【ブックマーク】

概要

元々は本に挟む「しおり（bookmark）」のことで、インターネットではよく閲覧するページにすぐに飛べるように、そのページをブラウザに登録すること。お気に入り登録ともいう。
　
DQではこの意味からさらに派生して、

• 先々の展開を見越して行動範囲の町などに一度訪れて【ルーラ】の行き先に登録だけしておくこと
• ルーラ（もしくは【キメラのつばさ】等）の飛び先を任意に選択できない作品において、次の展開に便利な場所に飛び先を固定しておくこと
• 【デスルーラ】の帰還地点として特定の場所を登録すること

を、ブックマークと呼ぶ場合がある。略して「ブクマ」。
　
なお、シナリオ攻略上の都合で町を訪れて結果的にルーラ登録されるような場合は、ブックマークと呼ばれることはほぼない。
というのも、RPGをプレイしていて新しい町や村を見つけた場合、とりあえず中に入って話を聞いたり店で買い物をしたりするのが普通であり、ルーラ登録そのものが目的ではないため。
しかし無駄を極限まで省く【TAS】やRTAにおいては、用が無いとわかっている町や村は最初から入らずにスルーすることが多く、逆に今は無くても後々用があることがわかっており、ルーラで来れば短縮になる場合、とりあえず入るだけ入っておいて「ルーラ」の行き先に登録する（そして何もせずにすぐ出る）、ということがよく行われる。
その様がまるで冒頭で書いたウェブブラウザのブックマークのようだったことから、こう呼ばれるようになった。
他のRPGでも、ルーラと同様の移動手段がある場合、このように呼ばれる。
　
また、ドラクエでは【全滅】時は基本的に最後にセーブしたところに戻されるため、上述の通り、後々デスルーラで戻ってくるためにセーブする（セーブ自体は目的ではない）ことも、「ブックマーク」と呼ばれる。
こちらもRTAやTASでよく行われる行為だろう。
　
ちなみにデスルーラとは違い、ブックマークは海外でもそのままで通じる。
海外のRTAやTAS動画を見ると、解説に「bookmark」の文字が出ることがある。