Top > 【大魔王六軍団】


【大魔王六軍団】

Last-modified: 2019-07-13 (土) 03:17:23




概要 Edit

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】において、魔王軍に所属するモンスターたちをその性質によって6つの軍団に振り分けたもの。
大魔王【バーン】の地上制圧の命を受け、「魔軍指令」となった【ハドラー】の下に6つの軍団が組織されている。
これはバーンの力の源である「邪悪の六芒星」を象徴している。
 
六芒星は後に登場する地上を吹き飛ばす【ピラァ・オブ・バーン】の配置である六芒星の暗喩であり伏線。
【黒の核晶】自体は後付け設定であるが上手いこと考えられているものである。
また、【小説ドラゴンクエスト】に登場する「竜王六魔将」もヒントになっていると思われる。
他にも、厳密に元ネタと言及されているわけではないが、後々にDQ11で登場した【六軍王】に少なからずの影響を与えているという見方もある。
 
以下、その6軍団を6大団長の登場順に説明する。
構成員については、単行本2巻の一覧図を参照にしている。
【アークデーモン】【ガーゴイル】等は魔軍司令直属の親衛隊として、いずれの軍団にも所属しない模様。

百獣魔団 Edit

配下の構成は、魔獣や獣人が中心でDQMシリーズでいう【獣系】に近いが、【スライム系】【鳥系】【虫系】【植物系】など他の軍団には当てはまらなかったモンスターもこの軍団に属するようだ。
他の軍団よりもレパートリーが多くバラエティーに富んでいる。概ね地上動物をモチーフにしたモンスターで構成されており、DQにおけるモンスターには元々そうした面々が多いため、よりどりみどりであるのは道理。
 
ハドラーより【ロモス】城の攻略を任され、この城の近くにある【魔の森】の中に本拠地を置いていた。
この森に迷い込んだダイ一行と【ライオンヘッド】が戦っているときにクロコダインが気づき、ダイと最初に戦う軍団長となった。
クロコダインはその後、【リカント】【マッドオックス】【フロッガー】など大勢の配下とともにロモス城に攻め入る。
 
余談だがこの系統のモンスターをメインの敵として相手にするのは意外にもこのロモス編が唯一といっていいほどで、
その後は、魔法使い系などの人型ではあるが明確な人間には見えない種族や、アンデッド、ばくだん岩、フレイム、さまようよろいなどの非生物系が占めていくようになる。
かわいい外見の魔物でも容赦なくぶったぎっていったロト紋とは対照的である。

妖魔士団 Edit

【まじゅつし】【サタンパピー】【バルログ】など、本編でも呪文攻撃を得意とする魔物たちが配下となっている。
意外なことにマドハンドも含まれるようだ。
また、ザボエラの息子で「妖魔学士」の肩書きを持つ【ザムザ】や「幻夢魔道」の肩書きを持つ【ベルドーサ】(映画版)もこの軍団の所属である。
その他、あたかもTVモニターのように他の場所の状況を映し出す悪魔の目玉も妖魔士団の一員である。

不死騎団 Edit

アンデッドで構成された軍団。【パプニカ】地方の攻略を担当し、かつてハドラーが根城にしていた【地底魔城】が本拠地。【がいこつ】【がいこつけんし】【ミイラおとこ】など、DQMシリーズでいう【ゾンビ系】に近い配下がいる。
【ニフラム】に弱そうなので【賢者】が複数いるパプニカは相性が悪そうだが、作中にニフラムは登場しないおかげで攻略は成功している。
 
ヒュンケルはミストバーンから「ガイコツどもを操るための技」として暗黒闘気を操る技を教えられ、またバーンも不死騎団の統率には「生命ある人間が最適」と語っており、これらがヒュンケルが不死騎団長になった理由だと思われる。
 
固有名をもつキャラとしてヒュンケルの側近の【モルグ】(外見は【くさったしたい】)がいる。
なお、ヒュンケルの育ての父である【バルトス】地獄の騎士であった。

氷炎魔団 Edit

DQMシリーズにおける【物質系】に近い構成である。
作中ではフレイム、ブリザード、爆弾岩が登場して存在感を示したが、なぜか単行本2巻で紹介されていた溶岩魔人と氷河魔人は1度も出てこなかった。
軍団長のフレイザードと見た目が若干被るからだろうか。
実際、地面から登場してマァムの足を掴んだときのフレイザードは溶岩魔人そのものだったし。
 
北方の国【オーザム】を壊滅させ、ダイ抹殺に失敗したヒュンケルに代わり、自らパプニカ地方の攻略を名乗り出る。

魔影軍団 Edit

作中では、ミストバーンの分身である【シャドー】のほか、さまようヨロイ、【ガスト】などが登場している。
DQMシリーズにおけるゾンビ系・物質系の混成軍団といった趣か。名称どおり、実体がないモンスターが多い。
上記以外に、オリジナルモンスターの【デッド・アーマー】もここに所属する。
影の騎士とは、連載時期から考えてDQ1の影の騎士だろうが、本作では骸骨系ではなく「影」の方が重視されてこっちに所属する模様。(結局、作中には一度も出てこなかったが)
 
カール王国に派遣されるが、騎士団の活躍に阻まれ攻略できなかった。
後に超竜軍団と交代して妖魔士団とともにバルジ島の戦いに赴き、氷の半身を失ったフレイザードに鎧を与えはしたが、ミストバーン自身はほとんど戦っていない。
彼ら魔影軍団が最も戦ったのは王国サミットを【鬼岩城】で襲撃した時だろう。
さまよう鎧達は斬ってもグロくならない性質が作風にピッタリとしてザコ代表としてかなり出番がある。

超竜軍団 Edit

戦力は6軍団中で随一だという。
城塞王国と名高い【リンガイア】を僅か一週間で滅ぼし、その後カール王国もたった五日で滅亡させた。
【ベンガーナ】に突如として現れた【ヒドラ】のほか、DQMシリーズでいう【ドラゴン系】が配下にいる。
またバランはこの軍団とは別に、魔王軍の軍団長に匹敵する力を持つといわれる空戦騎ガルダンディー海戦騎ボラホーン陸戦騎ラーハルトという3人の部下【竜騎衆】を持つ。また彼らの騎乗する竜として【ガメゴンロード】やスカイドラゴンが登場している。

総評 Edit

互いに競い合うことを称賛するバーンの方針やハドラーの「ダイとバランを会わせてはならない」という個人的思惑もあり、連携プレイを取ることには慣れていない。
ヒュンケルが願い出たことをバーンが許した形ではあるが、ハドラーは全軍を集結させて勇者ダイを叩くつもりだったにも関わらずバーンがヒュンケルに直接命令を与え、彼が単独でダイ抹殺に乗り出してしまったという経緯もある。
バルジ島では分散したダイ達を叩くという形で超竜軍団を除く全軍で戦ったがクロコダインとヒュンケルの裏切りにより失敗している。
またバーンが選出したミストバーン、ヒュンケル、バランがいずれもハドラーにとっては扱いづらい人材であったといえる。
度重なる失敗はバーンの不興を買い、映画版ではハドラーの影武者である【ガルヴァス】が反旗を翻すこととなった。
魔王軍六大団長は最強のメンバーだったがダイ達に勝つことが叶わなかったことをハドラーは後に「指揮官であるオレの心に野望と保身以外の感情がなかったから」と述懐している。
強大な敵軍でも、内部が一枚岩でなかったら勝つことは難しい、という事を逆説的に伝えている点で原作のDQシリーズへのリスペクト(強大な魔王の軍は手を変え品を変え人間界を脅かすも、わずかな人間に敗北している)も含まれているのだろう。
 
【キルバーン】の表向きの仕事は軍団長を始末する事だった。
実際にバランの始末に出向いており、内部粛清も存在する。
 
ちなみに作者はキャラクター分けとして、
良い奴・格好良いグループとしてクロコダイン、ヒュンケル、バラン。
悪い奴・謎な奴グループとしてミストバーン、ザボエラ、フレイザード。
この様に分けて設定したらしく、前者は主人公の味方になり、後者は最後まで敵のままだった。