【ゼビオン王】

Last-modified: 2022-01-04 (火) 20:46:21

DQH2

【ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり】の登場人物。
DQH2における七つの国を束ねる宗主国【ゼビオン】の王。作中では盟主様と呼ばれることが多い。
主要キャラクターの【オルネーゼ】は彼に仕えている。
1000年前、世界が一つだった頃の王に仕え、後に起きた戦乱を平定した大賢者の末裔でもある。
そのためか世界屈指の博識であり、歴史にも造詣が深い。
CVを務めるのは三ツ矢雄二(ザラーム役も兼任)。
 
世界を束ねる盟主ということで、前作のディルクのような精悍な王かと思いきや、その見た目は常に笑顔の三頭身のふくよかなおじいちゃん。
甲高いボイスと合わせて、その時点で何やらきな臭いものを感じるプレイヤーもいたかもしれない。
 
ゲーム中盤では【オレンカ王】の身の潔白を証明し、【ダラル王】撃破後は彼を説得して自決を止めるなど、世界の異変へ真摯に対処しており、ほとんどのプレイヤーが彼を全面的に信じることとなっただろう。
しかし、【永世不戦協定】が結ばれ再び世界が平和にならんというときに豹変。自身がいにしえの予言にある【双子の王】だと明かして、闇に染まった【光の聖杯】の力で魔物を操りラゼル達を始末しようとする。
もっとも彼は【魔王ザラーム】に良いように利用されていたに過ぎず、双子の王撃破後はザラームに用済みと言われ処分されてしまった(その際本物のゼビオン王が弟、ザラームが化けていた方が兄だと判明)。
中盤までの人格者っぷりからのあまりの変貌に洗脳でもされたのかと思いきや、その事をラゼルに問い詰められたザラームは
「そやつは元から異常なほどに支配欲が強く、その笑顔の裏で世界を意のままにしたいという底なしの欲望を秘めていた、まさにいやしき生き物だったがな。」
と答えている。
唆したザラーム本人の言うことではあるが、こちらの方が本性であり狡猾に周囲を欺く偽善的で邪悪な人物だったようである。
しかし、七つの国の宗主国の王座という大権力者の地位に登り詰めてなお、老齢になるまで特に権力絡みの問題を起こさず周囲をうまいこと信頼させていた彼が、ザラームの入れ知恵(しかも嘘)無しにわざわざ今回のような破滅的な騒動を起こしたのかどうかは謎。
本心がどれだけ汚く邪悪だろうと、隠しきったまま墓まで持っていけば歴史上は君子として記録されるのである。
実際に、国民は前夜祭で眠らされていたため本性は知らないまま、死後も盟主様と呼び慕っている。
エンディングでは本当の双子の兄弟である【ラゼル】【テレシア】が次代のゼビオン王となった。
 
撃破後は討伐モンスターリストに載るため「本性がモンスター並み」と言われてしまったりもする。
まあ、DQ8のマルチェロやDQ11の武術大会の対戦相手等、リストに人間の敵が掲載されるのはゼビオン王に限ったことではないのだが。彼の場合は信用を裏切る描写のインパクトがそれだけ強いとも言えよう。
 
ちなみに「七王そろいぶみ!大峡谷会戦!」では防衛対象となるが、近づいてくる魔物に【ベギラゴン】をすさまじい早さで連射するため多少の小型の魔物ぐらいなら勝手に倒してくれる事が多い。
ただ、一発の威力は低めでマミー辺りを浮かせまくって遊んでいる事もしばしば。
また、自分から前線に出て行く上にちょこまかと動き回るため、気づけばやられているということが多い。
ゲーム的なバランス調整の関係もあるのかこの時は守備面が甘めで体力も多くないため、キラーパンサーやアンクルホーン、ドラゴン辺りを近寄らせるとHPがモリモリと減ってしまう。
周回プレイで彼の本性や野望を知っているとそのまま見殺しにしてしまいたくなるが、ここで死なせてしまうときっちり全滅扱いになるのでぐっと堪えて防衛しよう。
 
因みに本ゲームのOPでは、終盤に黄昏の中、主人公たちが見上げる塔のバルコニーでどこか不敵な笑みを浮かべており、主人公と対峙するという構図によって彼が悪役である事がそれとなく暗示されている。