トルネコ3 
ポポロ編でのテクニック。
「【スモールグール】コンボ」、略してスモコン。
大掛かりなものは「ヘビースモコン」と呼ばれる。
スモールグールは敵味方を問わず、攻撃を受けて生存した際に25%の確率で分裂し、隣接したマスに新たな敵個体を発生させる特性をもつ。
この性質を利用し、半自動的かつ持続的に機能する増殖からの殺処理を行う布陣を組み、これを起動する一連の操作をスモコンと呼ぶ。
部屋の入口を利用した簡単なコンボから、【爆発の指輪】で専用の空間を作って行われる複雑なコンボまで、様々なやり方が存在する。
上手く成功すれば、1フロアで大量の経験値とドロップアイテムを稼ぎ出すことが出来る。
よく使われる仲間モンスターは、【スモールグール】・【ホイミスライム】・【キラーマシン】の3種。
たまに【さそりかまきり】・【おばけキノコ】・【きとうし】等が使われることもある。
スモールグールは言わずもがな主役、ホイミスライムは攻撃を受け続ける仲間モンスターの回復要員。
そしてキラーマシンは、2回攻撃でスモグルの分裂効率を2倍にできる上、【水がめ】で攻撃力を弱体化させることが可能なので、「1ダメージを与え続けてスモグルを増殖させる役」に最適。【防御・晩成】タイプなので耐久力も高い。
スモールグールとホイミスライムは1匹仲間にするだけでも十分だが、キラーマシンは数が多いほど効率が良いスモコンが可能。
徹底的にヘビースモコンをやる場合、キラーマシンは5匹以上使われることも。
持ち込み不可の【異世界の迷宮】で主に行われるコンボだが、古参プレーヤーの中には、スモコンの確立によりダンジョン踏破の価値が損なわれたとする者もいるとか。
しかし、このコンボは見た目よりずっと難しく、仕様に対する相応の知識が無ければ、起動に必要なアイテムと仲間モンスターを集めることすら困難だろう。
起動させたとしても不慮の事故も発生し易く、ドロップアイテムで【聖域の巻物】・【ザオラルの巻物】・【時限爆弾の巻物】が張り付いたり、フロアモンスターの干渉による破綻も考慮に入れておく必要がある。
同じ要領で上位種【ベロベロ】を用いた「ベロコン」も存在するが、彼は持ち込み可の封印の洞くつにしか生息していないため、あまり盛んではないようだ。
他にもマドハンドを利用する【マドコン】、【リビングデッド】を利用する「墓地コン」などが知られている。