DQ11
【聖地ラムダ】の長老。英語版での名前はBenedictus(「祝福されし者」の意味)。
かなり歳を重ねており、外見は大きな髭を生やした老人である。
賢者ゆかりの地の長老だけあって、優れた見識を備えた人格者であり、ストーリー中でもアドバイスとなるような発言が多々見受けられる。
ラムダの「神語りの里」という呼び名の由来は勇者への感謝と敬意の表れであり、その為か主人公一行には常に敬語で接する。
里の住人からの悪評も無く、統治者としての責務をしっかりこなしている。
【ベロニカ】と【セーニャ】の生まれながらの才能を見抜いて【双賢の姉妹】と呼称し、この姉妹に様々な呪文を教えたのも彼である。
ちなみに最初にラムダへ到着した際に背が縮んでしまったベロニカに驚く様子が見られる。
また、数百年に一度現れるという未来が僅かに予見できる【夢見のチカラ】を所持する者であり、寝ている間に【命の大樹】の信託を受け勇者(主人公)の誕生、ベロニカの異変まで的確に察知している。
そもそもベロニカとセーニャを旅に出るよう命じたのも、夢見のチカラで勇者の誕生を知り、その夢の中で勇者が2人を伴って命の大樹に向かう光景を見たからである。
聖地の民を束ねる長老として、常に粛々とした態度を乱さず、大事が起きても取り乱すこともないが、ベロニカの死が現実だったと知った際には、【双賢の姉妹】の片葉が散ってしまったと深く悲しむ様子も見せている。
なお、【とあるトレジャーハンターの伝言】の筆者が助けた若者は、彼である可能性が高い。
過ぎ去りし時を求めた後
【デルカダール城】一連のイベントをこなしてから来ると、賢者セニカが使っていた飾杖が錆びてしまった【さびたおうしゃく】を渡してくれる。
これだけでは何に使うのか分からないが、後に【レシピブック】である【時間王の伝記】を読むと強力なスティック【ときのおうしゃく】に復元できる。
DQ11S
CV:高階俊嗣(【アラーニ】と兼役)
本編のほかボイスドラマ【愛のこもれび】にも出演しているが、公式サイトでの紹介ページでは「ファーナード」と誤植されている。
ドラけし!
イベント「決戦!ウルノーガが待つ天空魔城へ」のメインクエスト後半で台詞のみ登場。
原作同様、天空魔城に乗り込もうとする主人公達にケトスを呼ぶ笛を吹けと助言する。