概要
DQ3で初登場した青いふさふさの毛皮を持ったヤギのモンスター。
【マッドオックス】の上位種であり、【ビッグホーン】の下位種。
同じ見た目の色違いでオックス(牡牛)、ゴート(ヤギ)、ビッグホーン(羊)と全部違ってややこしい。
ちなみに、ふさふさの毛皮からヒツジっぽいと思いがちだが、カシミヤ種などふさふさのヤギも普通に実在する。ヤギとヒツジの見た目上のわかりやすい違いは体毛の長短ではなく髭の有無であり、襟首の白い毛が髭だとすればヤギというのは正しい。
地味なモンスターの代表格だからか、登場作品では同じく地味な呪文の代表格【ボミオス】を使う。
獣系であること、青いこと、そして地味な立ち位置であることと、【ブルホーク】と共通点が多い。
ちなみに「ドン」の方は怪獣などの名前の語尾に付けられることが多いあれだろうが、特に深い意味はないだろう。「ドン」の本来の意味の詳細については【プレシオドン】等に詳しい。
または名作絵本として名高い『三びきのやぎのがらがらどん』も踏まえたという説もある。のちに、【ドンガラドン】、【ドラムゴート】というモンスターが登場したが、いずれもゴートドンとは無関係どころか、ヤギとは似ても似つかない。
DQ1(HD-2D版)
【岩泣き島】周辺に出現。
HD-2D版DQ3準拠で【ボミオス】、【すてみ】、【すなけむり】を使用するほか、様子を見たり逃げ出すこともある。
やはり高めの攻撃力から繰り出されるすてみが厄介。
炎が弱点ではあるが、HPが高く【ベギラマ】では倒しきれないので、【けもの突き】で1体ずつ片付けた方がいいかもしれない。
ドロップアイテムは【上やくそう】。
DQ2(HD-2D版)
【ローレシア南のほこら】周辺と、【勇者の泉の洞窟】の東にある小島に出現する。
行動パターンはHD-2D版DQ3と同様で、様子を見ることはない。
あまり出会う機会がないためDQ1・3に比べると地味。
ドロップアイテムは【まもりのたね】、盗めるアイテムは【やくそう】。
DQ3
【テドン】地方、【ランシール】地方に出現する。
どうもDQ3は【キャタピラー】と【どくイモムシ】の関係に見られるように「下位種と上位種で実力に大差がない」パターンが多い傾向があり、コイツもそれに当てはまる。
マッドオックスの上位種族であるが、ステータスはマッドオックスと大差ない。FC版では、HPが10ポイント高いだけで、それ以外のステータスはマッドオックスのほうが上である。
もっとも、差はわずかだし上位のビッグホーンもそこまで大差がないので三兄弟似たり寄ったりだが…
呪文は【ボミオス】が1回使えるだけで、後はひたすら力押し。
ステータスでは似通っていることもあって【ギラ】連発のマッドオックスや【あまいいき】を吐きまくるビッグホーンを思えば一番ヘッポコ。
リメイク版では攻撃力が64→72に強化されたが、脅威となるほどではない。
また、こちらの呪文にも総じて弱く、攻撃呪文ならヒャド系、バギ系は確実に効くが、わざわざ呪文を使うほどの敵でもない。
同時期に【じごくのよろい】や【まじょ】といった強敵が現れ、海では【だいおうイカ】に苦戦したパーティーを相手にするには失礼なほどに弱い。FC版の【公式ガイドブック】にさえ「意外に弱いモンスターだ」とまで書かれるほど。
なお、こちらのレベルが高いと逃げだすことがある…が、モンスターレベルだけは魔女やじごくのよろいと同等に高く、先頭キャラのレベルが27以上(ネクロゴンドに挑戦するような時期)必要なので、出現場所を考えると通常の攻略の範囲で逃げるところをみることはあまりない。
倒すと、【ちからのたね】を「1/64」の確率で落とす。これを同じ確率で落とすほかのモンスターは、【ごうけつぐま】と【グリズリー】の2体であり、これら3体のうち、ゴートドンが最も弱く、戦いやすい。ほかにも力の種を落とすモンスターはDQ3だと複数いるが、その確率はいずれも「1/128」と低い。
テドン地方には、【デッドペッカー】(テドン北、【すばやさのたね】・1/16)、【シャーマン】(テドン南およびランシール周辺、【海賊の家】周辺、ラックの種・1/32)がそれぞれ登場するため、種を収集したい人には便利な地域でもある。
一方で力の種を集中的に集めたい場合はジパング周辺で高確率で出現するごうけつぐまが選ばれることもある。目的によって選んでいきたい。
兄弟種と比べてみるとマッドオックスがもはや何の役にも立たない【かわのたて】、ビッグホーンが二束三文で買える【せいすい】とロクなものを落とさない。
三兄弟の中で一番ヘッポコなのにドロップまでこんないいものを落としてくれるなんて申し訳ないぐらいだ。
ついでに経験値も形式的には上位種ということで、マッドオックスの倍近くもくれる。
本当に何から何まで申し訳ない。
HD-2D版
ボミオスのほかに【すてみ】と【すなけむり】を新たに習得。
大ダメージを与えてくるすてみは強烈だし、すなけむりは実質【マヌーサ】と似たようなものなので物理職にはなかなかに面倒くさい相手になる。
リメイク前と違い、イオ系とヒャド系とバギ系に対して耐性を持つので一掃しにくい点も含めていやらしいモンスターになった。
リストID的には最上位種であるビッグホーンよりも後に来るモンスターだが、ステータス的にも経験値的にもビッグホーンよりも一回り少ないのでやはり実質的な中間種である。
DQ9
久しぶりに再登場。今回はマッドオックスの登場が早いのもあって普通に上位種族となった。
とはいえ、出現場所はビタリ平原と【宝の地図】(氷タイプ)に出現と、あまり行かないエリアばかり……。
能力的にも怖いモノはないが、ボミオスだけはちゃんと使える。
ボミオスの歴史を考えると、コレがある意味で最大の快挙といえる。
その他にいきりたって攻撃する強化攻撃も身につけたが、こっちが強いと逃げてしまうことも。
落とすアイテムは通常枠が【やわらかウール】、レア枠が【まじゅうのツノ】。
DQM1・DQM2
モンスターズでは系統を代表して【獣系】として登場。
獣系を血統に【ドラゴスライム】を配合すると誕生する。
シリーズ初期のGB版では異様にサイズが小さくなっている。
覚える特技は【ギラ】・【ボミエ】・【あまいいき】。同系統のモンスターたちの得意技をひとまとめにしたようなラインナップで、身も蓋もなく言ってしまうと平凡。
あまいいきはストーリー攻略ではそこそこ便利だが、継承のためにわざわざこいつを経由する意味があるかというとまあ微妙。
こちらのパーティの合計レベルが1~18、または59~78のときには【他国マスター】の手持ちに入ってくることもある。
このうち後者の個体は【ベホマ】と【ザオラル】を覚えているため、回復技の継承元としてはそこそこ優秀。
逆に仲間にするつもりが無い場合に出現した場合は最初に倒すことを推奨。他の魔物にダメージを与えても回復、倒しても復活させられて面倒だからである。
【鳥系】と配合して【ホークブリザード】を産むのがお勧め。
キャラバンハート
【動物系】のBランク。
なんとロンダルキア森林部に出現する。
行動は単純で、ひたすら打撃をするのみ。
【アンドレアル】の【バギクロス】や【クリスタルスライム】の【マヒャド】連打をくぐり抜けてきたプレイヤーには物足りない。
ステータスは低いわけではないが、周りにはザキ使いが多いため地味。
ロンダルキア突破後は打撃が強烈な敵が多数出るため、こいつのことはすぐに記憶から薄れるだろう。
テリワン3D
【魔獣系】のBランク。【うらみの扉】に出現する。
特性として【魔神攻撃】を持つため、攻撃が当たりにくい。
しかも攻撃力の限界値が低くてかみ合っていない。
もう一つの特性の【ねがえり】は弱点の眠りをフォローしてくれているが、やはり攻撃力が足りない。
プラス25で【ギャンブルカウンター】、プラス50で【くじけぬ心】が解放される。
マインドに強いのは長所だが、シナリオでは魔神攻撃が足を引っ張り対戦では特筆すべき能力なし、と使いにくい。
所持スキルは【ゆうき】。
イルルカ
位階412、魔獣系のCランク。411は【クラブマン】、413は【デスソーサー】。
ランクを一つ落としたが、魔獣系Cランクの最上位(ほぼBランク)であり、
他モンスターの追加などで調整移動しただけだろう。
同系統では【ダンビラムーチョ】の一つ上、【コングヘッド】の一つ下。
能力傾向や特性のおおまかな特徴はテリワン3Dと同じ。
装備可能武器は槍と杖。所持スキルは【ゆうき】。優良スキルだが自分とは全く合わない。
特性は【スタンダードボディ】【魔神攻撃】【ねがえり】。
+25で【ギャンブルカウンター】、+50で【くじけぬ心】、【新生配合】で【パラメータブレイク】。
さらに【メガボディ】化で【AI2~3回行動】、【ギガボディ】化で【暴走機関】が付く。
新生配合を行った際の、基本サイズでの不利な特性のつきやすさは-12。
特性ラインナップはイマイチ統一感がないが、弱点の眠りをカバーするねがえり、
ギャンブルカウンターで反撃、パラメータブレイクによる弱体化と、
安定しない魔神攻撃以外はおおむね悪くない。
- ステータス成長率(100Lvアップの基準値)
HP:569 MP:164 攻撃力:226 守備力:291 素早さ:348 賢さ:332 - ステータス上限の基準値(新生配合済み・スタンダードボディ)
HP:1880 MP:568 攻撃力:756 守備力:917 素早さ:958 賢さ:930
ステータスはHPが高め、攻撃力が低め。物理型の特性と噛み合わないのは残念。
耐性は少し特徴的。魔獣系の基本のほか、ベタンに無効、混乱と呪文封じに半減を持ち、
基本は半減のマインドも無効に上がっているが、斬撃封じ・ルカニ・フールが弱点になっている。
上昇幅7(上昇10、下落3)というのは一般モンスターでは優れている部類。
マインド無効、混乱半減、眠りにはねがえりと、行動封じに強い。
【雪と氷の世界】で大量にうろついており、登場は大幅に早くなった。
集団で魔神攻撃を連発してくるのは割と厄介。動きを止めにくくマヌーサも無効。
秒殺できない場合は麻痺や攻撃力ダウンを狙うといい。
所持スキルのゆうきが非常に優秀であり、今作では【引換券】となる運命である。
位階の高さを活かしてBランクモンスターを生み出す足がかりにもできる、配合面での優良モンスター。
たまに【ダースウルフェン】、【けもののきし】、【せつげんりゅう】に襲われていることがあるので助けてあげよう。ちなみに、3種類のモンスターに襲われるのはこいつだけである。
まめちしきによれば勇気と好奇心に溢れているらしい。
この設定があるからゆうきスキルを持つのか、それともゆうきスキルがあるからこの設定が付いたのか……。
イルルカSP
けもののきしとせつげんりゅうがそれぞれ【ブッチョマン】と【ウルフドラゴン】に差し替えられており、しかもこの2体は共にゴートドンを襲うことはないため、本作でゴートドンを襲うモンスターはダースウルフェンだけとなった。