【だいまじん】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 03:20:21

概要

暗い緑色をしたおじ様の石像。
【うごくせきぞう】の上位種で、【てんのもんばん】【はがねのきょぞう】の下位種。ゲームでの表記はひらがなだが、【公式ガイドブック】では「大魔神」と漢字表記されている。
 
力強く逞しいその佇まいに恥じない強豪で、頭一つ飛び抜けたタフネスと豪腕でもって主人公一行の前に立ちはだかる。 

元ネタは恐らく大映の特撮映画「大魔神」。怒りに燃える巨大な石像が襲ってくるというのはほぼ同じ。
あちらのデザインは武人風(強いて例えるなら【どぐう戦士】の顔の部分をもっとリアルにした感じ)なのでドラクエとはだいぶコンセプトが異なるが、ドラクエの方でわざわざ緑色系統の色合いになっているのはやはり意識しているのだろう。

DQ3

エンカウントする場所こそ少ないものの、【アレフガルド】のほぼ全域に登場する【マドハンド】が頻繁に呼び出すため、印象に残っているプレイヤーも多いかと思われる。
そして【らいじんのけん】のドロップを狙って乱獲したことも印象に残る一因だろう。
 
まず特筆すべきは圧倒的な攻撃力200。
この【ひとくいばこ】に並ぶ攻撃力はFC版では【ランダムエンカウント】のモンスターの中で最大値であり、これ以上の攻撃力を持つモンスターは【ゾーマ】とその下僕たちしかいない。
ただでさえ高火力なのに、さらに時折行う【複数回行動】による2回攻撃や【痛恨の一撃】でプレイヤーを大いに苦しめる。
特にこの攻撃力で痛恨の一撃を放たれると、1回の攻撃で受けるダメージとしてはゾーマの下僕たちすら上回る。滅多にないが、2回連続で痛恨の一撃を放ってくることもあり、1人の不意の事故死には十分注意する事。安全にいくなら早めに【メダパニ】【ラリホー】を使ってしまおう。
 
また、【ゾーマの城】1Fの【バリアー】に囲まれた階段が隠されている(仮の)王座の間の門番を務めており、そこでは必ず2体組を3回、計6体を相手にしなければならない。
なお、同B2-B4Fでのみ通常エンカウントするが、必ず大魔神×1と【マドハンド】×5又は【アークマージ】×2の固定パーティーで出現する。よって、動く石像と違って3体で戦うことはない。
パラメータは高いものの呪文耐性は下位種より低く、炎系と【デイン系】が必ず効き、【ヒャド系】・ラリホー・【マヌーサ】・メダパニもかなり効き、【ザキ系】もたまに効くため、攻め手には困らない。
また、【バシルーラ】もよく効くので苦戦するなら吹っ飛ばしてしまおう。
ちなみにこの中ボスであるだいまじんはバシルーラで吹っ飛ばすと、FC版は「だいまじんは にげだした。」、リメイク版は「だいまじんたちは さっていった!」と職務放棄扱いになる。
せっかくの見せ場をバシルーラで台無しにされた大魔神達は泣いていい。
 
経験値稼ぎとして【スクルト】【バイキルト】で戦力を整えてから、マドハンドの召喚する大魔神をひたすら倒しまくる、というテクニックもある。
多少時間はかかるが、逃げる確率が高く信頼性に欠けるはぐれメタルと異なり確実に稼げるという利点もある。
ただし、1回の戦闘で貰える経験値に上限(1人旅で65535、4人パーティで16767)があるため、27体目以降は倒しても経験値は増えないので注意。
獲得資金は増えるが、お金稼ぎなら【ゴールドマン】を狙った方がよい。そもそも、大魔神狩りを敢行する時点でを買うんだという話だが…
 
上記のように雷神の剣を1/64の確率でドロップする。
これをドロップするモンスターは他に【ボストロール】【トロルキング】がいるが、確率はそれぞれ1/256と1/128。
マドハンドに呼ばれる大魔神を狩り続けるのが最も効率的で、かつ経験値も稼げる。
 
【格闘場】では主にゾーマの城の同僚たちとの戦いになるが、その中でもHPと攻撃力が飛び抜けているため、暴れ回って勝ちを収める。
同じようなパワー型のライバルたちと比較すると、ボストロールと違って【自動回復】がなく、【クラーゴン】にはHPと攻撃回数で劣るが、攻撃力と守備力は彼らより高くボストロールには攻撃回数で勝る、全員痛恨の一撃による逆転がありうるのでこの3体は一長一短のバランスが取れていると言える。

リメイク版

上位種としててんのもんばん(GBC版のみはがねのきょぞうも)が登場し、中位になった。しかしその高い戦闘力は健在……なのだが格闘場からは引退してしまった。
 
らいじんのけんを狙うには効率が悪すぎるヤツになってしまい、トロルキング共々ドロップ率が1/256に下がった上に、マドハンドに呼ばれただいまじんにはオート盗むの特性が発生しなくなった(代わりに【すごろく場】など入手方法が増えた)。
ちなみにボス戦のみとなったボストロールも落とさなくなったので、らいじんのけんは素直にすごろく場で狙おう。
経験値の上限がなくなったので、数十分も粘れば1回の戦闘で数十万の経験値を稼ぐことも可能。

小説版

大幹部である【ゾーマ八魔将】の1人だが、既に【オルテガ】に倒されており、名前しか登場しない。

DQ6

【お楽しみダンジョン】の序盤のみに登場。
またしても出現パターンは決まっており、同種としか出現しない。
本作では弱体化しており、HPと攻撃力は【キラーマジンガ】とほぼ同等という高さを誇るのだが動きは下位種と同様に鈍く、更にDS版ではHPも削減されてしまったこともあってか、隠しダンジョンに現れるモンスターとしてはいまひとつインパクトに欠ける。
とはいえこのダンジョンに限っては【エビルフランケン】【デススタッフ】など、他の連中が厄介すぎるだけで、弱体化したとはいえ彼自身の実力は結構なものである。
下位と同じく大きな足で踏みつける【強化攻撃】や、【じひびき】による全体攻撃を併せ持つので、【ベホマラー】【ハッスルダンス】が使えると安心。
なお、攻撃への耐性もほぼ全く下位と同じである。
100%当たる【せいけんづき】をお見舞いするのもよし、【メラゾーマ】も効果大。
補助系は効きにくいので全力で叩こう。
落とすのは【まじんのよろい】

DQ8

【暗黒魔城都市】の邪神像が動きだしたものという設定になったが【じゃしんぞう】とは共演ならず。
やはり攻撃よりも守備に重点が置かれており、450ものHPと287という守備力を誇る強敵。その上【ルカニ】や補助系が通用しないので、物理では中々ダメージを与えられない。しかしバギ系以外はよく通るため呪文の出番。
命中率は低いが会心で潰せる【大まじん斬り】【一閃突き】も使おう。
 
暗黒魔城都市(回廊エリア)によく出現するほか、【ラプソーン】が暗黒魔城都市と合体して調子に乗り出すと、
【リーザス地方】(東部の森)、【マイエラ地方】(東部全域)、【パルミド地方】(東部の平地[昼間])、【サザンビーク国領】(中央部の平地[夜間]、北部の平地[夜間]、海岸部北[昼間])のフィールド上にも出てくるようになる。
此方は暗黒魔城都市の時程出現率は高くないが、昼ならリーザスの東部やサザンビークの海岸部、夜ならマイエラの東部やサザンビーク北部辺りが比較的効率良く狩れる。
マイエラなら終盤出現しにくくなる【ギガンテス】も一緒に狩れるのもポイント。
 
早い段階では神鳥の魂でいけるエリアに出現する【ブラッドハンド】に呼ばれて出てくる。この時点では打撃が通りにくく倒すのに時間がかかるので、【テンション】を上げて呪文で一掃しよう。
 
落とすのは通常枠で【岩塩】(1/8)、レア枠で【ごうけつのうでわ】(1/256)。岩塩の方はドロップ率が非常に高く、数回戦闘すれば複数手に入れていることも多いはず。
このため【ドラゴンクエスト8のあるきかた】ではコイツ自身が岩塩でできているのでは?という記事が掲載されているほど。
ごうけつのうでわも装備品としての実用性もさることながら、錬金材料としての需要が高い逸品。
 
中盤にも出てきた【スライムベホマズン】を除けば、暗黒魔城都市の回廊のモンスターで唯一スカウトモンスターがいない。【アポロン】(うごくせきぞう)に気を遣ったのだろうか。

DQ9

基本的に過去作で登場したものと変わらず、終盤で登場し高い耐久力が特徴である。出現時期が終盤手前であるためかHPが255しか無いが、その分守備力が高い。
強化打撃の踏みつけや全体攻撃のじひびきを使うが、3段階ローテーションの関係上、通常攻撃が多い。
主に【ガナン帝国城】に出現するが、【暗黒皇帝ガナサダイ】を倒すと雑魚モンスターが出てこなくなる。
ガナン帝国城地下の【閉ざされた牢獄】や、【アシュバル地方】の高台や【アルマの塔】などにも出現するので、倒し損ねた人はそちらへ行こう。
物質系の例に漏れず風属性の攻撃に弱い。
落とすアイテムは通常枠が【命の石】、レア枠が【リサイクルストーン】
 
クエスト【まじん斬れ!】では名前に「まじん」がつくという理由で【まじんぎり】で倒す事になる。
 
またどういう訳か、今作では妙にひょうきんな設定が追加された。
例えば「【デビルアーマー】は左から話しかけるとギャル語で答えてくれる」という噂を流布しているのは彼で、そのためにデビルアーマーの恨みを買っている。
また、【天の箱舟】のつり革に掴まることを夢見ていたり(腕を振り上げているのはイメトレらしい…)と、何だかいつもの怒りの形相からは想像もつかない面がある。
まあDQ9のモンスターは皆そんな感じなのだが、こいつは特に従来のイメージを破壊した感がある。

DQ10オフライン

Ver.2より偽りの【レビュール街道南】に出現。
大きな足で踏みつけるほか、【じひびき】【リベホイム】【バイキルト】を使う。
通常ドロップは【つけもの石】、レアドロップは【せいれいせき】

DQ10オンライン

カラーリングはDQ3の緑色ではなく、DQ6以降の土色になっている。
当初は神話篇のダンジョンに登場していた。その後は生息エリアを増やしている。
【大魔王ゾーマへの挑戦】ではDQ3のゾーマ城の再現をしている。
詳しくはこちらを参照。
【きょだいまじん】という上位種も登場。

DQ11

異変後の【ゼーランダ山】【ユグノア地方・入り江の島】に登場。前者では例によって下位種のうごくせきぞうに取って代わる形である。3DS版とDQ11Sでは【その後のバラモス城】にも出現する。
【大地揺らし】【バイキルト】を使用する。ドロップアイテムは命の石と【ごうけつのうでわ】(レア)。

邪ver

ユグノア地方の入り江の島に登場。
上位種のてんのもんばん・邪よりも強くなっている。

ジョーカー3プロ

うごくせきぞうの復帰に合わせて参入。
物質系のBランク。野生では出ず、一般配合のみで入手可能。
特性は【ノーマルボディ】【はだかいっかん】【タフガイ】、+25で【会心出やすい】、+50で【ひん死で会心】
【超生配合】【暴走機関】【メガボディ】化で【ライトメタルボディ】【ギガボディ】化で【ラストスタンド】【超ギガボディ】化で【強ガードブレイク】
合体特技は【雷雲招来】、合体特性は【超タフガイ】
スキルは【マテリアフォース】
【ゴールデントーテム】との配合でてんのもんばんが作れる。

トルネコ2

HP220、攻撃力200、防御力38、経験値4200(レベル1のステータス)。
【不思議のダンジョン】【もっと不思議のダンジョン】の80階以降、【井戸のダンジョン】のLv10、【試練の館】の16~20階に出現する。
 
下位種のうごくせきぞうは擬態能力(バレバレだが)を持っていたが、こいつは普通に生息している。
つまり通常攻撃のみ、これといった特殊能力を持たない単純なモンスターなのだが、ステータスが非常に高い。
 
HPと攻撃力は不思議のダンジョンに出てくる通常モンスターの中では最強で、試練の館深層のモンスターとも引けを取らない。
HP220という数値は【ダースドラゴン】と同値で、こいつよりHPが多いモンスターは【ガーゴイル】しかいない。
攻撃力はDQ3と同値の200で、これはガーゴイルの攻撃1発分に匹敵するため、苦戦は免れないだろう。
 
また、【ブラッディハンド】がたまに仲間として呼んでくる。
奴に部屋中をたらいまわしにされながらだいまじんが量産される等、想像もしたくない事態である。
同じ部屋に【キースドラゴン】がいた日には、もうどうにでもしてくれとすら思えてくる。
 
PS版ではダメージ上限の関係で、どれだけトルネコの攻撃力が高くても4発攻撃しないと倒せない。
人形系なので【ドールクラッシャー】は有効だが、それでも最低4発殴らないと倒せない。
こいつを【ベホマスライム】が回復したり【メガザルロック】が蘇生してくるので、戦闘が長引きやすい。
 
何より厄介なのは耐久力なので、他の敵と一緒に出てきた時は無力化して後回しにする方が良い。
矢でも杖でも草でもなんでも効くので、苦戦している時はアイテムで対処すると良い。
物質系なので、時には【つるはし】で一撃必殺で砕くという荒技も頭に入れておこう。
 
【戦士】でこいつを倒すと【まじんぎり】を覚えることもあるが、この技は大して役に立たない。
 
GBA版では攻撃力上限が撤廃されたため、攻撃力が高ければ4発かからず倒せるようになっている。

トルネコ3

HP105、攻撃力34、防御力30、経験値160(レベル1のステータス)。
HP135、攻撃力44、防御力51、経験値560(レベル6のステータス)。
【邪悪な風穴】【封印の洞くつ】【異世界の迷宮】【魔物の巣】などに出現。
 
通常攻撃のみだがステータスが高い、という特徴はトルネコ2と同じ。
2のブラッディハンドと同様、【ブラッドハンド】が仲間に呼ぶことがある。
ブラッドハンドが凶悪化している分、呼ばれて出てくるコイツにてこずりたくはない。
 
異世界の迷宮では、66F~70Fの【爆ゾーン】にレベル6の個体が出現。
相対的なタフさは群を抜いていて、ヘタすると5発以上攻撃しないと倒せないほど堅い。
レベル6だいまじんの硬さは、【ラットゾーン】目前のプレイヤーへ立ちはだかる試練となるだろう。
 
人形系なのでトルネコは【ドールクラッシャー】を合成した武器が欲しい所だが、それでも厳しい為、可能なら【毒の矢】等で攻撃力を弱めたり【クオーターの杖】等でHPをごっそり削ぎ落としたい。
手っ取り早く始末するなら【爆発の指輪】で消そう。
 
仲間にした時のデフォ名は「イマジン」。だいまじんから「だ」を取っている。
成長タイプは【防御・晩成】で、防御力がやたら伸びる。
攻撃力が伸びるうごくせきぞうの【攻撃・晩成】とは対称的。
初期ステータスと成長タイプは悪くないものの、これといった特殊能力がないのが難点。

ビルダーズ2

【オッカムル島】終盤の拠点防衛戦にて出現。
【ビルダー道具】【ハンマー】が有効なうごくせきぞうと異なり、剣や【少年シドー】の攻撃など、通常の攻撃が有効。
一見騙されやすいが、出現時に「ワシは石像じゃないぞう!」とわざわざ自己紹介してくれるのがヒントになっている。
もっとも、そのヒントがなくともシドーや住民達の攻撃が通じている時点で気付けるし、最悪気付かなくてもシドーや住民が倒してしまうので、厄介なひっかけというほどではない。
 
オッカムル島シナリオ終了後には、うごくせきぞう数体を引き連れて拠点を襲撃してくる。
目を引くドロップアイテムもなく、鉄製のブロックを破壊できないので、高めの鉄の壁を構築していれば放置で構わない。
撃退方針なら【セルジ】【あらくれ】たちの装備を逐次更新してあげても良いだろう。
 
【マガマガ島】にも平地の【赤山岩】地帯にて強敵として出現。
攻撃は単調であるため回避しやすいものの、ただでさえ高い攻撃力を【バイキルト】で強化、さらに痛恨の一撃を出してくることもある。
攻撃力アップからの痛恨の一撃のダメージは非常に高く、HPが低いと一撃死もあり得る。落ち着いて攻撃を受けないようにすることが大事。
倒すと【あくまのよろい】のレシピを思いつき、さらに確率で【邪神の像】【火をふく石像】をドロップする。
うごくせきぞうと同様に低確率で仲間になり、【からっぽ島】では染料作成の時間を短縮してくれる効果を持つ。

バトルロード2レジェンド

【レジェンドクエストIII】の第五章で登場。
【うごくせきぞう】【ドラゴンゾンビ】と組んで襲い掛かる。
攻撃手段は「大震動」と「レッグスタンプ」の2つで、技名は少々違うが戦士と組んだうごくせきぞうと同じ。
呪文で攻めよう。
それにしても、ドラゴンゾンビもそうだがなぜバラモス城に出現するのだろう…?

バトルロードビクトリー

今回は【ドラゴン】【トロルキング】がお供。
また、【レジェンドクエストIII】をSランク以上でクリアするとカードを入手し、こちらも使用可能となる。
ステータスはHP:876 ちから:168 かしこさ:24 みのまもり:119 すばやさ:31。
また、技も変更され、「まじんスタンプ」と「だいしんどう」になる。
しかし、まじんスタンプがうごくせきぞうの「ふみつけ」とは違い、回転しながら攻撃に変わったくらいで、戦士と組んだうごくせきぞうと変わらない。
さらに、バトルマスターと組む事で、だいしんどうが「ボディープレス」に変わるが、モーションもうごくせきぞうと変わらず、マヒ効果の無い全体攻撃になってしまうので、技は変えない方が良い。

余談だがうごくせきぞうは「大振動」に対しこちらは「だいしんどう」に変わった。変える意味あったのか?

バトルスキャナー

ドラクエ3のモンスターが大量に登場した絶望の大魔王編から登場。
Lサイズで、上位種のてんのもんばんを無視してまさかの虹色ギガレア。
基本ステータスはHP:877 ちから:772 すばやさ:86 かしこさ:203 みのまもり:833。
技はぶんなぐる→いなずま拳→はかいの拳→魔神爆砕拳の順で変化していく。
相性がいい性格は【いのちしらず】、最高に相性が良いのは【かぜひかない】
後者であればみのまもりは1042と遂に素で4桁に達する値に。

見た目通りというべきか守備面に特化したモンスターで、相性が良くなる性格二つも守り重視。
技そのものはすべて単体攻撃で魔王戦などで使いやすく、魔神爆砕拳は貴重な魔属性攻撃。
ゾーマ戦のいてつくはどうにも強い。
状態異常にも強めだが混乱と呪いは「強い」どまりとやや甘い。
属性面では、炎・氷・闇とメジャーな属性に強いのが評価点。弱点は風のみ。

この系統を2体出すと合体して【きょだいまじん】となり、更にパワーアップする。

ヒーローズ1

【ドワドキア】のボスに当たるモンスター。
逃げ回るドワーフの【族長】とフィアンセの二人を守りながら戦うことになる。BGMは【強き者ども】
 
おなじみの片手と片足を上げたポーズで登場し、そのポーズのまま片足で跳ねるように移動し、踏みつけ攻撃をしてくる。
そのため、ジャンプしながら攻撃した方がいい。
動き自体は【うごくせきぞう】と同じだが、主人公達より【防衛対象】の二人を優先して狙うという特殊な行動パターンを持つ。
こちらから攻撃すると怒り狂って一旦こちらにターゲットを変えるが、しばらくすると興味をなくし再び防衛対象を追いかけていく。
また、一定量のHPが減る毎にモンスターを呼び寄せる。
 
終盤ではザコ敵として【ブラッドハンド】に呼ばれて登場することもあるほか、一部の【宝の地図】でも通常の敵として登場する。
 
強化版については【だいまじん・強】を参照。

ヒーローズ2

【闇の浮遊城】入口の通路に並んでいる石像に化ける形で登場。おそらくDQ10のレイダメテスのボス部屋前の【うごくせきぞう】が並んでいる通路を意識していると思われる。
本編クリア後は闇の草原に生息。弱点は下位種同様頭。
モンスターコインは落とさないが、【ブラッドハンド】のコインを使うと呼べる。
何かと不足しがちな【せいれいせき】をドロップする。
同じく闇の世界に出現し、せいれいせきをドロップする【ストーンマン】よりずっと強いのだが、ストーンマンの近くには高確率で【タイプG】【キラークリムゾン】が出現するため、こちらを狩った方がいいかもしれない。
 
【時空の番人】として出ることもある。

モンパレ

物質系のランクBモンスターとして登場。

どこパレ

登場はこちらが先で、なんと物質系のSSランクモンスターとして登場。
本編でも強豪モンスターの1匹とはいえやたらと好待遇である。
固有特性は時々2回行動。初期とくぎに「たたきつぶす」を持つ。
初期のSSランクモンスター全般に言えるがステータスがかなり低い為、ソロでもマルチでも使用するのは厳しかった。
 
とくぎセレクションで「強だいまじん」として後にパワーアップした個体が登場。
特性が完全2回行動になった上に状態異常や弱体化を件並み無効化できる、優秀な壁役として生まれ変わった。

ウォーク

イベント「スライム冒険譚~勇者は征くよどこまでも~」で2023年5月11日より登場。
【てっきゅうまじん】と「まじんブラザーズ」というコンビを組み、【スラリンガル】を奪って悪名を轟かせようとした。
3章3話でボスとして登場し、クリア後に出現する強敵モンスターと同日からのほこらで現れる。
ジバリア系が最も有効で、次いでギラ系とヒャド系が有効。バギ系は等倍でそれ以外は耐性持ち。
ほこらは推奨レベル上級職レベル80と特級職レベル35、強版は特級職レベル50。
 
うごくせきぞう2体を伴って出現。それぞれ1ターン目に左はスクルト、右はバイシオンを使い、転び効果のじひびきを共通して使う。
だいまじん自身は単体攻撃の「やいばをくだくふみつけ」、全体攻撃のじひびき、ふみつけを使う。
HPを減らすと最大500程度(強化無しの場合)の「まじんのふみつけ」を使い、ランダムで石化させてくる。
石化を解ける「ストロスのつえ」か、転び対策も含め「まもりのたて」での備えが必須。
単体のHPは高くないので、いっその事だいまじんを集中攻撃し短期決戦を仕掛けるのもあり。
 
こころは紫色でコストは141。高い攻撃魔力を誇る呪文特化型。
高グレードではジバリア系とデイン系の呪文ダメージが上昇し、石化に耐性がつく。
特にジバリア系の強化幅が大きいのが特徴。