3、外伝作品に登場する武器。
ナンバリング作品では大体中盤を過ぎた辺りのお店で買える。
初登場以降は皆勤を通していたが、DQ11ではそもそもハンマーという武器種自体が消えたためこれもお蔵入りとなった。
パワータイプキャラ用の武器としてそこそこメジャーではあるが、威力の割に値段が高かったり、買える時期が遅い、買える頃にはもっと強力な武器をすでに持ってたりと、なにかと扱いが不遇な武器。
どの作品でも1回も買うことなくクリアした人も多いだろう。
現実でも使われていた武器でもあり、ヨーロッパでは鎧兵対策に有効な打撃武器として広く採用されており、城門や障害物の破壊にも利用されていた。
DQ3(リメイク版)
攻撃力70で、【戦士】専用。
【○○○○バーク】(第4段階以降)と【マイラ】の武器屋で9500Gにて販売されている。
だが、商人の街をこの段階まで発展させる前に【サマンオサ】の武器屋にて、この武器に価格・攻撃力ともに近く特殊効果もあり、かつ装備可能な職業の多い【ゾンビキラー】をすでに買っている場合が多く、パーティー内で使い回せない武器を新たに買う状況にはなりにくい。
それに【アレフガルド】にはもっと強力な武器が数多く存在するため、わざわざマイラで買うプレイヤーもほとんどいないだろう。
せいぜい、戦士が複数いるケースでバークにて買うくらいか。
というわけで、他シリーズ同様の不遇っぷりである。
DQ5
攻撃力60で価格は6500G。
イメージ通り、【サンチョ】、【ブラウニー】等の重戦士系の【装備グループ】のモンスターが装備可能。
青年時代後半の【エルヘブン】と【サンタローズ】の武器屋で販売されている。
購入時期が遅く装備者も限られる上に、攻撃力自体も時期的にぱっとしない。
多少値が張っても同時期に買える【らいじんのヤリ】などの方が役立つ。
せめて、青年時代前半の【グランバニア】あたりで売られていたら印象も多少は違ったかもしれない。
DS版以降
意外にも【デボラ】も装備可能。
そのためか【公式ガイドブック】では「コツさえ掴めば女性でも扱える」という設定に変更された。
というより、本職の戦闘員である【ピピン】は相変わらず装備できず、これを唯一装備できる女性キャラのデボラは【まじんのかなづち】も装備できるので、コツとかはあまり関係なさそうである。
ただしコレを買える時期にはデボラが離脱中、そして復帰する頃にはもっと強い武器があるので、彼女もまず装備することはない。
そのため武器としての実用性の無さは相変わらず。
DQ6
攻撃力64で、かっこよさ19。
【ダーマ神殿南の井戸】、【マウントスノー】などで12000Gで販売されている。
ハッサン、テリー、アモス、ドランゴ、ファーラット、キメイラ、レッサーデーモン、ばくだんいわ、ボストロールが装備可能。
やはり入手時期的に性能が微妙な上に、今回は値段が相当高くなっているのが難点。
ちなみに、【おしゃれなかじや】で1000Gで改造して貰え、改造後はかっこよさ50になる上、【ベストドレッサーコンテスト】では、鉄仮面との組み合わせでボーナスがつく。
しかし、単品のかっこよさもボーナスもこれより優秀な武器は多いので、コンテスト目的で単価の高いこれにお呼びがかかることはない。
DQ7
攻撃力64、かっこよさ19。
主人公・アイラが装備可能(データ上はキーファも装備できる)。
【ルーメン】や【聖風の谷】、【移民の町】(Lv8)の武器屋で12000Gで購入できる。
この武器自体の攻撃力と値段はそこそこ適正値ではあるのだが、ほぼ同時期に買える【まどろみの剣】に性能・装備可能者・価格の全ての面で劣っている地雷武器になってしまっている。
そもそもまどろみの剣はルーメン編で1本タダで拾えてしまうため、この武器を購入する余地は皆無と言ってよい。
しかし、実は過去【旅の宿】のカジノのラッキーパネルの景品として登場する。
この時点で手に入る武器の中では最強の攻撃力を誇り、ふきだまりの町で買える最高の武器の【はがねのつるぎ】(攻撃力33)のなんと約2倍。
出現率は低いが頑張れば相当早い段階で手に入れることができ、もちろんその場合凶悪な強さを誇ることとなる。
早期に入手できれば低レベルクリアも兼ねて、歴代の中でもかなりありがたいと思うような待遇である。
3DS版
【移民の町】のシステム変更に伴い、なんと最短でダイアラッククリア時点でカジノが解禁、入手可能になった。
それまで使っていたであろう【せいなるナイフ】は攻撃力14であり、実に6倍。本来は強敵とされている【からくり兵】も余裕で叩き潰すことが出来る。
とはいえすれ違い通信による移民集めは大変なので、普通にストーリーを進めてしまったほうが早い。
というか、発売から時間も経過した現在では、セルフすれ違い通信でもしなければ不可能である。
スマホ版
しかしながら、なんとスマホ版では配信石板を適当にダウンロードするだけで移民レベルが上がるように。
さらにラッキーパネルの難易度もPS版からさらに下がっており、適当にやっていても黒字になるレベル。
移民の町の解禁後、1~2時間もあれば入手できてしまう。
本格的にゲームバランスを壊している。
DQ8
攻撃力51。
【ヤンガス】のみ装備可能。
【サザンビーク】のバザーで6700Gで販売されているが、打撃武器では中堅級でこれ自体の性能は微妙なところ。
しかしこれのすぐ下は攻撃力が18も低い【おおかなづち】で、随分前の【ドニの町】からずっとカナヅチを使わざるを得なかった状況であり、【打撃スキル】を活用するなら買わない選択はないだろう。
また、これと【ごうけつのうでわ】との錬金でより強力な【ウォーハンマー・改】、それをさらに錬金すればハンマー最強の【メガトンハンマー】を作れる。
3DS版
【モリー】も装備可能。
真っ先に【まじんのかなづち(特技)】を覚えさせた場合、まず買い与えられる武器。
とはいえ、【ちからのたね】が青宝箱から手に入るようになり、ごうけつのうでわの入手が楽になったことでそのままウォーハンマー・改まで錬金されるケースも多い。
DQ9
攻撃力は55。
バトルマスター、パラディン、もしくは【ハンマー】のスキルを極めたキャラが装備できる。
入手方法は【グビアナ城】、【ナザム村】で4600Gで購入するのみ。
今回もごうけつのうでわと錬金するとウォーハンマー改に強化できる。
DQ10オフライン
主人公(【バトルマスター】、【パラディン】、【遊び人】)、【ダストン】が装備可能なハンマー。
- | +1 | +2 | +3 | |
攻撃力 | 30 | 34 | 38 | 42 |
みりょく | 3 | 4 | 5 | 6 |
【旅人バザー】で売られることがあるほか、【ふしぎな鍛冶】でも作成可能。レシピは【ウォーハンマーのレシピ】に記載。
必要な素材は、【ぎんのこうせき】x4、【青い宝石】x1。
DQ10オンライン
レベル21より装備可能。基本攻撃力は30。
詳しくはこちらを参照。
少年ヤンガス
強さ7、空スロット数4、上限+値30となかなか強い武器。
更に【物質系】のモンスターに1.5倍のダメージを与える能力を持っている。
強力な武器を拾うまで装備しててもいいだろう。
【まぼろし雪の迷宮】以降のダンジョンで拾える他、
【しゃくねつのほら穴】初回クリア時に魔法屋の【マギー】からもらえる。
物質系は序盤から終盤まで登場する上、防御力が高いモンスターが多いので合成してもいいだろう。
ちなみに【魔導の宝物庫】の【ストーンマン】はこれが複数ついていないと倒せないほどにタフ。
ビルダーズ1
ストーリーモードでは一章でのみ作成可能。
材料は【はがねインゴット】2個と【さそりの角】3個で作れる。攻撃力37。
必要な作業台は【神鉄炉と金床】。
攻撃力は【はがねのつるぎ】をも上回り、一章では最高値。
おおかなづちが効かないようなとても硬い物を壊せるが、さそりの角が入手しづらいのであまり使われない。
【黒い岩】をブロックとして回収可能なのだが、【オリハルコン】採掘の際、【まほうの玉】による発破で大量に黒い岩を回収する羽目になるので、態々作成する必要性は薄い。
また、原則的に武器が消耗品であるビルダーズにおいて、材料が入手し辛く生産性が悪いという点から、折角作ってもなかなか使用に踏み切れないという側面も。
ただ、拠点内に設置した黒い岩を周りの建物を壊すことなく回収したいという場合は、小回りの利かないまほうの玉よりも重宝すると思われる。どうせ副産物として大量に掘れるからおおかなづちで気にせず破砕した方が明らかに効率はいいが。
フリービルドモードに到ってはより高性能かつ作りやすい、【まじんのかなづち】やら、【ビルダーハンマー】の存在があるため、ますます存在感は薄くなっている。不憫。
ちなみに1章で【武器と衣装の部屋】完成後、【ゆきのへ】はコレを装備して戦闘に望む。なんとも贅沢な。
ビルダーズ2
【まじんのかなづち】がシドー用の装備になった影響もあり、メインストーリーで作れる最後の【ハンマー】として登場。
「戦闘用ハンマー」のコンセプトを意識しているのか、終わらない戦いの島こと【ムーンブルク島】で作れるようになる。
レシピは【はがねのインゴット】×3。ブロック攻撃力12・「ものすごくかたいもの」を壊せる。
これまで使っていた【おおかなづち】に比べブロック攻撃力が2倍に急増しており、【城のカベ】などの高耐久ブロックも早く壊せるようになる。特に【ドッカンハンマー】・【さくれつハンマー】一発で大抵のブロックを一気に壊せるのが大きい。
ムーンブルク島攻略中はあまり効果を発揮しないが、ものすごく硬い【黒い岩】もウォーハンマーで破壊できる。破壊してもアイテム化しないのは勿体ないが、岩に持ち物を圧迫されないのはある意味メリット。
石製モンスターに与えるダメージは一振り120前後。流石にブロック攻撃力ほど急増はしないものの、順当に強化されている。
最後の決戦の地である【破壊天体シドー】へはこのハンマーを装備させないと赴けない。
ラスボスへの最後のとどめにも使われるため、不遇扱いだった前作はもちろんのことナンバリング作品も含めて一気に大躍進をした武器といっていいだろう。
クリア後は【ビルダーハンマー】があるからこれでお役御免…というわけではない。
ビルダーハンマーのシルクタッチ(ブロックの形を変えずアイテム化する)機能は【ちいさな草】のような雑草や【線路】のような連結マーク付きブロックの各種変形先など、ほぼ全てのブロックに効く。手当たり次第回収していると、スタックできない道具が袋の容量を圧迫し、持ち物の整理に悩む事態になってしまう。
また、ビルダーハンマーは【鉱脈】をはじめとした「素材採取用ブロック」から一切素材を抜き出せないのも欠点といえる。
ビルダーハンマーは他のハンマーとの使い分けが前提の性能であるため、ウォーハンマーはクリア後も「黄金のツートップ」の一角として使い続けることになる。
常に片方を装備・片方を持ち物として携帯し、ブロックを破壊する目的に応じて持ち替えれば、建築にも素材集めにも柔軟に対応できるだろう。
トレジャーズ
【お宝】の一つとして登場。
お宝No. | 150 |
レアリティ | トレジャー |
カテゴリー | ヒストリー |
コレクション | 武器 |
標準価格 | 900,000G |
タクト
Bランク武器として登場。
基本値 : こうげき力+16
特殊効果はなし。
錬金候補 : 物理ばつぐん+2%・メラ属性物理威力+2%・イオ属性物理威力+2%・HP+20・こうげき力+6・MP+6 他