概要
DQ2などに登場するモンスター。
背中にコウモリの翼を持つ猿といった姿のモンスターである。
ジョーカー等では「銀色の毛並みの高貴な悪魔」とされている。
基本的に後半か終盤にならないと出てこない傾向にあり、悪魔の中での地位はかなり高いようである。
色違いには【デビルロード】と【バズズ】。更にモンパレでは【アッフェブラック】、DQ10では【グーシオン】、星ドラではフージェンという色違いも登場した。
開発段階では【レッサーデーモン】という名前だったが、当時のモンスターの名前の長さ制限(7文字)のためか改名された経緯がある。【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】においても、手書きで「レッサーデーモン」と併記されている。
海外版における初出であるNES版DW2においては、Silver Batboon(銀色こうもりヒヒ)の名前で登場。
これは欧米においては悪魔を意味するデビル、デーモン、サタンと言った言葉が気軽に使えない(実際、宗教団体からクレームが入った事例もある)ためで、トラブルを避けるために名称を変更したのだろう。
各種検索エンジンでSilver devilで画像検索をしても、肝心のシルバーデビルの画像がほとんど出てこないのは、こういう事情があるのだ。
その後GB版DW2ではAgDevil(Agは銀の元素記号)、スマホ版DQ2ではSilvapithecus(銀色の猿)等の名称で登場している。
モンスターズにおける図鑑では「魔王バズズの眷属」という記述もある。
DQ8では【ギガンテス】や【アークデーモン】は登場するものの、こいつだけハブられた。
DQ2
【ロンダルキアへの洞窟】の5Fから出現する様になる。
【あまいいき】に【ベギラマ】という嫌らしい方法で攻めてくる。ピンチになると【ベホマ】を使うが、これは自分にしか使わず仲間に使うことは無い。通常攻撃は一切行わないが、【マホトーン】は全く効かないので、完全に攻撃手段を封じることはできない。
威力が微妙なベギラマしか攻撃手段は無いものの、甘い息は【まよけのすず】で軽減できないので、眠らされて集中砲火を喰らうとさすがに危険。
3匹組だと起きたしりから甘い息で眠らされてずっと行動できないままイライラさせられることもザラにある。中盤の【うみうし】の脅威の再来である。
また、稀に【ブリザード】と一緒に現れることがあり、甘い息 → 【ザラキ】という恐怖のコンボで瞬く間に死者を出してくる。
なお、2種とも通常攻撃を一切してこない。
ブリザード共々攻撃呪文が良く効くので、ベギラマとイオナズンをセットでお見舞いしてさっさと蹴散らしてしまった方が良い。
幸い、シルバーデビルが出るエリアでは、ブリザードは単体でしか現れないので奴を真っ先に始末しよう。
こいつらだけ1~2体で出現なら打撃でなんとかなる。…とか言ってMPをケチると甘い息で眠らされてハメられるので全員が最大火力で蹴散らした方が良い。
ちなみに【ロンダルキアのほこら】手前までのロンダルキア地方はシルバーデビルと【サイクロプス】が中心で、時折【キラーマシン】とブリザードが混ざる位なので、洞窟や後半エリアよりはだいぶマシと言える。
落とすアイテムは【ドラゴンキラー】。金策に役立てよう。
リメイク版
通常攻撃(元々死にステだった攻撃力が一応微増)も行うようになったが、攻撃力は【オークキング】とほぼ同じなのでさほど脅威ではない。
むしろ強化されたベギラマが危険。あまいいきからのベギラマ連発はかなり痛い。
しかも、ブリザードと同じく高い素早さを活かせるようになったのでローレとサマルは先攻が安定しない。というか割と高い確率で先攻される。
攻撃呪文耐性こそ失われているものの、ムーンのイオナズンだけでは倒しきれないことも多いため、この素早さが何気に厄介。そういう意味では、先制の攻撃呪文で簡単に殲滅できるようになった【ドラゴン】よりも危険度が増した。
ムーンならかなり安定して先手をとれるため、まずはラリホーで眠らせてしまうのも手。
また、守備力がほぼ倍増した。
最大出現数は3体だが、ガラケー版以降ではデビルロード同様2体に減らされている。
小説版
デビルロード同様バズズの配下。集団で【ムーンブルク】城を襲撃した。後にロンダルキアへの洞窟でパーティに襲いかかった。
ゲームブック(エニックス)
冒頭で傷ついた兵士に取りついてローレシアの王子を襲い、彼をかばった【ローレシア王】に致命的な傷を負わせるが居合わせた大司教に退治される。
これによって旅立ちにまつわる問題点(ローレシア王の項を参照)の大半を「混乱の最中の旅立ち」という形でクリアしつつ、国家としての対ハーゴン戦略を分家の【サマルトリア】主導で進めねばならない状況を作り出すことで、下巻で展開される(ゲームブックシリーズ通しても極めて評価の高い)「サマルトリア攻防戦」のお膳立てをしてのける、同作影のMVPと言うべき立ち回りをしてのけた。
DQ5
青年時代後半の【迷いの森】周辺や【封印の洞窟】周辺、【ボブルの塔】の地上階など広範囲に出現する。
リメイク版の色は、若干銀色っぽくなったかも知れない。
相変わらずベギラマを唱えてくるが、登場時期を考えると耐性防具も充実しており、今更感漂いまくりで全然怖くはない。
ついでにほぼ同時期に出現する【アンクルホーン】が上位のベギラゴンを唱えてくるのでなおさらである。
さらに甘い息を吐かなくなった代わりに【マホキテ】でMP補給をするというほぼ無意味な行動でターンを浪費するようになった。
彼が「よしMPゲットだぜ!」と思った頃にはとっくに死んでいるはずなので、まさにご愁傷様といったところ。
呪文もギラ系とザキ系以外は軒並み有効なので攻め手には困らないはず。
時期的に【こおりのやいば】の試し斬りにちょうどいい。
ほとんど印象にも残らないような弱さだが、出現範囲の広さのおかげで「なんか弱い猿がしつこく出てきた」ぐらいの記憶としては残るかもしれない。
コイツと同時期に出現する敵は色々と厄介なものが多いので、基本的にコイツは無視して後回しで問題ない。
経験値と報酬が妙に高いので逃げずに倒してしまおう。
落とすアイテムは、【エルフののみぐすり】。
確率も1/32とさほど低くはないが、いずれの機種でもカジノで粘った方が早いので狩る意味は薄い。
ちなみにDSリメイクで【アークデーモン】が仲間になるようになったため、【ハーゴン】の三幹部の色違いで唯一仲間にならないというどうでもいい個性を手に入れた。
PS2版の公式ガイドブックの挿し絵ではサンチョの数倍ほどあり、かなりデカイ。
DQ10オフライン
【メギストリス領】、【エピステーサ丘陵】底なし穴周辺、【ラギ雪原】に生息。
空を飛んでいて、冒険者を見かけると襲いかかって来る。
ベギラマは【ギガデイン】、トルネコでの素早く2回攻撃する能力は【ツインクロー】として扱われている。
【マホキテ】で呪文を吸収したり、更に2回連続行動することもある。
デビルロードはシルバーデビルの転生モンスターとして登場。
通常ドロップは【けものの皮】、レアドロップは【いかずちのたま】。
Ver.2
偽りの【グランゼドーラ領】、【ポルネア山】にも生息。
DQ10オフライン
底なし穴の奥が巣になっているほか、【銀の丘】の先にある森にも生息している。
詳しくはこちらを参照。
DQ11(3DS版)・DQ11S
【冒険の書の世界】の【迷いの森】の入り口以外の全フロアに出現。
ベギラマと甘い息を使う。ステータスはそれほど高くはないので、ベギラマを連発される前に倒そう。
ドロップアイテムは【こうもりのはね】と【せいれいせき】(レア)。
クエスト【大切な贈り物】ではこいつを倒す必要がある。
モンスターズシリーズ
DQM1・2
モンスターズシリーズでは【アークデーモン】、【ギガンテス】と並んで常連である。
悪魔系で、【グレムリン】、【ヘルビースト】、【スカルライダー】をメインに、ドラゴン系を配合すると産まれる。
あまいいき、ギラ、メガンテと、【デビルロード】みたいな特技を覚える。前者2つはDQ2で本人が使ってくるので、原作再現度は高い。
配合は難しくないので、【ライオネック】と同様に結構序盤から作っていける。
だが、悪魔系なだけに成長はあまり早くないので序盤に主力にするのは難しい。
DQM1の図鑑説明文には「魔王パズズの眷族」と書かれている。
DQM2(およびイルルカ)では【雪と氷の世界】で中ボスとして登場。
ノースデンの国王に化けており、ウェスターニャと戦争を始めようとしている。
DQシリーズにおけるこの手の悪役の例に漏れず、成り変わった王様を生かしており、ルカorイルによって助け出された本物の王様と鉢合わせ。
その際に「わしのことをうたがウキッか!」と口を滑らせて正体がばれてしまう。やはり猿型モンスターである。
ベギラマなどを使ってくるがHPが低いので苦戦はしないはず。
GB版のみ、クリア後に行ける【エルフの世界】にて、再度ボスとして登場。北の山に生息しており、【アロードッグ】2匹をお供としている。エルフを好物とする反面、人間は口に合わない様子で、長老曰く、エルフ兄妹シャル&ロルトの両親の仇らしい。
この時は呪文がベギラゴンにパワーアップしている。他にも【まねまね】を多用するので、打撃中心で攻めた方が良い。
余談だが、このシルバーデビルは「人間なんて不味くて食えない」と言っており、少なくとも1回は人間を喰らったことがある模様。
ところがエルフの村の住人は「人間がここに来るなんて何百年ぶりかしら」と語っており、人間は何百年も村に来ていないことが伺える。
シルバーデビルが相応に長生きなのか、あるいは……
キャラバンハート
悪魔系のBランクで、重さは3。習得特技は以前と変わらない。
出現地域はDQ2の頃とは違い、ロンダルキア地方から【満月の塔】や【大灯台】に移住した。
最大2体で現れ、頻繁に【ベギラマ】を唱えてくる。ベギラマのダメージは無耐性で40前後と、この時点ではかなり痛い。
DQ6の【ストーンビースト】を彷彿とさせるが、あちらとは異なりベギラマは【制限行動】に指定されている模様。
この時点で【ベホイミ】を覚えさせるのはMPが伸びやすいモンスターでない限り厳しいので、ジリ貧に陥る前に攻撃を集中させて素早く倒したいところだが、満月の塔では【ザキ】を使う【さまようしんかん】と同時出現することがあり厄介。
【バンパイアラット】に【キラーエイプ】の心2つなど、様々な方法で転身できる。
ジョーカー1
魔獣系のBランク。「デビル」とはいったい…。
【ヨッドムア島】(異変後)の北部及びラストダンジョンの4Fに出現し、上から飛びかかってくる。また、北部の上空には飛び回っている個体がいる。
野性の個体は【イオガード】のスキルを持っているのでライブラリ埋めに一度は入手したい。
ちなみにこいつの出現フロアであるダンジョン4Fの壁には、こいつを格納(妊娠?)した透明な子宮の様な物が数箇所埋まっており、その様子はまるで胎児のよう。
バズズの影響か、ロンダルキアと同じように【メガンテ】を使ってくるので注意。
ギガンテス、【だいおうイカ】、【ゴーレム】、【ジャミラス】のいずれかとの配合でバズズが産まれる。
【フレイム】との配合で【ブリザード】にもなるが、こちらは旨味は無い。
所持スキルは【ようじゅつ】。
ジョーカー2・2プロ
悪魔系Dランクに変更になり、それに応じて中盤から出てくるようになった。
晴れの日の断崖の上層部や、遺跡地下に出現する。
特性には【マホトーンブレイク】を得た。
やはりバズズの材料になるが、今回はバズズが魔界に通常出現するので、そちらをスカウトした方が早い。
プロフェッショナル版では特性に【ギラ系のコツ】が追加。
強化で【ギラブレイク】、最強化で【つねにマホカンタ】を習得。
バズズは【スカルスパイダー】か【アンドレアル】との配合、もしくはこいつの4体配合で作れるよう変更されている。
また、ブリザードには使わなくなった。
テリワン3D
さそいの扉、さばきの扉、ふういんの扉に出現する。
また、【ジュヒョウの国】にNPCが一匹いる。
特性は【スタンダードボディ】、【ときどきインテ】、【ギラ系のコツ】、+25で【マホトラ攻撃】、+50で【つねにマホカンタ】。
イルルカ
野生では出現しなくなった。
ストーリーでは、リメイク前同様【雪と氷の世界】の中ボスとして登場。
この時の個体は【AI2回行動】と【全ガードブレイク】を持つ。
+50で覚える特性が【一発逆転】に変更。
【新生配合】で【つねにマホカンタ】、【メガボディ】化で【AI1~3回行動】、【ギガボディ】化で【ひん死で呪文会心】、SP版では【超ギガボディ】化で【ラッキー】を習得。
【ヘルコンドル】との配合で【アイアンホーク】が作れる。
ジョーカー3
悪魔系Dランク。サイズも【ノーマルボディ】のまま。
通常は配合でしか入手できないが、【時空の裂け目】に出現することがある。
特性は【ノーマルボディ】、【闇系のコツ】(固定)、【狂信者】、+25で【MP吸収攻撃】、+50で【一発逆転】。
【超生配合】で【つねにマホカンタ】、【メガボディ】化で【AI1~3回行動】、【ギガボディ】化で【ひん死で呪文会心】、【超ギガボディ】化で【ときどき冥界の霧】を習得する。
今作は特殊配合先は存在しない。
能力は賢さ1300を除くと全体的にバランス型。
但し成長率はなかなか良く、中盤以降生み出せれば闇系のコツの乗った呪文で大いに助けてくれる。
一方で固定特性以外にあまり強力な特性が無いのが難点。超生配合時はなるべく付け替えた方がいいだろう。
ストーリーでは、【ポーラパーク】の東の長であるシルバーと呼ばれるキャラクターが登場する。
長の証を狙う【狡猾王アーザムーク】の策略で暗殺されかかるが実際は棺桶の中で生存しており、【トードー】に調査を依頼された主人公によって助けられる。
初期スキルは【闇の使い手】。
ジョーカー3プロ
本作では新たに合体特技【地獄落とし】と、合体特性【つねに体返し】を得た。
【海賊イベント】で、ポーラパークの住民のひとりとの戦闘の際に【トードー】と共にシルバーがお供として出現する。
ただし裏シナリオクリア後のイベントのため戦闘力は高く、舐めてかかると全滅するので注意。
特訓してこれだけ強くなったのなら、もう少し早くから特訓していればアーザムークなぞ一捻りに出来ただろうに…などと言ってはいけない。
DQM3
悪魔系のランクD。
野生では出現せず、悪魔系と魔獣系の系統配合、【ホークマン】と【ねこまどう】の系統配合で生み出せる。
特性は【ときどきインテ】、【マホトラ攻撃】(Lv20)、【いきなりマホカンタ】(Lv40)、【1~3回行動】(Lサイズ)、【ピンチで魔力暴走】?(Lサイズ)、【光ブレイク大】(LサイズLv60)。
所持スキルは【邪悪】。
【キメラ】との配合で【サイレス】、【ギャスモン】との配合で【バズズ】を生み出せる。
不思議のダンジョンシリーズ
トルネコ1
23Fから登場し、その後99Fまで延々と付き合うことになる。
2倍速でなおかつ2回行動という、それなりに持ち味のあるモンスターになった。
本編シリーズには有名な【複数回行動】のモンスターが何種類かいるが、それらのモンスターではなく、本編で2回行動だったことが一度もないこの猿がその役目に選ばれた理由は謎。
今作においては、【ピオリムの杖】や【封印の杖】時の【はぐれメタル】等といった例外を除けば、実質上1ターンで2回攻撃を行える唯一のモンスター。
アイテム使用なしに無傷で逃げ切ることは不可能なので、正面から戦った方が傷が浅く済むことが多々ある。
封印の杖で倍速2回行動を封じられるほか、【ボミオスの杖】でも2回攻撃を1回に抑えられるので、上手く活用しよう。
トルネコ2
登場が18Fと早くなった。
寝ている時に隣接すると、起きたそのターンに1回だけ攻撃してくるようになった。
相変わらずの強敵であるが、今作からは【デーモンバスター】という弱点も生まれた。
同じく登場が早くなったギガンテス、アークデーモン共々デーモンバスターが有効なので、あるとないとでは全然違う。
上位種も下の階層に登場し、HPも攻撃力も高くなっているが、相対的な脅威度はシルバーデビルが1番だろう。
トルネコ3
HP65、攻守ともに20、経験値125。
【山脈の尾根】の深層で初登場、今作ではアークデーモンよりも登場が遅い。
エンディング後のダンジョンではLv1で20F台にのみ出現する。
アイテムドロップは無し。
どのダンジョンでも手強いが特に【まぼろしの洞くつ】では脅威。
コイツの出現階(20~24F)は通路の視界が周囲2マスのため、通路では常に先手を受ける危険がつきまとう。
ついでに20Fは【リリパット】と【バーサーカー】も出てくる超危険階。
【レミーラの巻物】【地獄耳の巻物】などでモンスターの位置を把握するか、【変身の巻物】【レムオルの杖】で透明になるなどの対策を取ろう。
それらが難しい場合は、【すばやさのたね】や【ピオリムの杖】でこちらも倍速になる、【へんげの杖】でシルバーデビルに変化する、という方法もある。(ただし、リリパットとバーサーカーもいるため20Fではこの方法は不可)
それらの対策ができない場合は、完全に運任せである。
まぼろしの洞くつ第一の難関と呼ばれる20F台で数多のプレイヤーを切り刻んできたことだろう。
成長タイプは【防御・晩成】で、デフォ名は「シルバ」。
会話してみるとスピードに拘ってることが伺える。
攻撃力はあまり伸びないものの、持ち前の倍速2回攻撃で攻撃力の低さはある程度補える。
倍速のため状態異常からの復帰が早く、裏切られても攻撃力が低めなので致命傷になり難い。
やや仲間になりにくく成長は遅いが、育てる価値はあるといえる。
少年ヤンガス
【まぼろし雪の迷宮】などに登場。
最大の特徴である倍速2回攻撃が没収され1回攻撃(【しゅんそく】)にされてしまった。
代わりに【ふゆう】の特性を得たが、これではただの能力が高い【ゴースト】である。
成長限界はレベル10。
デフォルトネームは♂が「バーデル」、♀が「シルビィ」。
レベル8で【ルカナン】を覚える。
配合では鳥系相手で【アンクルホーン】、物質系相手で【トロル】が作れる。
さらに【おおきづち】を血統に【まじんのかなづち】を贈れば【ブラウニー】が作れる。
ちなみにトロル×鳥系でシルバーデビルに戻せるのでちょっとしたループも可能。
剣神
ステージ4のボスとして登場。
遠くから赤い玉と青い玉を放ってくるのでそれを打ち返すのだが、青い玉を打ち返すと回復してしまうため、赤い玉のみを打ち返す。
赤い玉でダメージを与えているとやがて突進してくるので、タイミングを合わせて斬りつけるべし。
ヒーローズ1
【世界樹】などのクエストで出現する。引っ掻き攻撃や強烈な吹っ飛ばし効果のある飛び蹴り、【ベギラマ】などを使用する。
だが何といってもこのモンスターの特徴はあまい息とこおりの息だろう。
本作の味方サイドはアクセサリー装備以外では耐性を一切備えていないため、耐性装備を付けていない限りこれらの状態異常が必中といういやな仕様。
コイツが数体いるだけで戦いの最中に眠らされるわ凍らされるわでストレスMAX。
ベギラマは攻撃判定が複数回発生するため、動けない時に食らうと多段ヒットして甚大な被害をこうむる。
コイツが集団で現れると、眠りor凍結状態から抜け出せずベギラマ連発でそのままハメ殺される危険性すらある。
仲間モンスターも耐性が無くなっているため、普段は頼りになる【バトルレックス】や【ヘルクラッシャー】などの中型モンスターもハメられてしまうことが多い。
上手く息攻撃をかわしても俊敏な動きで動き回るためなかなか捉えられなかったり、飛び蹴り攻撃をくらったりする。
主人公たちとほぼ変わらない大きさでありながら、怯み耐性はそこらの中型モンスターに匹敵するので攻撃の阻止まで難しいと来ている。
【キラーパンサー】と並び、設定ミスが疑われるほどの強敵。
対処法としてはセクシービームやラリホーで動きを止めるか、息が届かない遠距離から攻撃するとよいだろう。
ヤンガスのタックル攻撃なら確実に怯ませられるので、時間はかかるが一方的にハメ殺すこともできる。
アシストの【ガーゴイル】などにマホトーンを掛けて貰うのも有効。
仲間にもすることができ、使い切りのアシストタイプの仲間としてメラミを連発して攻撃する。威力的に【ミニデーモン】の上位互換だが、外しやすいので威力はどっちもどっち。
【魔扉の番人】にも選ばれている。上記の行動に加え、瞬間移動まで使いこなすかなり厄介な相手。
近くの魔扉から強いモンスターが沸いたところを眠らされたり凍らされたりしたらたまったものではない。さっさと倒すべし。
ヒーローズ2
イーリム雪原~霊峰レーゲン等の雪山地帯に出現する。
流石に前作のとんでもないウザさが考慮されたのか、氷の息の頻度は明らかに低くなり、挑発行動をとったりすることが多くなった。
この時に攻撃すると確実に怯ませることができる。これは上位種も同様。
また普通の攻撃でも簡単に怯むため、普通の雑魚モンスターに成り下がってしまった。
新たな技として氷結キック(攻撃しながら相手を凍らせる)を会得したが、そんなことをさせるまでもなく倒せるので結局意味なし。
モンスターコインはヘンシンタイプ。
使える技は「ひっかき」「ヒャダルコ」「あくまのツメ」の三種類。
ひっかきは威力こそ低いが連発によるコンボに優れ、ヒャダルコは相手の動きを止められる。
あくまのツメは非常に威力の高い攻撃。
3種の技それぞれがとても扱いやすく、ヘンシン後の移動もなかなか早いので、かなり使いやすい。
【アリーナ】&【クリフト】編では【カンダタ】のしたっぱ子分として登場。
正直【バズズ】を子分にしてなくてよかった。
バトルロードシリーズ
第五章で敵として登場し、第六章で使用可能となった。バトルロード1における最後のモンスターとなった。
ステータスはHP:667 ちから:80 かしこさ:82 みのまもり:45 すばやさ:106。
ちからとすばやさが高く、先制攻撃できる確率が高い。会心が出ればしめたもの。
称号効果を二つ持つため、魔物使い・モンスターマスターで大幅な能力アップが見込めるのも魅力。
まものならしにも耐性がある為、モンマスへの転職試練で使うのも良い。
技は「ろうがのツメ」と「しゃくねつのさけび」。
前者は素早く相手に駆け寄り、両手のツメで切り刻む。
ボタンを押すタイミングが少々難しいが、会心が非常に出やすい打撃技。
後者は燃え盛る炎を吐き、敵全体を焼き尽くすブレス技。
基本的にはろうがのツメの会心狙いで攻め、灼熱に弱い相手がいればしゃくねつのさけびを使うといいだろう。
バトルロード2では、【バトルマスター】、【勇者】と組むとろうがのツメが「しっこくのツメ」に変化。
これは暗黒の気を纏ったツメで相手を切り刻む技で、ろうがのツメよりも威力が高くマヒの追加効果を持つが、暗黒属性が付いたためボス戦ではやや使い難くなっている。
なお、弱点がやや多く状態異常にも弱い点には注意。
バトルスキャナー
第9章で登場したモンスター。レアリティは普通のレアで、Mサイズ。
基本ステータスはHP:640、ちから:646、すばやさ:165、かしこさ:364、みのまもり:447。
技はひっかく→ベギラマ→デビルクローの順で変化していく。
最高に相性がいい性格は【ねっけつかん】。
デビルロードと比べると全体的にステータスが劣るが、最後の技が単体技なところで差別化できている。
向こうは全体に対して超強力なしゃくねつを持つが、こちらは高い力を生かせる物理攻撃なので一長一短。
どちらにせよ、Mサイズでは非常に強力。
スキャンバトラーズ
第1章から登場。星4つのギガレアに昇格した。
ステータスもHP:1011、ちから:748、すばやさ:167、かしこさ:556、みのまもり:565とかなり高くなっている。
技はひっかく、こおりのツメ、デビルクローの順に変化していく。
DQMSL
討伐モンスターの【悪魔系】Aランク。【転生】させると【デビルロード】になる。
序盤のチュートリアルクエスト「導きの祭壇」や、特別クエスト「魔物達の楽園」で入手可能。
特性は【じどうMPかいふく】のみ。リーダー特性は「全系統の呪文ダメージ+8%」。
習得特技は【ライデイン】と【あまいいき】。
導きの祭壇で手に入る他の2体と比較すると、呪文パーティ向き。
リセマラで【ゾーマ】や【ラプソーン】等を持っているなら、選択肢として考慮して良いかもしれない。
ビルダーズ2
【ムーンブルク島】と【チャポチャポ島】に出現する。
ムーンブルク島では【獣魔兵団】に所属、また【アトラス】の参謀の【あくましんかん】の力で裏切り者もこれに変貌する。
野生の個体は【ムーンペタ】や氷の塔周辺に出現する。ヒーローズシリーズ同様【ヒャド】と【あまいいき】で動きを封じてくる厄介な相手(ちなみに本作の開発もオメガフォースが担当)。
炎に弱いため【ほのおのつるぎ】があると楽。落とすアイテムは【毛皮】か【油】×2。
チャポチャポ島では強敵種として登場。
こちらはヒャドの代わりに【ベギラマ】を使用してくる。また、引っ掻き攻撃は2段ヒットするので打撃も侮れない。
【ギラタイル】を活用すれば簡単に倒せるので試してみよう。寒さに強そうなわりに【ヒャドトラップ】も普通に効く。
倒すと【けがわのコート】のレシピを思い付く他、【千年氷の結晶】×2か【竜王軍のはた】を落とす。
竜王軍のはたはここでしか手に入らないので、【竜王の間】を作る為には何度も倒す必要が出てくるだろう。
ライバルズ
スタンダードパックにて実装。共通のレア。
4/3/3
ねらい撃ち
2回攻撃
あくま系
2つの能力を持つが4/3/3なので普通に出しても大体すぐにやられてしまう。
こう書くとパッと見大したことないように見えるが、コストの絶妙さ(4コストは【マーニャ】で0にできる)、狙い撃ち+2回攻撃で確実にリーダーを2回殴れる点を買われ、こいつに【皇帝のタロット】で速攻を付加、さらに攻撃バフを大量に追加して1ターンで相手を強襲して叩き殺すOTK(ワンターンキル)占いデッキが生まれた(通称:シルバーデビルOTK)。
ウォーク
メインストーリー6章9話のボスとして登場。7章9話でもボスのお供に現れ、7章3話~8章4話などであまり見かけないザコとして出現する。
ライデイン、ツインクロー、甘い息を使い、ボスはイオラも唱える。
こころの色は緑でコストは87。スキルHP回復量アップだけでなく全てのグレードで即死耐性+15%と眠り耐性+7%を持つ。
2023年10月20日からは金曜15時からの48時間限定の「覚醒千里行」がスタート。
出現モンスターを倒して宝珠のかけらを入手し、2000個集めることで宝珠1個に交換できる。
これを4回分繰り返し、目的地到達報酬の1個と合わせた計5個を使用することでグレードSのこころを覚醒させることができる。
なお、こころのコスト合計が全員500以下でないと宝珠のかけらを入手できないなどの制限がある。
斬撃ダメージが敵味方問わず1.5倍に威力上昇。こいつとキラージャック以外はヒャド系がおおむね有効。
闇竜のキバやフロストスティンガーといったヒャド系の斬撃を扱える武器が重要。もしあればコキュートスをぶっ放すのも手。
めったに枠で【ギュメイ将軍】が出現するが、攻撃が強力すぎるので制限下ではこころ集めどころか倒すのもきつい。
これ以外も斬撃強化のせいで攻撃が激しく、ブラッドソードの使うラリホーも厄介。
総じて素早さが高い(だいたい1000以上は欲しい)ほうが良いことや、短剣が得意武器のニンジャを多く編成するのが有効。
覚醒するとコストは141にアップ。
HPや回復魔力がコスト相応に上昇。眠り耐性の強化とHP30%以下のスキルHP回復効果の上昇が加わり、
新たに【ラリホーマ】を覚える。こちらがラリホーマを覚えるのはこれが初。
仲間モンスターとしても登場している。
こうげき魔力がトップクラス、すばやさも高い速攻魔法使いタイプ。呪文版【キラーパンサー】に近い。
初期とくぎでは【イオマータ】を除き特に強力な呪文は覚えないものの、弱化や強化など余計な特技を覚えないのがミソ。
生きている限りは、高い素早さから先制で淡々と攻撃を続けてくれる。【ギガデイン】や【イオナズン】と相性が良い。
反面耐久力は最低クラスで敵に狙われるとほぼ1~2パンで落とされてしまう。
やられるの覚悟で鉄砲玉にするか、みがわり持ちやザオラル持ちと組ませるのが良いだろう。
タクト
悪魔系のAランク、まほうタイプで登場。
レギュラーSPスカウト等で仲間にすることが可能。
リーダー特性「デイン属性威力を5%上げる」
使用とくぎは【デイン】/【イオラ】/【ライデイン】
覚醒スキル 10Pで「まれにインテ」を習得できる。
才能開花で才能開花とくぎ「カース・イオナズン」
才能開花特性「イオ属性とくぎのコツ」/「ごくまれにやまびこ」等を習得できる。
ドラけし!
ロンダルキアへの洞窟後半の隠しステージに登場。
星3の青属性で、スキルは横長の長方形範囲を呪文攻撃する「ベギラマ」。
ダイの大冒険
【破邪の洞窟】に系統モンスターが出現している。破邪の洞窟の元ネタが不思議のダンジョンと思われることから、トルネコ1に登場しているシルバーデビルだと考えるべきだろう。
アニメでは明確にシルバーデビルとして描かれている。
【ダイ好きTV】#66において、担当した声優の田中健太は「(実在の動物がモチーフのモンスターを演じることが多いので)面白い鳴き声のボルネオテナガザルを参考にして収録に挑んだら、スタッフから『シルバーデビル強いんでもっと強そうにやってください』と却下された」裏話を披露している。
アベル伝説
【ジキド】率いる【バラモス】親衛隊の隊長。
デザインのアレンジは少ないが革鎧と剣で武装している。声は塩屋浩三。
【ギガンテス】と【ライノソルジャー】、さらに無数の【ドラゴンフライ】を引き連れている。
【闇のバザール】で【モコモコ】を人質に取り【アベル】から真実の湖の在り処を聞き出した。
最終的には【はやぶさのけん】を得た【デイジィ】に敗れた。
トルネコ一家の冒険記
【ガーゴイル】や【ギガンテス】を率いる、トルネコ一家妨害チームのリーダー的存在。
かつて、スライムくんの村を襲い、彼の父親を殺した張本人。
初登場時は圧倒的な強さと存在感を示したが、一家が手に入れた【デビルキラー】という弱点武器により失態を晒し、その威厳も地に落ちてしまった。
実は妻子持ちであり、妻には全く頭が上がらない。
敗北後、大魔王によってモンスター軍団から破門されてしまうが、トルネコ達が自分の娘を救ったことを知り、妻の指示で【ガーゴイル】、【ギガンテス】ともども彼らの味方となる。
ちなみに、彼らがスライムくんの村を襲った理由は不明。また、スライムくんの父親も、実は生きていたことがあとで判明した。